- LinkedInとは?
- LinkedInは欧米市場のビジネス向き
- 無料会員での活動は限度がある
- 有料(プレミアム)会員はいくら?
- LinkedIn使用者の声
- LinkedInを自己投資と考える
- LinkedInでのタブー
画像:photoACfujiwaraさん
LinkedInとは?
LinkedInとは、約200か国において約7億人が使っている巨大ビジネスSNSプラットフォームです。
引用元:Linkedin公式サイト
マップからもわかるように、約50%(3.5億人)が欧米です。
桁違いに人口が多い国、中国やインドにおいては、5,000~7,000万人程度。
LinkedInは、Facebook、Line、Instagramなどとは違い、完全にビジネス使用なので、投稿記事もプライベートな記事はほとんど見かけず、ビジネスに関する内容ですし、会員は、実名で所属企業、役職を公開し、そして経歴やスキルなどを細かく記載している人もいます。
掲載顔写真も、基本ビジネス仕様で、男性はスーツにネクタイ姿の人も多く見かけます。
また、多くの人は、キャリアアップのチャンスの場としても、LinkedInを活用しており、リクルーターやヘッドハンティングよりスカウトを受ける場としても使われています。
LinkedInは欧米市場のビジネス向き
欧米市場をメインターゲットでBtoBのビジネスの場合、LinkedInはとても都合の良いSNSビジネスプラットフォームです。
なんといっても、約半数の3.5億人の欧米人がLinkedInを使っているので、ターゲット顧客となり得る人は、たいていアカウントを持っています。
LinkedInのコミュニケーションおよびコミュニティーの共通言語が主に英語であることから、残念ながら、日本のユーザーは少なくたったの200万人しかいません。
また、アジア諸国においても、中国、香港、台湾は主にWechat、韓国はカカオ、シンガポールにおいては、わたしが属する業界においては、メールでのやりとりが主なデジタルアプローチです。
英語があまり得意でない国においては、LinkedInはあまりはやらず、リクルート以外はほとんど使わないというのが現状ではないでしょうか。
わたしは主に欧米を主なターゲット市場として仕事をしているので、コロナ禍においては、LinkedInをターゲット顧客とのネットワーク構築、そして情報拡散に使っています。
無料会員での活動は限度がある
無料会員でLinkedinのアカウント開設はでき、また、ある程度、ネットワークの構築や営業活動もできます。
また、無料で会社のページを開設することもできます。
ただし、ネットワークを構築するにあたり、「つながり申請」を出す必要があるのですが、無料会員の場合、個々人のアカウント情報閲覧には月間で制限があり、50件そこらで、検索のストップが自動的にかけられます。
つながり申請を出しても相手が承認しなければつながれないですし、また、自身のネットワーク上にいない人(3次つながりまでにいない人)には、つながり申請を出すことができません。
無料会員の場合、Inmailという個人的なメッセージを出す機能も使えないので、実質上、月間の上限に達したら、ネットワーク構築のスピードはダウンします。
有料(プレミアム)会員はいくら?
有料(プレミアム)会員は4パターンあり、月間もしくは年間契約ができます。
〇キャリア会員(Premium Career)
月額29.99USD または、年間費239.88USD
- 主に職探しする人向けのプランです。
- 月3件のInMailメッセージ
- 自分のプロフィールを見た人に関する詳しい情報の把握
- 採用側の目に留まりやすくする機
〇ビジネス会員(Premium Business)
月額59.99USDまたは年間費575.88USD
- 職探しする人向けのプランです。
-月15件のInMailメッセージ
- 高度な検索フィルター
- 追加的な企業データなどの機能
〇ビジネス会員(Premium Business)
月額59.99USDまたは年間費575.88USD
- ビジネス使用したい人用です。
-月15件のInMailメッセージ
- 高度な検索フィルター
- 追加的な企業データなどの機能
〇営業向け会員(Sales Navigator)
月額79.99USDまたは年会費779.88USD
- 営業活動したい人向けのプランです。
-月20件のInMailメッセージ
- リードの創出や推奨
- 既存の顧客やリードに関するリアルタイムの情報把握
〇リクルーター向け会員(Recruiter Lite)
月額119.95USDまたは年会費1199.40USD
- リクルーター向けのプランです。
-月30件のInMailメッセージ
- つながりの拡張ネットワークに対する無制限のプロフィール参照
- 高度な検索機能
- 候補者の自動トラッキングと一元管理
引用元:日経BPの記事
LinkedInのPremiumプラン、その価値は(上) - LinkedInのPremiumプラン、その価値は:CIO Magazine
LinkedIn使用者の声
日本のLinkedInユーザーは、欧米の億単位ではなく、たったの200万人ですが、賢くビジネスユースされている方が少なからずいるようです。
LinkedInの日本法人は、連絡先もなく、カスタマーサポートも特に見当たらず、有料会員になるには、ちょっと不安もあるのですが、仕事上でのポテンシャルを考えると、試してみる価値はあると考えています。
LinkedInを自己投資と考える
LinkedInを仕事上、所属企業のブランディングとマーケティングが主目的で使ってはいるのですが、より効果的な活動をしようと思うと、無料会員では限度があります。
本来ならば業務の一環、戦略の一環としてLinkedInというプラットフォームを利用するので、有料会員費用も会社負担なのでは?と考えてしまうところもあるのですが、
あくまでも個人アカウントのつながり上で構築され=個人の財産となってしまうため、ビジネスユースと言えども、やはり個人で負担するものなのだという結論に達しました。
月額6,000円ほどとなるので、決して安くはないですが、自腹でもやってみようかと思っています。
LinkedInでのタブー
ビジネス目的とは言え、やってはいけないのが、つながった相手に対して、しつこいダイレクトな営業メッセージの送信です。
わたしも一度、しつこいセールスに当たったことがあります。
それも、中国から^^;
「まずは友達になろう!」 なんていうメッセージが送られてきますが、物を売りたいというのが文章の全面に露呈していて、断っても何度もメールを送り付けてくるという始末。
速攻で、その人とのつながり解除&ブロックしました。
わたしが主に考えている目的としては、「情報の効果的な露出」であり、できる限り多くのターゲット顧客となる方々とつながり、できる限り多くの情報を投稿することです。
つながっている個人に対して、セールスをかけるようなメッセージは一切送るつもりはありません。
自分自身の顔を売っていく、信頼を売っていくということを考えると、相手が嫌がることをやってしまったら最後、「この人とは気をつけて」と悪評を立ててしまうリスクがあります。
まだ、私自身、LinkedInは初心者なので、気をつけないとですが、あまり怖がり過ぎて何もアクション起こせなければどうしようもないので、まずは、やってみよう。
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる