空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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オリジナルのアロマブレンドオイルを作りました。闘病中の親友に向けてデイフューザー用にプレゼント。

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アロマセラピストだった私

 

遠い昔、わたしは異国の地で、アロマセラピストとして生きておりました。

 

今は、バリバリ数字を追う、営業管理職ですが^^;

 

20代の後半に志して、アロマセラピストとして活動していたのが30代の前半頃なので、かれこれ15年~20年ほど前。

 

なんとなく、海外にあこがれて、なんとなく本屋で手にした大きな本を眺めて、間接照明の中、気持ちよさそうにマッサージされている人の写真から、「わたし、これやりたい」と思ったのです。

 

その時、はじめて、アロマセラピーという芳香療法という伝統的な西洋の自然療法を知りました。

 

感覚的に、ものすごく惹かれて、あんまり後先考えずに、オーストラリアに留学したことをぼんやり思い出します。

 

英語もできなくて、ましてや解剖学や生理学なんてまったくなじみがなかったですし、何にも知識もないまま留学して、癒しの世界とは裏腹に、毎週の小テストや、小論文などに大きなストレスを抱えて、自分自身が胃腸を壊すという始末・・・

 

なんとかDiplomaを取得して、晴れてアロマセラピストになったのですけれど、理想と現実のギャップに夢破れ、7年間、個人事業主として続けたアロマセラピストを無念な思いで辞めたという、苦い思い出もあります。

 

バリのリゾートのような空間でセラピストとして独立して働くことを夢見た30代。

 

資金も経営の知識も経験も、何の力もなかったわたしは、稼げない状態に疲れ果て、人を癒すどころではなくなってしまって、終いにはアロマセラピーに興味すらなくなってしまって、夢を投げ出し、心が折れて、大きく挫折しました。

 

その頃は、別の仕事をしても、全然上手くいかなくて、挙句の果てにポジションクローズで会社もクビになって無職になちゃったり、長年連れ添ったパートナーとのお別れもあったりして、お金も、仕事も、夢もなく、ボロボロだったなぁと、そんな自分が過去にいたことを思い出します。

 

香りは、記憶や感情と、密接なつながりを持っています。

 

好きだった香りも、辛いセンチメンタルな思い出と重なると、香りと共に、そういった辛い思い出も、チクッとした痛みと共に、思い出してしまったり・・・。

 

アロマセラピーの仕事をすべて辞める決断をして、大枚はたいて買ったマッサージベッドや商売道具もすべて処分し帰国したので、まさか、今、この年になって、自ら精油を買って、オイルをブレンドする機会がやってくるとは、夢にも思いませんでした。

 

親友が大病を患いました

 

わたしの数少ない親友が、大病を患いました。

 

わたしはあんまり、友達が多くありません。

 

群れるのが好きじゃないし、マメに連絡などしないほうなので、どちらかというと、こんなわたしでも、付き合ってくれる友達だけが残った、そういう友達としか付き合えないというか。。。

 

そんな中でも、気兼ねなく話せる友達(親友と言ってもよいかなと思ってる)が何人かおりまして、その中の一人が、大病を患いました。

 

普段、そんなに連絡もしないし、めったに会ったりもしないんですけど、ふとしたときに、「なんか、会いたい」と思い立ち、急遽「ご飯でも食べない?」と連絡をして、ほんと、たまーに、会いに行ったりするぐらいなのですが、不思議とつながっていられる自信がある相手が何人かいます。

 

そんな相手(友達)に、1年ぶり(いや、それ以上)に会いに行って、「どう、元気?」と聞くと、「実はそうでもないんだよね」という返しがきて、、、

 

「どうしたの?」と聞くと、赫々しかじか説明をしてくれたのですが、その内容があまりに重すぎて、どう返したらよいかわからなかったのだけれども、当の本人がまるで他人事のように、あっけらかんと、軽~い感じで話すので、「大丈夫なの???」としか、言い返せませんでした。

 

プライバシーもあるので詳細は割愛しますが、もともと、ゾウの皮より強そうな心の持ち主、肝っ玉が据わっている女性なのですが、そんな大きなニュースを打ち明けて、数日後に入院して大手術だというのに、「別に食事とお酒は大丈夫、普段通りで良いって、医者も言ってたし」というので、いつも通り、普通に食事して、いつも以上にお酒を飲んで、キャッキャしながら、大笑いして食事を終えたのですが、普通に考えると大変な状況であり、状況次第では生命が脅かされるほど深刻な状況。

 

彼女の性格柄、余計な同情も、心配も、気を遣うこともされたくないと思ったので、いつも通り接しているのだけれど、やっぱり、心配とびっくりで、お酒が進むにつれ、自然と涙が溢れてきちゃって。。。

 

「もう、どうしたらいいの?、わたし、ともだち少ないのよ。」と涙を流すと、「勝手に殺さないで、わたし、死なないから。」と彼女。

 

まるで恋人同士のように大きなハグをぎゅっと2回ぐらいして、帰ってきたのですが、毎日、彼女のことを考えてしまいます。

 

でも、あんまり連絡しても迷惑になっちゃったら嫌だし、「どうしてるかな」と思うだけで、自分からは、連絡はできるだけしないようにしてます。

 

私に何ができるだろうか

 

 

入院して、大手術して、きっと、体調も優れないだろうに。

 

それでも気丈にメッセンジャーを送ってきては、笑い話をする彼女。

 

「いったい、どんだけ強いの」と、なかば呆れてしまうほど、通常なら考えられない、彼女の返し。

 

どうしたら、あんなに、強くなれるのだろう。。。

 

病気のことは、聞いてほしくないだろうし、あまり連絡しても負担になっちゃうだろうし、いったい私に何ができるのだろうと、考えても、考えても何も、これといった名案浮かばず。

 

タオルは? 雑誌は? 季節のフルーツは? など、いろいろ聞いてはみたものの、「なにも要らない」と言われっぱなしのわたし。

 

「そっとしておいてほしい」といのが、彼女の要望。

 

でも、最後に、彼女が気を使ってくれて、「デイフューザーなら使うかも。オイルブレンドして。」と、以前アロマセラピストであったわたしのヒストリーを覚えていてくれて、そう言ってくれたので、やっと、わたしにも、何かできることがある!と、意気揚々として、「任せといて!」といったものの・・・

 

アロマセラピストだったわたしは遠い昔・・・。

 

「はて、どうやって、ブレンドするんだっけかなぁ~💦」

 

と思っていた矢先に、彼女のほうから「レモングラスとジェラニウムが好き」と言ってくれて、幸い、わたしと香りの好みが似ていたので、昔によくブレンドしていた組み合わせなどを思い出し、精油とブレンドボトルを買いに走ったのでした。

 

MUJIのオイルでブレンド

 

すぐにでもブレンドして贈りたい!

 

でも精油も遮光瓶もない!

 

すぐに精油が手に入り、自分の鼻で香りを確かめられて、確かな品質のものをと考えた時に、まっさきに頭に浮かんだのがMUJIでした。

 

わたしは、毎日、MUJIのおやすみブレンドをハンカチにちょとだけたらして、枕元に置いて寝るのが習慣です。

 

とても良い香りでリラックスでき、睡眠の導入に役立ちます。

 

MUJIの品質は信頼できることもあり、MUJIで精油を買いました。

 

 

買ったオイルは、ベルガモット、ラベンダー、ジェラニウム、そしてレモングラスです。

 

アロマセラピストだったころ、ベルガモットとジェラニウム、ラベンダーとジェラニウム、レモングラスとジェラニウムなど、この4種のオイルの組み合わせは個人的に大好きでしたので、よくブレンドしてました。

 

精油はすぐに手に入ったものの、思いのほか、あちこちお店をまわったものの、ブレンドする遮光瓶が手に入らず、、、。

 

普通のお店では、精油をブレンドする遮光のガラスボトルは置いておらず、通販で買いました。

 

わざわざmy blend oilを作る人ってなかなかいないですよね。

 

ブルー、アンバー、グリーンの遮光瓶を買って、なんとなく、彼女は緑が好きそうなイメージがあったので、グリーンの瓶にブレンドして贈りました。

 

どうやってブレンドしたかというと、、、

 

鼻を頼りに、感です。

 

再現性なし!

 

ベルガモットはトップノートですぐに香りが飛んでしまうので多めに入れて、次にトップ~ミドルのレモングラスを滴下し、ラベンダーとジェラニウムはミドルノートなので、少しずつ香りを確かめながら滴下し、目を閉じて、少しずつ香りを確かめながら、この辺かなというところで滴下を止めて、軽く振ってボトリング。

 

イタリアン、パスタを作るのと同じ感覚です。

 

気に入ってくれるといいな♪

 

アロマの魅力

 

 

クチナシの花が好きという彼女。

 

退院して、自宅に咲いているクチナシの花の写真を送ってくれました♪

 

とても良い香りがするらしいです。

 

アロマセラピストだったのに、、、クチナシの花を知りませんでした・・・。

 

クチナシの花ことばは、「とても幸せです」と、喜びを運ぶお花なのようです。

 

わたしは南国のお花、フレンジパニー(プルメリアともいう)が好きです。

 

こちら↓↓↓

 

画像:photoAC choco-chocoさん

 

とっても、いい香りがします。

 

わたしの第2の故郷、オーストラリアのシドニーでも、あちこちに咲いてました。

 

かわいらしくって、南国の陽気な感じがして、わたしがアロマセラピストとして活動していた時のビジネス名は、「フレンジパニー・アロマセラピー」です。

 

アロマセラピーは、草花から抽出した100%の天然オイル(エッセンシャルオイル:精油)を使った芳香療法です。

 

ひとは、自分が好きな香りを嗅ぐと、とても幸せな気持ちになれたり、安心したりします。

 

もちろん、精油には、いろんな効能がありますが、わたしはどちらかというと、自然の香りの力や魅力に心惹かれます。

 

彼女のためを思って、彼女が好きだという精油をブレンドして、そのブレンドしたオイルの香りが、少しでも彼女を幸せな気分にさせられたら、こんなうれしいことはありません。

 

今回、彼女のおかげで、アロマセラピーの魅力に、改めて気がつくことができ、また、ずっと忘れていた、アロマセラピーへの関心や興味、好きな気持ちが、わたしの中に少し芽生えてきました。

 

ビジネスに疲れ果てて、一度は諦め、投げ出したアロマセラピストの道。

 

もしかしたら、今後、違う形で、アロマセラピストとして、活動する日がくるかもしれません。

 

その時は、おそらく、ビジネスとしてではなく、趣味の範囲で、身近な大切な人を幸せにできるように、何か素敵な時間を作れますように。

 

わたしの大切なお友達。

 

元気になったら、また、大笑いしながら、一緒にごはん食べたいです。

 

人の幸せって、きっと、そういった、何気ないことなのかもしれないですね。

 

たぶん、彼女には時間が必要だと思うから、わたしは彼女から連絡がくるまで、待っていようと思います。

 

待つのが苦手はわたしだけど、今回は辛抱して、彼女が準備できるまで、待っていようと思います。

 

それではみなさま、have a nice day

 

by ちびまる