画像:photoACだだACさん
マンション買付申込書断られる
2週間ほど前に、中古マンションの買付申込書を提出しました。
がしかし、、、まさかのお断り^^;
お断りというか、コンペに負けました泣
すっかり買う気満々でいたわたしですが、まさか断られるなんて、夢にも思わず、がっかり_| ̄|〇
どうやら、わたしの買付条件よりも、良い条件提示をされた方がいらっしゃったようで、わたしは競争に負けたということのようです。
売主さんは企業で、稟議決裁の結果、わたしの申込は選ばれませんでした。
90万円値引きの指値で買付申込書を出したわたし。
不動産会社も、「100万円ぐらいは値引いてもいいコンディションだと思うんですけどねぇ。」とのことでしたが、売主としては、やはり1円でも高く売りたいもの。
当たり前ですよね。
買う気満々だったので、ローンについて詳細を調べたり、リノベーションはどうするか、家具はどうするかなど、その気で考えていましたが、負けてしまったのですから、仕方ないですね、ご縁がなかったのでしょう。
潔く諦めましょう!、次、次!
マンション管理情報を得る
手に入らなかったものを、いつまでも考えても仕方がないので、さくっと、気持ちを切り替え仕切り直しです。
今回、買うつもりで動いたこともあり、中古マンションを購入するにあたり、多くのことを詳細に学ぶ機会を得ました。
買うはずだった中古マンションに関する書類を詳細に読み込み、自分事として調べたので、とても勉強になりましたし、そのマンションは買う価値があるマンションであるということも知ることができましたので、今回の件は、決して無駄ではなかったです。
仲介不動産会社が取り寄せ可能な書類をシェアしてくれたので、ありがたかったです。
たとえば、
〇管理会社発行の重要事項説明書(別物件)
〇各階平面図
〇マンション管理規約
〇建図
〇建築鋭角概要書
〇検査済証
〇公図
〇重要事項調査報告書
〇台帳記載事項証明申請書
〇管理組合通常総会に関する書類
〇地積測量図
〇道路管理図など
また、マンション管理規定や重要調査報告書上に記載の内容について、不明な点を10項目以上を仲介業者に確認をとったところ、丁寧に全て回答くれました。
とてもしっかり管理が行き届いたマンションであり、また、修繕費などの積立や使用についても詳細に記録があり、とてもしっかりした管理組合であることも知りました。
まるで企業のような管理組合で、収支や情報管理、また保険や保証など、抜かりない管理状況で関心しました。
管理会社はもとより、管理組合(マンションの住人)の能力の高さを知り、益々、「このマンションに住みたいなぁ~」と思った次第です。
ただ一方で管理が完璧に行き届いているということは、住民を厳しく管理しているともいえるので、ルールにはうるさいマンションであることは間違いないでしょう。
自分も、管理組合(他の住人)から叱られないように、気をつけなくちゃですね^^;
でも、少々ルールが厳しいほうが、秩序や規律を守って平穏に生活したいタイプの人にとってはありがたいし、わたしにとっては、ルールに従うのはそれほど苦じゃないと思います。
少なくとも、パーティーピープル(どんちゃん騒ぎのパーティー好き)な人たちは、このマンションにはいないと感じてます(いないと願いたい・・・)。
大規模修繕も昨年終えたばかりのようなので、本マンションは買いだと思いました。
今回は機会がなかったのですが、立地や利便性も確認し、買うマンションさせ決めてしまえば、あとは物件(部屋/階数、位置など)だけ確認すればよいので、決めるのも楽ですね。
マンションについて学んだこと
今回、自分が本気でマンションを買おうと思ったからこそ、詳細に書類を読み込み調べるモチベーションがあったわけですが、マンション管理規定を隅から隅まで読み込んだことで、わかったことがあります。
専有と専用の違い
マンションを購入するというのは、その部屋に関わるすべてが自分の所有になると思っていましたが、そうではないんですね。
管理規約には、自分の所有となる部分は「専有」と記載があり、自分の所有とはならないが、自分だけが使える部分は「専用」と記載があり、自分が自由にリノベーションできるのは主に「専有」のスペースということを知りました。
わたしが調べたマンションに関して、リノベーションが自由にできない部分「専用部分」は、
〇玄関ドア(外側)と鍵穴
〇ベランダ
〇窓
〇建物を支える柱
などです。
玄関ドアやベランダ、窓などは、マンションの外観の統一感を損なわないためのようです。
玄関ドアは、ドア自体を変えたり、外側のデザイン、色を変えたりできず、また、鍵穴も変えられないので、例えばカード式の鍵などに勝手に変えられません。ドアの内側はリノベ可能のようです。
ベランダは、手すりはもちろん変えられないですし、布団や洗濯ものなどを自由に干せず、干すなら内側に物干し竿をかけて、布団を干さなければならないなど。
窓はちょっと意外でしたが、例えば防音や断熱効果が高い窓や、お洒落な窓に変えたいと思っても、基本的には自由に変えることはできず、マンション全体の窓を変更するかどうかは管理組合/理事会などで決定し、修繕費を使って変更すると伺いました。
ただし、防音、防犯、断熱目的で、機能性を高めるためにどうしても窓を変えたい場合、管理組合の理事長に申請し承認されれば変更が可能な場合もあるようです。
最後に、建物を支える柱ですが、例えば「リビングをもっと大きく使いたいので、このでっぱりをなくしたい。」など思った場合、そのでっぱりの壁が建物を支える柱の場合、そのでっぱりをなくすことはできません。
個人的には、窓を自由に変えられないというのが、一番の驚きでした。
駐車場は引き継がれない
賃貸物件の場合は、専用の駐車場が無料で貸与されるケースも多いですが、マンションの場合、敷地内に駐車場の空きがないことが多く、それも有料であるというのは、今回、マンションの売買物件を探しはじめて、はじめて知りました。
そして、仮に売主さんが、現在敷地内駐車場を使っていても、その駐車場は次の入居者に引き継がれることはなく、マンション内で抽選になることが多いということ。
駐車場の管理は別の管理会社であることも多いということも知りました。
わたしがマンションを探している地域は比較的田舎ですが、それでもマンション敷地内の駐車場確保は、なかなか難しいです。
今現在、賃貸アパートの階段を少し下りたら、目の前に自分の駐車スポットがあるので、仮に近隣の駐車場を借りたとして数百メートル歩くというのは億劫だなぁ・・・と思ってしまいます。
毎日のことなので、マンション目の前に駐車したいです。
わたしにとって駐車スポットはマンション選びに重要な要素となります。
管理組合の選任について
賃貸アパートの場合、まったく関係のない管理組合。
マンションを買うとなると、自分もいつか役回りがまわってくるかも・・・という、メンドクサさがあるなあと感じているのですが、マンションによっては、理事メンバーや組合メンバーの選任の仕方は異なる、ということを知りました。
まんべんなく、役回りが回ってくる輪番制(それぞれの階を縦割り等)は、平等な感じはしますが、管理能力にばらつきが出るという問題はありそうです。
わたしが目をつけたマンションの理事会メンバーは選任制のようで、ほとんど決まった方が毎年選任されている感じで、管理能力において信頼が厚い人が選ばれているように思いました。個人的には、こちらのほうがありがたい^^
騒音に関するリスクヘッジ
隣人同士のトラブルは、ほとんどが騒音トラブルであると耳にします。
わたしにとっても、騒音は一番の心配事です。
騒音トラブルが少ないかどうかは、管理規約(ルール)からも見極められると思います。
例えば、ペット飼育不可マンションであれば、犬猫の鳴き声による騒音トラブルはなさそうですし、楽器(ピアノ、ギター、バイオリンなど)についても、楽器使用は夜8時迄など、規則がしっかり記載があると安心です。
その他、床材の使用が、LL45以下など、遮音性能が優れている床材を使わなければならないなど、リノベーションの際のルールが記載されているかなども確認しておくと安心です。
こんな感じで、マンション管理規約には、細かいルールがしっかり記載があり、その内容を読み込むことで、自分に適しているマンションか否かがある程度判断できると思いました。
でも、住民がそのルールを100%守るとは限らないので、ルールがあれば問題が起きないとは言えませんが^^;
同マンションで他物件を内観
買付申込書をした物件は断られましたが、断られた数日後、すぐ下の階に200万円安い物件が市場にでてきました。
ネットで写真を見る限り、かなり前衛的なデザイン^^;
仲介不動産会社も、「女性の方には大変不評な内装なんですけど・・・本当に、ご覧になられたいですか?」と確認が入ったぐらい奇抜な色使い。。。
おそらく、アートの意識高めな方がお住まいなんだと思うのですが、わたしには少々ついていけないセンスでして、そのままでは絶対落ち着いて住むことができない空間ですが、リノベーション前提で考えているので、現状は気にせず、間取りを見に行きます。
実際に見てみないと雰囲気などもわからないですから、まずは自分の目で確かめ、また、その場の空気感というか、フィーリングも確かめたいと思います。
住まいを見つけるのは、人との出会いのような感じですね。
焦らず、めげずに、前進あるのみ!
何事も勉強と思って取り組めば、なんてことないですね。
楽しみながら、わたしの終の棲家を見つけたいと思います。
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる