ANAスーパーフライヤーズの恩恵
2019年に取得したANAスーパーフライヤーズゴールドカード。
ANAのスーパーフライヤーズのゴールドカードを取得権は、それなりに長距離フライトにてANAを利用しないと到達できないですが、わたしの場合、2019年までの3年間、ほぼ毎月のように西へ東へ、欧州、北米、アジアと出張で飛びまくっていたので、その名の通り、ある意味、スーパーフライヤーでした。
スーパーフライヤーズカードを取得すると、それなりに、いろいろ恩恵を受けられます。
以前は、無料のアップグレード権利などありましたが、残念ながら2020年頃になくなりました。
わたしにとって、今一番重宝している恩恵としては、ラウンジの利用権です。
ANAは、スターアライアンスのメンバーなので、ANAのラウンジに限らず、各国のスターアライアンスの航空会社のラウンジを使用できます。
スターアライアンスメンバー航空会社
エーゲ航空、エアカナダ、中国国際航空、エアインディア、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、深圳航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ターキッシュ エアラインズ、ユナイテッド航空
この中で、使う頻度が高そうなのは、もちろんANAですが、それ以外に、
〇ブリュッセル航空
〇ルフトハンザドイツ航空
〇スカンジナビア航空
〇シンガポール航空
〇TAPポルトガル航空
〇ユナイテッド航空
でしょうか。
この度、US出張にてユナイテッド航空のラウンジも利用しました。
ラウンジ利用の便利さ
この度、US出張時にラウンジ利用の便利さと快適さを痛感しました。
海外出張の際には、空港の混み具合や、予期せぬトラブルなどを見込み、2時間以上前に到着し、余裕をもって搭乗に備えるのですが、問題なくスムーズに出国できてしまうと、時間を持て余してしまいます。
仕事でいくので、もちろんメールチェックや報告書作成など、やるべきことは山ほどあり、空港での待ち時間でこれらの仕事をこなせると、時間効率がとても良いです。
しかしながら、ラウンジが利用できない場合、どこかのカフェなど飲食店に入り、電源コードとテーブルを確保しなければなりません。
これが意外と大変。
搭乗ゲートの待合いシートでは、なかなか仕事をするのは大変です。
よって、ラウンジが使えるのは、出張者にとっては、本当にありがたいです。
この度、日本出国に際に、朝便でしたので、ラウンジにて朝食を頂きました。
自宅を出たのが5:30前でしたので、朝ごはん食べるにはちょっと早いし、食べる時間があるなら寝ていたいというのも本音。
今までは、新幹線の中や空港到着後などに、コンビニやお店に入って朝ごはんを済ませていたいましたが、その必要もなく経費もゼロです。
羽田空港のANAのラウンジは、午前中だったせいか、ものすごく混んでいましたが、座れないというほどでもなく、バイキングで朝ごはんを頂き、電源確保し、搭乗までメールチェックすることができました。
ユナイテッド航空ラウンジの利用
こちら↑シカゴオヘア国際空港のユナイテッド航空のラウンジです。
ANA利用の北米(東海岸方面)行きは、だいたいシカゴ経由です。
これまで何度シカゴオヘア空港でトランジットしたことか。
今回は、ミネアポリスが最終地点でしたが、シカゴでのトランジットは、だいたい3~4時間トランジットの時間があります。
はじめて、ユナイテッドのラウンジを利用しましたが、とても空いてて、静かで、清潔で、居心地がよく、有意義な時間を過ごせました。
日本出発の際のANAラウンジ利用時は、まだ午前中だったこともあり、お酒は頂かず、コーヒーだけでしたが、シカゴでのトランジットはお昼過ぎでしたので、白ワインを1杯と昼食を頂きました。
好きな食べ物を好きな量だけ頂ける嬉しさ。
めずらしく新鮮なサラダバーがあり、お野菜もいただけて、また、白ワインも頂きながら、軽く仕事をできるという環境のありがたさ。
体の疲れ具合が全く違いますし、何より、余計なポケットマネーを使わずに済みます。
USに入り空港で1本水を買いましたが、4.4 USDでした。(約665円)
高過ぎる・・・
買ったボトルをキープし、ラウンジやホテルなどでリフィルしながら節約しました。
合計4回のラウンジ利用
行きは、羽田空港のANAラウンジと、シカゴオヘア空港のユナイテッド航空のラウンジを利用し、帰りは、ミネアポリスのセントポール空港と、シカゴオヘア空港のユナイテッド航空のラウンジを利用し、合計4回利用しました。
空港での待ち時間がまったく苦痛ではなくなりましたし、何より、体の疲れ度合いが全く異なるということを経験しました。
また、恐ろしい円安の影響や、お金の心配など一切必要なく、お腹がすけば軽食を頂けるし、喉が渇けばドリンクを頂け、コーヒーが飲みたくなれば、エスプレッソでも、カプチーノでも好きに飲めるというのは、とても、とてもありがたいです。
心のゆとりを感じます。
空港での待ち時間をメール対応や報告書作成の時間にしっかりあてられるので、時間的なプレッシャーも軽減されます。
コロナ禍のラウンジ利用
今回、はじめてコロナ禍の海外出張でしたが、USにおいて、空港でも、どこでも、ほとんどの人がマスクをしてません。
地域によっては、コロナは「ただの風邪」という扱いで、また、マスクやワクチンの効果を信じていない人たちも、一定数存在しますので、自分の身は自分で守らなければなりません。
空港は、さまざまな地域(外国)から一斉に人があつまり、トランジットする人たちでごった返していますし、みんな、お構いなしにおしゃべりし、咳も、くしゃみもします。
そんな中、わたしは、しっかりマスクし、身を守りしました。
今回、ラウンジを使用できたことで、人混みから隔離され、ある程度、安心して過ごせる場所に身を置けたことは大きかったです。
もちろん、ラウンジの中にも、多様な人種、外国からのトランジット客もたくさんいますが、絶対数(母数)が外に比べれば全然少ないので、その分、まだ安心です。
幸いコロナに感染することなく、無事に帰国することができました。
ANAスーパーフライヤーズゴールドカードを取得し、年間費を16,500円支払ってますが、今回の出張でラウンジ利用できたことにて、「支払う価値ある」と思いました。
ミネアポリスからオーランド(フロリダ)往復は、代理店営業と一緒で、ユナイテッドではなく、デルタ航空でしたのでラウンジ利用できませんでしたが、代理店の方はデルタ航空のメンバーでしたので、一緒にラウンジ利用させて頂きました。
彼ら曰く、デルタ航空の場合、年間メンバー費用を支払っても、ラウンジ使用の場合、39USD支払いが必要とのこと。
メンバーでない場合は、倍額の80USDぐらい支払いが必要らしく、今回は、わたしの分もデルタ航空メンバー料金で支払ってくれました。
39USD=約5,900円です。
結構高いですが、彼ら曰く「支払う価値ある」とのこと。
わたしひとりだったら、有料だったら絶対利用しませんが、Time is moneyの価値観を重んじる彼らにとっては、大した金額ではないのでしょう。
ありがたく、お言葉に甘えて利用さえて頂きました。
今回の出張を経験し、コロナ禍の出張段取りがだいたいわかったので、来年はもっと外に出て仕事をしようと思います。
それでは、みなさま、have a nice day
by ちびまる