画像:photoAC beauty-boxさん
久々のUS出張
以前はほぼ毎月どこか海外出張にでかけていた私ですが、最近は、管理職の仕事が重たく、なかなか現場の仕事に時間がさけなくなりました。
今年2月にドバイに行っていらい5か月ぶりの海外出張で、フィラデルフィアに行ってきました。
フィラデルフィアにはこれで3回目。
昨年11月にも行きましたが、完全単独行動は、今回がはじめて。
海外出張に慣れているといっても、やっぱり、毎回緊張もするし、準備も大変だし、精神的なストレスはかかります。
今年パスポートを更新したので、ESTAを取り直さなければならないし、いつもながら、チケットの手配や宿の手配、仕事の準備やらでやること満載。
いつもは、出張前の準備を念入りにするわたしですが、今回は、役職があがってから、とにかく管理職の業務が多く、若干、業務過多状態で、出張準備もギリギリで、やっと終えたかんじです。
準備がギリギリになったことと、今回発生したトラブルに関連性があるわけではないけれど、今回の出張は、とにかくトラブル続きで、いつも以上に疲労困憊💦
トラブル続き
1. 自宅にタクシーが来ない
2024年問題は、わたしの出張にも影響しています。
タクシー業界はいつも人手不足、それに加えて2024年問題。
ここ最近、どこのタクシー会社も予約や早朝の配車に対応してくれず、早朝出発の私は、アプリGoを使って、流しタクシーをつかまえるしかありません。
だいたい5:15頃自宅を出て、タクシーで最寄り駅に向かうのですが、アプリGoがず~~~っと、くるくる待ち状態で応答せず・・・。
困り果てたわたしは、ダメもとで地元タクシー会社に電話をしたところ、一応電話には出てくれたのですが、配車には30分以上かかるというではないですか!
あきらめて、重たいスーツケースを転がし、リュックサックを背負いながら15分も歩くという・・・スタート。
出だしから疲れました。
2. 乗り継ぎ便の搭乗券が出ない
羽田からシカゴ経由でフィラデルフィアに行くチケットをANAで手配したのですが、どういうわけか、シカゴ⇒フィラデルフィアにてチェックインを完了することができず、搭乗券を出すことができないと、羽田空港に着いてからANAカウンタースタッフに言われて大慌て。
「現地でチェックイン手続きをしてください」と、さらっと言われたのですが、シカゴの入国審査は尋常じゃない長蛇の列。
とにかくいつも混んでてごった返しており、トランジットに2時間15分ありましたが、ギリギリで離陸10分前に飛行機に乗り込むという事態。
シカゴ経由は最低3時間はみておいたほうが無難です。
わたしのトランジット時間は2時間30分あったのですが、搭乗券があれば、ギリギリ間に合う乗り継ぎ時間ということを、ANAの羽田チェックインカウンターのスタッフは理解していません。
チェックインをシカゴでしていたのでは、とても間に合いそうにないと思ったわたしは、ANAのチェックインカンタースタッフに、現地のANAスタッフと連携、もしくは、乗り継ぎ便のUnitedにすぐ連絡をして、乗り継ぎヘルプをしてもらうよう要求をだしました。
結局、チェックインカウンターでは解決できず、現地に行ってなんとかしてという状況になりましたが、羽田から出発する前に呼び出され、「Unitedと連絡がつき、どうやらシステム障害だったようです、搭乗券出せましたのでご安心ください」とのこと。
さすがANA、ありがたい対応でした。
3. 想定外の場所への移動
この度、国際学会参加にて単独出張・単独行動だったので、すべての移動や手配を自分でしなければなりませんでした。
通常、学会において、Welcome Receiption (交流会のような場)は、学会会場内(展示会場内)で行われるものなのですが、今回はなんと、学会会場から徒歩25分という立地にある会場であることが現地で発覚。
下調べを十分にしなかったわたしのミスではあるのですが、まさか、徒歩25分、それも30℃を超える暑い中、往復歩くことになるとは思いもせず・・・。
通常、会場が遠い場合は、学会運営側が無料のシャトルバスなど出したりするものですが、なぜか今回は一切なし!
すべて自力で移動しなければならない状況でした。
タクシー使えば良いのかもしれないのですけれど、なんとなく、一人で流しのタクシーに乗るのも、気が引けるし、Uberもフィラデルフィアにおいて、単独で利用するのは気が引けましたので、往復徒歩移動しました。
4. 予定していた顧客と会えず
学会会場から片道徒歩25分のWelcome Reception会場に到着したのは良いのですが、なんせ大きな国際学会にて、一同に人が集まるので、レセプション会場は大勢の人でごった返し、パトカーや警察が会場内に配備されるという物々しい雰囲気・・・。
なんとか会場内に入って、食べ物や飲み物を受け取ったは良いものの、会場ないは音楽で大音響、数千人が集まって談笑するので、とんでもなくうるさく、隣の人とも大声でしゃべらないと話が聞こえないという状態。
そんな中、、安易に会場で待ち合わせをした顧客と会うこともできず、結局1時間そこらで退散し、ただ疲れただけのレセプションに終わりました。
5. 購入した服にシミ
フィラデルフィアの空港で、リーズナブルかつ私好みのサマーセーターを見つけたので、迷った挙句、搭乗ラストミニッツで購入を決めて買った服。
トランジットのシカゴ空港到着時にシミが付いていることが発覚。時すでに遅し。
コーヒーのような大きなシミが袖のところに泣
幸い、自宅でシミ抜きしたらきれいに落ちたからよかったのですけれど、気が付いたときはショックでした。。。
6. CAの失敗に巻き込まれる
シカゴから羽田に向かう便にて、食事片付け中に、CAがわたしの横で、思いっきりトレイをひっくり返してしまい、ぐちゃぐちゃに。
あぁぁ~と思ってみていた後に、また、同じCAが、積み重なった紙コップを取った瞬間バランス崩して、わたしの頭上でバラバラと降ってくる始末。
紙コップで、それも、中にまだ入っていなかったから良かったものの、あまりに不注意にちょっと呆れました。
7. 眼鏡ケースを機内に忘れる
はじめて、機内に忘れ物をしました。。。
眼鏡ケースを座席ポケットに忘れました。
ただいま、ANAに忘れ物問い合わせ中。
8. エレベーターで酔っ払いが。。。
くたくたになって帰国した日は金曜日の夜。
羽田空港からモノレールで浜松町までいき、浜松町のホームから地上に上るエレベーターの中に一人の酔っ払いがいて、まさかのリバース寸前・寸止め!
暑苦しい夜、あの狭いエレベーターの中、それも出口側に立っていたそのおじさんに、リバースされたら、もう、わたし、死んじゃう・・・。
幸い、寸止め、口を押えて出てくれたので、災難は逃れましたが、その光景を思い出すだけで気持ちが悪いです・・・。
もう、金曜日の夜到着便は絶対に避けたいところ。
9. 後泊のアパHで・・・
都内のアパホテル、以前は安かったのですけれど、最近は便利な駅近は高くて泊まれず、今回、上野駅から銀座線で2駅の田原町から徒歩3分のアパホテルに泊まったのですけれど、そこに行くまでが大変。
まず、上野駅到着後、銀座線に乗るまでのエレベーターやエスカレータを探すのに時間がかかりました。
今度は、銀座線ホーム下りてから、エレベーターを探すのに時間がかかり、翌日、反対側のエレベーターを探すのも大変でした。
アパホテル内では、楽しみにしていた露天風呂が全面故障中で入れず、一番びっくりしたのは、ホテルの部屋内でくつろいでいた時に、ノックもせず、アパの社員が間違えてドアを開けてしまうという始末・・・。
ベッドに入って寝てたので、もう、超びっくり。怖かったです・・・。
後で内線かかってきて、謝られましたが。
10. 自宅の最寄り駅改札で。。。
新幹線に乗って、最寄り駅までの在来線に乗り継ぐ際に、なぜか改札機から乗車券が戻ってこず、1本乗り遅れました。
こんな感じで、とにかく、大変でした。
ちょっとした残念だったこと
ちょっとした残念なことが、実はたくさんあって。
中には、完全に自分が悪い、自分のミスだったりもするのですけれど、がっかりしたことが多かった出張でした。
1. ホテルにプールがなかった
これは、完全にわたしの思い込み。
なぜかプールがあるものだと思い込んで、仕事で疲れたらプールで泳ごうと完全に思い込んで水着を持って行ったわたし。
現地について、プールがなくってがっかり。
2. 朝食券の間違い
たいしたことではないのですけど、ちょっと面倒だったこと。
フィラデルフィアのヒルトンで、一人で5泊朝食付きでしたので、朝食券を頂いたのですけれど、なぜか10枚、それも日付が全部間違っているという・・・。
フロントに行って、新たな朝食券を出しなおしてもらうというメンドクサイ一幕。
3. コンディショナーが出ない
ヒルトンホテルで、壁にくっついているポンプ式のシャンプーやコンディショナーだったんですけれど、コンディショナーが、どんなに押しても出てこず・・・。
しょうがないので、フロントに内線して、コンディショナーを持ってきてもらうことに。
これまた、部屋で待ってなきゃならず、面倒でした。
4. 清掃が行き届いていない
海外あるあるですけど、今回のヒルトンはひどかったです。
ベッドサイドのテーブルが、飲み物こぼしたまんまでベタベタ。
フロントに内線して掃除スタッフ呼ぶのも面倒なので、自分で掃除しました。
5. 冷蔵庫内も不衛生。
ヒルトンホテルは、何度か別の都市で泊まっていますけど、ここまで不衛生なのは初めて。冷蔵庫内も、こぼれた液体のシミがあちこちに残っていて、気持ちが悪かったです。こちらも面倒なので、自分で掃除しました。
6. 冷蔵庫でサラダが凍る
せっかく掃除した冷蔵庫ですが、サラダ買って入れて置いたら、完全に凍ってしまって食べれず・・・。ちょっと食べただけで捨てました。
7. 朝食会場も不衛生
あまり従業員がハッピーじゃないんでしょうね、とにかく、清掃スタッフも、レストランスタッフも不愛想で、やる気なさそうというか、感じが悪く、朝食会場にテーブルセッテイングされていたグラスも汚くて、気持ち悪かったです。
たぶん、前に使った人がオレンジジュース飲んだのでしょうね、オレンジジュースの粒の後がグラスにくっついたまんま。
8. 朝食でのオムレツは有料
3スターホテルのヒルトンでしたので、普通、朝食に温かいオムレツなど、頼めばNo Chargeでサーブしてくれるのですが、なぜか、フィラデルフィアのヒルトンでは有料。
ジュースも置いてないし、言わないと出してくれないです。
9. 朝食会場まさかの遅刻
ホテルで朝食会場が決められた時間に空いてないなんて、これまで経験なかったですが、びっくり、6:00スタートで行ってみたら入れず。。。
たぶん、スタッフが遅刻したのでしょうね、叱られてました。
15分遅れでオープンし、なんとか時間、間に合いました。
10. フライト席番変更になってた
これもたいしたことではないのですが、シカゴからフィラデルフィア行きのフライトで、あらかじめ席番を指定していたのですが、予告なく、何の連絡もなく、変更になってました。
11. 友人と空港で落ち合うはずだったのに。
これは、完全にわたしのミス。
大学院の友人が、偶然にも同じ日にシカゴからANAで帰国すると聞いて、「じゃあ、シカゴのラウンジで待ち合わせしてキャッチアップしようよ!」と、楽しみにしていたのですが、なんと、同じ日のANA便でしたが、別便で会えず。
彼の便は、011でわたしの便は111
「え、いまどこ?」、なぜいない?となり、わたしの便、1が一個多いことに当日、会う直前に気が付き、「え~~~~~!会えないじゃん!」
彼の便は、シカゴ空港お昼頃発成田行き。
私の便は、シカゴ空港夕方発羽田行き。
全然、違うANAの便。
恐るべし、老眼とおっちょこちょい。便名を見間違えました。
海外出張というのは、トラブルや、上手くいかないことだらけ。
でも、めげずに、なんとか処理して前に進むしかないのが海外出張。
9月にはカナダと再びUSです。
めげずにがんばります。
have a nice day
by ちびまる