- フォーシーズンズホテル北京に泊まる
- エグゼクティブルームに泊まる
- スイートルームに泊まる
- エグゼクティブラウンジ
- VIP対応その①王様のような夕食
- VIP対応その②早朝出発のサポート
- Spaエリアもラグジャリー
- 自腹でアロマセラピーを受ける
- 館内やロビーの様子
- スーパー(Hello Mart)は徒歩2分
フォーシーズンズホテル北京に泊まる
はじめての中国出張。
北京、上海、蘇州、無錫市の4都市を1週間で訪問し、代理店会議、顧客訪問、そして展示会と目まぐるしいハードスケジュールでしたので、体調管理を最優先にホテルを選びました。
中国出張前は、イタリア(ミラノ)1週間、そしてドイツ(フランクフルト、ボン、ケルン)1週間の出張があり、帰国から中国出発まで中4日間しかなかったので、とにかく体調第一!!!でした。
最初は北京市内中心地に近いホテルを予約してましたが、静寂で落ち着いた環境が必要でしたし、また、お腹の弱いわたしは、食事や水、衛生面で不安でいっぱいでしたので、少々高かったですが、中心地から少し離れたフォーシーズンズホテル北京を選びました。
フォーシーズンズホテル北京滞在時のひと時だけは、まるで夢のような快適な空間、そしてホスピタリティを経験しました。
5つ星ホテルの滞在は、これがはじめてではないですが、フォーシーズンズホテル北京のエグゼクティブ滞在は別格でした。
今までのわたしの人生において、No.1の空間とおもてなしでした。
夜ご飯を心配しなくて良いように、エグゼクティブラウンジで朝食と夕食を頂けるお部屋を予約しました。
最初の2泊はエグゼクティブフロアのお部屋で、最終日の1泊はスイートルームへ無料でアップグレードしていただきました。
他の5つ星ホテルとは、宿泊費も高めでしたが、他の5つ星ホテルとは、『雲泥の差』を体感しました。
中国はここ10年で急発展した国であり、高層ビルも立ち並んでいますが、まだまだ中国本土の人々の習慣、常識、衛生面への意識は、見た目とは裏腹に、大きなギャップを感じました。
個人的には、ビジネスでもプライベートにおいても、中国に来たいとは思わないですが、フォーシーズンズホテル北京滞在目的だったら、また来たいと思いました。
自腹で高くても泊まりたいホテル、それがフォーシーズンズホテルです。
エグゼクティブルームに泊まる
ホテルのお車でお迎え頂き、到着時には、可愛らしいユリの花束を頂き、お部屋で直接チェックインの手続きをしました。
すぐに上海に移動でしたので、花束は中国の取引先に差し上げましたが、お花をもらって喜ばない女性はいません。
ベッドはちょうど良い硬さで、シルキーな触感のシーツ。
そして、枕はいくつかあって、わたしはクッション型の枕を使って、心地よい眠りにつきました。
ベッドサイドには、ビロード素材のワインレッド色の一人掛けソファーがあり、サイドランプが柔らかく灯り、なんとも心地よい空間です。
サイドテーブルには、小瓶に可愛らしピンクのお花。
サイドボードには、フルーツやスティック野菜とディップ、クッキーや、お茶、コーヒー、お水などが十分に準備されておりました。
夜遅くのチェックインで、翌日も外回りで帰りが遅かったこともあり、お茶などをいただく機会はありませんでしたが、お水は重宝しました。
広くシンプルなデスクで、デスクランプも使いやすく、椅子も革で座りやすく、快適に仕事ができました。
バスルームは、大理石でバスローブ、体重計、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディークリーム、歯ブラシ、歯磨き粉、綿棒、体を洗う柔らかいスポンジ、シェービングクリームとT字のシェイバーなど、必要と思われるものは全て揃っていました。
初日は、薔薇の花びらのバブルバスでおもてなし。
薔薇の花びらのおもてなしは初めてでしたので、テンションが上がりました!
シャワーブースとトイレはドア付きで別々にあり、大きなバスマットもありました。
洗面所には、本物の胡蝶蘭が飾られており、完全に気分はラグジャリー。
シャワーも可動式でとても使いやすかったです。
トイレの中も大理石仕様で、とても清潔で安心して用を足すことができました。
セキュリティボックスも、アイロンも、ワードローブも充実しており、スーツケースを広げるスペースも十分にありましたので、とても使いやすいお部屋でした。
スイートルームに泊まる
1週間の仕事を終え、後は日本に帰るだけという前日、わたしは蘇州から北京まで約6時間半の新幹線移動、前後を入れると10時間ほどの移動時間となり、そのことを労ってくれ、中国最後の1泊は、スイートルームへ無料アップグレードしていただきました。
同日、日本では台風19号が日本列島に猛威を振るい、わたしのフライトも危ぶまれる状況で、その状況を察してくれて、フォーシーズンズホテルのスタッフが気をきかせてくれました。
エグゼクテイィブルームとの違いは、お部屋の広さにあり、リビングスペースが広くとってありました。
ベッドスペースはエグゼクティブルームと一緒です。
デスクスペースは、インテリアは同じでしたが、スペースの取り方が広めに設定されていました。
デスクの横の棚には、便せん、封筒、絵葉書、ハサミや、しおり、メモ帳などがひとまとめに美しく備えられていました。
バスルームは広めで、バスタブと洗面所があるお部屋があり、洗面所の鏡には、ホテルからのメッセージなどが届けられるデジタルスクリーンがありました。
翌日、早朝にホテルのリムジンをお願いしていたので、予約確認内容のメッセージが届いていました。
バスルームとお手洗いの間には、広いクローゼットの空間がありました。
お部屋の大きさ以外は、ほとんどエグゼクティブルームと同じ設備でした。
エグゼクティブラウンジ
ホテルの26F位置するエグゼクティブラウンジは、エグゼクティブルーム滞在ゲストのみがアクセスできる空間です。
エグゼクティブラウンジの右側には絵画スペースがあり、ルーフトップバルコニーへアクセスできます。
北京の街が一望できるルーフトップです。
この日は比較的空が澄んでいて青空でしたが、それでも、やはり北京の空気はあまりよくありませんでしたので、ルーフトップに出たのは一瞬だけ(;^ω^)
エグゼクティブラウンジから眺めた北京の街の眺めです。
エグゼクティブラウンジには、専属のスタッフが常時2~3名おります。
こちらは、エグゼクティブラウンジ専用の朝食バイキングです。
こちらは、エグゼクテイブラウンジでの朝食。
オプションはたくさんありましたが、わたしは、いつもの朝食で。
こちらは、夜のエグゼクティブラウンジ。
夜ご飯はバイキング式で、好きなお料理を好きなだけお取りできます。
夜は19時半まで夕食と、ワインやビールなどをいただけます。
こちらはラウンジから見た北京の夜景です。
ちなみに、エグゼクティブフロア―にも客室があり、最初の2日は同フロアの26階でしたので、ラウンジへのアクセスがとても楽でした。
エグゼクティブフロアのリフト前空間です。
ちょっとしたコーナーにも癒しの空間が。
26階からの眺めです。
高所恐怖症の人には大変かも(;^ω^)
VIP対応その①王様のような夕食
蘇州から北京へ一日がかりで帰ってきて、スイートルームにアップグレードしていただいた夜のこと。
エグゼクティブラウンジでのディナーとお酒のサーブは19時半で終わることを知っていたわたしは、事前にエグゼクティブラウンジスタッフにお願いをしておりました。
蘇州から新幹線で北京駅に到着するのが18時半ごろで、タクシー乗り場の行列を待ち、ホテルまでは30分から1時間タクシーでかかることが想定されました。
19時半までチェックインしてエグゼクティブラウンジにたどり着ける自信がなかったので、『19時半を過ぎても、なんとか夕食とワイン1杯いただけないかしら?』とお伺いを立てておりました。
その結果、『夕食を別途準備してお待ちしておりますので、ご心配なく』というメッセージを頂きました。
わたしはワイン1杯、そして軽食を頂ければよかったのですが、とんでもないVIPな待遇が待ち受けておりました。
ワンプレーとの他に3種類のお料理が出てきて、、、
『絶対食べきれない~~~~~(;'∀')』と思っていたところに、もう1種類のお料理が!
そしてもう1種類・・・
『Ms. 〇〇、どれがお口に合いましたか?』
と、一口食べて、お口に合うものだけ選んで食べてくださいね、と言うのです。
『Ms. 〇〇、ワインをもう1杯いかがですか?』
と言われましたが、1杯だけ飲めれば十分でしたので、丁重にお断りいたしました。
そして最後にデザート。
わたしは、このワイン1杯だけでも、十分に幸せでしたが、今までに受けたことのないVIP待遇を受け、しばし面喰いましたが、中国での仕事を全部終わらせ、最後に北京の夜景を見て、ひとりしっぽり飲む1杯は格別でした。
VIP対応その②早朝出発のサポート
北京空港出発が10時前だったので、余裕を持って、ホテルを6時45分に出発するリムジンを手配していました。
朝ごはんをしっかり食べたいところでしたが、エグゼクティブラウンジの朝食は6時半から。
チェックアウトをして、リムジンに乗り込むまで時間がなく、朝食を諦めようかと思いましたが、ダメもとでエグゼクティブラウンジのマネジャーに相談したら、『それでは、15分早めにラウンジを開けましょう』と。
わたしのために、わざわざ15分前にエグゼクティブラウンジを開けて、朝食を頂けるように手配してくださったのです。
そして、チェックアウトも支払いも、すべてエグゼクティブラウンジで済ませ、荷物はリムジンへ事前に積み込んでくれました。
しっかり朝ごはんを食べ、エスプレッソを頂き、チェックアウトの後でもお部屋のキーを返さずに済んだので、お部屋で歯磨きを済ませ、リムジンに乗り込みました。
念のためですが、リムジンと言っても、あの長いキャディラックではなく、セダンです。
わたしの勝手なお願いに、ここまで真摯に対応してくれるとは思いもせず、感動しっぱなしでした。
Spaエリアもラグジャリー
Spaエリアは、今までのどのホテルよりも素晴らしく、素敵な空間が広がっていました。
こちら、女子のパウダールームです。
ジャグジーとスチームサウナのエリアです。
ドライサイナもあります。
ジムエリアは、プールサイドと窓ガラスで越しに。
こちらはプールサイド。
朝のプールサイド。
3回プールで泳ぎましたが、誰もおらず、わたしひとりでしたので、とても優雅な気分で、プカプカと、ゆらゆらと泳ぐことができ、とてもリフレッシュできました。
プールやサウナを出て一休みするお部屋もあります。
ローズヒップTeaや、ドライフルーツ、そしてクッキーなどがいただけます。
そして、わたしがとても、とても気に入った空間がこちら。
Tea Roomです。
素敵なラグジャリーな空間でしょうぉ?^^
特に癒されたのがこちら。
中国版?の文鳥です。
Wonbirdというらしく、Grass Green (萌黄色)、White (白)、Gray (グレイ)、そしてBlack (黒)の4色いるようで、今回わたしがお目にかかったのは白と黒?グレイ?の文鳥でした。
自腹でアロマセラピーを受ける
エグゼクティブラウンジで、すっかりVIP対応してもらって、気をよくしたわたしは、『さぞかしエステも素晴らしいのだろう』と思い始めたら最後、エステを受けることを決意。
最終日は、自分へのお疲れ様という意味も込めて、24,000円ほどのアロマセラピートリートメントを60分自腹で受けることに。
すべての無にして、体感しようと心に決めていたので、スマホはお部屋において、クレジットカードとルームキーだけをもって、トリートメントルームへ。
スマホをもっていかなかったので、写真はありません。
24,000円と高額でしたが、受けてよかった、と思えるトリートメントでした。
マッサージベッドは、ふかふかで触り心地はまるでシルクのシーツに包まれ、トリートメントを始める前に、うつ伏せになってベッドの穴ぼこに収まったわたしの顔の下から、心身ともにリラックスできるアロマの香りが。
わたしは、遠い昔、アロマセラピストだったこともあり、ノスタルジックな感情も生まれ、何とも言えない心に沁みる香りでした。
ブレンドオイルだったと思いますが、おそらくサンダルウッドのブレンドでしょう。
久しぶりに嗅ぐエッセンシャルオイルの香り。
深呼吸をして、神経を休ませる香りを存分に吸い込み、トリートメントへ。
心地よい香りと音楽、そしてシルキーなベッドに包まれ、セラピストの絶妙なマッサージの強弱と技術、手の感触、すべてが心地よく、まるでヘブン。
言葉では表しきれない心地よさ、お金に変えられない極上な経験をしました。
心が満たされリラックスした後に出されたお茶がまた美味しくて。
Autumn Snow Pear Teaというそうです。
フォーシーズンズホテル北京の特別ブレンドで、ブレンドしているお茶の名前とブレンドの比率を教えてもらいました。
まろやかで、ほんのり甘くて、ほっこりするお茶でした。
庶民のわたしですが、少しでもラグジャリーで上質な世界に触れられたことを嬉しく思います。
館内やロビーの様子
ロビーはたくさんの生花が飾られていて、シックでゴージャスです。
こちら玄関前の風景です。
ちなみにこちらは、一般のお部屋に滞在しているゲスト用の朝食会場です。
個人的な意見ですが、一般の朝食会場の食べ物は、すべて油の味と匂いが気になり、エグゼクティブラウンジのお料理とは全然違いました。
イタリアの取引先の女性が、『中国での食事は、すべてチキン油の味がする』と言ってましたが、まさにその通り。
わたしも、こちらでの朝食は、油の匂いと味が気になって、あまり手を付けられず・・・。
テラス席もあります。
スーパー(Hello Mart)は徒歩2分
Hello Martというスーパーがホテルのすぐ隣にあります。
わたしは、ここでお土産にクッキーを買いました。
一般食材はもちろんのこと、フードコートも充実しています。
日本の食材や日用品も販売しています。
女子に嬉しい緊急時のグッズも。
日本の調味料も。
フォーシーズンズホテルの隣には、レジデンスもありました。
日本大使館も近くにあるので、駐在でこられている日本人の方もこのあたりにお住まいなのかな?
まわりは緑も多く、のんびりした雰囲気でした。
いかがでしたか?
フォーシーズンズ、おすすめです。
ちなみに、他の都市で5つ星に泊まりましたが、北京のフォーシーズンズがピカイチでした!
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる