空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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アラフィフ独身マンションを買う(購入~引っ越しまでにかかった費用、わたしの場合2LSDK→1LDK)

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アラフィフ独身の方に

 

終の棲家として購入した中古マンション。

 

ほぼフルリノベに近い改装をして、自分好みの居住空間を手に入れました。

 

自分で苦労して情報を集め、こだわっただけあって、住み心地抜群です。

 

きっと、わたしと同じように、結婚もせず、子供もおらず、とりあえず、独身で生きてきちゃって、これからもきっと、そのまま独身なんだろうなぁ。。。と思っているアラフィフ独身の方にとって、老後に安心して居住できる住処を手に入れることはとても大きな関心事だと思います。

 

わたしと似たような境遇の方々にとって、私自身の経験が、少しでもお役に立てば良いなと思います。

 

なので、実際に、私自身が支払った費用をシェアします。

 

お住まいの地域によって、中古物件の価格は大きく異なると思いますが、物件の価格というより、ざっくりの諸経費など、経験しないとなかなかわからない経費などについて、参考になれば良いなと思います。

 

人生初の大きな借金を背負っちゃいましたが、思いのほか重たい気持ちはほとんどなく、どことなく、「あーこれで、安心して、これからも好きに生きられる」と、逆に活力が得られました。

 

賃貸で気楽に暮らすのも良いかもしれないですが、やはり、いつ退去を命じられるかわからない賃貸住宅に住まうというのは、身軽な分、先が読みづらくリスクが高いと思いました。

 

50代に差し掛かる今なら、まだなんとか、えいやーっ!と、勢いで物件を探して引越しをする気力も振り絞れば出てきますが、これを60代、70代でやらざるを得ない状況に陥ることを想像すると、ぞっとします。とにかく、いろいろと、メンドクサイという気持ちが加齢とともに増してきます。

 

加齢というのは、思ったより、かったるいもので、今現在(48歳)でも、「あー、なんだか、だるーい、体おもーい、めんどくさーい」と思ってしまい、都合の悪いこと、もしくはメンドクサイ細々としたことを考えるのも億劫になってきます。

 

きっと、それは、わたしだけじゃなく、周りを見渡すと、大抵の方々が、おんなじような症状です笑

 

明らかに、40代前半と50代にさしかかる年代の心身の調子は異なります。

 

とにかく、あっちこっち、調子が狂うというか、「股関節の痛みは突然に・・・」といった感じで、「なんで???」と思う、思いもしなかった痛みが突然やってきたりします。

 

だいぶ脱線しましたが、加齢というのは、思った以上に「気持ち」にも影響するということを現在進行形で実感しているので、my homeを考えているアラフィフの方、「動くなら今のうちです!」と、ただただ伝えたかったです^^;

 

それでは本題へ。

 

実際かかった費用

 

私の場合、なんだかんだと、全部込々で、ざっくり総額1,730万円です。※27年ローンの際の金利支払い予定額150万円込みだと1,880万円です。

 

予算は1,600万円でしたので、結局、想定していた金額より、130万円ほどオーバーしました。

 

でも、これは、主に、リノベーション費用とインテリア費用です。

 

理想以上の居住空間を手に入れたことを考えれば、この130万円オーバーも、長い目でみれば、まっ、いっかなーと思ってます。もしかしたら、、、忘れちゃってる経費漏れあるかもしれないけど・・・💦

 

【総額内訳(諸税込)】※万単位でざっくりと

①物件費:1,150万円 (約80㎡/高層階)

②改装費:390万円

③借入諸経費:25万円

④固定資産税/管理費/修繕費(日割り): 9万円 

⑤登記・司法書士費用:15万円

⑥仲介業者費用:45万円

⑦家具インテリア:85万円

⑧引っ越し他:8万円

⑨印紙・振込手数料:3万円

⑩ローン金利 (27年計算): 150万円

合計:1,880万円

 

内訳

 

もう少しブレイクダウンして、情報シェアさせて頂きます。

 

下記、あくまで、「わたしの場合」なので、参考程度にご覧くださいませ。

 

物件費

売値:1,180万円

値引き交渉:1,150万円にて物件買付

不動産会社は専任でしたので、内観当日に50万円値引きにて交渉し、落としどころ30万円値引きで交渉成立。

売買契約時に手付金として30万円現金払い、残金1,120万円を決済日に振込。

 

諸経費

 

固定資産税、管理費、修繕費などは日割り計算され、決済日に物件費の残金と共に、売主に振り込みました。

 

4月上旬決済日にて日割り計算されました。

 

(月々支払うもの)

管理費:約9,000円/月

修繕費:約9,500円/月

 

(日割り計算の結果)

固定資産税+都市計画税:約62,000円

管理費+修繕費(日割り):約32,000円

 

ちなみに、駐車場は、管理会社が管理しており、賃貸契約になるため、物件購入には関与せず、別途、管理会社と契約をし、入居日から起算し管理会社へ支払します。

 

わたしの場合、駐車料金が7,000円/月です。

 

ローンが終われば、月々のお支払いは、管理費(9,000円) + 修繕費 (9,500円)+駐車場代 (7,000円) = 25,500円です。年に一回の固定資産税はおそらく60,000 ~70,000円ぐらい。

 

住宅ローン関連費

保証料事務手数料:33,000円

保証料:約21万円※返済が早ければ一部戻ってきます

振込手数料:660円

合計:243,660円

 

住宅ローン借入条件

 

申込金額:1,600万円

(内訳)物件費1,150万円/改装費350万円/諸経費:100万円

融資条件:自己資金150万円/ボーナス払いゼロ

融資総額:1,450万円

支払回数:27年(324回)75歳までに設定

想定金利総額:約150万円(27年支払の場合)

借入金利方式:変動金利

手数料:保証料支払い型

返済方法:元金均等返済

引落:月末 or 月初

月額支払:約6万円(少なくなっていく)

金利:0.775% (2022年/毎年12月に見直し)※

※優遇金利率がFIXされ、店頭金利ー優遇金利=支払金利

団信:オプションなし

 

税控除が終わり11年目には一括返済の予定です。

一括返済の手続きをすると銀行に手数料を支払わなければならなくなるため、2~3回段階的に多く支払い、自然と一括返済できるようにする予定です。徐々にフェードアウト的な支払い方です。

 

司法書士への支払

 

わたしの場合は、下記諸経費(概算)かかりました。

 

所有権移転費:82,000円

登記原因証明情報:7,500円

登記情報提供サービス(2通):1,200円

抵当権設定:46,000円

専用住宅減税証明書:6,000円

登記事項証明書(1通):1,000円

消費税:9,000円

合計:143,700円

(内:司法書士に支払う代金は9万円ほど)

 

わたしは、仲介不動産会社が契約している司法書士さんに自動的にお願いすることになりまして、気がついたら手続き終わってて支払いました。

 

ネット上では、司法書士への費用を削減するために自身で手続きされる方もいらしゃるようですが、わたしは、後々のリスクなども考え、少々手数料を支払ってでも、しっかりと専門家に、物件の状況調査をしてもらう方が賢明と思います。

 

自身のネットワークで、信頼できる司法書士さんがいる場合は、その方にお願いするのが良いと思いますが、わたしの場合は、特に知り合いに司法書士がいなかったので、仲介不動産会社が契約している先にお願いしました。

 

他のオプションとしては、融資を受ける金融機関がお付き合いしている司法書士を使うことです。融資実行には、そちらのほうがスムーズな場合もあるかと思います。

 

仲介不動産への支払

 

仲介不動産への手数料支払いは、一律決まってます。

 

購入物件費の3.3%+66,000円

 

私の場合、445,500円です。

 

1,150万円 x 3.3% =379,500円 + 66,000 = 445,500円

 

こちらは値切っても、よっぽどの事情がなければ、値引きはしてくれません。

 

リノベーション費用

 

約80㎡の中古マンションを9割型フルリノベーションした総額は約390万円です。

 

残した部分は、システムキッチンと浴室だけで、システムキッチンの吊り棚と壁は撤去しました。

 

それ以外は、ほとんど手を加えて、表面的には新品にしました。

 

もともと、3LDKであった間取りを売主さんが2LSDKに改修し、その後、わたしは、2LSDKを1LDKに改修しました。

 

わたしは、リノベーション費用も住宅ローンに組み込むために、住宅ローン事前申し込みまでに、改装工事の計画を立て、見積もりをもらい、ほぼほぼ計画通りに改修しましたが、やはり、途中で、あれこれ細かい修正が出て、プラス38万円ほどになりました。

 

ここで一つ注意!

 

リノベーション費用を住宅ローンに組み込む場合、あくまでも「見積通りに改修する」というのが前提条件としてありますので、銀行さんには細かいことは、話さないほうが良いです。(知らぬが仏)

 

万が一、「あ、この見積修正になりました」なんて言ってしまったら、全ての審査がやり直し、えっらい面倒なことになりますので、決裁が終わる前、終わった後も、万が一リノベーションの内容が変更になっても自己責任で対応です。銀行さんも暗黙の了解で、そのあたりは察しているかと思いますが、言葉にして言われると対応せざるを得ない状況に追い込まれるため、とにかく余計なことは言わないようにしました。

 

細かい改修費はあまりに工程が多すぎて、ご紹介はできないですが、当初の見積金額にプラスになった部分(追って現金払いした改修)の大枠をご紹介します。

 

ローンに組み込んだ改修費(350万円)

解体・処分工事費:48万円

LDK改修:28万円

和室改修:36万円

脱衣所改修:5万円

台所改修:10万円

WC改修:4万円

1部屋改修:18万円

玄関改修:8万円

収納庫改修:12万円

廊下改修:5万円

住宅設備:56万円

建具工事:32万円

仮設工事:20万円

管理費:20万円(約1か月の工期)

諸経費:48万円

総額:350万円 (税込)

 

これらの費用には、職人さんによる細かな手作業費用全てが詳細に盛り込まれます。

 

また、何かを撤去する=廃材が出る=費用がかかり、リノベーションをするということは、撤去した高額な廃材処分費用の支払がセットで付いてくるということを知りました。

 

ちなみに、電源1つ壁に追加するだけで工賃が1万円ほどかかりますし、「窓の木枠を白くして」というちょっとしたリクエストが、ちょこちょこ重なると、都度職人さんを外注手配しなければならず、結局都度、1日ハイヤーすることになり数万円かかります。ちょこちょこリクエストを出した結果、コスト高となりました。

 

中途半端にリノベーションの面が大きいと、結局、古い部分がとっても目立ってしまって、どんなに小さな箇所も真新しくしたくなりますので、こだわりが強い人は、最初から、「全部白くしてほしい、新しくしてほしい」など、工事前にリクエストを出しておけば、かなり費用を抑えられると思います。

 

下記、わたしが、ちょこちょこ、気がつくたびに、「あーして欲しい、こーして欲しい」などのリクエストを出したがために、増し増しになった追加工事費用です。

 

追加工事(37.4万円)

 

実際に工事が始まり、追加修正になり、追加で下記見積提示がされました。

 

床材・建具変更:8万円

洗面台追加・エアコン減:△5万円

廊下・収納床追加:6万円

サッシ額縁ダイノックシート:13万円

トイレ天井クロス貼り:3万円

収納庫棚追加:5万円

クローゼット棚追加:1万円

ハンガーなど取付:3万円

諸経費:5万円

値引き:1.5万円

 

収入印紙などの雑費

 

今時は、ネット住宅ローンのほうが金利が安いため、ネットローンが流行っているかと思いますが、わたしは、窓口申込でよかったと思っています。

 

理由は、思ったより、何倍も大変だったからです・・・。

 

窓口申込でさえ、決めなきゃならないことが多いし、住宅ローンを組み立てるオプション(選択肢のメリット、デメリットなど)を図解で説明してもらわないと理解できないことも多いし、何より、「えーそんなの聞いてない」というような、想定外のルール(自分が知らないだけですけど)が、結構あったりするからです。

 

窓口で、紙ベースのやり取りでしたので、収入印紙や振込手数料などもかかりました。

 

その諸経費は、約34,000円です。

 

【収入印紙】

不動産売買契約:1万円(不動産会社が準備してます)

住宅ローン契約:20,200円(自分で郵便局で買います)

改装工事委託契約:1,000円(業者が準備してます)

合計:31,200円

 

【振込手数料】

保証料振込:660円

売主へ振込:880円(物件費/管理費/修繕費/固定資産税)

改装業者へ振込:880円(リノベーション費用/ローン組み込む分)

改装業者へ振込:320円(追加支払い分)

合計:2,740円

 

司法書士と不動産仲介業者は、決裁に立ち会いましたので、みずほ銀行にて同日口座より引き出しをし、その場で現金払いしました。それ以外は、同日にその場で振込です。

 

家具・インテリアの新調

下記、大人買いして、合計約85万円です。

 

色調や素材感など統一しました。

 

下記実際にかかった細かい費用(送料込み)を、わたしの経費一覧からコピペしました。

 

照明一式    ¥86,320
玄関の鏡    ¥30,910
エアコン2台(14畳+6畳)+設置代    ¥236,580
55型テレビ    ¥65,800
テレビ設置券    ¥7,880
ハードデイスク2TB    ¥13,860
カーテンリビング+寝室(レース)オーダーメイド    ¥44,570
カーテンリビング+寝室(ドレープ)オーダーメイド    ¥44,570
カーテン書斎と玄関(カーテン)オーダーメイド    ¥6,316
L字コーナーソファー   ¥ 85,232 
ダイソン掃除機    ¥51,159 
リビング用ラグ    ¥34,500
ベッドカバー    ¥9,130
ベッドシーツ    ¥6,080
枕カバー    ¥3,520
収納ボックス、テイッシュBox、小収納箱、ゴミ箱など    ¥32,635
トイレットペーパーホルダー    ¥2,980
クローゼット内タオルハンガー(真鍮仕上げ) ¥4,828
テレビのケーブル2mx2本   ¥ 3,256
クッションカバー&クッション4つ    ¥9,070
ハンガー& 洗濯もの干し  ¥15,237

 - ジャケットx6、普通x20

 - スラックスx10

 - 洗濯ハンガーx20

 - 洗濯もの干し 
来客用スリッパ2つ  ¥ 5,940
バスマット1枚  ¥ 850
自分用スリッパ2つ  ¥7,960
布団干し ¥ 5,690
物干し竿 外干し竿  ¥1,310
室内物干し竿    ¥3,330
バスタオル2枚、フェイスタオル3枚    ¥4,225
真鍮製取っ手とS字フックx3  ¥ 7,700
観葉植物 パキラ10号(白い鉢) ¥ 18,700

 

引越し代

引越代:51,000円(同県内:車で40分程度)

洗濯機設置:23,100円

合計:74,100円

 

引越代は、交渉したら半額になりました。

 

洗濯機は設置は、引っ越し業者はやってくれません。

 

なぜなら、専門の業者が設置しないと、水漏れリスクがあるからです。

 

通常の設置なら6,000円ですが、わたしの場合、シドニーから帰国して以来、ずっと使っている洗濯機で、2009年式(11年使用)とかなり古いため、水漏れリスクを回避するために、ホースを交換し、ホースが痛まないように、ちょっと底上げする台など設置したため、少々高くつきました。

 

洗濯機の水漏れは、下の方に大変な被害をもたらすため、リスク大です。

 

本来は、そろそろ洗濯機を買換え時なのでしょうが、わたしは週に1回程度しか洗濯機を回さないせいか、11年経っても何の問題もなく普通に働いてくれているので、壊れてもいないのに買い替える必要ないと判断し、その代わり、リスクヘッジは最大限しておこうと思って、専門業者が「交換したほうが良い」というものは、全て新品に交換してもらいました。

 

引越しについては、知名度が高い3社に相見積もり取りました。

 

最初に電話で見積りした1社が5万円台。

 

次に、実際に来訪し家具などを確認した業者が12万円。

 

「他の会社の倍以上の価格だけどなんで???」と、あまりの価格差に、ツッコミ入れたところ、「当社以外にこれから見積されてますか?」というので、「〇社がこのあと見積もりに来ます」と伝えると、「今決定してくれて、つぎの〇社の見積を断ってくれるなら、5万円でやります!」と、強烈に営業かけられて、、、

 

「じゃ、最初の業者よりも少しでも安くしてくれたら即決します」と交渉したら、数千円下がったので即決しました。

 

値切っておいて言うのもなんですが、「半値にして利益でるの?」と聞くと、「使ってよかったら、知人に紹介してください!広告費だと思って請け負います。」とのことでした。

 

少々申し訳ないことしたなと思いつつ、、、引っ越し業者業界って大変な価格競争であると思いました。

 

どの業者であるかは公表できませんが、実際の引っ越し作業は、大変すばらしく、ちゃっちゃと、えっらいスピードで、てきぱき動いてくれたので、あっという間に引越しが完了しました。

 

接客も、気遣い配慮も💮でした。

 

値切った分、アンケートには、高評価にてコメントフィードバックさせて頂きました。

 

こんな感じで、わたしは、無事に終の棲家、my dream 城に引っ越し、快適な暮らしをしております^^

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

 

 

注意※

上記情報は本ブログ著者の個人的な経験に基づく情報であり、情報の信ぴょう性や確実性を保証するものではありません。本情報を参考にした結果、第三者が被った損害やリスクに対して本ブログ著者は一切責任は持てませんのでご了承ください。住宅購入やローンなど申込される方は、実際に該当する金融機関および不動産業者、種々専門家に詳細をご照会およびご相談ください。