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おひとり様女子のエッセイ

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US出張 コロナ禍の国際学会 / 展示会に参加 (2022年11月)in オーランド、フロリダ USA

 

コロナ禍の国際学会参加

 

2022年11月。

 

US代理店営業と共に、ミネソタからフロリダ州に飛び、米国腎臓病学会 (ASN 2022) に参加しました。

 

コロナ禍にて10月まで、海外出張に行けるかどうか、微妙なところでしたが、日本政府が水際規制を緩和し、72時間前PCR検査が不要になったため、渡航を決めました。

 

いつもは、1年ぐらい前に学会展示の予定を決め、段取りし、時期になったらブース設営にて渡米し、すべての学会展示段取りは、現地代理店にお任せしていたのですが、今回は、学会展示という訳にはいかず、学会参加登録にて参加しました。

 

学会参加登録のハードル

 

この度、はじめて、Attendee(参加者)という枠組みにて、参加登録申し込みをしたわけなのですが、思いのほか、いろいろ大変でした。

 

何が大変って、わたしが研究者でもなく、医師でもなく、PhDなど大学院生でもなく、参加申し込みにあたって、CME credit purposeで "Update your Designation"という必須登録項目があり、完全スタック・・・↓下記です。

 

 

そもそも、CME creditって何?というとこからなのですが、、、どうやら、Continuing Medical Educationの略で、医師など医療従事者が生涯教育を受け続ける、直訳すると生涯医学教育クレジットらしいです。

 

そこで、困ってしまったのが、わたしの立ち位置。。。

 

基本、医療従事者ではないし、研究者でもないので、困りました。

 

一応、MBAという選択肢があったので、そのMBAの意味が、Master of BusinessAdministration(経営学修士)で合っているのならば、これでいいや(いや、これしかない)と、✔を入れ参加登録しました。(一応、MBAホルダーなので)

 

考えてみれば、医学系の国際学会というのは、その道の専門家が集まる会であるため、医療従事者やその道の専門家でなければ、普通は参加しないでしょうし、そのような方々をお客様としている企業勤務者は、通常は学会展示者として参加するわけで、

 

今回のように、学者でも研究者でもないわたしが、学会展示をせずに学会参加というのも無理があるのでしょうね。。。。

 

めちゃくちゃ高い参加費

 

また、参加費用は、その道の学生なら無料、ASNメンバーならメンバー割引など、金額もいろいろありまして、わたしの場合は、「学生でーす」と、嘘をつくわけにもいかないので、Full-Paymentの一番高いオプションで申し込みをしました。

 

参加費用は、1,025 USD (in person and virtualどちらも参加できる)

 

円安の影響にて、1,025 USD x 152 円(出発時の羽田空港の換算レート) = 155,800円!

 

めちゃくちゃ高い!!!

 

参加できるのは、実質2.5日なので、とにかく、その費用に見合う価値ある情報収集をせねばと、大きなプレッシャーを胸に参加しました。

 

学会参加の事前登録

 

コロナ禍において、国際学会参加の手続きもDXが進んでおり、すべて事前にデジタル認証が与えられ、デジタル認証を会場で提示することで、バーコードを読み込み、入場バッジが印刷されるという流れでした。

 

 

 

ワクチン証明書事前承認

 

事前に、ワクチン証明書を指定のAPPから学会主催者に提出し、下記のような承認をもらわないと、学会参加ができないというシステムでした。

 

 

事前登録して、ワクチン証明書を提出し、2日後には上記のVerifiedという連絡が来ました。

 

スマホに落して、当日係員に掲示し、入場バッジがもらえるという仕組みです。

 

この手続きをしていかず、当日長蛇の列に並んでも、入場できないという人が続出してました。

 

DXが進んでても大混乱!

 

 

学会スタート日の前日、ミネアポリスからオーランドに23時頃到着し、ホテルチェックイン24時、就寝は25時とハードなスケジュールでして、8時半ホテルロビー集合で、シャトルバスに乗り、いざ学会会場に到着してみると、恐ろしく長蛇の列!!!

 

学会会場に入場するには、事前登録証を見せ、(首からかける)入場バッジを入手しなければならず、その列が、とてつもなく長~~~~~~~いのです凹💦

 

列に並ぼうと歩いても、歩いても、その最後尾は全く見えず・・・。

 

おそらく100m以上(300mぐらい?)あったと思います。

 

途中で最後尾を見つけるのを諦め、近場のソファーで、ひとまずメールチェックなど仕事をし時間つぶし。

 

1時間が経過したころ、US代理店営業の連れが、「そろそろ並んでみるね、ここで待ってて」とのことで、彼女が並んでいる間、わたしはソファーで仕事をサクサクすすめ、途中で、並ぶの交代などしながら、時間を使いました。

 

結局、2時間弱も入場バッジをゲットするのに時間を取られ、予定していたポスターセッションなどは行けずという状態でした。

 

ソファーで仕事をしている間、いろんな国々から来られた先生方が、「アンビリーバボ―!わたし、10時からポスターセッションなんだけどー!、これじゃ入れないわ!!怒」

 

そう、ポスターセッションを10時から予定していた先生方も、わたしたち同様に、入場バッジをゲットするために、この長蛇の列に並ばなければならず、絶対に間に合わないという状態に。。。

 

途中、学会係員が、「ポスター発表ある方!いませんか~?先に通します!」という叫び声が聞こえ、「わたしよ、わたし!!!!」と叫びながら去っていきました。

 

こんな感じで、まぁ、大混乱、大混雑、ごった返してました。

 

学会展示よりも効率が良い学会参加

 



この度、はじめて、学会展示ではなく、学会参加という形で、国際学会に参加しましたが、思いのほか、時間効率が良く、また、費用対効果が高いということがわかりました。

 

小さいスペースの展示者は、巨大な学会会場の中で、一番端っこで、ほとんど人がこないような場所だったりします。

 

学会展示となると、一番小さなスペースでさえ、5,000USD (約70万)です。

 

米国の国際学会の場合、展示ブースのスキームパッケージなどはなく、床スペースだけで、あとは自前で準備し、追加で電気代や、家具などを注文したりします。

 

代理店があるミネアポリスから、オーランドまで展示ブースセットを送るとなると、輸送費だけで、少なくとも2,500USD (約35万円)かかり、なんだかんだ入れと、8,000 USD ~ 10,000 USD(約110~140万円)ほどかかります。

 

それに加え、事前に設営のため前後に1泊ずつ(合計2泊)必要になりますし、また、ブースを設営するということは、ブースの装飾(ポスターなど)も考えないといけないし、何より、会期中、誰かしらブースに待機してないければなりません。

 

一番のコストは時間。

 

ひとっこ一人こない時間帯も多く、ほとんどの小さなブースの人たちは、スマホを見ながら、他の仕事していたり、遊んでたりします。

 

要するに、暇であり、ムダです。

 

そう考えると、参加費1,025 USDというのは、参加費としては決して安くはない費用ですが、2.5日間、朝から晩までポスターセッションや、展示ブース、そしてセッションに足を運ぶことができ、たくさんの先生方と話ができ、情報収集ができます。

 

また、会期中、先生方はとにかく忙しく、特定の時間にアポイントを取るのは至難の業です。

 

よって、今回は、コロンビア大学や、インディアナ大学などの研究者と、彼らの都合が良さそうな時間帯に、What'sAPPなどで連絡をもらい、「じゃぁ、今から会いましょう」と、学会会場内のカフェなどでサクッと会って、商談できました。

 

展示者として参加するのではなく、学会参加者(先生方と同じ形式)で参加することは、フットワークの軽さ、そして、商談時間などの柔軟性が一番のメリットでした。

 

学会展示において、プレゼンスを高められる、新しい潜在顧客との出会いなど、メリットもありますが、わたしの会社は大手製薬のようにはいかず、人もいないし、お金もないので、参加型が一番良いかもと、今になって感じてます。

 

よって、来年の学会においける営業マーケティング戦略としては、学会展示ではなく、学会参加型で、投資するなら、広告や先生方のセッションへのスポンサーなどが良いと思っています。

 

コストも抑えられて、たくさんの人とも話せる参加型。

 

新たな学びがありました。

 

一日中歩き回って(走り回って)、たくさん、話をして、情報を吸収できたことは、有意義な時間でもあり、また、疲労困憊でもありました💦

 

フロリダっぽいもの一切見れず・・・

 

 

今回は、深夜にオーランド到着、朝から晩まで学会参加で、帰りの飛行機が時間変更で急遽前倒しでミネアポリスに帰ることになり、フロリダらしきものは、一切何も見ることなく、感じることもなく、帰ってみました^^;

 

いつもなら、学会展示であれば、設営のために1日早めに入るため、少々遊ぶ時間もあるのですが、今回は一切なく、強行スケジュールでした。

 

唯一、仕事が終わった後に、US代理店営業の連れと共に、宿泊先のホテルのバーで1杯飲みながら、おつまみつまんで、おしゃべりするというひと時を楽しみました。

 

US代理店営業の連れは、代理店の中でも一番親しく、ビジネスを離れても友達という域に入ってきているので、リラックスしながら、なんだかんだと、おしゃべりできたのは、特別なひと時でした。

 

いつか、オーランドに戻ってきた際には、フロリダらしきところ、感じてみたい。

 

それでは、みなさま、have a nice day!

 

by ちびまる

 

マスクをする?or しない? コロナ禍のUS出張では、臨機応変な対応が必要。

画像:photoACMONAKA4491さん

 

コロナ禍のUS出張

 

3年ぶり&コロナ禍のUS出張。

 

大変なのは、日本出国と入国だけでした。

 

USにおいては、国内線は、ほぼなんの制限もないし、国際線も、チェックイン手続きの際に、さらーっとワクチン証明書を眺めるだけで、ほぼNoチェック。

 

ミネアポリスから帰国の際に、チェックイン手続きをお手伝いしてくれたユナイテッドのグランドアテンダントのおばちゃんたちは、「ホリデーどこ行くの?」「メキシコよ」「あらいいわねぇ~、わたしも連れてって欲しいわぁ」と、彼女たちのプライベートのおしゃべりばっかりで、わたしのことなんてお構いなし。

 

USにおいて、地域にもよるかもしれませんが、今回立ち寄った、ミネアポリス、シカゴ、オーランドにおいては、ほとんどの人がマスクしておらず、普通におしゃべりしたり、咳したり、くしゃみしたりと、コロナ前と変わらぬ風景でした。

 

マスクしづらい雰囲気

 

この度、ミネアポリスの田舎町で長い時間過ごしましたが、「COVIDにかかるわけには絶対いかないから、マスクしててもいいかしら?」というと、

 

「マスクの効果もワクチンの効果も信じてない人が多いよ、あなた次第だけど、マスクしてても良いけど、笑われちゃうかもよー」と。

 

「マスクすることを否定はしないけど、そういう雰囲気よ」と。

 

実際に、現地でカフェなど入ってみると、100%NOマスク。

 

自分以外の100%の人がマスクをしていないとなると、マスクを着用するというのは、なかなかの意志の固さが必要です。

 

自分なりのルールを決める

 

USにおいて、マスクの着用については、自分なりのルールを決めました。

 

身近な人のみ一緒の場合

 

まず、取引先で常に一緒にいる人たちで、大概「まぁ、この人たち、大丈夫だろう、コロナに感染してないであろう」と感覚的に判断できる人たちとのみ一緒の場合は、マスクをせずに同じ空間を過ごしました。

 

おしゃべり、そして飲食など。

 

屋外で人が少ない場合

 

また、田舎の屋外で、ほとんど人がいないようなところの場合は、NOマスクでOKとしました。

 

場所に限らず人が多い場合

 

屋内、屋外関わらず、わいわい、がやがやと、不特定多数の人たちが周囲にたくさんいる場合は、周りにマスクしている人が多かろうと少なかろうと、いずれにしても、「自分はマスクする」という固い意志を持って、マスクをしました。

 

特に、空港、機内、学会会場などにおいては、諸外国から、たくさん人が集まるので、コロナ感染のリスクは高いと思いました。

 

なので、相手がマスクしてなくても、わたしはマスクをしたまま話をしました。

 

自分の身は自分で守る

 

「自分の身は自分で守る」

 

最後は、これです。

 

自分に責任持てるのは自分だけなので、柔軟に対応しつつも、ここはという場所や時には、周囲に構わず、自分の意思を尊重するようにします。

 

日本においては、集団主義がバックボーンにあるため、なかなか難しい局面はあるものの、USなど個人主義が強く、また多様性に富む国においては、自分の意思を強く持ち、自分が快適と思う選択をすることは、それほど難しいことではありません。

 

Up to you (あなた次第)

 

とよく言われることが多いですが、これは、「自由」を象徴する言葉のように思います。

 

わたしは、どちらかというと、集団主義的思考よりも、個人主義的思考の方が強めなので、欧米諸国のほうが、生きやすいというか、居心地の良さを感じる時があります。

 

ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、自由な意志のもと生きることと、他人に迷惑をかけるわがままに生きるのは、ちょっと違うということ。

 

あくまでも、周囲の人たちに迷惑をかけずに、自己主張し、自分自身の軸を持つということ。

 

その感じ方の度合いは、人によって異なるかもしれませんが、わたしは、長年のオーストラリア生活で、このことを学びました。

 

来年は、もっと海外出張が増え、2019年以前の活動に戻ることと思います。

 

体力勝負ですが、コロナに気をつけ、頑張ってお仕事したいと思います♪

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる

 

ANAスーパーフライヤーズゴールドカードの恩恵を受ける(ラウンジ利用はとても便利)

 

ANAスーパーフライヤーズの恩恵

 

2019年に取得したANAスーパーフライヤーズゴールドカード。

 

ANAのスーパーフライヤーズのゴールドカードを取得権は、それなりに長距離フライトにてANAを利用しないと到達できないですが、わたしの場合、2019年までの3年間、ほぼ毎月のように西へ東へ、欧州、北米、アジアと出張で飛びまくっていたので、その名の通り、ある意味、スーパーフライヤーでした。

 

スーパーフライヤーズカードを取得すると、それなりに、いろいろ恩恵を受けられます。

 

以前は、無料のアップグレード権利などありましたが、残念ながら2020年頃になくなりました。

 

わたしにとって、今一番重宝している恩恵としては、ラウンジの利用権です。

 

ANAは、スターアライアンスのメンバーなので、ANAのラウンジに限らず、各国のスターアライアンスの航空会社のラウンジを使用できます。

 

スターアライアンスメンバー航空会社

 

エーゲ航空、エアカナダ、中国国際航空、エアインディア、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、深圳航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ターキッシュ エアラインズ、ユナイテッド航空

 

この中で、使う頻度が高そうなのは、もちろんANAですが、それ以外に、

 

〇ブリュッセル航空

〇ルフトハンザドイツ航空

〇スカンジナビア航空

〇シンガポール航空

〇TAPポルトガル航空

〇ユナイテッド航空

 

でしょうか。

 

この度、US出張にてユナイテッド航空のラウンジも利用しました。

 

ラウンジ利用の便利さ

 

この度、US出張時にラウンジ利用の便利さと快適さを痛感しました。

 

海外出張の際には、空港の混み具合や、予期せぬトラブルなどを見込み、2時間以上前に到着し、余裕をもって搭乗に備えるのですが、問題なくスムーズに出国できてしまうと、時間を持て余してしまいます。

 

仕事でいくので、もちろんメールチェックや報告書作成など、やるべきことは山ほどあり、空港での待ち時間でこれらの仕事をこなせると、時間効率がとても良いです。

 

しかしながら、ラウンジが利用できない場合、どこかのカフェなど飲食店に入り、電源コードとテーブルを確保しなければなりません。

 

これが意外と大変。

 

搭乗ゲートの待合いシートでは、なかなか仕事をするのは大変です。

 

よって、ラウンジが使えるのは、出張者にとっては、本当にありがたいです。

 

この度、日本出国に際に、朝便でしたので、ラウンジにて朝食を頂きました。

 

自宅を出たのが5:30前でしたので、朝ごはん食べるにはちょっと早いし、食べる時間があるなら寝ていたいというのも本音。

 

今までは、新幹線の中や空港到着後などに、コンビニやお店に入って朝ごはんを済ませていたいましたが、その必要もなく経費もゼロです。

 

羽田空港のANAのラウンジは、午前中だったせいか、ものすごく混んでいましたが、座れないというほどでもなく、バイキングで朝ごはんを頂き、電源確保し、搭乗までメールチェックすることができました。

 

ユナイテッド航空ラウンジの利用

 

こちら↑シカゴオヘア国際空港のユナイテッド航空のラウンジです。

 

ANA利用の北米(東海岸方面)行きは、だいたいシカゴ経由です。

 

これまで何度シカゴオヘア空港でトランジットしたことか。

 

今回は、ミネアポリスが最終地点でしたが、シカゴでのトランジットは、だいたい3~4時間トランジットの時間があります。

 

はじめて、ユナイテッドのラウンジを利用しましたが、とても空いてて、静かで、清潔で、居心地がよく、有意義な時間を過ごせました。

 

日本出発の際のANAラウンジ利用時は、まだ午前中だったこともあり、お酒は頂かず、コーヒーだけでしたが、シカゴでのトランジットはお昼過ぎでしたので、白ワインを1杯と昼食を頂きました。

 

好きな食べ物を好きな量だけ頂ける嬉しさ。

 

めずらしく新鮮なサラダバーがあり、お野菜もいただけて、また、白ワインも頂きながら、軽く仕事をできるという環境のありがたさ。

 

体の疲れ具合が全く違いますし、何より、余計なポケットマネーを使わずに済みます。

 

USに入り空港で1本水を買いましたが、4.4 USDでした。(約665円)

 

高過ぎる・・・

 

買ったボトルをキープし、ラウンジやホテルなどでリフィルしながら節約しました。

 

合計4回のラウンジ利用

 

行きは、羽田空港のANAラウンジと、シカゴオヘア空港のユナイテッド航空のラウンジを利用し、帰りは、ミネアポリスのセントポール空港と、シカゴオヘア空港のユナイテッド航空のラウンジを利用し、合計4回利用しました。

 

空港での待ち時間がまったく苦痛ではなくなりましたし、何より、体の疲れ度合いが全く異なるということを経験しました。

 

また、恐ろしい円安の影響や、お金の心配など一切必要なく、お腹がすけば軽食を頂けるし、喉が渇けばドリンクを頂け、コーヒーが飲みたくなれば、エスプレッソでも、カプチーノでも好きに飲めるというのは、とても、とてもありがたいです。

 

心のゆとりを感じます。

 

空港での待ち時間をメール対応や報告書作成の時間にしっかりあてられるので、時間的なプレッシャーも軽減されます。

 

コロナ禍のラウンジ利用

 

今回、はじめてコロナ禍の海外出張でしたが、USにおいて、空港でも、どこでも、ほとんどの人がマスクをしてません。

 

地域によっては、コロナは「ただの風邪」という扱いで、また、マスクやワクチンの効果を信じていない人たちも、一定数存在しますので、自分の身は自分で守らなければなりません。

 

空港は、さまざまな地域(外国)から一斉に人があつまり、トランジットする人たちでごった返していますし、みんな、お構いなしにおしゃべりし、咳も、くしゃみもします。

 

そんな中、わたしは、しっかりマスクし、身を守りしました。

 

今回、ラウンジを使用できたことで、人混みから隔離され、ある程度、安心して過ごせる場所に身を置けたことは大きかったです。

 

もちろん、ラウンジの中にも、多様な人種、外国からのトランジット客もたくさんいますが、絶対数(母数)が外に比べれば全然少ないので、その分、まだ安心です。

 

幸いコロナに感染することなく、無事に帰国することができました。

 

ANAスーパーフライヤーズゴールドカードを取得し、年間費を16,500円支払ってますが、今回の出張でラウンジ利用できたことにて、「支払う価値ある」と思いました。

 

ミネアポリスからオーランド(フロリダ)往復は、代理店営業と一緒で、ユナイテッドではなく、デルタ航空でしたのでラウンジ利用できませんでしたが、代理店の方はデルタ航空のメンバーでしたので、一緒にラウンジ利用させて頂きました。

 

彼ら曰く、デルタ航空の場合、年間メンバー費用を支払っても、ラウンジ使用の場合、39USD支払いが必要とのこと。

 

メンバーでない場合は、倍額の80USDぐらい支払いが必要らしく、今回は、わたしの分もデルタ航空メンバー料金で支払ってくれました。

 

39USD=約5,900円です。

 

結構高いですが、彼ら曰く「支払う価値ある」とのこと。

 

わたしひとりだったら、有料だったら絶対利用しませんが、Time is moneyの価値観を重んじる彼らにとっては、大した金額ではないのでしょう。

 

ありがたく、お言葉に甘えて利用さえて頂きました。

 

今回の出張を経験し、コロナ禍の出張段取りがだいたいわかったので、来年はもっと外に出て仕事をしようと思います。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる

 

コロナ禍の海外出張、ワクチン接種証明書でまさかのトラブル。市町村間の情報が連携されず。

画像:photoAC _natsu_さん

コロナ禍の海外出張

 

コロナ禍初の海外出張先はUS。

 

2019年11月までは、毎月どこかに海外出張し、それなりに旅慣れているわたしではありますが、3年程のブランクがあると、それなりに重い腰を上げるのが大変。

 

コロナBefore/Afterでは状況が大きく異なり、航空券はほぼ2倍(下手すりゃ2.5倍!)の価格だし、出発前の追加提出書類もいろいろあります。

 

〇ESTA(これは以前も同じ)

〇ワクチン接種証明書

〇CDCへ提出書類(2種類)など

 

書類不備があって搭乗できないなんてことになったら大変ですので、心配性のわたしは念には念を入れて確認したつもりでした。

 

がしかし!

 

落とし穴にはまりまして、出発前夜にトラブりました💦

 

ANA事前書類審査でトラブル

 

まず、何が問題だったかというと、、、

 

ANAのWebサイトで事前書類審査に1か月前から出していたにも関わらず、待てど暮らせど審査結果の連絡が来ず、確認完了の連絡が来たのは出発の前日でした。

 

メールで「確認が完了しました」と連絡を受け、オンラインチェックインの案内も来ていてオンラインチェックインができたので、まさか書類不備でトラブルになるとは夢にも思いませんでした。

 

メールでは「完了」とあったのですが、念のためANAサイトの「結果確認」で状況を確認したところ、なんと、当日チェックインカウンターで追加でワクチン証明書の提出を求めるメッセージが。

 

それも、出発前日にそんなメッセージを受け、完全にパニック状態!

 

わたしは4回目の摂取も済ませ、接種証明書アプリからダウンロードした証明書を提出したのに、なぜ1~3回目の接種証明書が必要なの???と。

 

慌ててANAマイレージクラブに電話し確認を取ったところ、「空港に電話して確認取ります。10分ぐらいで折り返します。」と言われ待つこと30分。

 

やっと電話がかかってきたかと思いきや、状況は変わらず、やはり当日空港で1回目から3回目のワクチン接種証明書の提出が必要で、搭乗できるかどうかはその確認次第と言われました。

 

はぁ~!?

 

正直、今回のANAの対応にはとても残念です。

 

1か月前に事前書類審査を申請し、連絡が来ないので2回ほど電話でも確認しましたが、「混みあっていて順次確認中で、出発の6時間前までには連絡入ります。」としか言われず、また、

 

「ワクチン証明書も送られていて、ESTAも取得されていればまず問題ありません」と電話で言われていたので、待つしかない状態でした。

 

ひたすら待ってやっと連絡が来たかと思えば、確認完了メールは間違えだったようで、書類不備の連絡はANAサイトで確認しなければ、ANAの重要なメッセージには辿りつかず、気がつけないという状況でした。

 

今回のANAマイレージクラブ電話対応した人は、何を聞いてもラチがあかず、結局何の解決にもならず、完全にホープレスな電話対応で、わたしは完全ピストオフ。

 

久しぶりに怒り心頭でした。

 

これでは事前書類審査の意味が全くないですし、出発前日の夜に、行政書類の提出が必要と言われても対応できないですし、4回目のワクチン接種証明書を取っているのになぜに1-3回目の接種証明書を取得する必要があるのかについても、納得のいく説明を頂けず。

 

ANAマイレージクラブの窓口担当もその理由を答えられず、どうしようもない状態でした。

 

コンビニに走る!(ワクチン証明書)

 

この時ほど、マイナンバーカードを持っていてよかったと思った時はありません。

 

まさか、直前になってこんなトラブルに見舞われるとは夢にも思わず、のんきにワインを飲み始めていたもんだから、車の運転もできないし、どーしよう・・・と思いましたが、

 

なんとか冷静を取り戻し、最寄りのコンビニまで夜な夜な歩いて行き、出発前日の夜にバタバタとコンビニで接種証明書を追加で取る羽目に。

 

どういうわけか、1~3回目のワクチン接種証明書は国内旅行用しか取得できず、4回目のワクチン接種証明書のみが海外旅行用のオプションがありました。

 

チョイスがないので、取り急ぎ国内旅行用の証明書を2部(1部自分の控え用)取得しまし当日を迎えることに。

 

当日、チェックインカウンターでの確認も長らく待たされた挙句、「責任者に確認してみないと搭乗が可能かどうかわかりません。」との回答で、完全にパニック💦

 

幸い、国内旅行用の証明書にも英語表記の記載があり、ANAの責任者の方が証明書を認めてくれたので、無事になんとか搭乗手続きを済ませることができました。

 

しかし、接種証明書アプリをスマホで見てみても、どういうわけか、4回目摂取の情報しかでてきません。

 

でも、わたしの友人曰く「全部の摂取履歴出てくるはずだよ???」と言うのです。

 

なんで、わたしの摂取証明書アプリでは出てこんの???

 

ワクチン接種証明書の落とし穴

 

今回の経験でわかったことがあります。

 

ワクチン接種証明書アプリは市町村間で情報が連携されていません。

 

少なくとも、わたしが住む町では。

 

わたしは、今年、マンション購入にて他の市町村に引っ越しました。

 

なので、1回目~3回目のワクチン接種はA市で受け、4回目のワクチン接種は引っ越した先のB市で受けました。

 

おそらく、すべてのワクチン接種を同じ市町村で受けていれば、摂取証明書アプリに全てが反映されますが、わたしのように、複数の市町村で受けている人は最終のワクチン接種証明書以外表示されないです。

 

この度、国内用の接種証明書との合わせ技でANAに掛け合い搭乗が認められましたが、当日チェックインカウンターでも確認に時間がかかり、責任者による最終チェックでないと確認できなかったので、冷や冷やしました。

 

日本らしいトラブル

 

今回のトラブルについて、友人に話したら、「なんか、日本らしいトラブルだねぇー」とのコメント。

 

デジタル社会で安心して生活するには、まだまだインフラが整っていないように思います。

 

行政がめちゃくちゃアナログというのは、日々感じていることではありますが、こういうところで日本の脆弱なデジタル環境を感じます。

 

何より、今回とても残念だったのが、ANAの対応。

 

コロナ禍で手続きにごった返しているというのは理解できますし、大変だろうなとは思いますが、それでも、やはりプロフェッショナルとして、窓口対応者が情報をしっかりと持っていて欲しいと願ってやみません。

 

乗客が困った時に、「どうしましょうねぇ、困りましたねぇ。」なんて、なんの解決策も打ち出せない窓口サービスでは不安が残りますし、とても残念です。

 

また、前日の夜、突然のトラブルに必死にコンビニで接種証明書を取得し、再度ANAマイレージクラブに電話したところ、20:30過ぎにはすでに営業終了にて留守電に切り替わってました。

 

せめて、実際にフライトを予定している乗客がトラブった時の緊急対応窓口(空港カウンターでも良いので)が欲しいです。

 

現在、2022年10月30日(日)11:00AM @ シカゴオヘア国際空港にて、トランジット待ち。

 

問題なくUSに入国できほっと一安心です。

 

では、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

 

伝える力。聴き手の立場で物事を考える。

背景画像:photoAChimawariinさん

 

プレゼンの難しさ

 

「短く、わかりやすく、簡単に。」

 

きっと、プレゼンは、これがすべて。

 

長い話、小難しい話は退屈かつ弊害。

 

わかっているはずなのに、ついつい長くなってしまう、独りよがりの、もりもりのプレゼン資料を使って説明してしまう。。。卒業したいですね、こういったことから。

 

伝えたいことが山ほどある話し手。

 

要点だけをさくっと聞きたい聴き手。

 

ここには、常に大きなギャップがあります。

 

スタート地点で、聴き手が興味を示すかどうかわからない、でも、なんとか、興味をもってアクションを促したい、だからプレゼンする、そういったプレゼンは、めちゃくちゃ難しい。

 

「伝えることの難しさ」を常に感じながら仕事してます。

 

一方的に話すプレゼンの長さは、長くてMAX20分。

 

30分超えてくると、聴き手にとっては苦痛でしかない。

 

よっぽど、話し手に興味があり、かつ話し手が聞きたがっているなら30分でも1時間でも良いかもしれないけど、たいていの場合、そんなシチュエーションはない。

 

なのに、、、やってしまう、10枚をはるかに超えるパワーポイントのスライド作成。

 

ひどい人だと20枚、30枚、それも、細かい!!!

 

それを、異国の地で欧米人に説明しなきゃならないのが、わたしの仕事。

 

自分が聴き手側の人間だったら、「あー、これは、退屈極まりないだろうなぁ。。。」と思うプレゼン資料をもらって、「どうしよっかなー、、、」と、その対応に窮してます・・・。

 

海外事業開拓の仕事をするわたしは、会社から、あれこれとミッションを頂き、欧米企業相手にあれこれ話をし、商談をまとめる役割なのですが、どうやって、目の前にある、小難しいことを端的に、かつ簡単な言葉で説明したらよいのか、あれこれ考えている最中です。

 

なかなか答えが出ないまま、渡米の日がじりじりと近づいてきてます・・・。

 

相手のメリット優先

 

プレゼン資料を作る時って、どうしても、自社の製品の特徴や、いかに自社製品が優れているか、みたいな内容をもりもりに盛って、長々と説明しがちですが、たぶん、聴き手にとっては、そんな話は、たぶん、ずーーーーーーっと後でよくって、、、今(最初の掴みの時)じゃないんです。

 

結局、聴きたいことって、

 

「で、わたしに、いったいどんなメリットあるの?」

 

この1点だけだと思うんです。

 

なので、何十枚もの、なんだーかんだー細かく書いて送ってこられた社内関係者のプレゼン資料は、上司だろうと、役員だろうと、バッサリ切り捨て、まったく違う切り口からスタートしMAX10枚のPPT(文字少な目で図メイン)で作り直ししてます。

 

わたしの仕事の場合、ビジネスサイドの話が多く、例えば、うちが持ってる技術や商材を使って、市場開拓やビジネス展開する際に、ローカルの代理店、もしくは協業者(要するに投資してくれる人)向けのプレゼンが多いです。

 

話す相手は、だいたいローカル取引先(例えば北米)の社長とかです。

 

ライフバイオサイエンス業界なので、ちょっと小難しい学術的な話が絡む商材が、うちの商材なのですが、正直なところ、私自身もサイエンスのバックグラウンドはないし、相手もないので、細かい技術的な話は、あんまり聞きたくないのです。

 

なので、とーーーっても簡単な言葉で、「要するに何が、どう、いいの?」だけが知りたい。

 

そのあたり、わたしは、社内の技術者と、全くサイエンスのバックグラウンドがない代理店社長との間にはいって、言葉を咀嚼し、簡単な言葉で伝達をし、双方にとって、「メリットあるよね!?あるでしょ!?」的な感じに結果を出さなきゃならない立場です。

 

聴き手が知りたいこと

 

北米の取引先にとって興味があることは、要するに「稼げるかどうか」です。

 

他にはなくて、自分たちだけが取引できる商材で、どれだけ稼げて、安定的なリターンが得られるか、そこさえ感じ取れれば、あとは細かいとことは正直、どーでも良いのです。

 

もちろん「真っ当なビジネスで稼ぐ」というのが大前提ですが、どれだけ、市場において魅力的なポジションで商売ができ、どれだけの市場規模(需要の大きさ)があるのか、そして、それはなぜ、うちの技術で成し得るのか、そのポイントが「ストーンと腑に落ちる」というプレゼンができれば良いのだと思います。

 

でも、これがめちゃくちゃ難しい!!!

 

うちの会社でありがちなのが、めちゃくちゃ細かい技術情報からプレゼン構成してしまうこと。

 

技術者同士で話す資料としては良いのですが、そうじゃない場合、まぁ、退屈ですし、なんの結果も残せないです。

 

ビジネスサイドの人間にとってみれば、細かい技術情報はどーでも良いこと。

 

もちろん、肝となる技術の売り情報は必要ですが、あれもこれも、細かい技術情報は正直要らないし、聞いてもわからない、なので要らないです。

 

また、インパクトが低いデータや、つまるところ、何がどう、いいの?というのがわからない研究結果も技術情報も要らない。

 

米国投資家に教わったこと

 

最近、ある技術で北米参入するにあたり、あれこれ考えて居た際に、ある米国投資ファンドと商談する機会に恵まれました。

 

自分なりに、要点をまとめて、端的に説明したつもりでいましたが、「何にフォーカスしているのかイマイチわからない」とのコメントを頂いて、

 

1.What is the issue? (課題は何か)

2.How you solve the issue? (解決策は何か)

3.Why your sevice can sovlve it? (なぜ御社の技術なのか)

 

この3点をパワーポイント5枚程度で説明できなきゃダメ、と手厳しい助言を頂きました。

 

でも、この助言にとても納得しました。

 

結局聴き手は、ダイレクトに、上記の3点のみを理解したいのです。

 

そしてそれが、どのように、自分にメリットがあるのか、それだけを知りたいのです。

 

上記のシンプルQuestionsに、端的に答えられなければ、相手には伝わらない。

 

そう思いました。

 

特に、日本人のプレゼンは、結論が先じゃないので、欧米人にとっては、とにかくわかりずらいし、最後まで聞かないと結論がわからないというのは、イライラするかもしれません。

 

わたし自身もスーパーせっかちなので、まずは、結論から聞きたいし、その後に、なぜ、その選択なのか、その答えなのかをききたい。

 

なぜ、うちの技術なのか

 

以外と難しいのがこれ。

 

わたしは2019年から、世界各国で営業マーケテイングの活動をしてきて、どこに行っても問われたのがこの一言。

 

「Why You, your service should I chooose?」

 

「なぜ、あなた? あなたの商材を、あなたのサービスをわたしは選ぶ必要があるの?」ということ。

 

「なぜ、他じゃなくて、あなたじゃなきゃだめなのか。」という問いです。

 

正直なところ、競合他社に大きく秀でる技術を持っている企業が、世の中にどれだけあるのかなと、思いますが、、、少なくとも、わたしが扱う商材、サービスにおいて、これといって、めちゃくちゃ突出している技術・能力・サービスというのはありません。

 

他と、性能的にはさほど変わらないものばかり。

 

どこも、それなりに良いものを出しているし、ユーザーにとってみれば、それほど差はないのです。

 

わかりやすい例でいうと、携帯電話会社と一緒です。

 

その中で、「なぜ、わたし」を選ぶ必要があるのか、その理由が必要です。

 

それはきっと、うんちくじゃないと思いますし、また、優れた戦略や計画などでもないのだと思います。

 

もっと、ソフト面なのかなと。

 

「あなたが好き」

 

「あなたが売るものが好き」

 

「だから、あなたから買うわ」

 

ということなんだと思います。

 

ベタな結論ですが、、、好きということは、何かしら、自分にとって有益であることが大前提です。

 

そのことを、どう伝えるか、それは、まだわたしも答えがありません。

 

でも、いずれにしても、人は、自分にとって都合が良いもの、気持ちが良いもの、ワクワクするもの、夢中になれるもの、便利なもの、安心を与えてくれるもの、そういったものや人が好きです。

 

そういった存在に、自分はなれるのか、そして、自分が扱うものは、そういったものになれるのか、それが鍵なのだと思いますが、それをまた、「どう、伝えるのか」、それが、腕の見せどころとなるのでしょう。

 

わたしはまだ、そんなファビュラスな能力を持ち合わせてませんが、いずれ、そういったスキルを身につけたいものです。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる

US出張 - お土産 日本の風情を感じるみやげを準備する

背景画像:photoACまんだむさん

3年ぶりのUS出張

 

米国代理店とは毎年2~3回は対面で付き合っていたのですが、2020年以来コロナでWeb上だけのお付き合いになってしまいました。

 

渡航の規制緩和のニュースを受け、真っ先に「行かなきゃ」と思った先が米国です。

 

市場も大きいし、実際売上も50%を占めるため、大事な市場です。

 

また、幸い、米国代理店とは、仕事を超えて強固な信頼関係を構築できているので、それを維持すべく、「大変な中でも、わざわざ来てくれた」=「大事に思ってくれている」という姿勢を見せるのが大事と思っています。

 

そんな彼らに、通り一辺倒のお土産ではなく、何か思い出に残る、スペシャルなお土産を持っていきたいなと考えてます。

 

日本の風情を感じるお土産

 

今回の出張は、US代理店社長の強い希望で、10月30日(日)に米国入りします。

 

なぜ、10月30日かというと、10月31日がハロインだからです。

 

US代理店社長は、ハロイン好きで、毎年、数万円かけてフェイスマスクを作り楽しんでます。

 

「一緒にハロインを楽しみたい」と思ってくれているみたいなので、それに応える形で出張の予定を立てました。

 

ハロインは彼らに任せるとして、わたしは、日本の秋をちょっぴり感じられる手土産をお届けしたいと思っています。

 

日本の秋を感じる手ぬぐい

 

 

こちら、侘助(わびすけ)という手ぬぐい屋さんの手ぬぐい。

 

海外出張のお土産選びの場合、

 

●がサバらないもの

●軽いもの

●通関で問題ないもの

 

を選ぶ必要があります。

 

こちらの手ぬぐい、とっても秋らしく、可愛らしく素敵なものがあり、1枚1,100円と割安ですし、何より絵柄が素敵です。

 

こちらを「手ぬぐい」としての用途で紹介するのではなく、日本のタペストリーとして額縁に入れて飾う用として紹介しようと思います。

 

わたし自身も欲しいなぁと思ってしまうほど、きゅんとする柄です。

 

こちらは、日頃お世話になっている5人のスタッフに向け、一つずつラッピングして差し上げようと思っています。

 

日本製のタオルハンカチ

 

 

こちらは、百貨店で見つけました。

 

すべて日本人のアーティストのデザインです。

 

1枚550円でした。

 

猫のしっぽがぶら下がっている3枚のハンカチは、当社の技術サポートを担当してくれているTさんの子供たち、女の子3人に。

 

Tさんは、農場も営んでいて、ウマ、ヤギ、ニワトリなど、たくさん動物を飼ってます。

 

今回の滞在時に、彼のご自宅にいって、乗馬を経験させてくれるみたいなので、手ぶらという訳にも行かないので、女の子が喜びそうなものを。

 

Tさんの奥さんも、もちろんいらっしゃるだろうから、奥さんには、さくら柄のタオルハンカチを準備。

 

もう一つのさくら柄のハンカチは、US代理店社長の奥様さんに。

 

社長の奥さんは、アフリカ出身で、とっても気さくで親しくなり、以前US滞在中に、アフリカ産のコーヒーを豆を煎るところから入れてくれたので、そのお返し。

 

とても仲良しになって、わたしと似たような気質を感じるアフリカ人です。

 

リボンシールを1つもらい忘れたので、何かちがうリボンをつけてラッピング予定。

 

US代理店社長個人には、今年は創立25周年記念ということもあり、当社社長より、もっとちゃんとした高価なお土産(日本技術が光る金属ビアグラス)を準備中。

 

柚子と蜜柑のハンドクリーム

 

 

わたしと一番近く、また一番お世話になっている事業開拓窓口のEさんには、今回の出張でも1週間ずっとお世話になるので、特別なギフトを。

 

特別といっても、金額的に高価なものではなく、「あったらいいな」と思ってもらえて、日本を感じられるものがいいかと。

 

彼女は、何かと日本と縁があって、ミドルネームがAKI:あきです。

 

漢字はわからないけど、「秋」かもしれないので、秋にちなんだものも、何か思い出になるものを持っていきたいなと思いました。

 

そこで、あれこれ考えて、決めたものが、下記3つ。

 

一つ目は、日本の柚子と蜜柑(みかん)の香りがするハンドクリーム。

 

こちらは1つ1,430円

 

柚子も蜜柑も、米国では感じられない香りです。

 

そして、2児のお母さんであるEさんは、仕事に家事におお忙し。

 

昔アロマセラピストだったわたしは、少しでも良い香りでリラックスのひと時を持って欲しいと願ってしまうのです。

 

紅葉のレザーカットメッセージカード

 

次に立体的な絵になる、モミジ柄の立体レザーカットメッセージカード。

画像:メーカーサイトより

 

495円ですが、なんとも日本的な繊細な技術が光るメッセージカードです。

ミドルネームにAKIと名付けられたEさん。

 

日本の秋を感じて欲しいですし、いつか、紅葉がきれいな秋の季節に日本に遊びに来て欲しいです。

 

猫ちゃんのクリップ付きキーホルダー

 

 

おっちょこちょいで、いつもバックの中をごそごそ探しものするEさん。

 

クリップ付きのキーホルダーなら、鍵を探す手間が省けるのではと思い買いました。

 

こちらは2,970円

 

猫好きでもあるので、きっと気に入ってくれると思います。

 

ピカチュウの小手帳

 

 

Eさんにも女の子が2人(11歳と8歳)います。

 

この度、彼女のご自宅(離れ母屋)に、最後の2日間お世話になる予定です。

 

彼女の子供たちと会ったのは、2018年の4年前です。

 

すっかり大きくなってお姉さんになったかと思いますが、まだ小学生なので、ピカチュウの可愛らしい小手帳、喜んでくれるかなと。

 

こちらの手帳は1つ1,200円でした。

 

日本の祝日など記載があると思いますが、曜日は一緒ですし、10月スタートなので、すぐに使えて便利かなと。

 

Eさんの子供たちにも、それぞれ、可愛らしい秋を感じるレザーカットメッセージカードを買いました。

 

画像:メーカーサイトより

 

上の11歳のお姉ちゃんには、こちら。

 

550円の猫ちゃんと紅葉。

 

紅葉がひとつぶら下がってるのがとってもかわいいです。

 

 

サンリオ(SANRIO) メッセージカード 紅葉

画像:メーカーサイトより

 

こちらは、下の子に、リスと紅葉のカードを。440円でした。

 

和モダンな伝統グラス

6482 [プレミアム丸紋オールド]

画像:メーカーサイトより

 

Eさんの旦那さんが11月5日(わたしのUS滞在中)がお誕生日なので、何か特別な品を思い、こちらを購入しました。

 

金彩紋様が踊るモダンで涼しげな風合いの趣ある和モダンなグラス。

 

値段は1,650円とお手頃ですが、なんとも美しく風情のある、すりガラス。

 

ウイスキーなどは飲むでしょうから、こちらのグラスで飲んでもらえたらなと。

 

化粧箱もエレガントでしたので、こちらに決めました。

 

 

スーツケースに入れて壊れてしまってはいけないので、一度箱を開けて、緩衝材で保護して箱詰めし、自宅にあったリボンをかけました。

 

日本の庶民派お菓子

 

 

最後に、なんといっても日本の庶民派お菓子。

 

こちらは、普段通っているドラッグストアAOKIで買いました。

 

たけのこの山ときのこの山、イチゴ味のバリューパック(12個入り)が248円

 

キットカット抹茶濃いめ味(11個入り)が 195円

 

イチゴミルク飴(83g)が198円

 

国産果実グミ(37個入り)が198円

 

すべて個別包装されているので、分けやすいです。

 

空港で売っているお菓子は、どことなく日本っぽいようで、日本っぽくないので、あえて普通の日本人が食べているお菓子を選びました。

 

やっぱりお煎餅(おかき)

 

 

US代理店会社向け(全社員向け)には、個別包装されているお煎餅を選びました。

 

草加葵の倉 ふっくら寄せ餅FY-15

画像:メーカーサイトより

 

悩みましたが、スーツケースンのスペースも考えて、45枚入り(小分け包装)1,620円を選びました。

 

6種類の味が楽しめて、何より、ちょっと小腹が空いた時にパクっと食べられるサイズというのが嬉しい。

 

また、45枚も入っていて1,620円とはお手頃です。

 

こちらのお土産だけは、会社に請求しようと思います。

 

お土産の総額

 

 

あれこれ、お土産をお渡しする人の顔を浮かべながら考えていたら、結構なお土産の数と総額になっちゃいました!

 

会社が出すものは接待費にひっくるめて稟議決裁もらいましたが、下記自腹分は、会社には言わず、わたし個人の付き合い(わたしの気持ち)として、分けて考え持参するつもりです。

 

1. 手ぬぐい5セット 6,770円

2. ハンカチ 5枚 2,750円

3. ハンドクリーム2本 2,860円

4. キーホルダー1個 2,970円

5. メッセージカード3枚 1,485円

6. ぴかちゅう手帳2冊 2,400円

7. グラス1個 1,650円

8. お菓子 (4種) 839円

9. ギフト袋 100円

自腹合計:21,824円

 

10. おかき  1,620円(会社)

11. US社長記念品:○万円(会社)

 

個々人にお渡しするお土産は会社からではなく、わたし個人からのパーソナルなギフトとして持っていくつもりです。

 

細かいところですが、結構、人というのは、そういうところを見てますし、感じ取るものです。

 

これからも、惜しみなく、ビジネス上においてわたしに協力してもらうには、やっぱり、なんだかんだいって、個々人のつながり命です。

 

たかがお土産、されどお土産。

 

ビジネス上で出会ったとはいえ、わたし個人のネットワーク、人とのつながりは、わたし自身の財産になります。

 

なので、ここは、会社に請求せず、自腹で彼らに my personal gift として💛を込めてお渡ししたいと思っています。

 

ラッピングは現地で行う

 

海外出張経験から学んだこととして、わたしのように、小分けにラッピングして手土産として渡す場合、ラッピングは現地到着してから行うほうがベターと思っています。

 

理由は、2つ。

 

ひとつ目はスーツケースのスペースの問題です。

 

なるべく平たくがサバらないようにする工夫が必要です。

 

ふたつ目は、しわにならないからです。

 

せっかくキレイにラッピングしてスーツケースに詰めても、スーツケースは空港で手荒に扱われるため、ラッピングしたギフトがしわになる可能性が大です。

 

なので現地ホテルについてから、ラッピング袋に入れて、エコバックに入れて持参したほうが良いです。

 

ちなみに、ラッピング袋は100均で透明な袋を買いました。

 

そうすれば、中身が見えるので誰に渡すものなのかが、すぐわかります。

 

人間関係がすべて

 

最近、ビジネスの成功の鍵は「人間関係がすべて」と、最近思うようになりました。

 

わたしは基本的に、あんまりしがらみを持ちたくない、できることなら、そういうことから自由でいたいと思う性質ですが、最近、ちょっと変わってきました。

 

心から信頼でき、「この人のためなら」と思える人たちに囲まれて生きるというのは、とても幸せなことであり、豊かな人生を歩めると考えるようになりました。

 

わたしの場合、プライベートでは、あまりそういった関係構築している人たちは少ないのですが、仕事で出会った仲間というのは、ビジネスという一つの共通点にてつながっている相手であり、また、いい感じの距離感で信頼関係、人間関係構築ができると感じてます。

 

ビジネスの成功には、優れた技術や理論的な戦略は欠かせないですが、一緒にビジネスを開拓してくれる、一緒に問題解決してくれる、とにかく、一緒にあれこれ考えてくれる現地のパートナーとの良縁なしに、海外でのビジネス成功は難しいと思っています。

 

結局、ひとりでは何もできないし、組織の単位であっても、協力してくれる現地の社員や協業者なしに成功は難しいと感じてます。

 

なんだかんだいって、すべての物事に、個々人が関るのだし、人が動かなければ、どんなに優れた技術も戦略も、宝の持ち腐れとなってしまいます。

 

また、人を動かすのは感情です。

 

わたしの仕事は主に海外営業なのですが、結果を出すには、どれだけ現地の代理店と良好かつ密接な関係性を築けるかどうかが鍵であり、そしてそれは顕著に数字に表れるということを実感してます。

 

いかにキーパーソンの個々人とパーソナルな人間関係、信頼関係を築くことができるか、それがとても大事で、相思相愛的なビジネスを超えた関係性を築くことが大事と思っています。

 

ただ誤解してはいけないのが、どんなに仲良くなろうとも適度な距離感を保ち、お互いが健全に尊重し合える関係性でなければならないことです。

 

あくまでビジネスで共に成功することが根底の価値観にあり、お互いの利益をしっかり確保するために信頼関係を構築する努力をしなければなりません。

 

なので、どんなに仲良くなっても、密接な関係になっても、お互い自身が属する組織(企業)を守り、そして相手の企業を尊重し、互いに繁栄し合えるプロフェッショナリズムを忘れてはいけない。

 

お互いの大事な人、モノ、価値観等もひっくるめて大事にしつつ、お互い自身の立場、プロフェッショナリズムを忘れずに友好関係を築くこと、それを常に念頭に置いて、ビジネス上での人付き合いをするようにしています。

 

プライベートな要素をちょっぴりエッセンスとして取り入れ、良好なビジネス関係を維持したいと思います。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

3年ぶりコロナ禍の米国出張。やっぱり会いに行かなきゃ。

画像:photoACacworksさん

 

そろそろ海外出張行かなくちゃ

 

2019年11月を最後に、わたしの海外出張生活は休眠状態のまま。

 

新型コロナウイルスがここまで深刻化して、世界が一変するなんて、その頃は全く思いもしなかったです。

 

世界がコロナ一色になり大混乱が起きて、早くも3年の月日が過ぎ去ろうとしています。

 

Web会議での商談がメインになった今、Web上でもビジネスできないことはないけれど、やはり対面に勝るものはない。

 

欧米では、すでに自由に国をまたいで行き来できる状況になってきている中、日本は世界の動きから取り残されて、だいぶ遅れての解禁。

 

米国はなんだかんだ言って、一番市場は大きいし、お金も動くし、ビジネスにとっては大事な市場。

 

米国市場において共に働くパートナー企業との関係構築は最優先。

 

帰国72時間前のPCR検査陰性証明書も不要となった今、やっぱり、もう行かなくちゃ。

 

来月10月末に米国出張を決めました。

 

コロナ禍の渡航

 

久しぶりにANAの予約サイトを訪れ、コロナ禍のフライト状況や渡航に必要な情報を集めました。

 

フライト状況

 

米国行きは普通に飛んでます。

 

ヨーロッパ方面は、ロシアウクライナ問題も重なり、フライト状況はまだ不安定な印象。

 

この度、米国行きなので、米国行きのフライトを調べたのですが、驚いたのが金額。

 

以前はシカゴ経由のミネアポリス行きは、15~20万円ぐらいでしたが、なんと、最低レベルのエコノミーでさえ30万円超!!!

 

それも通路側の席は有料席となっており+2,500円。

 

わたしが取ったフライトは、合計で37万円ほど。

 

おおよそ2~3倍額です。

 

10月以降、さらに値上げだそうです。

 

渡航必要書類

 

米国行きの場合、必要書類は下記の通り。

 

1パスポート(6か月以上)

2ESTA査証

3ワクチン接種証明書

4CDC向け宣誓書

5CDC向け情報提供書類

 

ワクチン接種証明書は、スマホで摂取証明書アプリをダウンロードして、パスポートとマイナンバーカード情報を読み取れば自動で取れます。(無料です)

 

4と5は、下記ANAサイトから必要URLリンクを開いてダウンロードし紙を出力し、サインして記入して、当日チェックインカウンターへ持参すれば良いみたい。

www.ana.co.jp

 

ANAでは事前審査をWebで受け付けています。

 

基本的に、日本出国時に搭乗する航空会社が必要書類の確認義務を負っていて、然るべき確認が取れなければ搭乗できず、OKであればそのまま搭乗し、特に米国国内では、コロナ関係の書類提出は不要とのこと。

 

わたしは事前審査をWebで申込したのですが、まだ審査中で結果待ちです。

 

初のアップグレード

 

わたしはANAのスーパーフライヤーズメンバーなのですが、メンバーになった途端にコロナ問題発生にて、一度もまだその恩恵を受けてませんでしたが、この度やっと、、、メンバー料金を払ってきたリターンが得られそうです。

 

スーパーエコノミーでも高額な航空券、プレミアムエコノミーなんて普通はムリですが、アップグレードポイントが6ポイントあったので、5ポイントを使って行きの航空券だけプレミアムエコノミーにアップグレードしました。

 

初のプレミアムエコノミーです^^

 

たくさん海外出張してますがビジネスクラスどころか、プレミアムエコノミーも未経験のわたし。楽しみです。

 

でも、よくよく考えたら、、、

 

わたしは機内でお酒も飲めないし、体も小さいし、ごはんもそれほど食べる方じゃないし、朝が早いフライトなので、ラウンジでもお酒飲めないし・・・

 

それほど大きな恩恵は感じられないかも^^;

 

やはり実際会わないと

 

米国代理店、特にわたしと同じポジションにいる窓口の営業担当者とは、仕事を超える個人的な人間関係を構築しているので、やっぱり、実際に会って、ハグして、お茶して、おしゃべりして、同じ空間で時を過ごさないと、感じられないものもあるため、物理的にUSにて、彼女に会いに行かなきゃと、思っています。

 

どんなにITテクノロジーが発達しても、やっぱり、人というものは、どこまでもアナログで、原始的なことに価値を見出すのではないかと、私自身は思っています。

 

Feelingというのは、言葉では表しきれないものがあり、その人にしかわからないもの。

 

ビジネスにおいても、結局のところ、人が動いて、ものごとが上手くいったり、いかなかったりするので、こういった原始的な、アナログ的なアプローチは必要不可欠だと思います。

 

過密スケジュール

 

一週間、米国出張の予定を入れているのですが、久しぶり過ぎて、「はて、どんな風に計画して段取りしてたっけかなー」と、ちょっと、思い出せない感じでしたけど、、、

 

代理店の彼女と、あれこれ話をしている間に、あれよ、あれよと予定が埋まり、気がつけば、結構な過密スケジュールになりそうな予感^^;

 

米国入国日が10月30日なので、次の日はハロイン。

 

米国代理店の社長が、やけにハロインに気合い入ってて、ハロインパーティーに駆り出される予定。

 

そういったお付き合いも仕事のうちですが、わたしのミッションとしては、重要顧客と商談および市場調査。

 

シカゴ経由でミネアポリスに入り、2日間はその周辺の顧客まわりをして、3日後の夜遅くにフロリダ、オーランドに飛んで、3日間学会参加&商談し、また夜間にミネアポリス向け戻り、その後日本に向けフライト。

 

おそらく、朝から晩まで仕事と遊び(お付き合い)で、フル回転だと思います。

 

肉体的にはきついですが、やっぱり、信頼できる仕事上の友人に会いに行けるのは嬉しいし、楽しみです。

 

学会展示会に出席するので、コロナ感染だけは気をつけないと。

 

それでは、みなさま have a nice day 

 

by ちびまる

まさかのクレジットカード不正利用の被害に遭遇。なんとか、無事に解決できました。

画像:photoACより

 

クレジットカード不正利用の発覚

 

まさか自分が、クレジットカードの不正利用の被害にあうなんて、思ってもみませんでしたが、知らぬ間に、使われてました・・・。

 

不正利用の疑惑が発覚したのは、月次のカード明細確認していた時のこと。

 

わたしは、ざっくりですが、1か月ぐらいの感覚で、カード明細をネットからダウンロードして、その金額を、レシートやネットショッピングの記録とと突合せをして、使用履歴を確認してます。

 

わたしの買い物パターンは、おおよそワンパターン化しており、また、ネットショッピングサイトは、ほとんどが楽天で、楽天で見つからない場合は、Amazonで購入するぐらいです。

 

それ以外は、ほとんどがPayPay支払いや、月次の定期自動引き落としですし、日用品や食材の買い物も、だいたい週一で同じスーパー、ドラッグストアでの買い物なのです。

 

コンビニでは、アイスコーヒーかおにぎりぐらいしか買わないので、だいたい、自分の消費行動パターンは同じで、また、把握もできているほうです。

 

でも、たまたま、5月~8月は、マンションを購入し、家具を揃えたこともあり、いろんなお店から、多くの品物を購入し、金額もそれなりに大きな額が動きました。

 

そんな中、どう考えても「その日はカード使ってない」と特定できる日に、身に覚えのないショッピングサイトの利用明細があり、すぐに何か変だと気がつきました。

 

ショッピングサイトをGoogleで検索してみると、比較的大きな化粧品に特化したオンラインショッピングサイトで、どう考えても、自分は利用してないと思ったので、速攻、クレジットカード会社に連絡し、不正利用の調査をしてもらうことにしました。

 

不正利用された額は、22,000円。

 

1万円を超える支払の場合は、わたしは手帳に記録するようにしているので、手帳にも記録がなかったし、どう考えても、わたしじゃないと思ったので、すぐにカードを無効化しました。

 

お店の協力は期待できない

 

クレジットカード会社に報告した後、該当のオンラインショッピングサイトのカスタマーサポートデスクに電話し、事情を説明し、履歴を調査してもらおうと思いましたが、断られました。

 

理由は、下記3つです。

1.クレジットカード履歴はお店側に残ってない

2.同日に同額購入したお客様はたくさんいるのでトレースできない

3.会員番号と注文番号がなければ調べられない

 

そのサイトは、会員登録しなければオンラインショッピングできないサイトでしたので、わたしの名前および携帯電話番号で調べてもらったところ、会員登録がないとのことで、その時点で、不正利用であることは、ほぼ確定しました。

 

でも、わたしとしては、実際に、同日に同額を使った人を特定したかったのですが、それはムリでした。

 

丁重に断られました。

 

ただ、わたしの名前と電話番号、および住まいの市町村での注文および出荷履歴は無かったことだけは確認してくれたので、その事実をクレジットカード会社に報告したところ、同日に補償手続きをしてくれ、無事に問題を解決しました。

 

支払いカードの変更は大変!

 

カードを無効化し、新しいカードが手元に届くまでに要した時間は3日程度でしたので、支払いに困ることはありませんでしたが、なんせ、わたしは、1枚のクレジットカードに全ての支払いを集中させていたので、その変更手続きがえっらい、めんどくさかったです。

 

支払いの変更手続きをしたのは、下記13項目です。

 

1水道料金

2電気料金

3ガス料金

4自宅インターネット

5携帯電話

6EasyPay (ガソリン)

7医療保険

8介護保険

9PayPay

10スポーツジム

11はてなブログ

12お名前ドットコム

13Suica

 

一番面倒くさかったのは、水道料金。

 

水道料金の支払いは、Yahoo ウオレット経由でなければ、クレジット決済ができなかったので、Yahooのアカウント開いて手続きしたのですが、わたしは普段Yahooを使わないので、しばらくログインしてなかったら、ログインができなくなってしまい、変更手続きができませんでした。

 

仕方がないので水道局に電話して事情を説明し、Yahooにアカウント停止依頼を出してもらって、とりあえずコンビニで支払えるように手続し、その後、銀行口座引き落としの手続にて書類送付するなど。。。

 

それ以外は、全部ネットでできたので良かったのですが、まぁ、メンドクサイです。

 

どこでカード情報が漏れたのか

 

気になるところとして、、、どこで、どのように、カード情報が漏れて、第三者に不正利用される事態に陥ったのかです。

 

正直、まったくわかりません。

 

カード会社曰く、結構、このような詐欺被害が増えているらしいのですが、どのように不正利用され、不正利用した個人を特定するのは難しいようです。

 

カードを利用されたお店の方の話では、クレジットカード決済システムには、3Dセキュア(本人認証サービス)とやらを導入しており、名前もしっかり入力するのだというのだから、恐ろしいです。

 

不正利用されたリスクとして、考えられる点は、ここ1か月間の間に、普段自分が使わないショッピングサイトでカード情報を入力し、ショッピングをしたことです。

 

でも、そのサイトは、全国的に有名ですし、決して怪しいサイトでも何でもないです。

 

わたしは、海外出張も多く、これまで海外でも該当カードを何度も利用してきているので、その際にどこかで漏れたのか、、、まったくわかりません。

 

ひとまず、カードを変更し、以前のカードは無効にしたので、被害を食い止めることができましたが、もっとマメに明細確認をする必要があるなと思いました。

 

みなさまもどうぞ、お気をつけて。

 

それでは、have a nice day

 

by ちびまる

 

 

 

アラフィフ独身マンションを買う(待ちに待ったダイニングテーブルセットが届く。初のイタリアンNight)

 

3か月待ちのダイニングテーブルセット

 

やっと、、、待ちに待ったダイニングテーブルセットが届き、我が家のインテリアコーディネイトは完成しました。

 

3か月待ちでした!

 

ネットでの大型家具購入でしたので、ちょっと不安ではあったのですが、口コミ評価が高かったこと、そして商品紹介のディテール(こだわり)に惹かれて購入しました。

 

急いではいなかったので、入荷まで待つことに。

 

今までの簡易的なダイニングテーブルは、椅子の座り心地がイマイチだったこと、そして、何より2人掛けでしたので、お友達を食事に招待できまんせんでしたので、価格がお手頃だったこともあり、思い切って購入しました。

 

先日やっと、我が家に届きました!

 

想定以上に素敵なテーブルセット

 

 

デザインと素材にこだわった、ダイニングテーブルセット。

 

インダストリアルなカフェにありそうなデザインで、デザイン自体素敵なのですが、使い心地、手ざわり、その重厚感などが気に入り、購入しました。

 

テーブルはパイン木材で、椅子の座面もお揃いのパイン木材。

 

足や骨組みは鉄製で、マットな手触りのブラック。

 

テーブル下に物を置ける網棚があり、また、テーブル足首は、がたつき防止にて角度を細かく変えられる仕組み。

 

足の底面は、床が傷つかないようにゴム製ですが、念のため、フェルト生地の保護材を貼りました。

 

ダイニングテーブル用のペンダントライトともよく似合い、また、ウオールナットの床材、そしてベットルームの大型ルーバー調のクローゼットの扉(黒)とも調和し、とてもいい感じにおさまりました。

 

音が響く問題は玄関マットで解決!

 

 

このダイニングテーブル、ひとつ難点がありまして、、、届いた時には気がつかなかったのですが、翌日朝起きて、携帯電話をテーブルに置いた瞬間、「ボワワワ~ン」と、なんとも言えない音が響き渡るという問題に直面しました。

 

テーブルのすぐ下に鉄製の網棚があるため、音が響いてしまうという問題です。

 

コップ、お皿、何を置いても「ボワワワ~ン」と低い太鼓のような音が響き、困り果てたのですが、友人に相談したところ「何か重みになるものを置いてみたら?」というアドバイスを頂きました。

 

いろいろネットで調べたところ、どうやらゴム製のようなマットを敷くのが良さそうとのことで、ホームセンターへ出かけ、それらしきものを探しました。

 

防音ゴムのようなものはあったのですが、幅が20㎝ぐらいで全然サイズが合わなかったこと、そしてちょっと高かったので、いろいろ考えた結果、ビニール製の玄関マットを2,000円ぐらいで購入しました。

 

デザインを邪魔しないように、同じ茶系のアンティーク風世界地図の柄を選び、網棚に置いたところ、「ボワワワ~ン」という音はピタッとおさまり、無事に問題解決しました。

 

普段使わない椅子はエントランスに

 

 

友人が複数人、我が家に来るのは稀なことであり、普段、4脚も椅子を使うことはまずありませんし、何より、自身がひとりで食事する際に、ペンダントライトが真ん中に来るようにしたい。

 

なので、普段使わない椅子(2脚)は、リビングから一時撤去することに。

 

最初は、椅子を重ねて、仕事部屋に持ってきたのですが、どうも、「物置感」が出てしまい、ちょっと嫌だったので、考えました。

 

名案が浮かびました!

 

最初は、エントランスには、赤のビロード素材で、低めの椅子を考えていたのですが、予算がオーバー気味でしたので購入を見送りました。

 

それを思い出して、エントランスに普段使わない椅子2脚を置いたところ、インテリア的にもピッタリ!

 

椅子の座面がパイン木材で色も濃い目だし、椅子の背もたれと足が鉄製でマットな黒でしたので、床材とも相性が良く、とてもシックなインテリアになります。

 

来客時に、ちょっとエントランスで待ってもらう時などにも便利ですし、2畳ぐらいの広さがあるので、それほど手狭にもならず、ちょうどいい感じにおさまりました。

 

新しいテーブルで初のイタリアンNight

 

 

仲の良いお友達を読んで、新しいダイニングテーブルセットで、初のイタリアンNightをしました。

 

パスタがメインで、あとは適当につまみを作って、ワインを買って、、、とにかくすぐ飲みたい!!!

 

17日が父の命日だったので、「菊じゃつまんないなぁー」と思ったので、父に赤い薔薇を1本買い、父に手を合わせた後、ちゃっかり、ダイニングテーブルに花を添えました。

 

美味しそうなイチジクと栗が売っていたので、イチジクは生ハムと一緒にサラダで頂いて、栗はパスタの具材として頂きました。

 

 

舞茸と栗のクリームパスタにスモークサーモンを薔薇の形に飾って、贅沢にイクラを宝石のように散りばめました。

 

自分で言うのもなんですが、わたしは、スパゲッティの創作料理が得意で、好きです。

 

いつも、なんとなく美味しそうな組み合わせをイメージし、なんとなく感覚で作っちゃいますが、これが、けっこう、いける。

 

わたしは、自分でつくるパスタが一番好き。

 

パスタと言っても、スパゲッティしか作らないんですけど、周囲にも結構評判なので、それなりに美味しくできているのだと思います。

 

再現性は全くなく、その場限りのスパゲッティですが、栗の自然の甘味がクリームソースに溶け込んで、また、舞茸のいい感じのお出汁が出てて、そこにスモークサーモンといくらの塩味が加わり、なんとも言えぬハーモニーになりました。

 

好きなパスタ、ワイン、チーズ、そしておつまみをつまみながら、どーでも良い話をしながら、あはは、おほほと笑いながら、気楽にごはんを食べるのは、ほんとに幸せ。

 

食後のデザートは、奮発して、シャインマスカットを頂きました💛

 

今までの人生で食べたシャインマスカットで、No.1の美味しさでした(^o^)/

 

ワクチン接種で、一時的に失われた嗅覚と味覚もすっかり戻り、美味しそうな匂いや味を楽しめるというのは、ほんとに幸せです。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

部下の意外な一面に触れる。彼が所属するオーケストラから学ぶ。

画像:photoACアディさん

 

部下の多才な一面を知る

 

この度、部下の多才な一面を知る機会に恵まれました。

 

彼は20歳以上年下のスタッフで、いわゆるZ世代です。

 

彼はあまり自己主張もしないし、仕事に対しても特に「これやりたい!」という熱もないですし、仕事とプライベートをしっかり分けて、淡々とCoolに仕事をするタイプです。

 

あまり抑揚も熱意も大きく感じられないのですが、どんな仕事をふっても、期待以上のアウトプットができ、とても20代とは思えず、下手すりゃ、ベテランのスタッフよりも断然仕事ができ、優秀です。

 

20歳も年下とは思えない落着きぶり、人への接し方などちゃんとしていて、どちらかというと50歳手前のわたしのほうが落着きがなく、上司からも叱られてばかりで、彼から学ぶ機会のほうが多いと思うほどです。

 

パッと見派手さはなく、どちらかというと地味で真面目、会社では全く目立たないタイプですが、仕事ができるのはもちろんのこと、プライベートで驚く才能を発揮していることを、つい最近知りました。

 

彼は、10代の頃から吹奏楽に所属し、ファゴットという楽器を演奏し続けています。今は仕事の合間にアマチュアの管弦楽団に所属し、年に数回あらゆる地域で演奏会を開催しているとのこと。

 

所属する楽団以外にも、他県から集まる演奏プロジェクトにも参加し、演奏家としての活動をしていることを知り、びっくり!

 

「彼のモチベーションは、ここにあるのかと」、大きな発見でした。

 

彼は、普段はあまり自分の感情や意見などを表に出すことはなく、どちらかというと、聞かれたら答えるぐらいで、まずは相手や周囲への配慮を優先するようなタイプで、与えられた仕事を淡々と卒なくこなし、冷静沈着で感情もフラットに思えたので、まさか演奏家=表現者だったなんて、ほんと、驚きました。

 

あまり自己表現をしないタイプだけれど、内に秘めた熱いものを持っている人なんだなと。

 

そんな意外な彼の一面を知ることができ、勝手ながら、上司として、とても誇らしく思いますし、なんだか嬉しかったです。

 

どこか、親心的な気分です^^

 

演奏家ということは、「表現することが好き」ということだと思うのです。

 

できれば、仕事においても、そのような彼の能力や好きと思えることを伸ばせる環境を提供できればと思いました。

 

今思えば、仕事においても、代理店向けにプレゼンをすることになった際に、まったく彼はそういった経験はなかったのですが、なんとなくできそうな雰囲気でしたので、思い切って彼に全て任せてみたところ、

 

自分なりに情報を整理し、聴き手に対し、どのように伝えれば伝わるかなど、思った以上に熱心に取り組んでくれたので、「もしかして、表現することが好きなのかなぁ」と思う場面があったなと。

 

彼は仕事は仕事、プライベートはプライベートと、仕事を割り切って収入を得るためだけにやっている感じがしたので、もしかしたら、自分が本当にやりたいことは他にあるのかな、とも感じてました。

 

実際に、彼が所属する楽団の演奏に触れ、そのクオリティの高さに驚き、とてもアマチュアとは思えないプロ並みの演奏だったので、どれだけ、彼が演奏家としての自分を大事にしているかということも、とてもよく理解することができました。

 

初めてのオーケストラ

 

わたし自身、小学生の頃に吹奏楽で楽器を奏でていた時期があり、結構ハードに練習もしていたこともあり、クラッシックはどちらかというと好きです。

 

オーケストラの生演奏会を劇場で聴くのは初めてで、実際に、自分がどれだけ興味を示せるかはわかりませんでしたが、彼が近場で演奏会をするというので、足を運んでみました。

 

2時間で3曲の演奏で、ベートーベンとシューベルトの楽曲でした。

 

アマチュアとは思えないレベルで、上手く表現できないのですが、とても美しく、表現豊かなハーモニーが美しく、オーケストラの素晴らしさを知りました。

 

オーケストラは、ソロ演者と異なり、多くの演者が奏でる音との調和が命、誰一人として必要ない演者、音などなくて、ハーモニーを奏でるための必須アイテムのようなもの。

 

また、チームワークと持久力の高さがそのオーケストラの質につながっていくのだろうとも思いましたし、自分よりも全体のハーモニー最優先するという気持ちがないと、オーケストラのメンバーにはなれないんだろうなと思いました。

 

オーケストラのメンバーひとりひとりが、全体的な音のハーモニーの美しさを極めることを最優先するからこそ、自己主張し過ぎず、自分の役割、立ち入りをしっかり理解して、素晴らしい音楽を聴き手に届けているのだなと、思いました。

 

彼が職場で誰とでも上手くコミュニケーションを図り、卒なくその場を立ち回れるのも、オーケストラで学んだ術なのだろうと思った次第です。

 

オーケストラから学ぶ

 

心地良い音のハーモニーの美しさに身を委ねながらも、オーケストラという組織体に好奇心が芽生えてしまい、オーケストラで楽器を奏でる方々を観察しながら、あれこれ考えてました。

 

美しい音のハーモニーを奏でる優れたオーケストラとは、どのような存在なのだろうかと。

 

わたしにとって、オーケストラが奏でる音のハーモニーの美しさは、とても新鮮でしたし、その全体的な雰囲気(空間)に惹かれるのはなぜだろう、また、なんでこんなにも美しい音のハーモニーをこんな大人数で奏でられるのだろうと、考えていました。

 

その一体感の謎について考えてました。

 

指揮者の存在

 

指揮者は舞台のまん真ん中に立ち、ある意味、一番目立つ役であり、主役に見えなくもない存在です。

 

組織でいえば、リーダー的存在、でしょうか。

 

多くの人たちをひとつにまとめ、大義を達成させる役割。

 

動きも派手ですし、とても、とても目立ちます。

 

指揮者の人の吸引力、影響力、表現力がなければ、これだけ多くの奏者の音はまとまらないでしょうし、なんとも言えぬ心地よい音の強弱、ハーモニーは奏でられないのだろうなと。

 

指揮者は、奏者に対しても、観客に対しても、その楽曲の素晴らしさを伝える責任があり、また、奏者の人たちが能力をMAX発揮できるようリードする責任もあるでしょうから、オーケストラを率い、まとめ、楽曲の素晴らしさを音のハーモニーに乗せて、観客に届ける技術と熱意が必要なんだろうなと思いました。

 

完全に素人の感覚で、わたしはプロのオーケストラの生演奏を聴いた経験もないど素人ですが、個人的な感想としては、今回の指揮者の方は、とても抑揚のつけ方が上手で、細かい表現を指揮棒だけではなく、体全体で表現し、奏者や観客にその想いを表現されていたと感じました。

 

一言でいうと、わたしは、その指揮者の表現が好きでしたし、見てて飽きなかったです。

 

華やかな演奏者

 

大所帯のオーケストラの奏者の中で、華やかで目立つ存在と言えば、ヴァイオリン、トランペット、フルートなど、主旋律を奏で、比較的高音領域の楽器の奏者でしょうか。

 

最前列の主旋律を演奏するヴァイオリン奏者は、動きが大きかった方もおり、かなり目立ちました。

 

野球でいえばピッチャー、サッカーで言えば攻めのフォワード、みたいな感じでしょうか。

 

地味に目立つ奏者

 

地味に目立つ楽器の奏者と言えば、大きな楽器のコントラバスや、打楽器のテインパニー、シンバルあたりでしょうか。

 

出番は少ないですが、確実に目立つ音。

 

今回のオーケストラにシンバル奏者はおりませんでしたが、コントラバスとテインパニー奏者はおられました。

 

あの低く深く鳴り響く音は、全体的な音色にも深く、そして温かく、なくてはならない存在ですし、あの音があるからこそ、抑揚もつくというものです。

 

他の楽器と音が全く異なるので、奏でればすぐその存在が浮き彫りになりますし、また楽器そのものが大きいため、地味に目立ちます。

 

隠し味的存在の楽器演奏者

 

全体的な音のハーモニーに完全に溶け込んでしまうというか、料理で言えば隠し味的存在というか、そういった存在の楽器は、トロンボーン、チェロ、ホルンあたりでしょうか。

 

わたしの部下が奏でる楽器は、ファゴットという木管楽器。

 

彼から聞いて、はじめて知った楽器ですが、美しい色、形の木管楽器です。

 

彼曰く、他の楽器に比べると、ファゴットを演奏する人口は多くないそうです。

 

初めて聞いたファゴットの音色は、とても温かみがあり、どこか故郷を思い出す、懐かしい気持ちになるような、そんな深みのある音色だなと感じました。

 

オーケストラはスープのよう

 

この度、はじめてオーケストラの生演奏に触れ、とても豊かな感情を感じることができたので、演奏会があることを教えてくれた彼に感謝したいと思います。

 

また、素晴らしい音色とハーモニーを、楽団の皆さんと一緒に届けてくれた彼、そして彼の才能にも感謝したいと思います。

 

わたしにとってのオーケストラの演奏は、美味しいスープを頂くような感じでした。

 

とてもスムーズで心地よく、温かくて優しい、美味しいスープ。

 

「何をどう混ぜたら、こんなに美味しい味になるのでしょう」という感じで、すべての素材や調味料がちょうど良い感じに、ちょうど良いタイミングで混ぜられていて、どの素材もどの調味料も、主張し過ぎず、でもしっかり存在感を示していて、また、例え、そのままの形が感じられなくても、その素材が入っているからこそ出来上がった美味しいスープ、そんな感じです。

 

オーケストラのそれぞれの楽器の音色も、奏でるタイミング、その時々の音の強弱、音の長さ、奏でるスピードなどが綿密に設計されているからこそ、途切れなく、なめらなか全体的な調和した音のハーモニーが創造され、人々の心の琴線に触れ、感動を与えることができるのだろうと思いました。

 

わたしは、クラッシック通でも何でもないので、プロだろうとアマチュアだろうとあまり関係なく、自分にとって、何か感じられるものがあれば、価値があります。

 

わたしに欠けてるもので、オーケストラの奏者にあるもの、それは、調和することで大義を成し遂げるということ。

 

わたしは、「自分が自分が」と自己主張の塊のような人間なので、今回のことをきっかけに、「調和する」ということを学びたいと思いました。

 

自分が出る時と、引っ込む時、そのタイミングを学ぼうと思います。

 

音楽の秋と有意義な時間

 

今回は、わたしの部下の今まで知らなかった、素晴らしい一面を垣間見ることができ、それは何より嬉しいことで、オーケストラの一員として、生き生きと楽器を演奏している彼の姿を見ることができ、とても誇らしく思いました。

 

人を知るには、一面だけでなく、いろんな角度から見ることが大事と思えた一日でした。

 

これからも、彼が大事にしていることを陰ながら応援し、大事に見守りたいと思います。

 

久しぶりに、いつもとのルーチンの週末から抜け出し、秋の気配が感じられる頃に、素晴らしい音楽に触れることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

 

また、オーケストラをはじめ、クラッシックは、なかなか良いもので、最近、とても心地よく思えるお年頃になりました。

 

せっかくの人生なので、音楽を含め、たくさんの芸術や文学にも触れたいと思えた一日でした。

 

それでは、みなさま have a nice Autumn!

 

 by ちびまる