- ミラノを1日でも堪能できる
- ミラノ地下鉄1日券は前日に
- ドゥオモのツアーに合わせて動く
- ガッレリアは写真だけパチリ
- サン・ジュゼッペ教会
- 旧市街地のブレラ (Brera)地区
- ブレラ地区で優雅なランチ(Il Cestino)
- のんびり鑑賞できるブレラ絵画館
- サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
- 美味しいジェラート (Cerdini & Quenardel)
- スフォルツェスコ城は外観だけ
- 最後の晩餐を観る(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会)
- サンタンブロージョ教会(ミラノ最古の聖堂)
- 展望台からミラノ夕暮れ
- 紺碧の空にドウオモが見たい
ミラノを1日でも堪能できる
ミラノに1週間ひとりで出張に出かけ、現地ミラネーゼとの会議、そして顧客営業訪問など、怒涛の日々を終えた週末。
日曜日の早朝には、次の仕事フランクフルトに向けて出発だったので、ミラノで自由に過ごせる時間は土曜日の一日だけ。
たったの一日でしたが、ホテルで入手した観光マップ片手に、優先順位を決めて、
1ドウオモ
2ブレア美術館
3最後の晩餐
を必ず観るとして、その他は、ミラノの風を感じながら、のんびりと、気の向くままに、ぶらぶらとミラノの街を歩きました。
最後の晩餐は、ドウオモの次に観たかったのですが、SOLD OUT状態だったので、最後の晩餐は観れなくても、サンタ・マリア・デッラ・グラツィエ教会だけは行ってみるか、というノリで優先順位は3番目
ブレア美術館は、おしゃれな旧市街地ブレラ地区にあり、比較的空いている美術館ということもあり、行くことに。
あとは、ドウオモとスカラ座を結ぶアーケード街『ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア』も、ドゥオモからブレア地区に行く通り道なので、さらっと眺める程度に。
幸い、行き当たりばったりで、最後の晩餐のチケットも当日手に入り、朝10時頃から夜の20時頃までの10時間かけて、2万歩以上ミラノの街を散策し、訪れたいところは全て訪れ、堪能できました。
ミラノ地下鉄1日券は前日に
↑こちら、ミラノ地下鉄1Dayパス。
7.00 Euro(約850円)でした。
フリーな日にすぐに地下鉄に乗れるように、事前に駅構内の売店で購入。
地下鉄の改札を初めて通した時間から24時間なので、事前に準備しておけばラクチン。
ミラノの街をいったり、きたりするには、地下鉄の1Dayパスを買ったほうが断然お得で、ストレスフリーですのでおすすめです。
ドゥオモのツアーに合わせて動く
まずは絶対外せないドウオモのツアーを午前中に設定。
あまりにキツキツなスケジュールでも大変なので、朝8時頃起きて、のんびりホテルで朝ごはんを食べて、ホテル出発が9時半~10時ぐらいとして、11:15のツアーに参加することに。
ドウオモのツアーは90分なので、ツアーが終わったら、ランチという設定にて。
ドウオモのツアーの様子は、下記から↓↓↓
ガッレリアは写真だけパチリ
ガッレリアは、ドウオモを背に左手すぐ(地下鉄駅目の前)にアーケード入り口があり、スカラ座前の広場までずっと続いています。
床も天井もとても素敵なデザインのアーケードなので、『わぁ~♡』と、女子が心浮かれる景色が広がっています。
アーケードの中には、レストランやブランド品店などがずらりと並んでいますが、いずれも高そう(;^ω^)
庶民派のわたしは、アーケードのエレガントな建物内を通り抜けるだけで満足。
サン・ジュゼッペ教会
スカーラ広場を背にして、スカラ座の右横の道をまっすぐ行った右手(ブレア通りに入る前)に、サン・ジュゼッペ教会がひっそりと佇んでいます。
それほど大きな教会ではなく、見過ごしてしまいそうな大きさですが、ミラノ市民が日々のお祈りに訪れるのであろうと思われる穏やかさと優しい受入れの雰囲気がありました。
写真を撮るのもためらってしまうほどの静けさと、厳かさがあります。
サン・ジュゼッペ教会
San Giuseppe
Via Verdi, 20121 Milano MI, イタリア
旧市街地のブレラ (Brera)地区
ガッレリアのアーケードを渡った先にレオナルドダビンチ像があるスカーラ広場があります。
ちなみに、スカーラ広場には、観光客がごった返しており、ミサンガ(紐のブレスレット)を売りつけたり、ハトを腕に乗っけたりと、ボッタくり屋がいるので注意です!
くれぐれも、ミサンガを持っている人、ハトを持っている人には注意です。
その広場の左手の交差点を渡って、スカラ座の右手の道をまっすぐ行くとブレラ通り (Via Brera)につながります。
ブレラ地区は、石畳の美しい街並みで、可愛らしい雑貨屋さんやブティックも多く、歩いているだけで、とても楽しいエリアです。
ブレラ地区にくると、おしゃれな街ミラノを感じられます。
ブレラ地区で優雅なランチ(Il Cestino)
ブレラ地区で、ふらっと入ったイタリアンレストラン。
ブレラ絵画館を右手に、ブレア絵画館の角っこの路地、フィオーリ・キアーリ通り(Via Fiori Chiari)を左に入っていくと、たくさんの飲食店が立ち並んでいます。
Il Cestinoは、フィオーリ・キアーリ通り沿いの一つ目の角っこにあります。
フィレンツエにひとり旅をした時も、店構えの雰囲気で決めて、ぶらりと入ったら、とても美味しくて、素朴なイタリアンに出会えたので、今回も同じように、直感で決めてランチを頂きました。
『素朴だけど、美味しいトマトソーススパゲッティーとBianco (白ワイン)を頂けないかしら?』、とウエイターに聞くと、メニューにはないけど、、、
『アレンジできるよ』とのことなので、
シンプルに魚介のエキスだけのトマトソースに、モッツアレラチーズをゴロゴロっといれたスパゲッテイを作ってくれました。
スパゲイッティは、日本人好みのアルデンテで、新鮮なトマトをつぶして作ったソースに、ロブスターのエキスを入れて味付けし、新鮮なモッツアレラチーズだけをトッピング。
言葉では表せないほどおいしくて、白のシャルドネも、辛口でキリっと美味しくて、思わずほっぺたが落ちそうになるくらいの嬉し顔のわたし。
テラス席もたくさんあるけど、内観もクラッシックで素敵でした。
目の前は、エノティカ!?、ワインバーのようなところで、軽やかな音楽が流れてきて、ほろ酔いのわたしはすっかりいい気分♪
さすがイタリア!といった感じの芸術的なバスルーム
どちらが女性トイレか一目瞭然。
レストラン内のワインラックにはワインがずらり!
お店の店構えはこんな感じ↑
チップ込みで30€ぐらいで、とても満足なランチでした。
Ristorante Il Cestino
Via Madonnina, 27 – 20123 – Milano
Tel: 02 8646 0146
Email: info@ristoranteilcestino.it
URL: https://ristoranteilcestino.it
Menu: https://ristoranteilcestino.it/menu/
営業時間:12:00 - 24:00 (毎日)
のんびり鑑賞できるブレラ絵画館
ミラノでは、美術館はブレラ美術館だけでしたが、とても満足しました。
満足した理由は、とても空いてて、のんびりと素晴らしい絵画を鑑賞できるからです。
ブレラ美術館の大きな建物をくぐると、中庭があって、真正面に左にあがる階段があります。
それを2F(たしか2F)にあがると、チケット売り場のドアが出てきます。
この場所にたどり着くまで苦労しました。
入館料は12Euroです。
絵画の写真は1枚だけ、お気に入りを撮っちゃいましたが、それはわたしの心に留めておくとして、ブレラ美術館の素敵なカフェをご紹介。
ランチを頂いたばかりでしたので、お腹がいっぱいで今回は見送りましたが、絵画を観た後に、ちょっとした一息を入れるのに良いカフェです。
ブレラ絵画館
Pinacoteca di Brera
Via Brera, 28, 20121 Milano MI, イタリア
TEL: +39 02 7226 3264
URL: http://brera.beniculturali.it/
営業日:火-日 8:30 - 19:15
定休日:月
入館料:12Euro
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
ブレラ絵画館で素晴らしい絵画をのんびりと鑑賞した昼下がりに、ブレア通りをスカーラ広場方面に戻り、ひとつめの角を右に入った通りの右側に、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会があります。
わたしは、各都市で教会を訪れるのが好きです。
どこの教会においても、それほど混雑していない静寂な空間が好きです。
クリスチャンではないけれど、教会は、どんな人でも静かに、優しく受け入れてくれる雰囲気があるので、それが好きです。
ジェラート屋に向かう途中の街の風景。
美味しいジェラート (Cerdini & Quenardel)
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会から、ポンテ・ヴェテロ通り(Via Ponte Vetero)に出て、左手方面に進んでいくと、
左手にオルソ通り(Via dell’ Orso)、右手にクサニ通り(Via Cusani)の角っこにきたら、
右手のクサニ通りに入って右手に美味しいジェラート屋さんGelato e Champagne Cerdini & Quenardelがあります。
現地ミラネーゼの家族が美味しそうにジェラートを頬張っていたので、お腹いっぱいでしたが、スイートは別腹ということで、わたしも1スクープ、ピスタチオのジェラートを頂きました。
価格は確か2~3€です。
とてもお洒落なジェラート屋さんで、お店のベンチに腰掛けて、ミラノっ子に混ざって、ジェラートを頂きました。
マカロンも色とりどり、たくさんありました!
イタリアにきたら、ジェラートは食べなきゃ、ね。
Gelato e Champagne
Cerdini & Quenardel
Via Cusani, 10
20121 Milano
Tel: +39 02 84131232
E-mail: info@cerdiniquenardel.com
URL: https://cerdiniquenardel.com/
月~土: 11:00–23:00
日: 15:00-18:00
スフォルツェスコ城は外観だけ
ジェラート屋さんで糖分を注入したら、クサニ通りをそのまま進行方向にまっすぐ進むと、Cairoli Castello地下鉄駅があるラルゴ・カイローリ(Largo Cairoli)というラウンドバーに出るので、
そのまま突っ切って、ルーカ・ベルトラーミ通り(Via Luca Beltrami)を通って、スフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)にある噴水の広場へ。
ここまで来たら、噴水の広場で一休み。
ドウオモからブレラ地区を散策して、スフォルツェスコ城まで徒歩でくるには、結構な運動量です。
このあたりで夕方4時頃でしたが、10時から歩きっぱなしのわたしはクタクタ。
広大な広場を歩いて、スフォルツェスコ城を観る元気はありませんでした。
外観だけで十分。
スフォルツェスコ城
Castello Sforzesco
センピオーネ公園内
Piazza Castello, 20121 Milano MI, イタリア
URL: https://milanocastello.it/
博物館
火-日9:00 - 17:30
最終入場は午後5時(すでにチケットを持っているビジターのみ)
入館料:10Euro
最後の晩餐を観る(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会)
ドウオモも観て、ブレア絵画もみて、現地イタリアンも堪能して、ジェラートも食べたし、、、残るは最後の晩餐だけ・・・。
諦めが悪いわたしは、ダメもとで、まずはサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会まで行ってみることに決めました。
スフォルツェスコ城の噴水広場から、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会まで、実際には徒歩で20~30分はありました。
距離感がわからなかったわたしは、ひたすら徒歩でまっしぐら。
最後の晩餐のチケットは、すでにSOLD OUTだったので、持ってはいなかったのですが、海外出張や旅行をたくさん経験しているわたしは、『もしかしたら・・・』という、ダメもと行動が結構大事と心得ています。
現地に行ってみたら、意外となんとかなるという感が的中。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のチケット売り場に行ってみると、当日券に余裕があり、18時からの入館料をゲットできました。
最後の晩餐鑑賞については、こちらをご覧ください↓↓↓
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会についたのが17時頃。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
Santa Maria delle Grazie
Piazza di Santa Maria delle Grazie, 20123 Milano MI, イタリア
URL: http://legraziemilano.it/
最後の晩餐
営業時間:火-日 8:15-18:45
定休日: 月
サンタンブロージョ教会(ミラノ最古の聖堂)
『最後の晩餐まで、あと1時間かぁ。。。結構あるなぁ』と思ったわたし。
せっかくだから、もうひとつ観るかぁーと、サンタンブロージョ教会(Basilica di Sant'Ambrogio)へ。
縁起は4世紀で、ミラノでも最古の聖堂で、Google口コミ☆4.7 (7,000件以上)だったサンタンブロージョ教会も気になっていたので、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会から徒歩での距離感もよくわからなかったが、1時間ならなんとかなるかと思って、行ってみました。
これが、地図で見るより結構な距離(;^ω^)
早歩きで片道20分は軽くかかる感じでしたので、実際に教会を観たのは1~2分程度で、帰りは小走りでサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ(;’∀’)
クリスチャンではないわたしは、無理して観に行くほどでもなかった、、、感じです。
でも、実際に行ってみたからわかったことであって、行ったことには意味があると思っています。
サンタンブロージョ教会
Basilica di Sant'Ambrogio
Piazza Sant'Ambrogio, 15, 20123 Milano MI, イタリア
月-土10:00-12.30 /14:30-18.00
日15:00-17.00
展望台からミラノ夕暮れ
展望台からミラノ夕暮れを観たいと思って、欲張って行ってみたのがミラノ・トリエンナーレ。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会から、徒歩15分ぐらいで行けそうだったので、行ってみたのですが、イベント貸し切りにて展望台へ登れず_| ̄|○
ミラノ・トリエンナーレ
Triennale Milano
Viale Emilio Alemagna, 6, 20121 Milano MI, イタリア
TEL: +39 02 724341
URL: https://www.triennale.org/
月:定休日
火-日:10:30 - 20:30
紺碧の空にドウオモが見たい
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で最後の晩餐を観て、欲張ってミラノ・トリエンナーレまで歩いて、展望台には行けなかったものの、かなりやり切った感があったのですが、夕暮れ時から紺碧(こんぺき)の空に輝くドウオモが見たい衝動にかられ、再びドウオモへ。
さすがに徒歩でドウオモに向かう気力はなく、最寄りのM1地下鉄Cadorna FN駅からドウオモ駅まで地下鉄移動(4駅)。
青空に太陽の光を浴びて輝くドウオモと、紺碧の深い青色の中にライトアップで浮かび上がるドウオモは、まったく違う顔をしてそびえ立っていました。
深い青色に浮かぶドウオモが、言葉にならないほど美しすぎて、疲れた体に鞭打ってドウオモに来てよかったと思いました。
10分ぐらいドウオモを眺めて、思い残すことのないミラノ観光に終止符を打ち、地下鉄に乗ってホテルへ。
地下鉄はM1の赤ラインしか利用しませんでしたが、1日券を買って十分もとが取れたように思います。
朝10時~夜20時まで10時間で歩いた歩数は2万歩を超え、のんびり観光したとは言え、一日中歩きっぱなしだったわたしは疲労困憊。
翌朝フランクフルトに向けフライトだったので、お風呂にバスボンを入れ、疲れた体をいたわり、持参した日本食で夕飯を軽く済ませ、早めに夢の中にzzz
はじめてのミラノ観光でしたが、われながら、よくやりきったと思いました。
のんびりと、おしゃれなミラノの街で美味しいランチ、そしてジェラートも頂いて、
昼の顔と夜の顔のドウオモも観れて、
ゆっくりブレラ絵画館で素晴らしい絵画をゆったりと鑑賞できたし、
そして一度は観てみたい傑作『最後の晩餐』も観ることができて、満足のいく時間でした。
出張合間の限られたプライベートな時間での観光。
とても好きです♪
それでは、みなさま have a nice day
By ちびまる