空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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世界中に友達ができたことが一番の財産

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画像:photoACfujiwaraさん

 

国際ビジネスを通じて得た財産

 

10代後半から夢見てきた、世界で働き、世界中に友達つくること。

 

約30年かけて、実現化してきて、今、思うことがあります。

 

それは、地球上のあらゆる場所で、世界中の人々と出会い、ビジネスを通じて、プライベートな話もできる友人ができたことは、一番の財産になったなーということ。

 

ダイバーシテイーなマルチカルチャーな環境の中で、ビジネスをすることにより得られたスキルや経験も、確かに大きな財産ではあるけれど、何より、ビジネスとは関係ないことも、気軽に話せる友人が世界中にいるというのは、人生を豊かにしてくれるものだと、実感しています。

 

友人といっても、ふとした時に、何気なく、さらっとした話題で、連絡するぐらいの関係性ですが、わたしにとっては、それが心地良いのです。

 

友人と知人の間ぐらいの関係性といったら良いでしょうか。

 

わたしの性格上、あまりべったりした関係は好まないこともあり、さらっと、サクッと、何気ないことを話せる関係性を持てる友人というのは、本当にありがたい存在です。

 

程よい距離感で、お互いなんとなく、一線を置き尊重し合う関係性が、わたしは好きです。

 

ビジネスを離れたところでの友人は、びっくりするぐらい少ないわたしですが、ビジネス上で知り合った友人は、気がついたら、ずいぶん増えたなぁと感じてます。

 

今の会社に入って、世界に好きなように出て行って、仕事をさせてもらったことは、本当に感謝しなくてはならないなと思ってます。

 

多国籍文化に身を置く心地よさ

 

正直なところ、わたしは、あんまり、日本の社会の中で、上手く馴染んでいける性質ではないと感じています。

 

雑多な人種で成り立つ多国籍文化のオーストラリアから帰国してから12年目ですが、いまでも時折、日本の社会に窮屈さを感じる時があります。

 

 

自分の意見をダイレクトに伝えることが当たり前で、それを言っても個人の意見として尊重してもらえる許容度が広い欧米社会は、安心感があります。

 

日本は、集団主義の色が強い国で、外国人が増えたといっても他国に比べればまだまだ、単一民族的(日本人が大半)です。

 

欧米など個人主義の色が強い国においては、自分の人生を幸せに生きるために、わたしはわたし、あなたはあなたと、集団における協調性より、自分の気持ちを大事にする傾向があります。

 

もちろん、欧米諸国の人々が協調性がないというわけではなく、どちらかというと、いろんな意味で、生きるにあたり、生き方の自由度が高いと感じてます。

 

いろんな人がいて、自分を自由に表現していて、よっぽど周囲に迷惑をかけない限り、どんな表現をしていようが、それを受け入れてもらえる環境が自然にあるというのは、多国籍文化の良いところだと思います。

 

例えばファッション。

 

どんなに年を重ねようと、太っていようと、膝上ワンピースや、ぴったりしたドレスを着たり、ビーチでビキニで転がってみたり。

 

わたし、それ好き、それ好きじゃないなど、はっきり言っても、受け入れられる社会。

 

踊りたい時に踊り、歌い時に歌う、みたいな。

 

わたしは日本人であること、そして日本文化を誇りに思い、日本が大好きだからこそ、日本で生きることに決めて今に至るのですが、時々、シドニーで暮らしていた頃の、「自由で孤独な空気感」を思い出し、ノスタルジックな気分になります。

 

いろんな人種が行きかう街角で、ひとりぽつんと街を歩く、日本人のわたし。

 

一種の寂しさと、不思議と安心感があります。

 

「わたしは、これでいいのだと」

 

日本人であるIDや、個である自分を強く感じられる環境が、わたしの肌には合っているのかもしれません。

 

突然のプライベートな連絡

 

普段は、ビジネスの話題で、当たり前ですが真剣に仕事の会議をしている相手から、突然、What'sAPPやメール、スカイプなどで、思いもしないプライベートな連絡が来ることがあります。

 

今日は、スウエーデン代理店社長から、突然のメールが入ってきました。

 

iPhoneからのショートメッセージだったので、思い立って、わたしに連絡してみようと思ったのでしょう。

 

連絡の内容はこうです。

 

掲題:Music

My son likes Japan popmusik.

僕の息子が日本のポップミュージックが好きなんだけど、
Do you know an artist namned yasuha Ebina

海老名 泰葉(Yasuha Ebina)っていうアーティスト知ってる?
Born Jan 1961?

1961年1月生まれなんだけど。

 

これだけ^^

 

たぶん、連絡してきた時間帯を考えると、夕食時に息子さんと話をしていて、日本のポップミュージックの話が出たのでしょう。

 

それで、わたしが知っているかなーって、ただ思ったんでしょうね^^

 

ただそれだけ。

 

特に何をしてとかではなく、「この人、知ってるー?」みたいなノリで。

 

今週は、仕事で嫌なことがあって、悶々としていたところだったので、まったく想像もしなかったところから飛んできたこの連絡に、良い意味で拍子抜けし、「誰それ、知らなーい笑」と、思わず笑っちゃいました。

 

海老名 泰葉(Yasuha Ebina)

 

80'sのシンガーですね。

 

名前だけでは、全然思いつかず、Youtubeで検索したところ、下記、見つけました。

 

www.youtube.com

 

Flyday Chinatownという曲を聴いて、「あ~、知ってる、知ってる、この曲ー」となり、意外とわたしも好きなテイストな楽曲で、「〇〇の息子とテイスト近いわぁ~」としみじみ思ったりして。

 

しかし、なぜに、80's City Pop ^^?

 

どこから、たどりついた?笑

 

渋いわぁ・・・・

 

こういった、会話のやりとりって、ものすごく、気分転換になるというか、気持ちがスッキリするんですよね。

 

しょーもない、どーでも良い、こういった会話、とても癒し効果というか、デトックス効果があるんですよ。

 

このような連絡が、世界のあらゆるところから突然飛んでくるので、ほんと楽しいですし、ありがたいです。

 

そして、新たな発見があるというか、「なぜに、スウエデイッシュのティーンがJapanese pop 80's?」という驚きと、世界中の星の数ほどある楽曲の中から、日本の楽曲を発掘してくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。

 

あらためて、80'sの楽曲、意外といいなぁ、と思えた自分とも出会えて、仕事の嫌なことなんて、どこかにぶっ飛んじゃいました。

 

Flyday Chinatown、歌ってみようーっと^^

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる