ドバイ半日ぶらり街歩き
2024年2月 2回目のドバイ出張。
今回は、取引先と別のホテルに宿泊したこともあり、ちょっとした息抜きをする時間を持つことができましたので、ドバイに深夜到着後、ひと眠りをして、半日のんびりひとりで過ごす時間を持つことができました。
なので、今回ぶらり街歩き。
当然ですが、出張なので仕事優先にて、World Trade Centreにアクセスしやすい宿にてステイ。
今回はドバイのメトロレッドラインのFinancial Centre駅から徒歩5分の立地、Four Points by Sheraton Shikh Zayed Roadに宿泊しました。
ドバイはメトロでの移動がとても便利なので、今回はメトロレッドラインの1日乗り放題券を買って、ぶらぶらしました。
ちなみに、メトロ一日券は22AED (900円ぐらい)です。
券売機でも、窓口でも簡単に購入できます。
海外出張で、こんな風にぶらりひとり街歩きをするのは久しぶり。
ここ10年海外出張に出まくったこともあり、それほど、街歩きに事前準備というか、気合いを入れて調べるということも、最近しなくなりました。
人って(少なくともわたしは)、ある程度経験してしまうと、満たされてしまうというか、飽きてしまう生き物です。
それほど、街歩きに情熱を感じなくなってしまいました。。。
とは言え、息抜きに、知らない街を探索するというのは、リフレッシュになります。
メトロ車窓からの風景を楽しむ
この度、メトロレッドラインに乗り、40分ほど揺られて、マリナビーチ方面に足を延ばしてみました。
昨年、前回のドバイ出張は、ほとんど取引先の人たちと一緒でしたので、のんびり街の風景を眺めて、街を感じることがなかったので、こういった、何気ない時間は貴重です。
ドバイのメトロは、とてもきれいで、かつ、安全です。
ただひとつ不満をあげるとすると、座席が少ないw
そして、時間帯によっては、東京並みの混み具合で、ぎゅーぎゅーです。
ほとんど立ったまま移動です。
話を車窓からの風景に戻しますと、ドバイの街並みは、高層ビルがひしめく印象ですが、都心部からちょっと離れると、住宅街や、がらんとした空き地、建設途中(もしくは中断?)の若干廃墟チックな建造物などが、眼に入ってきます
ドバイという街は、どことなく、非現実的というか、ここ20年で急成長した街という事実に納得してしまう、なんとも言えない不思議さを感じ街です。
満たされているようで、満たされていないような、不思議な感覚を覚えます。
メトロの駅はすべて同じデザインで、丸みを帯びた黄金と黒のデザイン。
ちょっと宇宙を思わせるようなデザインと思うのは、わたしだけでしょうか。
メトロ駅とすぐにわかるので、観光客にはありがたいデザインです。
ドバイモールでお買い物を楽しむ
カシミヤショールを買う
わたしはあんまりショッピングに心浮かれる女子ではないのですが、昨年、ドバイモールで見つけたカシミヤショールのお店を目指して、今回もドバイモールに足を運びました。
わたしの宿泊ホテル最寄り駅、Financial Centre駅から1ストップのドバイモール駅。
駅着いてから、建物内をちょっと歩くのですが、便利なところにあります。
昨年、下記ブログの通り、Kashimia Artというお店を目指していきました。
が、しかし、、、
巨大なドバイモール、うる覚えの記憶を頼りにお店を探したのですが、歩けど、歩けど、見つからず・・・。
ドバイモール案内のお姉さんにお店を聞くも、巨大なドバイモール。
案内係のお姉さんもわからないという・・・。
結局、いろんなお店で、聞き取り調査すること1時間。
なんと、撤退していました。閉店です。
仕方がないので、ドバイモール駅から歩いてきた途中にあったお土産屋さんで、「結構、いい感じ♪」と思って手に取ったショールを買いました。
とても肌触りも良く、デザインも素敵だった、こちらのモノトーンのショール。
85AED (3,500円) だったところ、「ちょっとまけてよ」と、1枚購入にも関わらず、ずうずうしく店主に交渉し、「わかったよ、じゃぁ75AEDでどう?とのことでしたので、1発OKで速攻買いました。
75AEDで3,100円でした。
昨年買ったカシミヤ専門店のショールとは厚みというか、重みが異なりますが、ふんわり軽くて、モノトーンでCoolなデザインなのでお買い得でした。
アラビカコーヒー豆を買う
アラビカコーヒー、こちらも、昨年訪れたのですが、ドバイモールで場所を特定するのに一苦労でした。
他のコーヒー豆を扱う店主に、場所を伺いやっとたどり着いたアラビカコーヒー。
ドバイモールを歩いて、歩いて、歩きまくって辿りついた1杯のコーヒーは格別でした。
わたしは出張の旅に、社長に何かしらお土産を買うのですが、コーヒーをガリガリ挽くところから、自分でブレンドして飲むのが好きという社長にはぴったりのお土産でした。
200gで50AED (2,000円ぐらい)でした。
アラビカコーヒーオリジナルの豆を買いました。
これまでのお土産で、一番喜んで頂いたように思います。
アラビカコーヒーは日本にも進出しているようですね。
ドバイモールでのミッションはもうひとつ、美味しいデーツを買う、です。
高級デーツに舌鼓
VIVELという高級デーツのお店で7粒入りのチョコデーツを2箱購入しました。
こちらは、1箱5粒で60AED (2,500円ぐらい)、1粒350円と高額ですが、高いだけあって、とても上品でデーツ以外のナッツの味も香り高く絶品です。
ひとつずつ、異なる味で、挟んであるナッツも異なり、どれを頂くか選ぶ段階でワクワクします。
一粒で十分満たされるお味です。
甘さも程よく、甘すぎず、デーツやナッツの味や食感に満足のいく1品です。
ここのお店は、他のお店と違って、客引きもしないですし、商売っ気を出してこないので、ゆっくり商品を見て回ることができます。
ただし、よっぽど爆買いしないと割引いてはくれません。
小さな箱を2つ買うだけで割引を試みたわたしは撃沈でした。
思いっきり「No」と店主(もしくは職人らしき人)に言われました。
割引かなくても売れるのと、自信があるからこそ、なんでしょうね。
他のお店では、店員がず~~~っとついてくるのでうっとおしいですが、このお店は安心です。
お店の店員に「他のお店と何が違うの?」と聞いたところ、「何も違わない、デーツはデーツ」みたいな回答で、まったく売り込んでこないところが、逆に売れる秘訣なのかもしれないですね。
真っ向味で勝負! といったところでしょうか。
ドバイモールは、ショール、コーヒー豆、デーツを買って退散です。
水族館がありますが、最初見た時は「わぁ~~~💛」とテンションが一瞬あがりましたが、一瞬だけです。
長居することも、写真撮ることも、しなかったです。
パーム・ジュメイラたどり着けず
ドバイモールで買い物した後、まだ15時ぐらいでしたので、もう少し足を延ばして、パーム・ジュメイラまで行ってみるかと思い立ち、メトロとトラムで目指してみました。
パーム・ジュメイラは上記地図のまあるい貝殻のようなところです。
赤ラインからオレンジのラインのトラムを乗り継いで、パーム・ジュメイラ駅まで行って、、、
上記のような大きな立体駐車場のような場所をひたすら歩くと、パーム・ジュメイラに行くモノレールにのらなきゃならないのですが、、、
モノレールは、メトロ1日乗り放題の対象外にて、別途チケット(900円ぐらい?)を購入しなければならず、チケット販売窓口が長い行列・・・。
その時はすでに16時を回っていたので、それほど「行ってみたい!!!」というほどでもなかったので、その長蛇の列を見て、そこから先行く気が失せて、さっさと引き返しました。
パーム・ジュメイラ観光については、下記の方のブログが参考になります。
そこから、引き返して、わたしは、マリーナビーチに行きました。
マリーナビーチでペルシャ湾の夕日を見る
乗ってきたトラムで引き返すと、Jumeirah Beach Residence 2という駅を通るので、そこで下りると徒歩3分ぐらいでビーチに着きます。
下記の方のブログ動画が参考になります。
ビーチに行くなら迷わずマリーナビーチ!! - とこてこブログ
到着した時刻が16時半をまわっていたので、パッとみて、さっと帰る感じでした。正味滞在時間は10分程度うでしたが、雰囲気を味わえたので行ってよかったです。
都心部とは全く違う雰囲気で、開放的な感じで、リラックスできます。
観覧車に乗ってみたかったのですが、車でしか行けなそうな場所です。
それも、動いてなさそうでしたw
せっかくなので、砂浜を裸足でビーチを歩いてみましたが、、、小さな貝殻の破片がめっちゃ多くて、砂も粗くて、裸足で歩くようなビーチではありませんでした。
オーストラリアに長くいたわたしにとっては、オーストラリアのさらさらの砂が一番!
マリーナビーチで一番良かったのは、ペルシャ湾に沈む太陽を見れたことです。
純粋に美しいかったです。
夕日を見にマリーナビーチを見に来たといっても過言ではありません。
17時をまわっていたので、明日の仕事に備えて、ビーチを後にしました。
余談ですが、トラム駅に、スマホ充電用サービスステーションがありました。
最初の10分は無料、その後は有料という感じ。
この手のサービスをトラム駅でみるのは初めてで新鮮でした。
地下鉄を下りてから迷子に・・・
ドバイがいくら治安が良いといっても、やはり用心は大事。
都心部からマリナビーチまでは、トラムとメトロの乗継ぎで50分程度かかります。
ホテルの最寄り駅Financial Centre駅に着いたのは19時前。。。
ちょっと遊び過ぎました。周囲は真っ暗。
日中の景色と夜の景色はガラッと変わってしまいます。
行はよいよい、帰りは怖い・・・
うっかり、改札出てから、右か左か、どちらに行けばよいのか確認するのを忘れてしまって、5分でホテルに着くところを、30分もうろうろしてしまいました・・・。
Four Pointsだから、駅員や最寄りのショップ店員など、さすがにわかるでしょ、と思いきや、まさかの、駅員に聞いても知らぬ存ぜずの一辺倒で、まじ、困りました💦
なんとか、うろうろしながらも、なんとなくこっち?という感覚で、ホテルにたどりつきました。
改札の出口が1か所だったのが救いです。
方向音痴のわたしは、改札を背にして右か左か、そして突き当りをまた、右か左かなど、ちゃんと日中に確認しておくべきでした。
半日のつかのまの休息で、翌日からは商談と会食で怒涛の3日間をドバイで過ごすことになり、少しでも、ひとりでゆっくりドバイを感じることができて、よかったです。
本当は、旧市街地など行ってみたかったのですが、今回は時間がなかったこともあり、また、ひとりで行くにはあまりにも下調べをしていなかったので、過信は禁物、次回の楽しみにとっておきます。
最初のドバイは、あんまり「また来たい」と思う要素はなかったのですが、今回は、少し街を知ったこともあり、「もう一度、来ても良いかな」と思える旅でした。
ドバイの良いところは、ホテルのスタッフが親切なところでしょうか。
4~5スターホテルに泊まれるようであれば、ドバイ滞在はそれなりに楽しめるかなと思います。
ただ、砂漠に行って、四駆にのったり、ラクダに乗ったりしたいとは、思わないですねぇ。。。
四駆で砂漠を走り回るやつ、、、あれ、乗った人に感想を聞いたところ、「酔った、気持ち悪くて、後ろで目をつぶってた」とのことなので、わたしもきっとダメだなとw
高級リゾートでのんびりプールやスパで時間を過ごすのは良いかもしれませんが、それなら、もっと割安なアジアやハワイなど近場でいいかも、、、。
来年もドバイに行くかどうかはまだわかりませんが、ひとまず無事に帰ってこれて良かったです♪
それでは、みなさま、have a nice day!
by ちびまる