初めてのニッポン!
本日の夕方に、初めて日本にやってくる米国取引先の営業トップの女性を出迎えます。
彼女と出会ったのは約2年前。
この2年間のうちに、スカイプ、そして米国での共同学会展示を通じて、強固な信頼関係を築いてきました。
彼女はわたしより10歳ほど年下だけど、2児の母、それもヘッドハンティングされるほどのやり手。
彼女もわたしと似ていて、going my way (我が道を行く)タイプで、個性も強く、仕事を超えて信頼関係を構築できた相手です。
日本人でさえ、あまりできないのに、外国人でここまで気心知れた相手は、そうそう見つからないものですが、わたしと彼女を大きく惹きつける要因は、「仕事好き」というところです。
お互い、仕事は趣味みたいなもので、仕事をしている時間は、バーケーションとなんらかわらない、楽しいものなのです。
仕事は、長い人生を飽きてしまわないように、与えられたおもちゃのような存在なんです。
そんな彼女の過去1年の実績は、入社2年目とは思えないほどの好成績。
ヘッドハンティングしてでも欲しがられる人材というのが、数字を通しでも理解できます。
毎年、先方の社長だけが来日・来社するのですが、「彼女も連れてきて」とお願いし、この度、彼女のはじめての来日・来社が決まり、その日がいよいよやってきました。
今まで、世界を飛び回って仕事をしてきた彼女ですが、出張先は、わたしと同じでほとんどが欧米であり、日本どころか、アジア圏自体はじめて、なんだそうで、ドキドキ、ワクワク、なんだそうです。
片言日本語を猛勉強中
先週、彼女とスカイプで2時間ほど話をしたのですが、彼女の頭は日本の事でいっぱい。
彼女の家族にとっては、マミー(彼女)が日本に行くというのは、一大イベント。
3歳、5歳の娘ちゃんたちが、スカイプをつけたと同時に、画面に飛び込んできて、「マミーが日本に行くのよ!すごいでしょ!あたしも行きたい!」みたいなことを、ガチャガチャと3歳児、5歳児が、わーわー、キャーキャー言ってて、なんとも微笑ましい限り^^
とにかく大騒ぎ^^;
どうやら、ちびっこちゃんたちは、マミー(彼女)は、日本のお友達(わたし)に会いに行く、と思っているようで、仕事に行くとは思っている様子はないです。
そんな彼女にとっても、来日は人生で特別なことで、ただ今、単語帳を作って、日本語を猛勉強中。
とは言え、片言の1ワードの挨拶ですが。
どうも、「はじめまして」の、「はじ」が難しいらしい。
〇こんにちは
〇はじめまして
〇ありがとうございます
まずは、この3ワード。
まぁ、気持ちはわからなくもないです。
わたしも、ポルトガルに来月行きますが、話せる言葉と言えば、
〇Olá(オラ:やぁ)
〇Obrigada(オブリガーダ:ありがとう)
〇Bom dia(ボンディア:おはよう)
〇Boa tarde(ボアタルデ:こんにちは)
〇Boa noite(ボナノッテ:こんばんは)
ぐらいですからね、しゃべれるポルトガルと言えば^^
1週間のアテンド
彼らは1週間(4/10 - 4/16)の日本滞在ゆえ、ほっておくわけにもいかず、わたしは今日から日曜日まで、ずーーーっとアテンドで、ずーーーと彼らと一緒に外食^^;
わたしは、4/17-4/19 まで母と箱根旅行にて3日間ホリデーに入ってしまうので、4/20までは、ほとんどオフィス不在に。
そして、5/4からリスボン、ポルトガルへ。
その後は、ずっと海外出張が詰まっています・・・。
ということで、今日から怒涛の日々が始まるわけなのですが、頭を悩ますのが、彼らとの食事。
彼女は、肉がダメ、ドレッシング(マヨネーズも含め)もダメ。
基本的に、それほど食に興味がない彼女なので、まぁ、ある意味、楽と言えば楽なのですが、意外と、肉とドレッシングがダメというは、選択肢が狭まります。
自分で食べたいものを選べるビュッフェであれば良いのですが、それ以外となると、うーんと頭を悩ませてしまいます。
とりあえず、今考えているのは、
1日目夜:イタリアン(もしくはファミレス)⇒先方の体調次第
2日目昼:デパートのフードコート⇒好きな食べ物を選ぶ
2日目夜:居酒屋
3日目の昼:蕎麦
3日目の夜:寿司
4日目の昼:カフェで軽食
4日目の夜:居酒屋
5日目の昼:観光地へ 未定
5日目の夜:回転ずし
6日目の昼:カフェで軽食
6日目の夜:中華
という感じ。
自分で上記を列挙するだけでも、気持ち的に、すでにお腹いっぱい^^;
会社でもてなすほうは、到着日から、すごい勢いでもてなす傾向にありますが、わたしの海外出張経験では、逆の立場だったら、長時間フライトで疲労困憊の後、時差も大きい(ほぼ真逆)の土地で、初日のデイナーをがっつり、というのは、ちょっとキツイかなと。
個人主義が強い国民性の米国人は、基本は、自分が過ごしたいように、自由に過ごします。
日本は完全真逆の集団主義が強い国民性なので、それと同じ感覚で、米国人をもてなしてしまうと、彼らは疲労困憊、気持ちもお腹もお腹いっぱいになってしまいます。
わたし自身も、ずっとオーストラリアに住んでいたので、基本は個人主義的な感覚を持っているので、彼らがどのように対応してもらいたいか、だいたい察しがつきます。
ほどほど、で良いのです。
ほどほどに、ほっといて欲しい、という気持ちがあると思うのです。
それと、食事についても、毎食、レストランで食事というより、時にはランチをスキップしたり、夜も、軽くつまみながら飲むだけとか、意外とカジュアルな雰囲気のお店を好みます。
日本の独特の文化、ファミレスというのも、カジュアルだし、安いし、好きなものを頼めるので、意外といいかもしれないと、自分的には思っています。
お互い、気を使い過ぎないこと、ですね^^
では、have a nice day!
byちびまる