空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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母から送られてきた手紙。今日の運勢2022年12月31日 「ここまで来た。己の努力を己で褒めるべし!」

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とりあえず縁を担ぎたい

 

母からの1通の手紙。

 

「年末の運勢切り取ったから、記念にとっておいたら!

12月31日にこのような言葉が出たってことは、めずらしいと思うよ。

落ち込んだ時、この言葉を読むと勇気が出ると思うから、目の届くところに飾ったらいいと思います。頑張って!! by 母より」

 

年末に帰省した大晦日の朝、母とこたつで、ごろごろテレビを見たり、お菓子食べたりしていたとき、母がいつものように新聞を広げて今日の運勢をみていて、

 

「あら!すごいわよ、あなたの今日の運勢!」

 

ここまで来た。

己の努力を己で褒めるべし!

 

「わぁ~~~、なんだか、すごいの出たね!、なんだか来年良い年になりそうじゃないのー!」と、大騒ぎの母。

 

わたしも、日頃、それなりに頑張って走りながら生きており、また、最近、結果もついてきている感じがなんとなくあって、母の大喜びの様子に、自分もなんだか嬉しくなって「ん?!!!」と、ビビッときちゃったんです。

 

これから、なんだか、、、

 

すごく、いい感じになりそうじゃない!?

 

2022年12月31日の新聞「今日の運勢」ということ以外、特になんの根拠もない話ですが、こういうのって、思いこむが勝ち。

 

なんだか、わたし、いい感じじゃないの~~~~!

 

よくよく考えれば、この運勢の記事って、10月生まれの人なんて、ごまんといるわけで、もちろん自分だけに向けた話じゃないですし、ただのなんてことない、新聞の一コマ記事です。

 

それでも、自分が感じているタイミングや、たまたま母が見つけて読み上げてくれたことが、何か意味があるような気がして。

 

それはただの偶然なのだけれど、どんな偶然の出来事も、人生の延長線上にあるものだから、きっと何かの兆しなのだろうとわたしは思ってます。

 

とにかく、担げる縁は担いでおこう!

 

この「今日の運勢」がとても気に入ったわたしは、ぽろっと母に「あー、あの大みそかの運勢の言葉、切り抜いて持って帰ってこればよかったー」と言ったことを母が覚えていてくれて、わざわざ手紙を添えて、新聞を切り抜いて送ってきてくれるところがまた、母らしいなーと、思いました。

 

ありがたい、ありがたい笑

 

明るく前向きは母のDNA

 

わたしの良いところ。

 

それは、明るく、前向きで、めげないところ。

 

間違いなく、母のDNAを強く引き継いでいます。

 

母の半生は、苦労が絶えない時間だったと思います。

 

幼少期は誰もが羨むリッチなご家庭で生まれ育ち、母の父親が亡くなったことを境にどーんと貧乏になって、それから「あんなの止めときなさいよ」と周りに止められても、父を好きになって結婚したのが運の付き、めっちゃ大変な人生を歩むことになった母。

 

大変なりにも、楽しいこともたくさんあったからこそ、今の母の人生があるのだと思いますが、義理の母の介護、そして夫の介護と、人に尽くす長い人生からやっと解放され、今、平穏にシングルライフを楽しむ母。

 

根っからの前向きさと、明るさ、そして逞しさが母には備わっていて、どんなことがあろうとも、持ち前のガッツで生き抜いてきた感があります。

 

苦しい時、辛い時、悲しい時、藁にもすがりたいと思った時も、たくさんあったと思います。

 

それでも腐らず、くじけず、投げ出さず、自分の人生を諦めず、どんな些細なことでも、前向きにとらえて、それを心の拠り所として、前向きに生きる母の姿は、わたしの価値観に大きな影響を与えていると思います。

 

どんな些細なことでも、ラッキーアイテムにしようとする母。

 

母と一緒にいると、たぶん、無意識なのでしょうけれど、その想いをとても感じます。

 

例えば、777とか、1,111とか、333とか、数字が見事に揃っているレシートをもらうだけでも、また、そんな語呂合わせの車のナンバーが自分の前に止まっているというだけでも、「わ~すごい♪ 何かいいこととあるね!」と、ものすごい勢いで喜ぶんです。

 

とにかく、しょーもないことでも、「わ~♪ すごくなーい?これ!、なんだかご利益ありそうじゃない!」と、とことん思い込むんです。

 

特別これといって、何か起こるわけでもないのですが、いざという時に、危機一髪、難を逃れてこれたので、要所要所でそれなりに、そのご利益はあるような気はします。

 

そして、その母の気性は、自分もしっかり受け継いでいるような気がします

 

いままで、いろんなことがあったけど、なんとか乗り切ってこれたし、そして、これからもきっと、人生いろんなことがあるのだろうと思いますが、なんとかなるという、目に見えないですが、確信できる思いはあります。

 

母から譲りうけた六角水晶

 

そんな前向き、明るく、逞しい母でも、父が倒れて、突然一家の大黒柱にならざるをえなかった若かりし頃の母、家族が経済的に困窮しそうな窮地に立たされ、「本当につらかったんだろうなー」と思った瞬間がありました。

 

それは、母がずっと、お守り代わりに持っていた六角水晶を譲り受けた時です。

 

「お母さんは、もう、だいぶ助けてもらってきたから、あなたにあげる、いつもバッグに入れて肌身離さず持っていなさい」と言われて、数年前に母から譲りうけた六角水晶。

 

 

母と共に荒波を超えてきたと思われる、この六角水晶。

 

袋はかなり年季がはいってます。

 

母の言う通り、お守り代わりに毎日ハンドバッグいれて、持ち歩いてます。

 

なんだか、この六角水晶は母のような気がして、守られている気がします。

 

ありがたいことに、母はまだすごく元気で健在なのですが、なんとなく、この六角水晶は母の形見のような存在に感じてます。

 

自分を信じて前進するのみ

 

わたしの人生、これまでいろいろあったけど、今日、今この瞬間が、人生の幸せのピークだと感じながら生きてます。

 

だから、例えいつ、息絶えようとも、きっと、我が人生に後悔はありません。

 

だいぶ昔に、わたしの人生は40超えてからが右肩上がりだと、オーストラリアでよく当たるという占い師に言わたことを覚えています。

 

その時は、「へぇ~そうなんだ!楽しみ!」と、ただ思ったぐらいですが、その吉兆はあながち外れておらず、今までの人生の中では一番良い状況下で生きられているように思います。

 

またその時に、「あなた、必ずドバイに行くわよ」とも言われ、なんとそれが、今年2月に実現します。ついにドバイに出張に行くことになりました。

 

どんな新しい世界がわたしを待っているのか、わくわくします。

 

初めての中東で、ちょっと不安もありますが、それよりも、どんな世界を経験できるのか、わくわくのほうが強いです。

 

2022年12月31日の運勢「ここまで来た。」というのが、いったい何を意味するのか。

 

これからの自分がとても楽しみです💛

 

元旦に思い立って、最高の初日の出を見るのだと心に決めて、早朝の真っ暗闇で極寒の中を一人で10km歩いたのも、きっと、何か、自分の中に「決意」というか、感じるものがあって、それを、自分の中で確信したかったのだと思います。

 

上手く言葉にできないけれど、人は自分なりに、心に決めた生き方(生きるありさま)のようなものがあって、その自分との約束のようなものだけは、なんだか裏切ってはいけない気がして、それをずっと自分は、行動に移すことで形にしてきたのだと思います。

 

自分の信じる道を、一時一時の選択と決断を、自分の意志と責任で選んできたからこそ、今の自分がいて、自分にしかわからない自信を感じることができるのだと思います。

 

きっと、これからも、人生に答えなんてないのだろうけど、わたしは、わたしなりの人生を楽しみ、味わい、我が人生の階段を上っていくんだろうなぁと、思います。

 

イメージとしては、いろんな分かれ道の階段があって、それをひとつ、ひとつ自分で選んで上がっていって、いつかは雲の上に、ふわ~って消えていくんだろうなぁ、という感じです。

 

いずれにしも、いつも笑って、面白おかしく、楽しい人生にしたい。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる