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おひとり様女子のエッセイ

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乳がん精密検査(2度目)の結果(なんでもなかった)

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画像:photoAC beauty-boxさん

 

乳がん精密検査(2度目)の結果

 

健康診断で、いきなり乳がん疑い【要治療】に✔をつけられた悲劇から7年目に、再び、6mm腫瘤疑いで精密検査の通知を受けたわたし。

 

詳しくは、下記↓↓↓に記載してますが、、、健康診断の結果に、振り回されっぱなしのわたしです。

 

www.soratobu-chibimaru.com

 

今回癌研有明病院で精密検査を受けた結果、「問題なし」、1年毎の定期健診でOKでした。

 

少々拍子抜けしましたが、「おそらく生検の傷痕が腫瘤に見えたのでしょう」とのこと。

 

「そんなことって、あるの???」と思いましたが、どうやら、検査結果の画像を見る医師によって、一人の専門医は「乳がんかもしれない、生検しないとわからない」言い、別の専門医は、「まったく問題ありません、一年後の定期健診で十分です。」という。

 

わたしは、今回も、癌研有明病院の専門医の意見を信じることにしました。

 

今回2度目の精密検査で、2回も有休とって、交通費に2万円+病院代がかかりましたが、まずは、なんでもなくて良かったと、一安心。

 

ほっとしました。

 

今の時代、2人に1人が癌を患うというから、癌と一言でいっても、いろんな状態の癌があると思うのですが、それでもやはり、癌にかかるというのは、怖いものです。

 

今回が問題なかったからといって、来年も大丈夫かというと、そうとも限らないですが、日々、あまり神経質にならずに、ほどほどに定期検診を受けて、自己管理をするしかないなぁと、思っています。

 

それにしても、、、です。

 

今回の乳がん検診について、そして、その結果(要精密)について、そしてその結果、検診を受けた病院の専門医の対応について、わたしは少々の疑問を抱いています。

 

乳がん検診の結果と対応について

 

7年前に腫瘤疑い→要精密検査&要治療(要治療は間違いでしたが)と検査結果を送ってきた検診センターと、今回6mm腫瘤疑い→要精密検査と結果通知を送ってきた検診センターは同じ検診センターです。

 

7年前の結果をもって、大パニックに陥ったわたしは、今となっては、受けなくてもよかった生検を受け、今回、生検を受けた傷痕を「腫瘤疑い、生検しないとわからない」と言われてしまう始末。

 

かかる医者によって、判断が大きく異なるというのは、本当に怖いものだと思いました。

 

検診センターは地元の総合病院に隣接されており、精密検査になると自動的に、その総合病院宛に紹介状が発行されます。

 

わたしは、危うく2度も生検のために胸に針を刺すところでした。

 

それも、その総合病院で生検を受けているためわたしのカルテはあり、また、その生検を担当した医師も同じ医師であったにもかかわらず、「癌かもしれないし、生検しないとわからない。」と言われたのです。

 

他にセカンドオピニオンを求めたわたしを快く思わなかったのかもしれませんが、あまりにも雑な対応だなぁーと思いました。

 

それも、癌研有明病院に向けた紹介状の中に、検診時に疑いが指摘された診断画像が同封されていなかったというのだから、なんとも不親切だなぁと思いました。

 

今回の結果を受けて、本検診センターではもう二度と乳がん検査は受けない、と心に誓いました。

 

今後は、少々コスト高になりますが、有明癌研の検診センターで乳がん検査を受けようと思います。

 

専門医といっても、その診療方針、治療方針、経験値はさまざま。

 

7年前に都内の某病院の専門医からは、わたしの診断結果を見ることもせず、「癌の可能性が否定できないから、全摘出を検討したほうが良い」というようなニュアンスのメッセージを送られてきまして、わたしは大・大・大パニックに陥り、もう、冷静な判断不能な状態で、わたしは恐怖にかられ、危うく何でもない乳房を全摘出してしまうところでした。

 

なんとも恐ろしい状況・・・。

 

その時学んだことは、実際の診断結果(病理、エコー画像など)を見ずして、患者の相談にのる医師を信じてはいけないということ。

 

ましてや、患者を実際に検査、診断することなく、専門医の立場で、一般人に対して、そんな無責任な言葉を発するなんて、無責任甚だしいと、今となっては思います。

 

いずれにしても、最後に誰の話を信じるかは自分次第、自分の責任であるとは思います。

 

日本の健康診断について

 

わたしの乳がん騒動については、下記のブログにて記録を残しているのですが、今、自身が経験したことを振り返ってみると、ずいぶん、健康診断の結果には、精神的に振り回されたなぁと感じてます。

 

www.soratobu-chibimaru.com

 

www.soratobu-chibimaru.com

 

日本の健康診断のシステムは、病気を早期発見するためには、とても良いシステムであり、ありがたい社会システムであると感じる一方、海外各地の人々の意見を聞くと、「それ、本当に必要あるの?」とご意見を頂くこともあり、「確かに。。。」と思う節もあります。

 

日本以外の国々の人々に健康診断事情を伺うと、日本のように、毎年、こんなに詳細に健康診断を受ける習慣はないのがほとんどで、わたしが「毎年、胃がんのチェックアップで、内視鏡検査してるのよ。」と言うと、まず、びっくりされます。

 

日本以外の国々においては、よっぽど胃の調子が悪くならなければ、内視鏡の検査なんて受けないようです。

 

おそらく、日本は、胃がんの死亡率が高いからなのだと思いますが・・・。

 

また、乳がん検診においても、ヨーロッパの一部の国においては、マンモグラフィーの検査をすすめない国もあるようです。

 

わたしが意見を伺った、欧米の多くの人から、「癌なんて、見つけてほしくないし、知りたくもない、知らないまま自然に身を任せたい。」という意見が多かったです。

 

偶然わたしの周りがそうだったのかもしれませんが、少なくともわたしの周りの欧米人は、一日でも多く、長く、ハッピーな気持ちで過ごしたいという人が多く、病気になってしまったら、その時はその時で治療をすればよい、という考えの方が多かった印象です。

 

わたしも長く海外に居住していたほうなので、日本に完全帰国するまでは、胃がん、乳がんの検査など、考えもしなかったです(若かったということもありますが。。。)。

 

オーストラリアにいた頃は、周りの日本人の友人から、「子宮頸がんの検診だけは、定期定期に受けといたほうがいいよ。」と言われて、メディカルセンターで一度だけ受けたことがありましたが、検査が恐ろしく雑で、結構血が出てびっくりした記憶があります・・・(悪夢でした)。

 

日本に帰国してからは、当たり前のように、会社にて健康診断の予約についてお知らせが来て、多くの社員が胃がん(内視鏡)の検査を受け(ほぼ100%)、多くの女性社員は、乳がん、子宮がん、子宮頸がんの検査を受けます。

 

当たり前かもしれませんが、どの地域で生きるかによって、習慣や、健康に関する考え方は大きく異なり、その地域(場所)の常識というのが存在します。

 

わたしも、帰国して以来、まわりにならって、当たり前のように、毎年、胃がん、乳がん、子宮頸がんなどの検査を受けていますが、最近になって、ちょっと考えるところがあります。

 

健康診断の項目を見直す

 

定期的なカラダのチェックアップは大事だけど、ほどほどにチェックアップしよう、と最近思うようになりました。

 

乳がん検診は、癌研で毎年受けることにしますが、胃がんと子宮頸がんのチェックは2年に一度にしようかなと思っています。

 

日本の検診は、ちょっとToo Muchと思うところがあります。

 

考えてみたら、うちの母なんて、一度もがん検診受けたことがありません。

 

受けてる検査と言えば、血液検査、尿検査、心電図、血圧測定ぐらいです。

 

海外居住の経験が長い日本人の友人も、「胃がんの検査は、調子が悪くなければ受けない」と言っています。

 

自分の身は自分で守る、検診の在り方も、自分自身でよく考えて、決めたほうが良いと思いました。

 

病気の早期発見に越したことはないですが、わたしのように、不要な心配をして精神を病んでしまうほど大パニックに陥ってしまう検診結果が大量発行されている可能性を考えると、「健康診断は、ほどほどに」向き合うのがベターと思いました。

 

何はともあれ、なんでもなくって良かったです^^

 

ひとつ悩みが消えました。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる