- 億万長者のお金の感覚に触れる
- 滞在は1泊10万円以上が当たり前
- 都内の5つ星ホテルに泊まる
- 基本はタクシー移動
- お買い物も大人買い
- ハイブランドのVIP対応
- 社会にもお金を還元する
- 億万長者と時間を過ごして感じたこと
億万長者のお金の感覚に触れる
2月にドバイで出会ったカナダの事業家と商談する機会に恵まれ、彼女がこの度来日し、4日間ご一緒させていただきました。
彼女は億万長者です。
億万長者というのが、いったいどんな金銭感覚なのか、まったく想像もつきませんでしたが、この度行動を共にし、その感覚を少しだけ理解したように思います。
当たり前かもしれませんが、お買い物の際に感じる価格のハードルが、一般人よりゼロが1~2個異なるように思います。
その感覚の違いを、この度目の当たりにしました。
滞在は1泊10万円以上が当たり前
一般の日本人の感覚では、出張で宿泊するホテルは、日本であれば1泊1万~2万円程と思いますが、彼女の場合、1泊10万円でもさくっと決めちゃいます。
わたしが住む町は地方なので、5つ星ホテルどころか4つ星ホテルさえありません。
よって3つ星ホテルをご案内しましたが、あいにく普通のツインルームしかとれず、
到着するやいなや「アップグレードしたいんだけど、なんとかならないかしら?」とい相談され、フロントに交渉したところ、「最上階の特別室スイートならご用意できます」といわれ、価格を伺うと1泊13万円ぐらい。
最上階の100㎡のお部屋で、ベランダには露天風呂、そして足湯&プールがあり、室内には別途巨大なジャグジー、そしてスチームサウナに岩盤浴付きという、なんともゴージャスなお部屋。
彼女は即決で、そのお部屋に2泊しました。
ホテルの方もビックリ、目を丸くしてました。
マッサージチェアーもあり、とてもリラックスできる空間で、とても喜んで頂けました。
都内の5つ星ホテルに泊まる
画像:ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテルの公式サイトより引用
都内で彼女がザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町にお泊りとのことで、「一緒に過ごす?どうする?」と聞かれたので、「1日アテンドします」というと、「OK、じゃ、あなたの部屋も取っておくね」といわれて、なんと、わたしの部屋は1泊17万円!!!
これです↑
わたしは日本の5つ星ホテルには宿泊経験はありません。
海外出張の際に、この手の広さの部屋(50㎡程度)は宿泊してますが、価格は高くても1泊5万円です。
東京はとにかく高い!!!高過ぎる!!!
「とてもじゃないけど、会社も、わたしも払えません!」
というと、「心配しないで、わたしが払うわ」といって、サクッと予約してくれて、ご一緒することに。
それもクラブラウンジにて一緒に過ごせるように、そのグレードのお部屋を取ってくれました。
とにかく景色が素晴らしい。
窓際での時間が一番リラックスできました。
寝るだけの部屋でしたが、朝の10分ぐらい、この窓際でしばしぼーっとしました。
バスルームはガラス張りで、シャワーブースも広いです。
アメニティーが高級ホテルといった感じです。
ミニバーも豊富ですが、もちろん高額有料です・・・
1本も手をつけませんでした。
お水もお酒も同フロアのクラブラウンジにありますし、お部屋にも数本ありましたので十分でした。
1泊17万円もしたのに、ほんと、寝るだけに使っただけ、もったいない。。。
チェックインしてすぐ外出し、部屋に戻ったのが22時過ぎ・・・
次の日9時に朝ごはんを食べて、11時にはチェックアウトするという。
正味滞在時間は13時間。
17万円の部屋に泊まったという実感はまったくなく、ゼロです!!!
ちなみに↑は彼女がお泊りなったお部屋で、広さはわたしの部屋の2倍以上。おそらく1泊30万円ぐらいです。
クラブラウンジにアクセスできるお部屋でしたので、到着後、すぐにシャンパンを頂き、チェックインまでの間、ラグジャリーな空間で、のんびりおしゃべりを楽しむこともできました。
部屋にいる時間よりも、ラウンジでシャンパン飲んで、おしゃべりしていた時間のほうが長かったです。
正直、ここが一番リラックスできたかも。
館内のバーからの夜景は、とてもキレイでした。
東京タワーや、角度によってはスカイツリーも見えます。
朝食は、品数はそれほど多くはないですが、ひとつひとつが高級食材で、たとえばサラダドレッシング、ソースなどこだわりを感じました。
サラダのきゅうりの切り方も、おもてなしを感じる切り方でした。
でも、どういうわけか、朝食後、速攻でお腹が痛くなってトイレ直行。
朝食で頂いたものが問題だったのか、前日食べ過ぎ、飲み過ぎたのかは謎。
このホテルは、おそらく景色が売りなんだと思いますが、5つ星ホテルなので、食事をするのも、何をするのも高いです。
夕食はイタリアンをクラブフロアで頂きましたが、パスタ1皿が4,000円~5,000円近くしました。
前菜からワインまで、すべてご馳走になりましたが、おそらく結構な金額だったのではないかと思います。
とても美味しかったですけどね^^
ちなみに、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町はの宿泊客8~9割が外国人とのことで、とても素晴らしいホテルでしたが、英語がまともに話せるスタッフは少数であり、「5つ星なのに!?」と、ちょっと驚いてしました。
この高額な宿泊費のほとんどは、東京という立地と、ホテルからの景色代なのかなと思いました。
正直なところ、その価格と価値にギャップを感じました。
わたしだったら、仮にお金持ちであったとしても、このホテルは選ばないと思います。
10万円ぐらいなら納得ですが、17万円というのはちょっと高過ぎやしないか???と思います。
それでも満室に近い状態でしたけど。。。
基本はタクシー移動
どんなに近くても、逆に遠くても、公共交通機関ではなく、タクシーで移動する彼女。
地下鉄の駅が徒歩2分であり、目的地まで地下鉄で10分程度であっても、とにかくタクシー💦
地下鉄に乗るということを考えることさえ、メンドクサイのでしょうね。
どう考えても地下鉄のほうが便利だし、料金も10分の1だし、早く到着できるのにも関わらずタクシーでの移動。
このあたりは、わたしの理解の範囲を大きく超えてきます。
新幹線も、たとえ移動時間が1時間程度であってもグランクラスで倍額支払う。
おそらく、スーツケースなどを大荷物ということを考えてだと思いますが、1時間程度なら、普通の新幹線で十分だと思うのですが、それでもラグジャリーでプライベート空間で、ゆったりと時間を過ごすほうを選ぶのが、お金持ちの特徴かと思います。
お買い物も大人買い
お買い物にお付き合いしましたが、何を買うにも大人買い。
1品が数万円であっても、価格は気にせず素敵💛と思うものを、あれもこれも買いまくります。
デパートにお連れしたのですが、すべてのフロアで、衣類、コスメ、アクセサリー、何にしても1回のお買い物で5~10万円!!!
1日のお買い物で、おそらく30~40万円です。
彼女曰く、普段は仕事のことで頭が一杯だが、お買い物する時だけは忘れられると言います。
ショッピングという行為は、Remedy的な付加価値もあるのでしょうね。
ハイブランドのVIP対応
わたしはハイブランドから縁遠い人間なので、ハイブランドについては無知ですが、ハイブランドのVIP対応というのはこういうものか!と、彼女のお買い物に同行することで経験しました。
彼女のお気に入りのブランド店に入店。
世界で大人買いをしているようで、名前と電話番号で認識できるほどのVIP顧客です。
表参道のハイブランド店にふらっと入店しましたが、あっという間に、担当スタッフをつけられ、飲み物も頂き、がっつりVIP対応されてました。
お買い物をたくさんする予定で、荷物が増えるという理由で、帰国の際に何十万円もするスーツケースを買うというお考え・・・。
あれよあれよという間に、世界に数店しかないハンドバッグ (500万!)や、3カラットで特別なカットのダイヤの指輪(2,500万!)などを特別に見せられ、がっちりスタッフに囲まれてました。
かなりの圧でした。
店内で、どこまでもついてきて、翌日銀座店に予約をしてましたが、表参道店のスタッフにキャンセルされ、そのお店で買うことに。
庶民のわたしは、ただただ、ぼーっとそのやりとりを眺めておりました。
その後、ランジェリーブランドショップでも大人買いをし、真珠のネックレスも欲しいとのことで、ジュエリーショップで50万・・・。
ほぼ即決に近いお買い物で、ただただ、驚くばかりです。
それも、どのショップにおいても、「免税手続きされますか?」という質問に対して答えはNoです。
カナダ入国の際に免税手続きをしたものは全て現物を見せなきゃならないみたいで、メンドクサイということと、ランジェリーなど見せたくないものもある、というのが理由のようです。
彼女曰く、家もさくっと各国に大人買いして、それも現場で独断即決し、複数のご自宅をお持ちとのことで、車はこれからポルシェをお買い上げとのこと。。。
もう、完全に、わたしの知らない世界です^^;
WOWの一言以外、出てきません。
社会にもお金を還元する
彼女は自分のためにお金をたくさん使いますが、たくさん、社会にも還元しており、とても暖かいハートの持ち主で、なによりとてもチャーミングな女性です。
ひとこと、とても魅力的な方です。
わたしがこれまでお会いした身近な人の中で、一番の富豪であり、成功者です。
彼女曰く「いつも、こんなに使ってるわけではないわよ、使わない時は一銭も使わない。」と。
メリハリをつけている感じです。
彼女はよく笑い、ちょっぴりいたずらっ子な表情で、「面白い話を聞かせて、あなたを笑わしてあげる」といって、自分自身の失敗話をたくさんまわりを笑わせてくれます。
笑いのネタをたくさんもっており、その滑稽さに涙を流しながら笑うことしばしば。
彼女のまわりには常に明るくて、ポジティブな雰囲気があり、良い人も運気も引寄せます。
お金持ちであっても、とても人間らしいというか、とても正直というか、素直に生きていて、かつ一生懸命で、全力で人生を謳歌している感じです。
わたしも、彼女のように、強く優しく逞しく、そしてまわりの人を楽しい気分にさせ、愛に満ちた気持ちにしてくれる人間に成長できたらと思っています。
彼女から学ぶことはたくさんあると思っていて、もっと、共に時間を過ごして、いろんな彼女の話に耳を傾けてみたいなと思っています。
億万長者と時間を過ごして感じたこと
たくさんのお金を手にすると、当たり前ですが、お金に対する感覚は庶民とは桁違いに違います。
欲しいものを買うということについては、それができる人であれば、それはそれで、幸せな人生だと思いますし、素敵なことと思います。
でも、自分が仮に、彼女のように億万長者になったとして、同じような感覚でお金を使うようになるかというと、それはどうだろうか、、、と思うところはあります。
彼女の旦那さんは、ものすごく堅実というか、あんまりお金を使わないらしいです。
なぜ使わないのか。
たぶん、シンプルに、必要ないものは買わない要らない、という価値観なのだと思います。
きっと、わたしも、彼女の旦那さんと同じで、本当に欲しいもの、必要な物しか要らないと思うタイプです。
彼女のクローゼットは、1店舗のショップぐらいの大きさがあるらしいですが、まったく着ない服、使わないものもたくさんあると言ってました。
例えば靴は200足以上持っているそうですが、履くわけではなくて、ただ美しいから買う、持っていたいといいます。
アートを買う感覚ですね、きっと。
その感覚は、実際に億万長者になればわかる感覚なのかもしれませんね。
いずれにしても、億万長者とのお買い物は、庶民のわたしには、経験のないことばかりで新鮮でした。
彼女はお金持ちですが、仮にお金持ちじゃなかったとしても、彼女の基本的なところは変わらないだろうなと思います。
成功するまでには苦労もたくさんしただろうし、仕事にも非常に真剣で、体を張ってお仕事されているので、わたしは女性としても、ひとりの人間としても、彼女を尊敬し、また、仮に彼女がある日突然庶民になったとしても、彼女の魅力は変わらないだろうなと思います。
何よりチャーミングで、彼女の豪快な笑い声が大好き💛
明治神宮で絵馬をプレゼントし、「お願いごとを書くのよ」と伝えると、真剣に願い事を書き、そのことを考え感極まって涙を流すという彼女が大好きです。
何を願いごとしたかは聞きませんでしたが、それはきっと、自分以外の他者の健康や幸せに関わる願いごとなのだろうなーと思います。
それではみなさま、have a nice day
by ちびまる