画像:photoACHiroSundさん
営業部長の仕事は数字を作ること
営業部長になって早3か月。
営業部長になったという実感は、正直あんまりないのですが、数字への意識は以前に増して、高まりました。
営業部長の下で次長として働いていた時に、営業部長に対して不満を持っていました。
それは、「部長が数字を全く追わなかったから」です。
数字の把握すらまともにしてなかったので、その点に対しての不満は大きかったです。
そんなわたしが、営業部長になったからには、会社の誰よりも、数字にこだわり、数字を追わなければならないと考えています。
数字は追わなければ、作れないし、夢も追わなければ、叶わない、と思ってます。
まわりからは、「そこまで考えなくてもいいんじゃない?」と言われることもありますが、MAX一生懸命考えて、日々活動しないと、大きな数字は作れないと思ってます。
営業部長としてのわたしの一番の仕事は、会社に売上と利益をもたらすこと。
それがすべてです。
数字をあげられなければ、何を言っても認められませんし、評価もされません。
うちの会社は、わたしが入社してから、ずっと赤字会社です。
正直、ぬるいです。
なので、数字を作れなくても、誰も何もいいません。
でも、それは、私自身、すごく嫌。
このままでは、大きな会社に飲み込まれるか、淘汰されるか、時間の問題です。
慣れとは怖いもので、ずっと赤字会社でも、なんとなく生きてこれちゃうと、その状態が当たり前となり、危機感さえ感じられなくなります。
給与もあがらず、ず~~~っとじり貧な感じで、その状態でも「まぁ、いいか」となってしまって、びっくりするほど、穏やかな日々。
底辺で穏やかな暮らし。
わたしは、「こんなの、嫌だ!」 と思ってます。
お金がすっごく欲しい、もっともっと欲しい、というわけでもないですが、自分が自分の時間を使ってした仕事の成果は欲しいです。
なので、誰に何と言われようと、売上利益を億単位で上げる努力を最優先にし、そこに巻込めそうな人や企業を巻込んで、なんとかもっと利益体質な会社に育てて、自分が大半を過ごす職場環境の改善を目指します。
限られた資源で結果を出すしかない
赤字の会社は、売上利益とコストのバランスが悪い。
売上<費用 では、いつまでたっても利益が出ない。
人件費は一番の資源であり、またコストでもある。
日本は、海外の企業に比べ、雇用が守られているので、なかなか人も減らせない。
そうなると、今の費用を余裕でカバーできるほどの売上と利益を出すしかない。
大きな会社に飲み込まれずに、自立して自由に仕事をしようと思うと、今いる人たちで、なんとか結果を出す仕組みを考えるしかありません。
その規模は、数十億単位となります。
今いる人材を使って結果を出すというのは、実際には容易ではないです。
特に、うちの会社でしか勤務経験がなく、勤続年数が長い年を重ねた40~50代は、ず~~~っとやってきた仕事のスタイルや習慣があり、それはなかなか変えられませんし、改善といっても、たかが知れてて、なかなか大胆には変えられないというのが現実です。
でも、毎月人件費だけは自動的に支出されますので、なんとかない頭を絞って、使い方、使い道を考えるしかありません。
幸い、うちの会社の人たちは、みんな気持ちが良くて、まじめで、言われたことはしっかりやるという性質があり、ほぼ「指示待ち」な人たちなので、逆を返せば動かしやすい。
「指示されれば動く」という人たちというのは、おそらく、「自分で考えて動くというのが面倒である」というマインドなんだと思います。
自分で考えて動くというのは、思い通りにいかないことも多く、ものすごく大きなエネルギーを要するので、なかなか腰が重いアクションでもあり、年を重ねればなおさらです。
その(メンドクサイ)役目を自分がやらねば、と思ってます。
いかにして億単位で数字をあげてけるか
率先して動けば動くほど目立つので、あちこちから、あれこれ言われるし、ブレーキもかけられるし、却下されることも多々ありますので、「めげない、あきらめない、投げ出さない」というマインドが大事になってきます。
社内に過度な期待をしない
やって欲しいことや、できるようになって欲しいこと、こんな人材が欲しいなど、要望をあげればきりがなく、また、要望を出したところで、やらない人はやらないし、できないものは、できないし、そもそもお金がないから、優秀な人を外からも雇えません。
なので、なんとか今いる人材を使って、結果を出す方向性を導く必要があります。
人にはそれぞれ得意なこともあれば、苦手なこともあるわけで、これまで培ってきたことを活かしつつ、持っている能力を、上手くお金に変える動きに使ってもらうための工夫が必要です。
基本的に、嫌いなこと、苦手なことをするより、比較的本人が快適だと思えること、考えなくても努力しなくても、ちゃちゃっと簡単にできちゃうことなどの能力を活かすほうが効率的です。
大きな会社であれば、優秀な人をバンバン雇い、できるエリート層2割が、真ん中層6割をリードし、下2割は放置ということも可能かと思いますが、中小企業はそうはいきません。
とりあえず、Better than Nothingで、できることをやってもらう。
それ以上は考えない。
多くを望まない、彼らを変えようとしない、というのが現実的と思ってます。
会社の人たちも、売上さえあがってこれば、なんとなく盛り上がってくるだろうし、自然とモチベーションにもつながると思うので、組織変革するにしても、まずは数字を作ることが何より大事と思ってます。
やりたいことは外の資源を使って
社内のリソースでは到底無理なことは、社外のリソースを活用して策を練るほうが近道です。
わたしの場合、日本国内よりも、広い世界で活動するほうが得意ですし、機会も多いので、数字を上げやすいく稼ぎやすいので、必要なリソースも世界のネットワークから探します。
世界は広く、優秀な人たちは五万といます。
「優秀x熱意x人柄」にて、巻きこめる人たちを探します。
それには、わたし自身が全力で、世界のそういう人たちと向き合う覚悟を持つことがまず大事で、真剣勝負する必要があります。
なにより誠実であること、一生懸命であること、自身の言動に責任を持つこと。
その上で、パーソナルなハートにいかに入り込めるか、そこが鍵となります。
わたしを好き、信じられる、一緒に仕事したい相手、と思ってもらう必要があります。
わたし個人でまずは信頼関係を深く構築し、その上で、彼らはわたしという個人を通じて会社や商材の情報を得て、ビジネス上のチャンスをくれます。
そこを上手く引き合わすことができて、彼らの信頼を獲得できれば、あとは優秀な彼らが自ら、こちらから言わなくとも、彼らの貴重な時間と労力、そして資金を投じてくれるようになります。
優秀で熱意がある彼らは、わたしでは到底思いつかない素晴らしいビジネスアイディアを形にできたり、また、人柄が良いと、その更に先に優秀x熱意x人柄が良い人脈も持っていますので、チャンスは∞となります。
特にビジネスオーナーが相手であれば、彼らにとっても、うちの会社のポートフォリオを活用することでリターンがあると思えば、その可能性が高ければ高いほど、話にのってきます。
その彼らの能力と熱意と人柄から作られる人脈をさらに活用させてもらうことで、ビジネスに広がりが出てくるので、その機会にのっかります。
仕掛けと仕組みづくりに専念
うちの会社の商材は、コツコツ営業かけても大きくは売り上がらない、というのがわかってきました。
わたしなりの結論です。
点から点への営業をしたところで、億単位は売上られないし、マルチで広がる仕掛けと仕組みを作らなければ、大きな数字を目指せないと思ってます。
そのためには、自社の人やもの(商材)や、これまで積み上げてきたものの特徴を活かす、押し出し訴求する仕掛けと仕組みづくりが必要です。
他と比べても意味がないので、No1ではなく、Only1になることを目指します。
要するに、うちの会社ができること(お役に立てること)が何なのかを考えて、それを必要としているお客様に見つけてもらうための仕掛けと仕組みを考えて、向こうから相談にきてくれるような流れをつくる、ということを考えています。
なかなか一筋縄でできることではないですが、億単位で売り上げることを目指すとなると、それなりにやりがいがあるというか、面白いです。
営業というよりは、事業開拓に近い感覚で、仕事をしています。
とりあえず、昨年1億積上げたので、今年更に1億、3年で3億!
がんばろう~~~。
それでは、みなさま、have a nice day
by ちびまる