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中田敦彦さんのYoutube大学「7つの習慣」の解説を視聴して感じたこと。

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画像:photoACカナルさん

 

中田敦彦さんYoutube大学

 

最近、よくみる動画の中に、中田敦彦さんのYoutube大学があります。

 

さすが売れっ子芸人さんというだけあり、話が上手で飽きさせない話術をお持ちな中田敦彦さん。

 

中田さんのYoutube大学動画は、今まで「これって何だろう?」と思っていたことを、中田さんの解釈において、わかりやすく解説してくれるので、楽しくいろいろと学ぶことができます。

 

政治から宗教、歴史、自己啓発など分野は広く、結構な時間をかけて、動画作成をされておられるのだろうなと察します。

 

あらためて、中田敦彦さんの能力の高さに驚かされます。

 

以前は、わたし自身も、分厚いビジネス書など好んで読む傾向にありましたが、最近は、どうも活字を読むのが億劫になってきてしまい(完全に怠惰💦)、なかなか手を出せないのが本音で、また、最近はめっきり、ビジネス本や自己啓発系の書籍に興味を失ったという自分がいます。

 

そんな中、中田さんのYoutube大学動画を目にし、その面白さに最近はすっかりはまってしまっています。

 

実際に自分で情報元となる書籍を全て読んでいるわけではないので、あくまで中田さんの解説をもとにいろいろ考えを巡らせるわけですが、

 

中田さんの解釈がどこまで正確なのかという議論は横に置いておいたとして、各書籍や物事に対して、「ひとつの解釈」として中田さんから概要を学べるというのは、とてもありがたいことです。

 

考えるチャンスを与えてもらえます。

 

中田さんの動画の中で「7つの習慣」について解説している動画があり①~⑥まで拝聴し、彼の解釈を学ばせていただきました。

下記の動画からスタートです↓↓↓

www.youtube.com

 

7つの習慣は、オーストラリアに在住の頃、高いお金を出してハードコピーを買って読んだ覚えがあります。

 

確かワークブックのような本もあって、取り組んでみたものの、よくわからなくて途中で投げ出した記憶があります💦

 

大もとの書籍は結構な分厚さで、結局、あまり自分自身には響かなかった、というより、真意を理解できなかった、というのが本音です。

 

この度、7つの習慣について、中田さんの解釈を伺い、はじめて本書の訴えている真意を理解したように思います。

 

7つの習慣とは

とても有名な書籍であり、概要は多くのサイトで紹介されていますし、何より、上記中田さんの動画配信が具体例も挙げられ、とても分かりやすいので、本ブログコンテンツでの説明は割愛します。下記サイトでも要点をわかりやすく説明しています。

 

type.jp

 

第1の習慣 - 主体的である

第2の習慣 - 終わりを思い描くことから始める

第3の習慣 -最優先事項を優先する

第4の習慣 -Win-Winを考える

第5の習慣 -まず理解に徹し、そして理解される

第6の習慣 -シナジーを創り出す

第7の習慣 - 刃を研ぐ

Type 10分で読める要約『完訳 7つの習慣~人格主義の回復~』  より抜粋引用

 

言葉だけをとると、どれもこれも、ごもっともな基本的な大事なことであり、徳の高い人格者の習慣として基本原則なのだろうと、思うことは確かです。

 

中田さんがYoutube大学で解説している通り、「言うは易く行うは難し」

 

なかなか、どの習慣も実行するのは容易ではないです。

 

本書は、そもそも、ある程度経済的成功を収めた人物が参考にする書籍という位置づけであると、わたしは理解しています。

 

経済的な成功とは、一般的にざっくり想像するに、

 

〇ビジネスで成功した

〇億単位の資産を持っている

 

という一般庶民では到底経験できない生活レベルに身置くことができる人、でしょうか。

 

「7つの習慣」は、そういった一般的に言う成功を収めた人が、自身の人生において、利己的な経済的成功(お金だけ)では心が満たされず、経済的成功の先に求める欲求を満たすために、目指すべく非常にレベルが高いゴールに到達するための参考書である、とわたしは理解しています。

 

成功とは何か

 

成功とは、「物事をうまく成し遂げて、社会的地位や名声などを得ること。」とgoo辞書にはあります。

 

上記にも述べました通り、「成功」と聞くと、一般的には、多くの場合、経済的かつ社会的な成功を思い浮かべるのではないでしょうか。

 

成功者=ビジネスで成功し経済的自由を得た社会的地位が高い人。

 

というイメージですが、わたしが考える「成功」とは、個々人によって異なるものであり、人生において一つの事象ではなく、個々人が感じる達成感であると考えています。

 

そして、「成功」と「幸せ」は別物であり、

 

〇成功=達成感を感じる事象

〇幸せ=愛されている実感

 

なのではないかと、考えています。

 

人は、誰しも「愛されている」という実感が欲しい生き物ではないかと、わたしは思います。

 

誰に愛されたいのか、そして、どれだけの人(規模)に愛されたいと望むのかは、人それぞれであり、また、愛され方(表現のされ方)も、ひとによって、微妙に異なるのではないかなと、わたしは思います。

 

結局欲しいのは愛

 

経済的に成功を収めてきた人というのは、もしかしたら、周囲から愛を得られていると実感するために必要な多くの大事なことを、犠牲にしてきた人もいるかもしれません。

 

容易に考えられることは、「大事な人との時間を犠牲にすること。」

 

7つの習慣の第2の習慣 - 「終わりを思い描くことから始める」について、わたしは、中田さんの解説を聞いていて、結局人は、「愛されたい、愛されている実感が欲しい」というところに行きつくのではないかと感じました。

 

中田さんのYoutube大学プレゼンにおいて、第2の習慣 の解釈では「自身の葬儀において、どんな弔辞を述べてほしいか」という問いかけがありました。

 

これは、結局のところ、

 

〇自分は慕われていただろうか

〇自分は愛されていただろうか

〇自分は記憶に残る人であろうか

 

と、周囲が自分に対して想いを馳せてくれるだろうか、そして、自分がいなくなったことを惜しんでくれるだろうか、寂しがってくれるだろうか、ずっと覚えていてくれるだろうか、という欲求の現れではないかと思いました。

 

第2の習慣を考える

 

7つの習慣の第2の習慣 - 「終わりを思い描くことから始める」について。

 

もしも、「自身の葬儀の時に、どういう状況であってほしいと自分は望むのか」と考えたときに、わたしは、中田さんの解釈とはちょっと違った感覚を持っていると感じました。

 

自分の葬儀における弔辞において、確かに、わたしを慕ってくれる人がたくさんいて、わたしとの永遠のさよならを惜しんでくれるというシチュエーションは、とてもありがたく、嬉しい。

 

だけど、正直なところ、自分が死んだ後のことを考えて、どんな葬儀でどんな弔辞を述べてほしいかを考えて、それをゴールにして?、今目の前にある人生の設計をするというのは、わたしはあまり興味がありません。

 

わたしはそこまでの境地に達していない人格レベルなのかもしれませんが、わたし自身の葬儀については、今現在、正直なところ、自身の人生においてあまり重要ではない儀式と思っています。

 

仮に自分の葬儀を思い描いたとして、望むことといったら、たった一人でもいいので、心から、「あなたに出会えてよかった」と思ってくれて、そっとさよならを告げにお線香をあげにきてくれれば、それで充分かと。

 

欲を言えば、「わたしに出会えてよかった」と思う人たちが、「そういえば、こんなことあったよねー」みたいな感じで、いいところも、だめなところも、腹が立ったことも、嬉しかったことも、ひっくるめて、

 

わたしが生きた時間を、一緒に過ごした時間の思い出を酒のつまみに、楽しくわいわい美味しいものをみんなで食べて、「なんだかんだ言って、面白かったね、楽しかったね」と言ってくれれば本望です。

 

 

そしてできることならば、海でも山でも、自然がきれいなところに散骨してもらって、自然の一部となりたいと思います。

 

人生の最期を想像することよりも、今の自分の感情、思想、欲求、肉体そして精神、すべてをしっかり実感して、今の自分が考える方向性を自分自身で探求したいです。

 

高徳な先人の皆様の特徴に見習うことは大事と思いますが、まずは何より、自身の人生を自分なりに精一杯生きること、

 

そして、自分なりの目の前にある、どんな小さなことでも成し遂げたいことに集中し、自分なりの達成感を得てちょっとずつ成長していくことが大事だと思っています。

 

緊急ではない重要なこと

 

第3の習慣 -最優先事項を優先する

 

日々、私たちが目の当たりにし時間を費やす事象を4つにわけると、

 

①緊急かつ重要なこと

②緊急ではないけど重要なこと

③緊急だけど重要ではないこと

④緊急でも重要でもないこと

 

①を最優先にするのは当たり前、③と④はついつい時間を費やしてしまう、②は重要と知りながらも後回しにしがちな事柄で、②に時間を捻出することがとても大事という考え方は、わたしも納得する考え方です。

 

この考え方は、わたしは仕事上、常に考えていますが、プライベートではさほど意識していないのが現実。

 

中田さんは、ほとんどの人々は①で大半の時間を占めてしまっており、隙間時間の息抜きに④に時間を費やしがちと見解を述べています。

 

④というのは、ざっくり言えば「娯楽」のようなものです。

 

①に時間を費やすのは致し方のないことと思いがちですが、自身で抱えるのではなく、誰かに作業を振ることが大事と、中田さんは言います。

 

その考えには一理あり、とわたしも思います。

 

自分しかできない事柄というのは、本来、そうそうあるものではなく、自分自身しかできないと自分が思い込んでいるだけです。

 

自分が仮に会社を辞めても、この世からいなくなっても、会社も地球もまわると考えれば、多くのたいていのことは、自分以外の人でもできること。

 

でも、ひとは自身の存在感を無意識に強調してしまう傾向にあるのではないでしょうか。

 

②緊急ではないけど重要なことは、ひとによって対象は異なるものの、重要なはずなのに、時間を捻出できていないことが多ければ、時間を捻出する努力をし実行するという考えは、理にかなっていると思います。

 

何か一つでも参考にすればいい

 

7つの習慣のように、世界中で大ベストセラーになっているような書籍というのは、多くの人にとって、「そうだな」と共感できる部分が多い、だから必要とされ販売されたということなのでしょう。

 

だけど、わたし自身は、全部が全部、今すぐ具体的に実行できる、もしくはしたいと思えるものではなく、まずは1つでも2つでも、気に留めておいて、ちょっとずつエッセンスを実生活に取り入れるということを考えてみようと思います。

 

わたしにとっての成功、そして幸せは、私自身が実感することであり、私自身が創造するものなのだから、ひとつのルールに縛られることなく、自身のライフにあった習慣をライフステージに柔軟に合わせて取り入れて行けばよいのだと思います。

 

わたしの今までの人生において、小さな成功はたくさんあります。

 

そして、数えきれないほどの失敗も・・・。

 

でも、失敗があるからこそ、自分が愛してもらうためのエッセンスに気がつくこともできるし、自身の気持ちや生き方を大事にした上で、そのエッセンスを自分なりの色で取り入れていく努力をすればよいのかなと。

 

肩肘はらず、誰と比べるのでもなく、自分なりのやり方で、トライ&エラーをしていくこと、それこそが人生。

 

最期に、「楽しかったな、いい人生だったな」と思えれば最高です。

 

それでは、多くの皆様にとって素晴らしい人生でありますように。

 

今日も一日、have a nice day

 

by ちびまる