- クレジットカードが使えるか
- Wechat Payアカウントは使えるか
- 銀聯カードの使い勝手
- 現金支払いが一番確実
- 食事と水事情
- トイレは最小限に
- 電車乗車もセキュリティチェック
- 中国の新幹線
- 中国の交通事情
- 中国大陸の広さは半端ない
- 大気汚染について
- 道端の痰に注意
- イモトWiFiが便利
- 香港情勢のニュースがない
- 監視カメラの数が半端ない
- 中国人の話は長い
- スーツ姿を見かけない
- 中国人同士でも通じない言語
- 持参すると便利なもの
クレジットカードが使えるか
5スターホテルであれば間違いなく、VISAやMasterなど使えますが、駅やタクシーなどでは使えないことが多い印象です。
北京駅など大都市においては、駅窓口で新幹線のチケットを購入する際には、日本で三井住友銀行発行の銀聯カードでの決済はできましたが、パスポートの提示が必要です。
タクシーでは、まずアウト✖。
タクシーやレストランにおいては、WechatやAlipayなど、中国系の電子マネー決済が主流で、現金での支払いはほとんどありません。
Wechat Payアカウントは使えるか
2019年11月にわたしが中国に行った際には、まず、Wechat Payアカウントが開けませんでした。
以前は、中国本土以外の人でも口座は開けたようですが、つい最近になって、中国本土に銀行口座、および中国本土の携帯電話を持っている人ではければ開けないようです。
わたしも何度かトライしましたが、Wechat Payアカウントを開設にあたり、中国本土の中国人による認証が必要なので、滞在先のホテルビジネスラウンジの給仕係の方に認証をお願いし、認証までは進めたのですが、結局口座は開設に至らず終いでした。
ちなみに、レストランにて国際カードが使えたとしても、目の前で決済してもらうようにお願いするのが大事です。
カードを持っていかれて、裏でカード番号やセキュリティーコードなど番号を控えられ悪用される可能性があります。
中国人も、悪用を恐れ、なるべく通常の支払いは電子マネーを使い、クレジットカードは、大きな買い物をするときのみ使うようにしているようです。
銀聯カードの使い勝手
中国では、銀嶺カードさえ持っていれば、現金は要らないのかと思っていましたが、意外と銀嶺カードが使えない場面も多く、せっかく作ったカードですが、北京駅で1度だけの利用でした。
わたしにとっては、あまり使い勝手の良いカードとは思えませんでしたので、解約するつもりです。
現金支払いが一番確実
中国に出張の際には、現金を少なくとも3万円ぐらいは、所持していたほうが無難です。
実際に、現金で決済することも多かったです。
たとえば、ホテルのお土産屋、取引先を接待したレストラン、そして新幹線の予約を取引先にネット上でしてもらって、その切符代を現金で支払いました。
中国は偽札が出回っていることも多いため、偽札を掴まされるリスクもあり、また、帰国後、円で払い戻しされる場合には、7割程度しか戻ってきません(羽田の両替所の方に実際に言われたことです)。
なので、現金をたくさん持つのも損をする感じがしてなんとも難しいところなのですが、ほどほどに、現地で困らない程度に所持しておく必要があるかなと思います。
食事と水事情
食事は、中国本土の人たちでさえ、レストラン選びを注意しないとお腹を壊すと聞いていたので、できる限り小奇麗で中級以上のお食事処で食事をしました。
お腹が強い人は問題ないかもしれませんが、わたしのように胃腸が弱い人は、間違っても冒険をしないことです。
5スターホテルの朝食会場においても、すべての炒め物が古い油の味と言いますか、使いまわししている油で調理しているような味と匂いがしました。
北京の5スターホテルのビジネスラウンジと、蘇州の5スターホテルのビジネスラウンジとでは、格段に北京のほうが品質が高かったです。
ちなみに、蘇州の5スターホテルのビジネスラウンジでの食事において、オムレツをオーダーしましたが、速攻で下痢になりました。
一方で、北京の5スターホテルのビジネスラウンジにおいては、生野菜、フルーツなどでもお腹を壊すことはありませんでした。
中国本土での食事については、下記ブログでも記載しています。
水については、水道水は5スターホテルにおいてもカルキ臭さがありますので、わたしはペットボトルの水で歯磨きもして、お腹を壊さない万全な体制をとりました。
ちなみに、5スターホテルに備え付けのPETボトルは、どこも同じでチベットのお水でしたが、飲んでも全く平気でした。
トイレは最小限に
トイレは、なるべくホテルのトイレを利用し、公衆トイレは避けるために、水分補給の調整をすると良いと思います。
トイレは、食事の次に心配なことでしたが、幸い、『ニーハオトイレ』という穴ぼこだけのトイレには遭遇せず、なんとか乗り切ることができました。
とは言え、公衆トイレはそれほどきれいではなく、意を決して足を踏み入れるようなトイレもありました。
北京駅のトイレでは、すべて和式で足元があまりきれいではなかったので、ズボンを膝までたくし上げて、大股開きで用を足しました。
テイッシュがないので、必ず日本から水で流せるポケットテイッシュ持参が必須です。
洋式トイレは便座が汚い場合が多いので、除菌シートを常に持ち歩き、まずはさっと便器を拭いた上で用を足すようにしていました。
新幹線内などは、男女共有なので、足元が汚い場合が多く、床を除菌シートで拭いてから用をたしてましたが、1度きりでしたので、なんとか乗り切れました。
中国トイレ事情については、下記ブログにも掲載しています。
電車乗車もセキュリティチェック
中国で一番驚いたのは、地下鉄や電車に乗るだけでも、毎回、バッグなど持ち物のセキュリティチェックをすることです。
空港のように、ベルトコンベアがあり、荷物を通します。
また、空港のように、チェックイン手続きもあります。(ゲートを通るだけですが)
また、身元確認(外国人の場合はパスポート)書類の提示が必要です。
新幹線ホームまでは自由に行けず、自身が乗る新幹線の番号が呼ばれるまで、ゲートをくぐることができません。
こちら↑電光掲示板で、行き先と時刻が表示されています。
こちら新幹線↑ 日本と似ていて、きれいです。
ちなみに、こちら↑北京駅ですが、とんでもなく大きな駅なので、待ち合わせするのは大変です。
また、タクシー乗り場もとても混んでいますので、時間には余裕を持って行動する必要があります。
中国の新幹線
結構、日本の新幹線と同じです。
車内は比較的きれいで、静かです。
日本の新幹線よりも、若干狭いでしょうか。。。
地元中国人の話によると、飛行機のほうが移動時間自体は少ないが、空港での待機や混雑などを考えると、新幹線移動のほうが断然ラクとのことでした。
中国の交通事情
場所にもよりますが、、、たいてい混んでて、運転も荒いです。
北京など大都市では6車線ですので、とてもじゃないけど、運転できるような場所じゃないです。
5秒おきぐらいにクラクションが鳴り響きます。
中国大陸の広さは半端ない
すべて現地取引先にスケジュールを任せていたのですが、行ってみてびっくりしたのが、中国大陸の半端ない大きさ。
北京→上海に新幹線で5時間弱かかることなど思いもよらず・・・。
もっと、近いと思っていました。
日本の感覚で、勝手に東京→大阪ぐらいかと思い込んでしまってました💦
大気汚染について
どちらかというと、上海や蘇州よりも、北京の大気汚染のほうがひどかったように思います。
マスクをしていても、苦さを感じました。
現地の人たちは、免疫があるのでなんとも思わないようですが、喉や呼吸器が弱い人は、マスク着用したほうが良いです。
特に、冬場など乾燥する時期はスモッグがひどいようです。
道端の痰に注意
中国では、とにかく、道端に痰を吐く人が多いです。
決まっておじさんですが、めっちゃ多くて、下向いて歩かないと踏んでしまいそうでした。
イモトWiFiが便利
中国の情報操作、半端ないです。
当然、どなたもご存知のように、
〇Google
〇Facebook
〇Youtube
〇Google Map
などは、5スターホテルであっても開けません。
ないと一番困るのが、Google検索でしょうか。
なので、イモトのWiFiで上記のアクセス可のプランに入っていくと、サクッとどこでも確認できて便利です。
香港情勢のニュースがない
香港が大変な事態に陥っている真っ最中でしたが、まったく、と言っていいほど、香港のニュースは目にしませんでした。
たとえ、ニューヨークタイムズの新聞においても。
監視カメラの数が半端ない
街角、そして高速道路など、監視カメラの数が半端なく配置されており、常にパシャパシャとシャッターを切るような光線が出ます。
監視されている感が半端なかったです(;^ω^)
中国人の話は長い
中国の人は、とにかくよくしゃべります。
そして、お酒が入っていなくても、お茶で何度も乾杯して、テンションが高い印象を受けました。
たまたま、わたしが居合わせた席がそうだっただけかもしれませんが。
あと1時間だよ
あともう少しね
なんて、言われながら3~4時間ほど経過しても、終わりそうにもない会談。
全部中国語で、わたしひとりが蚊帳の外でしたので、とても苦痛な時間でした。。。
スーツ姿を見かけない
スーツで仕事をしている人をほとんどみかけませんでした。
ほとんどのビジネスマンが、ポロシャツにチノパンのような姿で、女性は、ワンピースかパンツとカーディガンみたいな恰好がほとんどでした。
業界によるのでしょうか。。。。
中国人同士でも通じない言語
中国には、大きく分けて、マンダリン(北京語)とカントニーズ(広東語)がありますが、中国本土の主に北のほうの人はマンダリンを話す人が多く、香港や香港に近い中国(たとえば深センあたり)は、主に広東語を話すようです。
中国人であっても、マンダリンしか話せない人もいるし、その逆で、カントニーズしか話せない人もいるので、会話ができないということもしばしばあるようです。
基本的に、香港の人々はカントニーズを話すようですが、人に合わせてマンダリンを話せる人も多いようです。
中国語を学ぶ際に、どちらの言語を選ぶか、重要になってきますね。
ちなみに、中国は大陸が広いだけあって、かなりの言語が存在するようで、中国本土の営業マンによると、彼らでもわからない言語があり、通訳が必要な場合もあるとのことでした。
持参すると便利なもの
〇2LのPETボトル
〇水に流せるテイッシュ
〇便座除菌シート
〇普通の除菌シート
〇イモトのWiFi
〇現金3万円ほど
〇小腹を満たす食べ物
〇胃腸薬
〇PM2.5対策マスク
なるべく、現地でお買い物などしなくても良いように、必須アイテムは持参したほうが無難です。
中国は、未知な部分が多い国で、日本よりも進んでいる部分も多く、特に電子マネー決済は非常に進んでいます。
がしかし、、、日本同様に中国本土の中国人に特化された利便性です。
外国人にとっては、旅行も出張も、個人では難しい国だと感じています。
それでは、みなさま、have a nice day
by ちびまる