画像:photoAC 想さん
時はライフそのもの
「時は金なり」
時間もお金同様に、大切にしなければならないもの、ということわざがありますが、最近、時はお金以上に大切なものと感じるようになりました。
時というのは、否応なくても、誰にでも与えられ、過ぎ去っていくもの。
人生という「時間」は、人により長短はあるものの、基本的に、誰にでも平等に与えられ、同じ速度で過ぎ去っていくもので、止めようもないもの。
どうしても、人というのは、目の前にある当たり前にあるものに対して、怠惰になりがちで、ついつい鈍感になってしまう。
よっぽど、自身の体に危機を感じていない限り、明日も、明後日も、きっと、同じように過ぎていくものと、心の奥底で、無意識に信じ、そのことに自信を持って生きているのではないかと、自分を通して、そう思う。
50手前になって、それなりに年を重ねてくると、健康面で、不安も出てくるし、不定愁訴も出てくるし、老いを感じる瞬間も増えてくる。
また同時に、周りの大切な人たちも、自分同様に年を取り、特に両親に関しては、あと、何回実際に、顔を合わせて時を過ごせるだろうかと考えると、両手で足りてしまうぐらいかもしれない。
そう考えると、与えられた時間をどう過ごすかということに、敏感になってきます。
人生の長さは、よく、キャンドルの灯を連想させます。
自分のキャンドルの長さが、そもそもどれぐらいの長さなのかもわかりませんが、少なくとも半分まできたとしたら、残り半分、大切にいきたいですし、いつ、どこで、突然吹き消されるかもわからないと考えると、「今この時」がとても貴重に思えてきます。
充実感を得る条件
先日、偶然、中田敦彦さんとGACKTさんの対談Youtube動画を拝見しました。
海外移住、そして、なぜマレーシアを選んだのか、という質問に対して、GACKTさんが、どういう考えで、マレーシアを最終的に選んだのかというのが、とても興味深かったです。
下記動画です。
【GACKTの勝ち方】海外移住・生き方・ビジネス・ボランティアを語る
わたし自身は、GACKTさんとは違って、庶民ですが、少なくとも、海外生活の経験はあるので、自分の時間をどこで生きれば、より豊かな人生を送れるのか、ということに関して、興味を持っています。
GACKTさんは、お金も名誉もあり、成功者のひとりといっても過言ではありません。
でも、そのGACKTさんが、どんなに有名になっても、どんなにお金を稼いでも、豊かな気持ちになれなかった、というがとても興味深かったです。
自分自身が、心から体が喜ぶ、精神が喜ぶ状態を作れない限り、満たされないという事実。
自分にとって、大切な価値観とは何か。
自分にとって、何が優先なのか。
自分にとって、何が快適なのか。
ということを、とことん掘下げて、選ばれたのがマレーシアだったようです。
そして、その考え抜かれた選択は、時間の過ごし方と直結しているということ。
その考え方に、とても感銘を受けました。
わたし自身も、私自身が満たされる環境、空間、そして時間の過ごし方を、あらためて、考え直すきっかけにもなりました。
時をどう過ごすか
毎日、朝起きて、活動が始まってから寝るまでの時間をどう過ごすか、もっと、意識したほうが良いかなと、最近考えています。
また、起きる時間も、寝る時間も含めて、自分にとって最適な時間の過ごし方を考えることは、大切かなと。
わたしは早起きが苦手で、毎年「今年は早起きする!」と抱負を語っても、すぐにぐーたら寝坊助になってしまいます。
でも、今年こそはと、新年から、今現在は、朝5:30に起きて、出社の日は朝温泉だけ、リモートワークの時は、2kmジムで走って温泉、というルーチンを過ごしています。
まだ1か月ですが、1週間に10~12km合計スロージョグしているのですが、これが、意外と気持ちよく、心地よい汗もかけて、また、一日のエネルギーレベルも高いということが最近わかってきました。
時速7.5ぐらいの、本当にスローな走りなのですが、17分ぐらいで走り終え、それほど疲れもせず、いい感じに体も温まります。
温泉は、寒くても露天風呂が好きで、毎朝、寝湯に寝転んで空を見上げて、深呼吸したり、月を眺めたりしています。
これが意外と贅沢な気分を味わえ、特別な時間に思えます。
朝が早いので夜も早い。
体の調子がとても良いです。
また、仕事についても、「これは、本当にわたしがやるべき仕事なのか」と考え、わたしでなくても良い仕事は、こだわらずに、周囲に任せるように心がけています。
すべてのことにこだわってしまうと、大事なことに時間が避けなくなるからです。
プライベートでは、なるべく、大切と思う人と、心地よい時間を過ごすようにしています。
不要な不協和音は奏でない意識を持つことで、とても心地よい時間を過ごすことができます。
もちろん、こだわるところは、こだわりますが、こだわる優先順位を常に考える、ということをするようになりました。
「ほんとうに、そこまでこだわる必要あるのか?」と自問自答です。
たいていのことは、しょーもない、たいしたことではない、ということを、客観的に理解していくことが大事かと。
そんなことを考えて、今日も一日生きてます^^
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる