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おひとり様女子のエッセイ

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アラフィフ独身マンションを買う(リノベーション遂に完了!myお城に引っ越しました!)

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ついに完成!わたしのお城

 

昨年の12月に物件探しをはじめてから、約5か月。

 

買付申込、リノベーション下見、計画、見積依頼、売買契約、住宅ローン申込、そして決済・物件引き渡し、ご近所ご挨拶、改装工事、引っ越し段取り、不要物の処分など、各種手続きetc、、、と、目まぐるしい日々を乗り切り、やっと、わたしのお城(my home)が完成し、引っ越ししました!

 

長かったような、短かったような、大変だったような、楽しかったような、、、半ば記憶が飛んでしまうほど多忙極めましたが、なんとか、自分の理想の居住空間を手に入れました。

 

わたしの城のテーマ

 

 

独り暮らしなので、好き勝手、わたし好みの空間にしました。

 

テーマは、「モダン&シック、ホテルライク(スイートルーム的)な暮らし」です。

 

なるべく生活感がない海外ホテルのスイートルーム的な空間、ゆったりと贅沢な空間演出を心がけ、2LSKD(もともと3LDK)を1LDKにリノベーションしました。

 

「生活感がない部屋」とは言え、生活する居住空間ゆえ、生活感がところどころ、どうしても出てしまうのは致し方なく、洗濯ものを干す場所、収納場所などは、仕事部屋に使う1LDKの小さな一部屋やキッチン奥のパントリーに集約し、来客があるシチュエーションを考慮し、人目につく空間と生活感がある空間を切り離して、メリハリをつけるようにしました。

 

ブティック調の玄関

 

限られた予算で、できる限り理想の空間を手に入れるため、自分なりにYoutube動画を視聴しまくり、家具屋にあちこち足を運び、あれこれ空間イメージを模索し、物品を購入したり、壁紙や床材など選びました。

 

こちら玄関入ってすぐのちょっとした踊り場です。

 

 

90cmx180cmの古木枠の巨大ミラーを壁掛けにして、ホテルっぽい黒の石目調のクッション床材を選びました。

 

下駄箱はシンプルな形で、取っ手は他のドアと同じ丸みのあるシルバー色とし、下駄箱の上には、わたしが30代に決めた信条とイタリアフィレンツエのアンテイークショップで購入したルームフラグランスを。

 

 

ルームフラグランスは何本かの竹棒にさして、プラハで買ったお気に入りのボヘミアングラスの一輪挿しに。

 

ペンダントライトは、ヨーロッパの石畳の街にありそうなシックなデザインのものを選びました。

 

アクセント壁紙は、上品な薄いグレーのストライプ柄を。

 

最初は、左官が施したような抹茶のようなアクセント壁クロスを予定してましたが、在庫切れとのことで、急きょ壁クロスのデザインを変更することになりましたが、なかなか良い感じに仕上がりました。

 

白を基調とした空間設計

 

 

基本の壁紙は、全て白基調のシンプルなものを選びました。

 

真っ白ではなく、若干ベージュがかった白です。

 

ドア枠、換気口、玄関ドア、各お部屋へのドアも全て白基調(ホワイトアッシュ系)にしました。

 

玄関ドアは、専有部分の内側の枠まで白にしてもらって、共有部分の外の部分は加工できないので、そのままです。

 

玄関ドア内側にある金具の部分も新品感が出るように、もともとの色ゴールドで塗装して頂きました。

 

 

リビングのドアだけは、空間にメリハリをつけるために、ダークブラウン系の色を選び、リビングからも廊下からも光が差し込むように、中央にはアクリル板が広く取ってあるドアをリビングドアに選びました。

 

最初は、全てのドアをダークブラウン色にしようと考えてましたが、そうすると暗い色の面積が多くなり過ぎて圧迫感や、閉塞感が出てしまう懸念があったため、リビングドア以外は、壁と同じ系統の白系の色を選びました。

 

 

ドアの種類は、トイレと脱衣所は電気の灯りがちょっと見える型、書斎は少しデザインがほどこされたデザインで、キッチンに通ずるパントリーへのドアは、通気が良いタイプのドアタイプとしました。

 

ドア素材は基本全て同じで、取っ手は丸みがあるもので掴みやすいものを選び、色はシルバーにて統一しました。

 

白は膨張色なので大きな面積を覆う部分に採用することで空間を広く見せ、高級感や落ち着いた空間を演出するために、床材はウオールナットを採用しました。

 

スイートルーム的なLDK(+寝室)

 

 

リビング、ダイニング、そして寝室エリアのインテリアにはこだわりました。

 

一番こだわったのが、間接照明と統一感です。

 

ペンダントライト、シーリングライト、ベッドサイドのスタンドライトを全て同じメーカー(老舗照明メーカー)より調達し、細部まで材質にこだわった照明器具を揃え、柔らかい光が、ほんわか空間に広がるように工夫しました。

 

もともと和室だった左側の部分の壁を全て壊して、リビングとひと続きのフローリングの20畳の巨大空間とし、ホテルのスイートルーム的な空間演出をしました。

 

南向きのリビングエリアには大きな窓があるので明るい空間ですが、ベランダの日差し(上階のベランダ部分)が広いので、直射日光は当たらず、自然光が入り気持ちが良いです。

 

ベッドに寝転んで、空を見上げたいということもあり、上記の写真のようなベッド配置にしました。

 

 

寝室には、大きなルーバー調の黒色のクローゼット折れ戸を採用し、メリハリのあるシックな空間にしました。

 

クローゼットの取っ手は丸みがあるもの、そして色は高級感を演出する真鍮色としました。

 

 

クローゼットの仕様は、わたしの背の高さに合わせてポールを130cmの高さに設定し、クローゼット下部のデッドスペースをなるべくなくし、上部を広げ、棚を2枚 (30cm高さ)で設置しました。

 

 

ハンガーはちょっぴり高級感のあるウオルナット系でジャケット用、シャツ用、スラックス用で揃えて、いつも着る服は、洋服屋さんのように棚からすっと取り出せる位置に数枚重ねて置き。

 

季節に合わせて衣装ボックスから、冬ならセーターとシャツ、夏ならポロシャツと七分袖ニットなど、入れ替えられるように設計しました。

 

 

衣装ケースは、ニトリで床色と同じ系統の茶色で一式そろえました。ほとんどが空箱ですが、収納スペースが少ないので、空箱をいくつか準備しました。

 

収納スペースは本来、もっと豊富にあったのですが、わたしのほうで大幅に削ってしまい、削り過ぎてしまった感があったので、クローゼットスペースを収納場所に活用することにしました。

 

また、上段の棚は、念のためいつでも取り外しができるように、ビスでは止めず、棚枠に引っかけておくだけの設計にしました。

 

 

ショールやいつも使うバッグは、真鍮製のタオル掛け (60cm)と、同じ真鍮製のS字型フックを別途購入し、ポールのちょっと下に設置し、楽に引っかけられるようにしました。

 

このタオル掛けを買う際に一番気にしたのが奥行きです。

 

タオル掛けは以外と奥行きが狭いものが多く、5cm程度のものを探すのに苦労しました。

 

奥行きが5cmぐらいあれば、ストレスなくショールをかけられます。

 

 

ベッドは既存のものがちょうどウオールナット系の色なのでをそのまま使用し、シーツ、枕カバー、羽毛カバーをエジプト産長織ファイインコットンで揃え、ふっかふかのほっわほわの真っ白白にしました。

 

 

ベッドの頭側のアクセント壁クロスは、上品な薄いグレー(シルバー色)のダマクス柄とし、クローゼット折れ戸は黒でカチッとして男性っぽいので、アクセント壁クロスをダマクス柄にすることでフェミニンさを出し、でバランスを取りました。

 

 

リビング側から見た寝室側(奥のほう)はこんな感じ。

 

LDK家具はグレーと白で統一

 

 

リビングには、コーナータイプの濃いグレーの布地のソファーを採用しました。

 

全体的に、モダン&シックで落ち着いた色調としました。

 

本当は、薄いシルバー色が強いグレー色を探していたのですが、座り心地と値段、そして色合いのバランスを考え、こちら、ニトリの布製ソファーを最終的に選びました。

 

座り心地と布の肌触り、そして寝転び感が最高です。

 

ラグは、ベルギー製50万ノットウイルトン織りの厚手のモノを選びました。

 

 

柄はちょっとクラッシックなパターンで、あまりうるさくならないように、ソファーの色と同系色で若干薄めのグレー基調のものを採用し、落ち着いた色調にしました。

 

 

クッションカバーは、寝室壁クロスと同じダマクス柄の黒とシルバーのスウエードのクッションカバーと、差色としてビビットな美しい山吹色のクッションを。こちらもスウエード生地で、肌触りが良いものを選び質感を合わせました。

 

 

テレビは55型で音声でコントロールできる薄型TVを選んで、壁掛けとしました。

 

 

テレビはピンキリですが、アイリス大山のテレビを購入し、音声で反応してくれるルカちゃんが、毎朝テレビをつけたり、消したりしてくれます。

 

トルコレースのカーテンを採用

 

 

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、、、柔らかくて、ほどよい透け感、ふわふわ感がある美しい生地のトルコレースカーテンをオーダーメイドしました。

 

 

高層階で目の前に遮るものがなく、外から中を見られる心配もさほどないことから、遮視性など機能は求めず、美しさを優先しました。金色の刺繍が施され、また、お洗濯もできるというので、ヤマダ電機のJustカーテンで、カーテンを購入しました。

 

自然光が入り、風にゆらゆら揺れるカーテン、癒されます。

 

質感がとても柔らかく、触るのも気持ち良いし、ゆらゆら揺れるのを見ているの気持ちが良いです。

 

何よりその存在が美しい。

 

 

夕暮れ時にはスタンドライトをつければ、よりドラマチックでリラックスムードに💛

 

 

ドレープカーテンも、Justカーテンから選択し、ちょっと光沢がかった優しいアイボリーと白系のダマクス柄で、こちらもオーダーメイドで作りました。

 

 

タッセルは、カーテンと同じ色のロープ式のものを採用(こちらもヤマダ電機)し、ちょっぴり姫チックな窓際にしました。

 

毎朝目覚めた際に、カーテンを開けるのが楽しみですし、なんとなくテンションあがります。

 

広めのキッチンwithパントリー

 

 

キッチン周りの余計な壁を全てとっぱらって、開放的なカウンターキッチン周りとしました。

 

 

リビング、廊下、トイレ、バスルーム、玄関、どこに行くにも導線が良いように設計しました。

 

もともとあったシステムキッチンの色も真っ白でしたので、いい感じの統一感を出せました。

 

3口ガスコンロで、流ししたの収納もたっぷり、調理台も広めなので、とても使いやすく開放的です。

 

 

キッチンの奥は唯一の収納場所&パントリーです。

 

 

こちらが遠目で(リビングサイドから)撮った写真で、冷蔵庫を配置した景色です。

 

冷蔵庫には、わたしが諸外国の各都市に出張した際に、集めてきたお気に入りのマグネットを無造作に配置しました。

 

何もないほうがスッキリしますが、少しぐらい、ごちゃごちゃ感があるところがあっても良いかなと思い、あえて、整列せずに、ごちゃっとマグネットをはりました。

 

 

こちらが、玄関口の方のドアから撮ったパントリーです。

 

チラ見ですが、基本キッチン周りの家具類は、そのまま以前のものを配置し使っています。

 

なので、こちらはあまり統一感は気にせずに、使い勝手を優先しました。

 

パントリーの電源位置なども現在の家具に合わせて設計しました。

 

なるべく収納はリビング側から見えない位置に設置しました。玄関側のドアの隣は、3段可動棚が設置され、ちょうど冷蔵庫の背面に来るので死角となります。

 

リビングから真正面に見えるラックなどには、あまりものを置かず、置いたとしても、リビングで使用している収納ボックスと同じものを使い、あまり詰め込み過ぎずに、余裕をもって配置しています。

 

仕事部屋は生活感満載

 

 

生活する以上、やはり生活感が出る部分は排除できません。

 

全てがホテルライクという訳にもいかず、逆にそれでは疲れてしまうので、1LDKの1部屋(5.5畳)をバリバリ生活感満載の、ちょっとした隠れ家的な仕事&作業部屋にしました。

 

例えば洗濯もの干し。

 

リビングは南向きなので、リノベーション会社からは、リビングに室内もの干しをかけられるようにしたほうが良いのでは?と言われましたが、それは絶対イヤでしたので、北向きですが、窓がある書斎に室内もの干しがかけられる設計にし、こちらで室内干しをすることにしました。

 

実際に干してみましたが、北風ぴゅーぴゅー入り、ものすごいスピードで洗濯物が乾きました!

 

狭くて生活感満載の、ちょっとごちゃごちゃした空間ですが、何気に落ち着くこの狭さ。

 

もともと持っていたソファーは処分をせずに、仕事中ちょっと疲れたら寝転べるように、この5.5畳の狭いところにあえて置きました。

 

 

エアコンの室外機が設置されている場所の隙間に、すっぽりと、まるで測ったかのようにスーツケースが入ったので、隙間スペースを収納に有効活用できました。

 

リビングなど新たに作ったホテルライクなリビングには、なんとなくマッチしないけど、思い入れのあるステンドガラスアートもこちらに設置。

 

シドニーにいたころ、スーパーマーケットの脇のほうで、確か中国人らしきセラーが販売していて、なんとなく一目ぼれして衝動買いしたアート。

 

アロマセラピストを目指していた時代に、セラピールームに飾ることをイメージして購入したので、ある意味、わたしの青春かつ思い出の品です。

 

 

仕事スペースは、もともとクローゼット(元は押し入れ)だった場所を利用し、ワークスペースとしました。

 

新たに電源を4つ設置してもらって、照明を壁からつけられるようにしました。

 

照明はエジソンタイプのクリアライトで、向きを自由に変えられます。

 

壁に向かって仕事をするというのは、閉塞感があるかなと思いましたが、これが何気に落ち着いて、また集中できる環境という新たな発見。

 

 

デスクにはほぼ何も置かずに、パソコンとメガネぐらいにして、なるべくスッキリとしたスペースを保ちたいものですが、たぶん、すぐに資料等でごった返すと思います。

 

トイレもホテルライクに

 

 

このアクセント壁クロス、結構気に入ってます。

 

アラウーノもとても快適💛

 

 

クローゼット内の収納ボックスと同じ素材のもので揃え、なるべく余計なものが外にむき出しにならないようにしました。

 

バスルームもホテルライクに

 

 

洗面所は、鏡と洗面台、そして外観だけを白く統一し、床材はトイレと同じマーブル柄で髪の毛が落ちても気にならない、濃いめの茶色を採用しました。

 

洗面ボールは、手洗いお洗濯もしやすい大きめの楕円型のものを採用。

 

フェイスタオルとバスタオルはお揃いでホテルで使われているようなタオルを揃えて、バスマットも同系色で扱いが簡単なホテルライクのものを選びました。

 

 

ユニットバスは手をかけずそのままで、洗面台は広く使うために、不要な収納ボックスを撤去しリビングで使用している収納Boxに小物を入れて使っています。

 

 

こちらは、洗面所の壁クロスです。

 

ちょっぴり薄く紫がかった葉っぱ系の柄で、模様に立体感があるので高級感が出ます。

 

ちょっと派手かなと思いましたが、思いのほか落ち着いた感じで、品がある色合いなので気に入っています。

 

床材:ウオールナット色突き板

 

 

一番迷いに迷って決めたのが床材。

 

最後の最後で、シート系のリーズナブルな床材ではなく、ちょっとだけお値段が高い突き板のウオールナット系床材に決めて、ほんとによかったなと思ってます。

 

リノベーションの会社さん曰く、「どちらもたいして変わらない」とのことでしたが、シート系の床材は、ピカピカし過ぎて木材っぽく見えなかったので、少しだけ値段が高かったけど、木材感を感じられる突き板タイプにして、正解でした。

 

とても落ち着きますし、裸足で歩いても気持ちがよいです。

 

こんな感じで、約400万円かけたリノベーションを経験し、自分好みの空間を手に入れました。

 

職人さんたちと細かいチェックや意思の疎通が必要でしたので、何かと大変でしたが、自分で作ったmy 居住空間といった感じで、こだわった分だけ愛着がありますし、満足してます。

 

なんだかんだで、インテリア費用をいれれば500万円ぐらいかかりましたが、総合的に考えて、理想の間取りと、使い勝手の良い居住空間を手に入れられたので、出来合い品を買うよりもリーズナブルだったかなと思います。

 

こだわりが強い方で、これから居住用マンションを購入される方がいらっしゃったら、少しでもお役に立つ情報になれば良いなと思います。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる