空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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米国取引先との信頼関係作り 友として仕事以外の時間も共に過ごす

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早朝ジョギング

 

先日、初来日、初来社した米国取引先の営業トップの女性とは、不思議なご縁で、仕事仲間以上の個人的なつながりを感じていて、言ってみれば、仕事の延長線上の親友のようなもの。

 

そんな彼女に、「一緒に走らない?」と誘われ、彼女が日本に滞在している間、ホテルのロビーで6時半に待合わせ、早朝ジョギングにて時間を共に過ごしました。

 

彼女曰く、朝早くに汗を流すと1日のパフォーマンスが違うらしい。

 

仕事ができる男も女も朝走る人が多いと、どこかで読んだきがします。

 

私自身も以前、2kmほどの早朝ランを毎朝していたが、最近は、朝の時間はブログを書く時間に。

 

彼女の言う通り、確かに朝早く起きて、軽く汗をかくのは気持ちが良いもの。

 

わたしの住み慣れた町中を、二人で話しをしながら3kmほど走りました。

 

話す話題と言えば、仕事の話し。

 

変な話しではあるけれど、先方の社長や当方の上席が一緒だったりすると、なかなか現場の仕事の話ができず、早朝ジョギング中に、具体的な現場レベルでの戦術について話をするという状況に。

 

走るといってもスロージョグで、道草しながら、しゃべりながら。

 

お互い話したいことがたくさんあるので、スロージョグとは言え、自然と早口にもなり、お互い息が上がるという結果に^^;

 

途中、高台の公園にて街を見下ろしたり、公園内の植物や動物(いるんです、ニホンザル、うさぎや孔雀など^^)を観たりして、さっきまで、仕事の話しをしていたのに、動物を見かけるなり、まるで小さな子供のように、きゃっきゃと遊んでしまう、わたしと彼女。

 

先方の社長曰く、わたしたち二人は、どこか遠い同じ星の下に生まれ地球に落ちてきて、出会うべくして出会った二人で、シスターズ(姉妹)なんだそう。

 

確かに、そう感じるところがないこともない。

 

途中、道草しながら、お互い道に迷いながら?(二人とも方向音痴)、コンビニでコーヒーを飲んで一休みしながら、共に過ごした時間は、かけがえのない時間でした。

 

彼女とはまた、米国ですぐに会うのだけれど(今度はわたしが出張)、わたしの住む街で、彼女と一緒に早朝ジョギングをするのは、今度いつになるかわからない。

 

そう思うと、良い思い出になったなと思います。

 

ザ・ニッポン!温泉に入る

 

日本らしいことは全部経験したいというので、わたしが大好きな温泉に連れて行きました。

 

私の住む街には、街中に源泉かけ流しの温泉があるのです。

 

派手にタトゥ―を入れている米国社長には、暑いにもかかわらず長袖を着させ、露天風呂付の個室に2時間入っていてもらって、わたしと彼女は公共浴場へ。

 

彼女にとっては初体験の公共浴場。

 

これから一体何が起こるのかと、不安を体全体で表現していた彼女でしたが、脱衣所に入るなり「え~まぢ~、やだー、きゃー、わー、ムリムリ」と、一通り騒いだ後、「脱いだところで、特に失うものないでしょ!いいから早く脱げ!」といって、わたしが脱ぎだしたら、わたしよりも先に、きゃーきゃー言いながらも素っ裸に。

 

さすが、仕事ができる女は覚悟を決めるのがはやいわ。

 

「どうしたら良いかわからないから、全部ナビゲートしてー!!!」と、小タオルで前を隠しながら、いざ出陣。

 

カラダを洗って、露天の壺風呂にザブン。

 

1分もしないうちに、その場に慣れて、なんてことない顔してお風呂に入り、また仕事の話し^^;

 

寝転んで入るタイプの温泉がよっぽど気に入ったらしく、寝ころぶなり、そのまま昼寝をすること30分。

 

順応力が高い、さすがだ。

 

韓国式オイルマッサージを体験

 

マッサージが好きで、月一のペースでアロマセラピーマッサージを受けるという彼女。

 

どうしても、マッサージもしたいというので、40分の韓国式オイルマッサージを2人で受けることに。

 

温泉浴場のすぐ隣にあり、お風呂を出たままの姿でそのままマッサージを受けられるようになっていて、片言の日本語で、「はい、コレ、はいてね」と渡された、紙パンツ、それもTバッグ。

 

2人で笑いながら、「えー、こんな面積ちっちゃいんじゃ、はいても何の意味もないじゃん?」とは思いながらも、言われるがままに紙パンツをはいて、マッサージ台へ並列にて。

 

初めて受けた、韓国式オイルマッサージ。

 

衝撃的でした。

 

恥ずかしさなど、感じさせて頂く暇もなく、前も後ろも豪快に。

 

頭からつま先まで、ゴリゴリ

 

痛い^^;

 

英語ができない韓国人の彼女たちから、「はい、横向いて、はい、上向いて、今度は下ねー、はい、おでこつけてー」など、いろいろ指示があるので、その度に通訳^^;

 

慣れとは怖いもので、40分の間に私たちは完全にまな板の上の鯉状態で、なされるがまま、慣れてしまえば、意外と心地良いもの。

 

最後にカラダ全体をシャンプーされ、シャワーをかけられ、紙パンツをパチーンっと引っ張られ(取られ)て終了。

 

そそくさと、バスタオルを体に巻き付けて退散。

 

なんとも貴重な体験でした。

 

着物で銀座の街をブラブラ

 

同僚の粋な計らいで、アメリカ人の彼女と二人で着物を着て、銀座のホコ天をブラブラ歩くという、なんとも新鮮な体験をさせて頂きました。

 

米国人社長は同僚の彼に任せてカプチーノが飲めるスタバに連れて行って頂き、わたしと彼女は、着物、帯、下駄と小物(かばん)を選び、着付けをしてもらうこと小一時間。

 

着物を着たのは何年ぶりだろう・・・

 

成人式以来だから・・・〇十年ぶり!

 

外国人のリピーターが多いらしい。

 

金髪で顔の堀も深い彼女が選ぶのは、派手な黒地にピンクの薔薇模様。

 

いかにも外国人が選びそうな派手な柄だけど、似合うんですよ、これが。

 

黒髪で、平べったい顔立ちの私が選ぶのは、やはり、無難なというか、淡い色で、タンポポのような薄めの黄色^^;

 

まぁ、こうなるよね。

 

またもや同じ脱衣所で服を脱ぎ、今度は着付け。

 

初めて着物を着る彼女。

 

人生で2回目に着物を着る私。

 

彼女はどんなに締められようが、「ぜんぜん、平気よ」という感じだったのですが、わたしのほうが、「えームリムリ、ごはん食べられない、ちょっとキツイ、もっと緩く!緩く!」と着付けのお姉さんにお願いし、「これ、MAX緩いです」と言われながら、なんとか無事に着付けを完了。

 

2人で対照的な着物を着ながら銀座の街をブラブラと。

 

着物を着ながら、銀座のビアホールで、枝豆食べながらビールを飲んで、銀座の街を楽しみました。

 

わたしまで、着物で銀ブラ体験をさせてもらって、同僚の彼に感謝!

 

半世紀ぶりに探し人と再会

 

詳細は割愛するが、彼女が家族ぐるみで探していてニッポン人をわたしが見つけてしまったことで、半世紀ぶりに国境を越えて再会。

 

彼女のミドルネームの名付け親と会うのだから、緊張するのも無理はない。

 

彼女には、あるニッポン人の娘さんのお名前(日本人の名前)がミドルネームについていて、また、そのニッポン人の娘さんのミドルネームには、彼女のお母さんの名前(英語の名前)がついているという関係性のご家族なのです。

 

相手方の娘さんご家族を見かけるなり、感極まってボロボロ涙を流す彼女

 

思わず、いい子、いい子して、抱きしめてしまいました

 

わたしまでもらい泣きしそうでした。

 

人のご縁というのは、不思議なものですね。

 

長い時間をかけて、国境を越えて、またつながった2つの家族。

 

貴重な時間を過ごさせて頂きました。

 

彼女からのお土産

 

bit and piace (小さいもの、もろもろ)をお土産で頂きました。

 

彼女らしいというか、いろいろ考えて選んで、自分でラッピングしてくれた品々がバッグの中にたくさん。

 

その中でも印象的なのが、Be Wild ワイルドになれ!と書かれたノートブック。

 

ワイルド・・・わたしのキャラとは、だいぶかけ離れた言葉ではありますが、心の中ではワイルドになってみるかと、ひそかに思いつつ・・・

 

それと、世界の強い女性たちのストーリーが書かれた1冊の本を頂きました。

 

わたしと彼女の共通点。

 

仕事好き。

 

今日も、ワイルドにいこう^^

 

それでは、みなさまhave a nice day

 

by ちびまる