フィラデルフィアへ出張
今回2回目のフィラデルフィア出張。
以前は2018年に同僚と一緒に。その時は、まんまとフィラデルフィア国際空港にて、白タクにつかまりダブルチャージされた苦い思い出が^^;
今回は、単身でUS代理店営業と現地集合・現地解散。
わたしが海外にあちこち飛び回っていることを取引先の人たちも、みんな知っているので、まるで現地の人との待ち合わせのような感じです。
正直このところ、海外出張に出かけても、よっぽど行きたいところがない限り、街歩きをしたいという気持ちもなく、もっぱらホテルでのんびりしたいわたしです。
国際学会の際には、ホテルはどこもかしこもダブルチャージで、べらぼうに高くなるのですが、今回、インフレと円安のダブルパンチで、とんでもなくホテルが高額で、宿の手配に苦労しましした。
前回は、学会会場のすぐお隣のヒルトンだったので、学会会場には徒歩1分、すぐ隣のマーケットにも買い出し便利という場所でしたが、そのヒルトンはとっくに満室で、近場で手配しようと思いましたが、なんと1泊10万以上もする、それも朝ごはんなし!という。。。
さすがのわたしも、「価格とサービスが見合わない・・・」と思い、今回は、学会会場から少し離れたところで、静かな環境のリッテンハウススクエア周辺にしました。
フィラデルフィアは全米においても、あんまり治安が良い方ではないし、最近ではフィラデルフィア国際空港で発砲事件があったり、中心地であも強盗事件があったり、カージャックやレイプ事件など、耳を塞ぎたくなるような恐ろしい事件が多発。
明日は我が身、自分もいつ、そういう事件に巻き込まれるかわからないという危機感を常に持っています。
なので今回のホテルは、どこにいってもだいたい高いし、危険なエリアには泊まりたくないので、学会シャトルバスが止まるホテルで、かつ、比較的治安もよさそうで、また、学会会場まで徒歩で20分もあれば行ける場所、Sofitel Philadelphia at Rittenhouse Squareに宿をとりました。
Sofitel Philadelphia at Rittenhouse Squareに泊まる
Sofitel Philadelphia at Rittenhouse Squareは、高級住宅街のエリアにある4つ星ホテルで、周囲には、小さな公園や、レストラン、カフェ、Barなどがあり、良い地域に立地しています。
フランス系のホテルで、内装はどこか芸術的で、ヨーロッパ調です。
良かった点
一番良かった点、バスタブ付で静かなお部屋、という点です。
ベッドも枕も、ちょうど良い固さで寝心地が良かったので、睡眠の問題は一切ありませんでした。
また、比較的広いお部屋でしたので、ゆったりと時間を過ごせました。
コーナーに一人でくつろぐチェアとテーブルがあり、仕事から帰ってきて、のんびりと1杯ワインを飲んだりするのに、良い空間でした。
デスクがないので、出張向きではないのですが、、、なんとか丸テーブルと背の高い椅子に座わり、仕事をしました。
US代理店営業と一緒にワインを飲むには心地よいテーブルでした。
わたしにとって大事なバスタイム。
お湯の出が良くすぐお湯を張れるのがよかったです。
シャワーは少し弱めの水圧でしたが、問題ありませんでした。
アメニティも良い香りのシャンプーやコンデイショナーでした。
収納もたくさんあって、セキュリティBOXも使いやすかったです。
スリッパもふかふかで快適でした。
ベッドサイドには、たくさんの電源やUSBポートがあり、携帯、WiFiなどの充電に便利でした。
また、毎日フロントで好きなだけボトル水を無料でもらえることは大きなメリットでした。
静かな部屋は決まって、こんな景色です^^;
クローゼットも大きく、広々とお部屋を使えました。
トイレはいたって普通でした。
また、バスローブ、スリッパなどは使い心地が良く、アメニティーも香りが良いシャンプーやコンディショナーで心地よかったです。
夕方には、フロント前のBarにてチーズ、ドライフルーツ、クラッカーなども無料でしたが、ドリンク代が1杯25USD ぐらいしてしまうので、結局高くついちゃいましたが。
この度、朝ごはん付きのプランを予約できず、朝ごはんは自腹だったのですが、、、1泊あたり20USD のFood & Drink割引がついていたので、朝ごはんビュッフェが20USD + 20%サービスチャージ=26USDぐらいでしたので、実質6USDで毎朝、朝食を頂けたのでありがたかったです。
朝ごはんのビュッフェは品数は多くありませんでしたが十分でした。
残念だった点
部屋の清掃があまり行き届いてなかったです。
トイレの便器の後ろが、黄色い(おしっこ?)のシミがあって、気持ちが悪いので自分で掃除しました。
また、ケトルはなく、コーヒーメーカーがあったのですが、コーヒーカプセルを入れるところを開けたら、埃だらけでした。
こちらは、気持ちが悪いので一切使いませんでした。
Sofitel Philadelphia at Rittenhouse Squareは、仕事向きのホテルではありません。
背の高い丸テーブルと背の高い椅子2脚あるのですが、、、どう考えても仕事する感じじゃなく、ワインを飲んだりしてリラックスするためのテーブル。
デスクがないので、仕事はしずらかったです。
また、朝食会場にて、すでにサービス料が20%自動請求でしたので、チップは端数の50セントぐらいにしたところ、翌日から、あからさまに誰もサーブせず、コーヒーだけ1杯かろうじて注いでくれた感じです。
それ以外は、サラダのドレッシングがビュッフェテーブルになかったのでお願いしたところ、一言も言わずに、ただ単にビュッフェのテーブルに置きッぱになっていただけで、ほんと、ビックリするぐらい、無視に近い状態で呆れました。
USはチップで生きていると言えども、サービス料20%も払ってなぜ故、チップも払わなければならないのか、未だに理解できないシステムだなぁと感じてます。
オムレツ作ってくれるスタッフはフレンドリーでしたが、他はさっぱり・・・まったくフレンドリーじゃなかったです。
別のカジュアルなレストランのスタッフは、とても親切に、朝ごはんのシステムの説明から、サービス料やチップなど教えてくれて、その上で、いろいろ便宜も図ってくれたので、彼には快くチップを15%ぐらい支払いました。
本来、チップとはそういうものです。
ただ残念なことに、頼んだ朝食、下記↓見た目は美味しそうですが、、、味もそっけもない、それもパンはアボカドでびしょぬれ、トーストもしてない、マズイの一言です。
また、パンが固いのに、プラスチックフォークが柔らかくパンが切れず、パンに刺さったまま折れました・・・。
それでもこれ、25USD・・・。日本円にして3,800円ですよ。@151円換算。
朝食で4,000円近いのは高すぎる・・・。
また、夕飯をUS代理店営業と共にBarレストランで頂きましたが、こちらは、あまりにしょっぱすぎて、食べられたもんじゃない!まともに食べられたのはフレンチフライだけです。
あまりにひどかったので、スタッフに伝えたところ、「食べる前に言ってくれればよかったのに」というので、「食べないと味、わかんないでしょ!」と言い返してやったところ、「その代金は要らないよ」と請求から外してくれたからまだよかったのですが、その直後、わたしも、US代理店営業もお腹が壊れました。
ひとりあたり、40USDでしたので、約6,000円ですよ。
ビール1杯飲んで、フレンチフライと、アーチチョークのフライを食べただけ・・・。
高過ぎるし、マズ過ぎた💦
USにおいて、食事はホテルでするもんじゃないですね。。。
その他、4つ星ホテルにしては、ジムもアクセスあまりよくないし、プールもないので、ホテルの中でもあまりリラックスできる場所がありません。
そう考えると、値段の割にはクオリティが低いと感じざるをえません。。。
特に食事とレストランのスタッフ、、、もう少し、なんとかならないものかと思います。
次にまた泊まりたいかというと、、、ないです。
今のUSは、あまりに全てが高過ぎて、何をするにしても、なんとなく、損した気分になってしまいます。
USに比べたら、まだ、ヨーロッパのほうが安いですが、日本って、やっぱり、びっくりするぐらい安い。
日本に住んでてよかった、ほっ!。
それでは、みなさま、have a nice day
by ちびまる