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サンディエゴ長期滞在におすすめ!イタリア人街のコンドミニアム(Charming Little Italy Suites by Sonder)に泊まる

 

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西海岸サンディエゴの長期出張

 

先週末に米国出張を終え、帰国しました。

 

今回の出張先は、

 

〇サンディエゴ5泊

〇サンフランシスコ3泊

〇サンディエゴ7泊

 

サンディエゴとサンフランシスコを行ったり来たりしながら、3つの展示会を行い、そして顧客との商談や会食などをほぼ連日連夜でしたので、体力的にも精神的にもチャレンジングな出張でした。

 

15泊17日の米国出張の準備にて、一番頭を悩ませたのが持参する衣類の数です。

 

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スーツケースは1つ、入れられる衣類の数は限られます。

 

そもそも15日分の下着や衣類を持っていません^^;

 

出張の途中で洗濯が必要でしたので、最初のサンディエゴ5泊を洗濯機と乾燥機のあるコンドミニアムに滞在しました。

 

イタリア人街を選んだ理由

 

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この度、サンディエゴのイタリア人街を選んだのにはいくつか理由があります。

 

ダウンタウンに比べ安い

 

サンディエゴは米国内において治安も良く気候が穏やかで、観光地として人気の都市です。

 

また、大きなコンベンションセンターがあるので、学会や展示会の開催地としても人気です。

 

コンベンションセンターがあるダウンタウン、ガスランプクオーターにホテルが密集していますが、とにかく宿代が高いです。

 

学会会期中となると、稼ぎ時なのか、べらぼうに高く1泊4万~5万円台です。

 

コンベンションセンターから徒歩圏内のほうが何かと便利なので、今まではダウンタウンのホテルを1年前から押さえて、なんとか予算内(許容範囲)のホテルを確保していましたが、1年前の確認であっても3万~4万円代のホテルばかりでしたので困っていました。

 

今回は、長期出張ということもあり、旅費もかさむのでダウンタウンのホテル滞在は断念し、ダウンタウンからトラムで3駅のイタリア人街(リトルイタリー:Little Italy)で宿探しをしました。

 

幸い、イタリア人街において、口コミ評価が8以上のコンドミニアムを見つけることができましたので、初めてコンドミニアムに滞在しました。

 

学会会期中は、学会無料シャトルバスが10分~20分間隔で出ており、イタリア人街からも1本シャトルバスが走っており、滞在先からバス乗り場まで徒歩10分圏内でしたので助かりました。

 

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3週間前の全額前払いという条件に若干抵抗ありましたが、選択の余地もなく、滞在を決めました。

 

平和で穏やかな雰囲気の街

 

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ダウンタウンのガスランプクオーターは、レストランもホテルも多く、常にガヤガヤ、学会会期中となると小さな街に約3万人近くがどっと押し寄せますから、すごい人混みです。

 

人が多いということは、酒場も多く、夜の街中は、連日パーティ状態で騒がしいです。

 

ホテルがバーやレストランに近い場所だったりすると、夜中まで騒音に悩まされることもあります。

 

ダウンタウンからトラムで3駅離れたイタリア人街は住宅街でもありますので、犬を連れて散歩している人が多く、とても平和で穏やかな雰囲気なので落ち着いて滞在できます。

 

ホームレスが少なく治安も良い

 

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サンディエゴは西海岸に位置し、また人気の都市でもあり物価も高く、貧富の差も激しいのでは?と思ってしまうほどホームレスが多いです。

 

特にダウンタウンのコンベンションセンター前やガスランプクオーターには、ショッピングカートに荷物をたくさん詰め込んでうろうろしているホームレスや、また薬物を疑ってしまうような奇行をする人たちをお見掛けします。

 

イタリア人街では、それほど多くのホームレスはおらず、夜でも比較的安心して歩けます。

 

スーパーがご近所にあり便利

 

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ダウンタウンにも大きなスーパーがありますが、イタリア人街にも小さなグローサリーショップや、デリカッセン(ハムやチーズ、オリーブ、惣菜を量り売りしてくれるお店)が入っているスーパーマーケットがあり、朝食やランチに便利です。

 

レストランがたくさんあり便利

 

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イタリア人街ですから、もちろん美味しいイタリアンレストランが多数あり、また、テラス席がある雰囲気の良いリラックスムードなレストランがたくさんあります。

 

こじんまりとしたお店も多く、常に満席というお店もありますが、レストランが立ち並ぶ通りにお店がたくさんありますから、ご飯には困らない街です。

 

トラムの駅にも近くて便利

 

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サンディエゴはトラムやバスが発達しています。

 

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コンパスカードをトラムの駅の自販機で購入し、一度カードを購入すればチャージができますのでとても便利です。

 

リトルイタリー(Little Italy)のトラム駅からダウンタウンコンベンションセンター駅までは3駅、ガスランプクオーターまでは4駅です。

 

サンディエゴ国際空港まではトラム1本ではいけないのですが、タクシーやUberで15分~20分ぐらいで、空港からイタリア人街まで11ドル(チップを入れると13ドルぐらい)でした。(2018年10月)

 

暮らすように滞在する快適コンドミニアム(Charming Little Italy Suites by Sonder)

 

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この度、口コミ評価が8以上と評判も上々のコンドミニアムCharming Little Italy Suites by Sonderに滞在し、とても快適でしたのでご紹介します。

 

www.booking.com

 

Charming Little Italy Suites by Sonder Little Italyの中心地(レストランが立ち並ぶ通り)までは、徒歩で5~10分ぐらいの閑静な住宅地にあるコンドミニアムです。

 

万全なセキュリティ―

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チェックインの3日前に、建物玄関のセキュリティ―PINコード(4桁)と、部屋番号、そして部屋のドアのセキュリティ―PINコード(4桁)の情報がメールで送られてきます。

 

とても丁寧なチェックインおよびチェックアウト情報がメールで送られてきますので、入退室に困ることはありません。

 

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また、PINコードですべてドアの開閉をしますので鍵の引き渡しもなく、チェックイン、チェックアウト手続きもないのでとても楽です。

 

PINコードなど忘れてはならない情報は、メールの画面写メを取っておくと、PINを覚えられなくてもスマホで画像を開けばすぐに確認できるので楽でした。

 

ひとつ注意点としては、部屋のドアは自動ロックではないので、外出の際には外からPINコードで施錠が必要ですし、部屋に滞在中は内側からPINコードではなくアナログなドア鍵ロックが必要です。

 

スタッフ対応が素晴らしい

 

すべてメール対応でのやり取りでしたが、メールは同日、遅くても翌日には返信があり、海外とは思えない非常に迅速な顧客対応です。

 

相談や困りごとに真摯に対応してくれます。

 

対応スタッフは複数人でアトランダムですが、リクエストや照会を放置されることはありませんので安心でした。

 

広々とした空間で清潔な室内

 

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リビング、キッチン、ベッドルーム、バスルーム、ランドリーのスペースがゆったりと確保されており、広めのスタジオアパートメントのような作りです。

 

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お部屋のデザインは、リラックスできるようなインテリアで、寝具もソファーも心地良く、仕事を終えて自宅に帰宅するような感覚で滞在できます。

 

また、お部屋はとても清潔なので、安心して滞在できます。

 

キッチン設備が素晴らしい

 

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食文化を大切にするイタリアを思わせるような充実したキッチン設備です。

 

コンロは電気ではなくガスコンロで、鍋の種類や包丁も数種類、食器用洗剤、スポンジ、布きん、ディスポーザルシステムの流し台、大きな冷蔵庫、電子レンジ、電子湯沸かし器、トースター、コーヒーメーカーなど。

 

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立派なガス式コンロ、電子レンジに包丁各種

 

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炒め物やスープを作る際に便利なキッチン用具

 

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スプーン、フォーク、ナイフ、計量カップも!

 

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フライパンや鍋各種

 

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コーヒーメーカー、オリーブオイルも常備

 

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電子ケトル

 

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トースターがあれば朝ご飯に便利♪

 

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パスタをゆでたり、野菜を洗ったり、ざるがあると便利

 

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キッチン清掃道具も万全

 

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大きな冷蔵庫

 

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食器も充実

 

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コップやカップ

 

ありがたかったのが、塩、コショウ(それもガリガリっと削るタイプ)、小さな瓶のオリーブオイル、そして切れ味の良いラップが常備されていたこと。

 

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お塩やコショウは削るタイプ

 

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まな板、ラップやホイル、鍋敷きも

 

海外のラップは決まって切れ味が悪く使いづらいというのが常ですが、まるで日本のラップのようにパリッと切れ味が良いラップに感動しました。

 

調味料やラップはないだろうと思い、日本からも持参したのですが使わずに済みました。

 

バスアメニティが充実

 

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シャンプー、コンデイショナー、石鹸、ボディーローションなど、ホテルのアメニティーの質はホテルによってまちまちですが、Charming Little Italy Suites by Sonderのアメニティは、香りも使い心地もよかったです。

 

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ドライヤーも普通のものですが、快適に使えました。

 

バスタブもあり、お湯の出も良好

 

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海外ではお湯の出が弱かったり、お湯の温度がぬるかったりする場合はがありますが、Charming Little Italy Suites by Sonderのお湯の出はとてもよく、今回は、バスタブがあるお部屋を事前にリクエストをして確保していたので、ゆっくりと入浴タイムも楽しめました。

 

お風呂の栓は、押して止めるタイプです。

 

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シャワーヘッドは固定式です。

 

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湯船にゆっくり体を沈めて、体を温めることは疲労回復にも良いですし、良質な睡眠にも良いです。

 

ほっとする柚子の香りやラベンダーの香りの入浴剤を入れて、副交感神経を休ませたり、バブルバスにして泡ぶくぶくのお風呂に入るのも気持ちが良いものです。

 

静かな住宅街に立地

 

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出張時には夜が静かでしっかり睡眠をとれることが体調管理には重要になってきます。

 

Charming Little Italy Suites by Sonderが立地する場所は、閑静な住宅街なので、夜も静かでベッドの寝心地もよくぐっすり眠ることができました。

 

コンビニとスーパーが徒歩3分圏内

 

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Charming Little Italy Suites by Sonderは、受付デスクがあるわけでもなく、完全にアパートの一室を借りるだけの宿泊施設なので、朝食も出ないですし、食料や飲み物の調達は自分でスーパーやコンビニでしなければなりません。

 

Charming Little Italy Suites by Sonderから徒歩10秒以内にセブンイレブンがあり、徒歩3分以内にデリカッセンがあるスーパーマーケットがあるので、朝ご飯やお水の調達にはとても便利でした。

 

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コンビニもスーパーも夜遅くまで開いているのでとても便利でした。

 

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店内はこんな感じです。

 

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お土産の購入にも良いですね。

 

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お酒も売っているので、アパートでのんびり飲むのも良いですね。

 

洗濯機と乾燥機も充実

 

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米国の洗濯機と乾燥機を使うのは初めてで、使い方に戸惑いましたが、米国人の仕事仲間にどこに洗剤をいれ、どこのボタンを押せばよいのかを教わり、簡単に使えました。

 

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ランドリールームにはクローゼットやアイロンもありますので便利です。

 

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洗濯をする=アイロンもかける、ですね。

 

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アイロン台の広げ方は簡単ですが、意外とわからない閉じ方。

 

この裏面のバーを下に押して、足をたたみます。

 

洗剤はキューブの中に液体が入っているタイプのものが3つ備え付けてあり、所定の場所に入れるだけでしたので、備え付けのものを利用しました。

 

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左手のポケットを開けると洗剤を入れる場所があります。

 

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これ洗剤。このまま洗濯機にいれます。3つ洗剤が備え置きされてました。

 

洗濯機と乾燥機は、結構音が大きいので深夜や早朝の利用は控えたほうが無難です。

 

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下にある機械が洗濯機で、ダイヤルをお好みの洗濯(ジェントル、スピーディなど)を選んで、あとはボタンを押すだけでスタートします。

 

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上にある機械が乾燥機。こちらもダイヤルをお好みに合わせてボタンを押すだけです。

 

それほど大きな騒音ではないですが、他の部屋で夜中に洗濯機や乾燥機を回している音が聞こえました。

 

テレビのつけ方が難しい

 

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こんな画面と格闘しました。

 

難しいというほどでもないですが、TVと書いてあるボタンを押してもテレビがつけられず、テレビのリモコンと数日格闘しました。

 

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どこ押しても、この画面に戻りスタックしてしまうという・・・

 

米国人の仕事仲間に使い方を聞いたところ、TVを選択ではなくHD?という選択をすると地上波テレビが見れました。

 

チェックアウトも手続き不要

 

チェックアウトの日は、使った食器やキッチン用具を洗って元の定位置に戻し、ドアのPINコードを入れるパッドのマークを押すと施錠がされチェックアウトとなります。

 

エレベーターはなく階段のみ

 

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ひとつだけ大変だったのは、エレベーターがなく階段だけなので、重たいスーツケースを、よいしょ、よいしょ、と3階まで持って上がらなければならなかったことです。

 

3階が確か一番最上階なので、大したエクササイズではありませんが、チェックインとチェックアウトの際にちょっとだけ荷物運びが大変です。

 

コンドミニアムCharming Little Italy Suites by Sonderの総評

 

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とても安心してリラックスし滞在できましたので、次回サンディエゴ出張の際に、またCharming Little Italy Suites by Sonderに滞在したいと思います。

 

朝ご飯込みの宿泊代ではないので、朝食代は実費になりますが、スーパーでフランスパン、ハムとチーズ、サラダパックなどを購入しておけば、朝食とランチは自炊できますので安上がりです。

 

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美味しいハムとチーズ、そしてフランスパンとオリーブを買って、ランチと朝食を作って食べてました。

 

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朝ご飯はこれで十分でした。

 

また、通常米国のホテルの朝食では、サラダが出ることはなく、朝からマフィンやワッフル、フルーツ、ベーコン、ソーセージなど糖質が高く高カロリーな内容なので、自炊のほうが、食べたいものを食べたい分だけ頂けるので、食べ過ぎることもなく健康管理にも良いかと思います。

 

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お天気が良い日は、Little Italyから港の散歩道を通り、コンベンションセンター方面に歩いていくこともできますので、サンディエゴのイタリア人街Little Italyでの滞在は、仕事にもホリデーにもおすすめです。

 

米国の出張はサンディエゴの確率が高く、今回で4度目のサンディエゴでした。

 

今後は迷わずイタリア人街のコンドミニアムCharming Little Italy Suites by Sonderに滞在したいと思います。

 

それでは皆様、have a nice day

 

by ちびまる

 

海外旅行や海外出張時に安心・安全 ウエストポーチ – セキュリポ(SECURIPO)のモニター体験

  

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セキュリポ SECURIPO セキュリティポーチ スキミング防止 薄型 ウエストポーチ 貴重品 ポーチ 旅行便利グッズ【防水ライクラ生地】 ランニングポーチ ウエストバッグ LiberFlyer

 

〇薄くて軽い

〇安全・安心

〇防水加工

〇スキミング防止機能

〇スタイリッシュ

 

を売りにしたウエストポーチ『セキュリポ』のモニター体験の感想です。

 

使い心地と感想を正直に書いています。

 

海外出張時のリスク

 

慣れない土地への海外旅行や海外出張で心配事のひとつは、現金やクレジットカード、パスポートなど絶対になくしたくないものを盗まれたり、落としたりすること

 

海外は日本と違って、スリやひったくりなど一瞬のうちに大事なものを盗まれてしまうリスクが大きいものです。

 

わたしは年に5回ほど、欧米を中心に海外出張に出かけ、長い時では3週間ほど日本を離れ海外で仕事をすることもあります。

 

海外での仕事は主に、展示会、顧客との商談や会食などですが、大きなスーツケースを持ちながら都市から都市への移動など、仕事のスケジュールをこなすだけでも精一杯です。

 

海外出張中は、大事な貴重品をしっかり守り、安心して快適に時間を過ごしたいものですね。

 

わたしが海外出張中に、肌身離さずポーチに入れて持ち歩いている貴重品と言えば、

 

〇パスポート

〇クレジットカード

〇現金

〇ホテルの部屋の鍵

〇航空券のEチケット

〇スーツケースの鍵

〇携帯電話

 

ですが、これらの貴重品をコンパクトに収納できる軽量かつ機能的で、そしてスタイリッシュなポシェットをなかなか見つけられずにいました

 

この度、海外旅行や海外出張におすすめ!というウエストポーチ『セキュリポ』のモニター体験をしました。

 

セキュリポとの出会い

 

セキュリポという安全面での機能性を重視したウエストポーチを開発したベンチャー企業の社長さんよりご連絡を頂いたのが始まりです。

 

ネット上の膨大な情報量の中から、わたしのブログを見つけて頂き、セキュリポモニターのオファーを頂きました。

 

米国出張直前にご連絡を頂いたのは、ちょうど良いタイミングでした。

 

わたしがモニターを引き受ける条件として、

 

『正直な感想をブログへアップすること』です。

 

ウエストポーチへの偏見

 

正直なところ、わたしはウエストポーチ自体に、『おじさんっぽくってちょっと嫌かも・・・』と偏見を持ってしまいました。

 

わたしの個人的な勝手なイメージですが、ウエストポーチは、どことなく古めかしい昔の旅行者が身につけるもの、また、中年の男性が主に使っているイメージが強く、ウエストポーチへの抵抗感をぬぐい切れないまま、モニターを引き受けてしまった自分がいました。

 

それも価格が2,000円以下という、とてもリーズナブルな値段設定で、『なんだかちょっと安っぽいかも・・・』という印象もあり、『うーん、果たしてわたしは、セキュリポを使いたいだろうか・・・』不安な気持ちで引き受けてしまったことに若干後悔の念を抱いていました。

 

わたしはコンサバティブかつ、なかなか好きなものを見つけられないタイプで、食わず嫌いなところもあるので、少しでも嫌だなと思ったものは基本使わない、試さないタイプです。

 

それでも、セキュリポのモニターを引き受けた理由は、300人以上の海外出張者にアンケートをとり、要望を取り入れて開発したという経緯を知って、その熱意と努力に気持ちを動かされたからです。

 

『まずは、実際に使ってみてから、使い心地などを評価しよう』と決めました。

 

セキュリポは現地使用のみ

 

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米国出張を控えた数日前に、セキュリポが届きました。

 

箱の中にチャック袋のような袋に梱包されていました。

 

見た感じ、触った感じは、とても薄くて軽量なウエストポーチです。

 

さっそく、出張の荷造りをして準備をしている際に問題が。。。

 

わたしは長財布を普段使っているのですが、お財布がポーチにはいらないのです。

 

わたしは普段、ポシェットの中に、長財布と小銭入れを別々に入れて持ち歩いているのですが、まずお財布が入らないという問題に直面しました。

 

日本円に加えて現地通貨ドルの現金、パスポート、家の鍵、スーツケースの鍵、E-チケット、ホテルの予約確認書・・・など、

 

ショルダーポシェットに入れていたものは以外とたくさんあり、コンパクトなウエストポーチ、セキュリポには到底入らないという問題が発生しました。

 

でも、そもそも、ポーチにお財布を入れる必要はないのかも???

 

と考えなおし、ひとまず、現地についてからセキュリポの使用を考えようと、とりあえず、自宅から現地米国に着くまでは、普段使っているショルダーポシェットを使うことにしました。

 

現地米国のアパートについてから、さっそくウエストポーチ、セキュリポに中身を入れ替えて使用してみました。

 

セキュリポに入れるものは最小限にしてみました。

 

〇パスポート

〇米ドル(紙幣のみ)

〇クレジットカード2枚

〇E-チケット

〇宿泊予約確認書

〇旅程表

〇スーツケースの鍵

〇自宅の鍵(平べったい鍵)

〇宿の鍵(カード)

〇携帯電話

 

日本円は現地では使わないので、長財布に入れて、普段使いのポシェットに入れ、アパートやホテルのセキュリティ―ボックスに保管。

 

セキュリティ―ボックスがない場合は、スーツケースに保管し鍵をかけておきました。

 

セキュリポの使い勝手は?

 

300人にヒアリングをして開発されたデザインだけあって、よく考えられている商品です。

 

実際に使ってみると、使いやすいです。

 

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パスポートや家の鍵、クレジットカードなど、絶対になくせないものは、内側のチャックがついた袋の中へ収納します。

 

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カードを数枚入れる小さなポケットがあり、クレジットカードの出し入れも簡単でした。

 

米国の場合は、アルコールを飲酒する際にパスポート原本提示を求められる場合が多いので、肌身離さずパスポートは持っていますが、内側のチャックがついた袋の中であれば、ひったくりや紛失のリスクは大幅に軽減できます。

 

頻繁に出し入れするもの、例えば1ドル、10ドル紙幣、旅程表、Eチケット、ホテルの予約確認書などは、外側のチャックがついたポケットに入れておくと便利です。

 

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携帯電話はお腹側の網ポケットに入れておけば、チャックがついていないのですぐに取り出せますし、また、おなかにピタッとポーチがくっついているので携帯電話を落とす心配もありません

 

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セキュリポの利点

〇安全・安心

〇薄くて軽い

〇機能的

 

何より、大事なものをなくさない安心感は大きいです。

 

違和感なく身につけられて、薄くて軽量なので目立たず、また快適です。

 

ベルトの部分がゴムになっていますので、伸び縮みが自由自在です。

 

いつでもピタッと腰に密着したまま着用できます。

 

また、柔らかいゴム製なので、お腹周りの圧迫感もありません

 

セキュリポの改善点

〇デザイン性

〇高級感に欠ける

〇耐久性が心配

 

女子の心を躍らせる質感やデザイン性、そして高級感が欲しいなと思いました。

  

また、3週間使用後、糸くずが出てきてほころびを感じましたので、少々高くなっても、長年使えるように、耐久性に自信が持てる材質であると良いなと思いました。

 

若干、材質と縫い目に安っぽさを感じます。

 

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また、一日中着用していると、若干ゴムが緩んでポーチが下がってくるので、ポーチが下がらないように、ゴムの調整をし直す必要がありました。

 

実際にリーズナブルな価格なので、価格の割には機能性や耐久性は良いかなとは思います。

  

モニターの総評

 

3週間、米国現地で毎日使用していましたが、基本的にとても機能的で使いやすいウエストポーチであり、また、内側のポケットにパスポートやクレジットカードを入れる小さなポケットもあり貴重品をしっかり守れる安心感があります。

 

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また、ポーチの色がブラックであり、かつ薄くて軽いので、スーツ姿であっても違和感なく使えたので、展示会や商談の際にも身につけていることができました。

 

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スカートとシャツの場合は、こんな感じ。

 

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パンツ姿の場合は、こんな感じ。

 

着用した感じは、思ったほどおっさんぽい印象がなく、ウエストポーチへの大きな抵抗感なく着用できました。

 

現地での支払いは基本的にはクレジットカード使用であり、また現金払いするにしても小銭を使うことは稀なため、紙幣とクレジットカードだけ持ち歩けば十分ですので、薄くて軽量なセキュリポであれば、身軽に貴重品のみを持ち歩くことができます

  

終わりに・・・

 

本コンテンツは、LiberFlyer社よりトラベルグッズ、ウエストポーチ『セキュリポ』のモニターの依頼を受け、商材を無償提供頂き、実際のモニター経験を記事にしています。

 

LiberFlyer社より、商材は無償提供頂きましたが、商材を無償提供頂いた以外に、本ブログ運営者とLiberFlyer社の間に利害関係はございません。

 

本ブログコンテンツは、本ブログ運営者が、実際にセキュリポという商材を使ってみた個人的な感想をブログ記事にして掲載しています。 

 

当ブログ運営者は、本ブログコンテンツでご紹介した商材に関するいかなる事象に対しても、責任は一切持てませんのでご了承ください。

 

セキュリポに関するご質問やご照会等は、直接LiberFlyer社へお問い合わ頂き、またご購入に際しましては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

 

www.liberflyer.com

 

販売者情報

 

店舗名:LiberFlyer
販売業者名:リバーフライヤージャパン合同会社

(LiberFlyer Japan.LLC)
販売責任者名:星野 貴昭様
所在地:東京都中央区日本橋3丁目2番14号新槇町ビル別館第一2階
電話番号:050-3550-0865
Email:support@liberflyer.com
公式URL:http://liberflyer.com

LiberFlyer | 利用規約より抜粋

 

こちらの商品は、アマゾンでも購入が可能です。

  

個人的には、また次回の海外出張の際に、頂いたセキュリポを利用させて頂こうと思っています^^

 

この場をお借りして、セキュリポを無償提供頂いたこと、LiberFlyer様へ感謝申し上げます。

 

それでは、皆さま安全・安心、そして快適な旅を!

 

Have a great day!

 

byちびまる

ANAと思って選んだユナイテッド航空運航便 サンフランシスコ経由のサンディエゴ行き

 

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10/24に日本を出て、日々展示会や商談に追われ、気がつけば11月。

 

早いもので、残りの出張もあと1週間ほど。 

 

やっと、少しのんびりできる隙間時間ができたので、ブログを久しぶりに更新中^^

 

ユナイテッド航空でのフライト


今回、サンディエゴ行き直行便のJALがファーストクラスまで満席でしたので、サンフランシスコ経由のユナイテッド航空運航便、サンフランシスコ経由でサンディエゴを利用しました。


実は、ANAと思って予約していたと思っていたら、ユナイテッド航空の運航便というオチ^^;


割安なはずですね。。。


成田からサンフランシスコまでは約11時間のフライトです。


なるべく、機内では快適に過ごしたいものです。


ユナイテッド航空運航便に乗るのははじめてではありませんが、久しぶりなので、ユナイテッド航空運航便のフライトについての感想を述べたいと思います。

 

1. 機内の清潔さ


今回利用したユナイテッド航空運航便は、比較的新しく、座席背面のモニターも、座席も、トイレも清潔で快適でした。


座席は、布製のシートではなく、ツルツルの合成素材でしたら、座席のクッションの固さもちょうどよく、そこそこ座りやすかったです。


ただ、ANAのようにフットレストはありませんので、いつものように荷物を足元におき、足置きにしました。

 

2. 機内食について


機内食は、とても質素で簡易なもので、味はご想像通り、大して美味しくありません


夜ご飯は、チキンとご飯 or パスタでしたので、チキンを頂きました。


甘いソースのチキンで、まずくもないけど、特別美味しくもなく・・・


朝ご飯は、オムレツ、ソーセージ、そしてハッシュドポテトでしたが、『これでお腹いっぱいにしたくない』という味でした。


朝ご飯は、ほとんど手を付けず、さようなら。


あれこれ、オプションもなく、また、出してから片付けるまでの時間が結構短いので、ワゴンが通路をふさぐ時間も短くて、トイレに行きやすかったです。

 

食事の時間はささっと終了、という感じです。


ANAと同じと言えば、食後にアイスクリームが出ることぐらいでしょうか。


ハーゲンダッツではないですけど^^

 

3. アルコール飲料は全て有料


驚いたのが、アルコール飲料が全て有料ということ。

 

食事の時のビールやワイン1杯ぐらいは、どこのエアラインでも無料で出すものですが、100%有料というのは初めてで驚きました。


ソフトドリンクは無料ですが、種類は少ないです。

 

オレンジジュース、リンゴジュース、ジンジャエール、コカ・コーラ、スプライト、ファンタ、ぐらいだったと思います。


わたしは、機内でアルコールを頂くと具合が悪くなるので飲まないので、インパクトはゼロですが、無料のアルコールを楽しみに飛行機に搭乗するお客さんにとっては、なんとも寂しい話です。

 

4. 映画やドラマ


日本のドラマはありません

 

邦画は3~4つぐらいありますが、若干古いのと、マイナーな感じです。


わたしは、飛行時間の大半は、日本のドラマや邦画を見て過ごしているので、暇を持て余しました


外国映画が好きな人であれば退屈しないかもしれません。


わたしは英語ができるので、さぞかし洋楽や洋画を見るのだろうと思われることが多いのですが、洋楽が好きというわけでもないし、洋画もほとんどみません


ハリウッド映画は、昔はときどき見ましたが、なんとなく展開に想像がつくというか、最近めっきり興味がなくなってしまいました。

 

最近みた洋画で面白かったと思ったのは、

 

〇ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

〇NASAで活躍した黒人女性を描く「ドリーム」

 

この2本ぐらいでしょうか。


ユナイテッド航空のエンターテインメント、わたしにとってはあまり心が躍るものはありませんでした。

 

5. エコノミー席でフラット横寝


ユナイテッド航空で、よかったと思うことは1つ。

 

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めっちゃガラガラで、わたしが乗った便は、エコノミー席の後方のほとんどが空席で、おそらく3分の2は空いていたと思います。

 

空いてて良いことと言えばトイレ。

 

ほとんどトイレを待つことはなく、いつでも空いてました。

 

人も少ないので、比較的トイレも清潔なままの状態が保たれてました。


わたしは、3列通路側を取ったのですが、窓側も真ん中も誰もいなくて、枕と毛布を3枚使って、完全に横になって寝れました


体が小さめなわたしは、3つの座席にすっぽり入り、快適なフラットシート状態に


幸い飛行はスムーズで揺れることもほとんどなく、3~4時間ほどよく眠れました。


横になることが多かったので、足がむくんで痛くなることもなく、体は楽でした。

 

サンフランシスコ空港で乗り継ぎ

 

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ユナイテッド航空は乗客が少ないためか、サンフランシスコでの入国審査もほとんど並ぶことなく、自動入国審査でサクッと手続きを済ませ、入国審査官の質問も、さらっと2つか3つで済みました。


1時間もかからずに乗継便のゲートに到着したのですが、乗り継ぎ時間は4時間!
完全に暇を持て余してしまったので、仕事をしてました。


サンフランシスコの空港は、WiFiが無料で、時間制限もなく、サクッとつながり高速なので快適ですし、ゲート付近には、電源差し込みがあるデスク席もあるので、仕事をしやすい環境にあります。


コーヒー片手にポテチを食べて、メール対応をしていたら、あっという間に時間も過ぎ去り乗継便へ搭乗。


サンフランシスコからサンディエゴまでは1時間ぐらいなので、あっという間に到着です。


個人的な感想ですが、サンフランシスコ航空の乗り継ぎは、シカゴやロスよりも時間がかからず楽なように感じます。

 

まとめ


ユナイテッド航空を好んで利用することはないと思いますが、同時刻にANA便があると、予約はANA便に集中するので、ユナイテッド航空便は比較的空いているように思います。

 

たまたま、わたしが乗った便だけが、ガラガラだったのかもしれませんが、同時刻に日系航空会社が同じ行き先に飛んでいる路線であれば、空きが多い可能性は大きいのではと、個人的に思います。

 

食事やエンターテインメントには期待せずに、のんびり横になって寝ていきたいという人には、比較的空いているユナイテッド航空はおすすめです。


ユナイテッド航空の利用は、自分なりの機内での過ごし方さえ見つけられれば、安くて、静かで、快適かもしれません。

 

ただいまサンディエゴで仕事中で、帰国は9日後とまだ先なのですが、帰りもユナイテッド便なのでガラガラであることを祈りつつ・・・

 

以下、帰国便を経験した後の話。。。

 

※サンディエゴ⇒サンフランシスコ⇒成田は、普通に混んでました汗

 

行きのユナイテッド航空が空いていたのは、偶然だったかも^^; 

 

それも、『後で持ってくるね』と言われた朝ご飯、出てこず・・・。

 

ご飯も特別食べたいものでもないため、出てこなくてもノーインパクトではあったのですが、混んでいるユナイテッド航空は、特別何か良いことがあったかというと・・・・特にないかも^^; という結論です。 

 

みなさまにとって良い一日でありますように。

 

Have a great day!

 

by ちびまる

 

快適な長期海外出張のための荷造りと滞在5つの工夫

 

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画像:photoACクリエイター:acworksさん

  

中途半端な滞在期間の悩み


今日から、USAに長期滞在型の出張に出かけます。


長期といっても全行程17日間で約2-3週間なのですが、この中途半端な長さが荷造りの際に頭を悩ませます。


一番の悩みは、持っていく衣類の数です。


今回の出張は、


〇サンディエゴ5泊(アパートメント)

〇サンフランシスコ3泊(ホテル)

〇サンディエゴ7泊(ホテル)


の予定で、基本はホテル滞在なので、洗濯ができません


今回の出張では最初の5泊がアパートメントなので、洗濯機と乾燥機を利用できるので、4日分の衣類は洗濯が可能です。


4泊分をまわして使えると考えれば、今回の場合は11日分の衣類の準備が必要です。


クリーニングに出せば済む話なのですが、なんとか余計な支出を抑えて、15日間滞在を乗り切る必要があります。


毎日着るものとして必要なアイテムは、


〇ショーツ

〇くつした

〇ストッキング(仕事用)

〇インナー

〇ブラジャー


意外とかさばるアイテムが、ブラジャーなのです。


男子には不要なブラジャー。


これが結構悩みの種なのです・・・。


ブラジャーを10個以上なんて、ももそもそも持ってないし、仮に持っていたとしてもスーツケースの半分を占めてしまいそう・・・。


そして、意外と厚みが出る靴下も考えもの。


男性の仕事用靴下であれば薄くてかさばらないと思いますが、わたしが持っている靴下は何気に厚みがあり、これまたかさばるのです。


ストッキングを履く日は、なるべく靴下は履かないようにして靴下の数を減らします。


15日分の衣類を入れるとなると、衣類だけでスーツケースがいっぱいになってしまいます。


工夫が必要ですね。

 

長期海外滞在と荷造り5つの工夫

  

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画像:photoACクリエイター:まんだむさん

 

1. アパートメントに滞在する


今回でサンディエゴの出張は4回目となります。


今までは、コンベンションセンターに徒歩で行けるダウンタウン(Gaslamp Quarter: ガスランプ・クォーター)に滞在していました。


でも、国際学会の会期中はホテル代が高騰し、1泊4万円~5万円はざらです。


今回は、最初の5泊は、Little Italy駅(イタリア人街)から徒歩10分程のところにある1泊2万円代のアパートメントに決めました。

 

www.booking.com



朝食はついていませんが、自炊ができるので安上がりです。


Little Italyからコンベンションセンターまではトラムで3駅ですので、比較的便利な立地です。


交通費は若干かかりますが、1泊5万円⇒2万円代に抑えることで、大きな経費削減になります。

 

2. 調味料を持参し自炊する

 

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米国出張でいつも頭悩ますのが朝食とランチです。


米国のホテルで朝食付きといっても、ヨーロッパと違って、生野菜(サラダ)や新鮮なチーズやハムはなく、朝から高カロリー、血糖値が急上昇しそうな食べ物ばかりです。


例えば、マフィン、ワッフル、パン、シリアル、オレンジ、リンゴ、バナナ、炒り卵、ベーコン、ソーセージ、とこんな感じです。


血糖値の急上昇は避けたいのです。


今回は、最初の5日がアパートメント滞在なので、朝ご飯とランチは自炊することにしました。


自炊するとなると、問題になるのが調味料の数々。


数日滞在のために、塩、こしょう、オイルなど買いたくないので、今回は、無印良品で購入した小さな容器を利用し、塩、こしょうを準備し、加えて、トマトソース(使い切りサイズ)、少量オリーブオイルなどの調味料とインスタントの味噌汁を持参することとしました。

 

ちなみに、スープストック類は、動物由来のエキスが入っていることが多いので、米国への持ち込みは厳しそうなので、やめておきました。


到着日にマーケットに買い出しに行き、


〇パン

〇レタス

〇キュウリ

〇トマト

〇ハム

〇チーズ

〇牛乳

〇シリアル

〇スープストック

〇スープの具となる野菜など


などを買い出しに行き、朝ご飯はサラダとパンそしてスープ、もしくはシリアルを頂き、ランチはサンドイッチを持参します。


そのために、クレラップとタッパーウエアを1つ持参します。


コンベンションセンター内もしくは付近は、ランチを気軽にできる場所がありません


たいていが、美味しくないサンドイッチを高額で買うことになるか、レストランで1食30~50ドルはかかるランチを取るか、それか昼食を抜くかのどれかになります。


サブウエィが近くにありますが、2ブロックは歩くので、展示会場から往復するだけで、結構な時間がとられてしまいます


好きな具材のサンドイッチを持参すれば、リーズナブルに、そして適量のお昼ご飯を美味しく頂くことができます。

 

3. 仕事着はシャツをメインに

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女性の場合、仕事着は、

 

〇スーツ(パンツ or スカート)

〇ニット素材の服

〇ジャケット


などのオプションがありますが、スーツは洗濯可能な薄手の生地のものを1着選び、基本はシャツ+パンツ or スカートにスーツの上着を羽織るパターンで準備します。


ニットは、結構かさばりますし、洗濯できても乾燥機には入れられないので大変です。


厚手のしっかりとしたジャケットは、見た目もカチッとして、温かいので良いのですが、10月下旬~11月の上旬のサンディエゴは、昼間は28℃ぐらいにまで気温が上昇するため、意外と暑いので、ジャケットは邪魔になります


とは言え、逆にコンベンションセンター内(特に展示会場)は、冷房の効きが強く、凍えるような寒さが常です。


現地の温度変化に柔軟に対応でき、かつ荷造りの際にかさばらない仕事着は、


〇シャツ10枚程度

〇スカート&パンツ

〇スーツの上着(薄い)

〇カーデガン1枚


を選ぶとコンパクトにまとまります。


シャツは薄いので枚数が多くてもかさばりませんし、洗濯も楽ですし、乾燥機にも入れられ、アイロンがけをすれば、着回しができるので便利です。


また、シャツは結構温かいので、シャツとカーデガンであれば、カーデガンを脱いだり、着た入りすれば、20℃~30℃ぐらいの気温変化に対応できます。


展示会場内でどうしても寒い場合は、わたしはユニクロのウルトラThinのショートダウンを着用します。

 

4. 普段着はTシャツをメインに

 

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フライトの際にはなるべく楽な恰好で、体に負担がかからない装いをします。


わたしは決まってジーパンにTシャツ、そしてパーカーです。


ジーパンは1着履いていくもののみで、Tシャツは3~4枚薄手のものを持参します。
こちらも洗濯が楽なので重宝します。


ジーパン+Tシャツ+パーカー or カーデガン、このパターンしか持っていきません。

 

どこに行くにも楽ですし、アクティブに行動できます。

 

5. 寒さと暑さ対策を忘れずに

 

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画像:photoACクリエイター:いおスタさん


海外出張では、寒暖の差にも悩まされます


わたしの場合は、欧米の出張が多いので、日本と出張先の温度差が20℃以上の場合もありますし、現地においても、朝晩は冷え込み、日中は真夏日ということも少なくありません。


また、長距離フライトの際に、機内の温度が急激に下がり、極寒になる場合もあります。


急激な寒さや暑さで体調を崩してしまわないように、気を遣う必要があります。


とは言え、それほどたくさんの衣類を持っていくこともできないので、『玉ねぎ式』の装いで、寒さ対策には、薄くて温かい衣類があると重宝します。


今回は、秋の装いとして、


仕事中は、

 

〇インナー

〇シャツ

〇カーデガン

〇パンツ or スカート


プライベートと機内では、

 

〇インナー

〇Tシャツ

〇裏地もこもこパーカー

〇ジーンズ


そして、かならずユニクロのウルトラThinショートダウンをエコバッグに入れて持ち歩きます。

  

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暑くて脱ぐ際も、寒くて切る際も、玉ねぎ式の装いで、手荷物がかさばらない工夫をすると、寒暖の差に迅速に対応でき、常に快適に過ごせます。


また、スーツケースのスペースに余裕があれば、薄手の大判ストールを入れておくと、ちょっと肌寒い時に、さっと肩からかけて体を冷やさない工夫もできます。


薄くて、軽くて、温かい衣類を1~2つ持っていくと良いかと思います。

 

今回のわたしのスーツケースは満杯ですが、なんとか1つに収まったのでやれやれです。

 

それでは、海外出張にて、しばしブログはお休みすることにします^^

 

みなさま良い一日を Have a nice day

 

by ちびまる 

海外出張よくあるトラブル回避5つの工夫

 

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画像:photoACクリエイター:KoK51さん

海外出張前は、てんてこまい 


来週、米国出張を控えており、出張準備に追われています。


今回は、17日間とやや長めの滞在となります。


訪問先はサンディエゴとサンフランシスコ

 

今年最後の海外出張です。

 

出張中の主なイベントは、


〇米国腎臓病学会 (ASN) in San Diego

〇ライフサイエンス展示会@UCSF in San Francisco 

〇北米神経科学会議(SFN) in San Diego


展示会でのプロモーションですが、商材に関係する学会ですので、学術セッションへの参加、顧客との商談や会食などがあり、隙間時間に顧客訪問の予定があり、すでに準備段階にて、いっぱいいっぱい^^;


絶賛ストレスMAXナウ中!なわたしです。


自分でも、少々盛り込み過ぎた・・・と反省しているところです。


海外出張に慣れてきた今だからこそ、今一度気を引き締めて、海外出張中にトラブルに巻き込まれないように、落ち着いて慌てずに、出張の準備をしたいものです。


海外出張中は、想定外のトラブル発生は日常茶飯事なので、ある程度、トラブル対処には慣れているものの、なるべくトラブルフリーでストレスフリーにて海外出張したいものです。


これまでに、わたし(もしくは、わたしの同僚)が面食らったトラブルの中で、よくあるトラブルと対処法を5つご紹介します。


事前に『こういうことがあるのね』と知っているだけでも、面食らった際に慌てずに対応できるかと思います。

 

海外出張によくあるトラブル5つ

 

1. クレジットカードが使えない

 

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画像:photoACクリエイター:acworksさん


わたしの同僚がしばしば面食らっているトラブルです。


彼はANAの陸マイラーということもあり、できることならマイルを貯めやすいJCBやAmexを使いたいのですが、ことごとく断られるのを目の当たりにしています。


JCBやAmexそしてダイナースカードは、海外のホテルやレストランによっては、断るところも多いです。


あくまでわたしの個人的な憶測ですが、これらのカードはサービスを提供する側にとって、使用手数料が高いため、導入していない施設も多いのではと思います。


オーストラリアでレストラン業を営む友人が、そのようなことを口にしていました。


また、VISAやMasterカードであれば、断られるケースはまずありませんので、念のため、VISAかMasterのどちらかを予備で持っておくと、いざという時に便利です。


ちなみに、わたしは、みずほ銀行のセゾンVISAと、三井住友のVISA(ANAマイル自動加算)のどちらも持っていきます。


わたしの場合、海外出張が多いので、ホテル代や航空券代の支払いが1つのカードに同時期に重なると簡単に限度額に達して使用できない場合があります。


また、VISAであっても、カードの磁気の問題で読み取れずに使えないとういことも稀にあります。


2枚VISAもしくはMasterカード持っていれば、1枚がだめでも、予備の1枚ですぐに対応できます。

 

2. 小銭がなくて、用を足せない

 

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画像:photoACクリエイター:acworksさん


米国では、電車やバスに乗る際に、精算機から、おつりが出ない場合があります。


先日、シカゴに行った際にダウンタウンからオヘア空港に向かう際に、交通渋滞のリスクを考えて電車を利用しました。


一見、クレジットカードか現金のどちらでも支払いが可能な券売機だったのですが、何度チャレンジしてもクレジットカードが使えず(VISA)、現金払いでは、おつりがでない券売機でした。


同僚が小銭を持っていなかったので、わたしが立て替え、後日清算しました。


市バスも、釣銭がでない場合が多いので、小銭を持っていないと、えらい高いバス代を支払うことになります。


米国で公共交通機関(バスやトラムなど)に乗る場合は、事前に専用カードを購入し必要額をチャージして、専用カードで乗車するのがストレスフリーです。

 

また、ヨーロッパの場合は、公共トイレは、ほとんどが有料です。

 

街中でトイレに行きたくなった場合は、レストランに入って食事をするか、お金を払って有料トイレを利用するかのどちらかになります。

 

その場合、1€や1.5€など小銭が必要になります。

 

小銭を準備しておくと安心です。

 

3. スーツケースの紛失

 

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画像:photoACクリエイター:KoK51さん


ロストバゲージ(スーツケースの紛失)はよくある話です。


わたし自身は、紛失の経験はないですが、フィラデルフィア空港にて、待てど暮らせどスーツケースが出てこず、別室で保管されていたという経験があります。

 

理由は、、、不明です。


今でも、謎は包まれたまま^^;


わたしの知人も、何人かロストバゲージの経験をしています。


フランス人の研究者でもありビジネスマンの彼は、大事なプレゼンテーションを控えた出張先でまさかのロストバゲージ・・・。


幸い、フライトの際にスーツを着ていたようで、その1着のスーツで仕事を乗り切ったそうです。


『僕は、何日も同じスーツを着ていて、まるでホームレスのよう・・・』と嘆いていました。


お洒落なフランス人の彼にとって、なんという悲劇


ロストバゲージは不可抗力なので、どうすることもできないのですが、現地を仕事するための最重要グッズは、肌身離さず機内持ち込みにしたほうが良いと思います。


わたしの場合は、


〇パソコン

〇パソコンと携帯の電源

〇電源コンセント(米国は不要)

〇商談時に使う資料とノート

〇名刺

〇貴重品

 


これらは、必ず機内持ち込みにします。


展示会で使用するポスター持参が必要な場合は、ポスターを筒に入れて機内持ち込みしますが、多くのケースでは同僚が持参してくれるので助かっています。


仕事着については、最悪、現地で調達すれば良いので、そこは割り切ってスーツケースの中へ。


ロストバゲージは起こりうると想定した荷造りをすると良いと思います。

 

4. 預け荷物の重量オーバー

 

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仕事を終えて帰国にて、チェックインカウンターにおいて、『はい、重量オーバー』

 

万が一、空港に到着するのが遅れて、最終コールでの重量オーバーの宣告をされてしまうと、痛いですよね。。。


心配性なわたしは、早めに空港には到着するようにしているのですが、いつどこで、交通渋滞などで遅れてしまうかはわかりません。


わたし自身は、重量オーバーの宣告を受けたことはないのですが、わたしと一緒に同行営業する同僚くんは、かなりの高い確率で重量オーバー宣告を受けています^^


学会展示会では、顧客との商談だけではなく、自分自身が学会展示会場をまわり、情報収集をすることもあるので、膨大な資料を持ち帰ることも多々あります。


資料の多くは電子媒体ではなく、ハードコピー紙媒体が多いので、ちょっと集めただけでも結構な重さになります。


そこで、いつもチェックインカウンターで、スーツケースを開けて荷物を取り出すはめになる同僚くんは工夫をしていました。


重量オーバーになること前提で、スーツケースの中に折りたたみのボストンバッグ(薄い素材で軽量)のものを入れておきます。


そうすれば、重量オーバーにてスーツケースを開けた際に、機内持ち込み用の詰め替えのバッグが入っていれば、その場でさっと詰め替えできますから、迅速に対応できます。


米国の場合は、預ける荷物は2つまでOKなので、詰め替えたボストンバッグもそのまま預けてしまえば、重たい荷物を持ち歩くことも避けられます。

 

5. 清算額を間違えられる

 

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画像:PhotoACクリエイター:himikoさん


海外において、清算を間違えられることは、多々、多々!!!ありますので、しっかりと精算前に金額を確認することは大切です。


わたしの海外出張の中で一番多いトラブルは『精算額の間違い』です。


特にホテルチェックアウトの際の精算額の間違い。


海外のホテルの場合、ホテルのグレードの高い低いにかかわらず、精算額を間違えられることがあります。

 

チェックアウトの際に、宿泊した部屋の基本料金を確認するのは当然ですが、都市によっては税金のシステムが異なりますので要チェックです。


〇市税、州税、国税、サービス税

〇清掃代(アパートの場合)

〇朝食代&チップ

〇その他のサービス代


など、あらかじめ金額を計算しておくと、チェックアウトの際のトラブルを回避できます。


実際にわたしが経験したケースで一番もめたケースは、


宿泊予約サイトで朝食込みの宿泊プランで予約をしたにもかかわらず、朝食にかかるチップ代を毎回支払ったにもかかわらず、チップのダブル請求されたことです。


会社で出張清算をする以上、請求書の額面と支払額、その内訳が正確であること、そして請求内容の根拠を説明できなければなりません。


なかなか納得のいく説明を頂けず、複数名の受付担当者に確認したところ、3人とも説明内容に相違があり、完全に事態は迷宮入り・・・。


最後には、受付のお姉さんが逆ギレするという始末で、エライ目にあったことがあります。


プライベートであれば、大した金額ではない場合、『不運であった』と受け入れてしまえば済むのですが、仕事ですとそういう訳にはいかないのです。


最終的には、宿泊予約サイトのカスタマーサービスより謝罪を受け違約金をお支払いいただくことにて解決しました。


ホテルのグレードは、4スターホテルでしたが、それでも個人主義の色が強い国の場合、個々人の感情が優先され、顧客をハッピーにするどころか完全にピストオフ(キレる)ホテルの社員もいます。


通常、その場の空気を大事にする日本人の場合は、どんなに納得がいかないことであっても、不運を受け入れ引き下がるというスマートな対応をするのでしょう。

 

わたしの場合は、海外生活が長かったこともあり、納得がいかない場合は『戦って解決する』モードが身についています。


クレームの場合、スマートで品のある対応をしたいものですが、わたし自身、理性よりも感情が前にでる性質なので、戦いモードのわたしの対応をしたスタッフも不運としか言いようがありません。


ホテルによっては、最終チェックアウトする前にすでに全額クレジット清算をされるケースもあり、請求書兼領収書は、前日の夕方にドアに挟まっている場合もあります。


また、予約サイトで保証のために使ったクレジットカードにて全て決済される場合が多いため、部屋ごとに支払いを分ける必要がある場合、もしくは異なるクレジットカードで支払う場合は、チェックインの際にあらかじめ受付に伝えておく必要があります。


しかひながら、どんなにしっかり伝えても、伝わらない場合もあり、上手く清算できないことも多々あります。。。


海外の場合、日本人のように几帳面できめ細やかなサービスは期待できません


『わかりました』と1人のスタッフが受け付けたとしても、引継ぎがされず、思い通りにいかないことも日常茶飯事。


よって、大事なことの確認は、ダブルチェック、トリプルチェックをするぐらいの気持ちでお願いするほかありません。


なるべくストレスフリー、トラブルフリーで海外出張をしたいものです。


トラブルがあって当たり前ぐらいの気持ちで海外出張にのぞめば、『すべては想定内』として、トラブルシュートする際に余裕ができるかもしれません。


海外出張の経験値があがってくれば、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなります。


海外出張には、ある程度の『鈍感力』も必要かもしれないですね^^


それではみなさまHave a nice day

 

By ちびまる

やりたいことが見つけられない悩みを解決する5つのヒント

 

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画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

やりたいことが見つからない悩み

 

『やりたいことが見つけられない』という悩みは、主に『本当にやりたい仕事は何のか、が見つけられない』という生きる術に直結していることが多いのではないでしょうか。

 

趣味を見つけるのであれば、もっと気軽に考えられますが、自分がやりたい仕事=世間一般的に言う『天職』を見つけたいという悩みであれば、なかなか答えがでないものです。

 

〇人生の目指すべきゴールがわからない

〇ゴールを目指すための地図(設計図)がない

〇でも生きるためには、稼がなくてはならない

 

という堂々巡り。

 

やりたいことさえ見つかれば、そしてそれを仕事として生計を立てられる道筋が見えれば、それに向かって進めばよいのですが、強いパッション(みなぎる情熱)が感じられなければ、『本当にやりたいことなのか?』と、チャレンジする前から自信が持てなくなるものです。

 

自分の感情が本物なのか、ゆるぎないものなのかが見極められず、『違うかも・・・』と自信をなくしてしまい、迷いはじめます。

 

また、どんな道においても障害はありますから、その障害の壁の高さより、『やりたい』そして『なりたい』という欲が強くなければ途中で心が折れてしまいます

 

『やりたいこと』への欲が強ければ強いほど、困難にも立ち向かうエネルギーを発することができますが、その欲が強固なものに育っていない時に、相談した相手から『やめたほうがいい』というマイナス要因をたくさん聞いてしまうと、やる気がなえてきます。

 

きっと、人はそれぞれ、内に秘めたやりたいことを持っているのだろうけど、さまざまな困難や障害、そして打算や言い訳などネガティブ要因の力が強すぎて、なんとなく『上手くいかない気がする』という気持ちのほうが勝ってしまうのが常です。

 

それでも、『やりたいことがわからない』と悩んでいるということは、少なからず現在の自分に満足しておらず、満たされない気持ちがあるから見られる現象であり、『自分の人生をよりよくしたい欲』を持っていることは確かだと思います。

 

〇今の暮らしに満足している

〇今の自分に満足している

〇我慢して生きることを選んだ

〇惰性で生きることを選んだ

 

このような状態の人は、『やりたいことが見つからない』という悩み自体を持つことはないように思います。

 

『今のままじゃ嫌だ』と思っている自分がいるからこそ、『やりたいことを見つけたい』、『天職を見つけて輝きたい』という願望があるのだと思います。

 

わたしも、やりたいことなんてなかった

 

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画像:photoACクリエイター:チョコラテさん

 

わたし自身もそうでした。

 

〇やりたいことが見つけられない

〇何も強い思いを感じられない

〇目指すものも、場所もない

 

といった感じで、パッションを感じるものがありませんでした。

 

努力する力だけは持っていた子供でしたので、学校の成績はそれなりに優秀でしたが、試験で点を取る以外の目的がなかったので、試験が終われば全ておしまい、まったく身にならない努力でした。

 

高校3年間を終えて、『何も残らない努力は虚しい』ということをじんわり学びました。

 

まわりの友達は、学校の先生になりたい、看護師になりたい、医者になりたいなど、明確な目指すべきゴールをもって勉強に励んでいましたが、わたしの場合は、特別に憧れる職業もなかったので、何かを学びたいという強い動機もありませんでした。

 

でも、人並みに、ただ進学したいという曖昧な気持ちだけは持っていたので、1年間だけの旅行専門学校に進学しました。

 

旅行専門学校を選んだ理由は、ただ『なんとなく』です。

 

それ以外、特別な動機はありません。

 

わたしは80’年代に育ち、当時の人気テレビドラマで、『男女七人夏物語』や『東京ラブストーリー』などを見て育った世代です。

 

わたしは、これらのドラマが好きでした。

 

特に女性の主人公が好きでした。

 

それらのドラマの主人公の女性が、『海外で働くことを夢みる女性たち』でしたので、そのドラマを見ながら、『海外で働く』という漠然とした憧れが芽生えたのではと自分なりに分析しています。

 

旅行専門学校を出て、国内旅行主任者資格をとって、地元の田舎の小さな旅行代理店に就職しましたが、『なんか、違う・・・』と違和感を覚えて旅行代理店を辞めて、英会話スクールに転職しました。

 

母親には、わたしが安易に仕事を辞めたように映ったようで、えらく叱られたのを覚えています。

 

転職の大きな原動力は、危機感でした。

 

『この町にはいられないという危機感。

 

わたしが生まれ育った町は、これといって何にもない田舎町です。

 

まわりの大人が話す話題と言えば、『誰それが、どこで、どうした』という近所の人の話題や噂話ばっかり

 

一言で言うと、非常につまらなかったのです。

 

そういった環境にうんざりしていて、『わたしはご近所の話題だけを耳にしながら、一生を終えるのか、そんなの絶対に嫌だ!』という嫌悪感に似た危機感を持っていました。

 

また、日本の国会議員のおじさんたちが議論する姿をテレビで見ていて、『くらだない水掛け論』としか感じられず、『違う世界(海外)空気を吸いたい』と思っていました。

 

『海外に脱出する』というわたしの動機は単純で、今自分が生きている世界が単純に、『つまらなかったから』、そして『そんな世界でしか生きられない自分に、嫌気がさしたから』です。

 

特別にやりたいことがあって海外に出たのではなく、ただ当時の自分を取り巻く環境から逃れたかったという、どちらかというとネガティブな動機でした。

 

海外に出る直前に、本屋で立ち読みした本から、これもなんとなく、『アロマセラピスト』という職業に興味を抱き、その後アロマセラピーの専門学校に留学することにはなったのですが、この動機は、取ってつけたような動機です。

 

ただ、海外に出てみたかった、それが大きな動機です。

 

海外に出ても、日本で経験した『嫌なこと』は、日本以上にたくさんありましたし、海外に出たからといって、やりたいことなんて特別には見つかりませんでした

 

でも、結果的には、海外に出たからこそ、日本では知り得なかったことを知り、海外だからこそできる経験をして、異国の地で生活したからこそ見えた風景、感じられるものがありました。

 

『なんとなく』で始まったわたしの海外生活があったからこそ、今の自分がいるわけであって、40代半ばにしてやっと、自分なりの歩む道や、目指す方向性がわかってきました。

 

まだ漠然としてはいるのですが、わたしのやりたいこと(仕事)のキーワードは、

 

〇多国籍の企業や人と関わる仕事で

〇わたし独自の感覚を生かすことができ

〇日本を拠点に海外に出向く仕事

 

です。

 

その背景には、

 

〇居住地は日本がいい

〇多くの国や都市に仕事で訪れたい

〇現地の人と仕事がしたい

 

『あわよくば、現地の人たちと友達になりたい』

 

という私の欲求があります。

 

わたしのやりたいことは、これらのキーワードに凝縮されています。

 

悩みを解決する5つのヒント

 

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画像:photoACクリエイター:piichiroさん

 

わたしは、間違いなく、『やりたいことを見つけられない群』にセグメントされていた人間でした。

 

今でも、片足突っ込んでいる状態かもしれません。

 

でも、『田舎町で、くすぶって生きるのが嫌』という嫌悪感に似た危機感と、ある意味飢餓感のような欲を抱いたことがきっかけで、海外に出るというアクションを起こしました。

 

その結果、いろいろなことに触れ、そして吸収することで『わたしなりのやりたいこと、進みたい道』を見つけることを、『おおよそ』見つけることができました。

 

わたしのケースが他の人にも当てはまるかどうかは謎ですが、わたしが昔悩んだように、『やりたいことが見つからない』人にとって、何かひとつでもヒントをお伝えできればいいなと思っています。

  

1.まずは現状を受け入れる

 

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『自分の現状を受け入れる』というのは言葉で言うのは簡単ですが、客観的に自分を見つめて、『自分の今』を認めて受け入れるというのは、なかなか難儀なものです。

 

でも、必ず何かしら、今の自分や今の暮らしに不満があると思うのです。

 

大事になってくるのが、『自分の気持ちに嘘をつかないこと』です。

 

自分の気持ちにカッコつけたり、こんなの恥ずかしいだとか、こんなの笑われるだとか、こんなのムリに決まっているなど、できない言い訳はとりあえずゴミ箱に捨てましょう。

 

自分で自分を見つめる時ぐらい、裸のピュアな自分でいましょう。

 

世間体や周りの人のことは、ひとまず戸棚にしまって、自分の本音と向き合いましょう。

 

自分の本音と向き合うというのは、良い感情だけではないですから、蓋をしておきたい嫌な自分とも向き合うことになります。

 

感じたこと、考えたこと、なんでも良いので頭に浮かんだことを文字に落とします。

 

何かの裏紙でも、切れ端のノートに殴り書きでも良いので、頭の中で思っていることの視覚化を試みます。

 

そうすると、自分が感じていること、考えていることの傾向がだいたい見えてきます。

 

例えばわたしの場合は、

 

〇自己顕示欲が強い

〇目立ちたがり屋

〇人前に出たい

〇あまのじゃく

〇我慢したくない

〇自由に生きたい

〇怖がりで不安症

〇安定は大前提

〇コンサバが好き

〇シンプルが好き

〇パーティは苦手

〇女子会は苦手

〇考え方が単純

 

など、自分自身について、なんでもよいので思いついた感情や気持ちなどを書き出してみてください。

 

そうすれば、自分という人間がどういう類の人間なのか、なんとなく自分の輪郭をつかむことができます。

 

『やりたいことが見つからない』の裏返しは、

 

〇やりたいことができていない?

〇やりたくないことをやっている?

〇失敗を恐れて一歩を踏み出せない?

 

などの状況が考えられます。

 

まずは、今の自分、そして自分が置かれている環境などを自分なりに見つめて、分析してみるとよいと思います。

 

わたしは、こういった作業をしょっちゅうやっていました。

 

そして、おんなじことを書き出しては眺めてみて、うーんと考えていました

 

考えたところで、答えはその場ででないんですけどね。

 

2.危機感と飢餓感の力を使う

 

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画像:photoACクリエイター:unicさん

 

『危機感と飢餓感』は、やりたいことを見つける強い動機になると思います。

 

危機感は、『このままでは、ヤバイ!』なんとかしなくちゃ、という気持ちです。

 

危機感とは、自分が危機に面するリスクをひしひしと感じることです。

 

危機感は、

 

〇自分が傷つけられること

〇自分が大損すること

〇自分が取り残されること

 

など、『このままじゃ、わたしはダメだ!』と感じる感情です。

 

人は、得することより損することにとても敏感です。

 

人は、損をするのが嫌だから、損をしないために生きる傾向が強い生き物だと思います。

 

飢餓感は、生理的な強い欲でいえば、

 

〇腹ペコで死にそう

〇ねむ過ぎて倒れそう

 

というのがわかりやすいでしょうか。

 

どうしようもなく欲する欲望が満たされず、飢餓の度合いが赤信号になる感じです。

 

飢餓感も人が自ら行動を起こすための、大きな動機になると思います。

 

危機感や飢餓感に加えて、『絶対勝ってやる!』という闘争心や、『絶対に手に入れてやる!』という、強い欲望も、何かをやり遂げたいという『熱意』を掘り起こします

 

そこそこのお給料を頂き、職場でも特別何も問題もなく、衣食住を満たされている生活に身を置いている、そこそこに幸せな人には、こういった強い危機感や飢餓感というのは感じにくいと思います。

 

人は不自由な環境にさらされると、自由になりたいという強い欲望を感じるので、『欲求不満な状況がないなぁ=』という方は、欲求不満な環境に自ら身を置いてみるというのも、『やりたいことを見つける』良いきっかけになるかもしれません。

 

3.強い憧れの対象を見つける

 

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画像:photoACクリエイター:RRiceさん

 

危機感や飢餓感は人が動く強い動機になりますが、憧れの対象物を持つというのも、人が動く強い動機になります。

 

憧れの存在は何も歴史上の偉人でなくても、身近な存在でも良いと思うのです。

 

例えば、

 

〇あの人の歌声は素敵♪

〇あの人のジャズ即興ピアノ最高♪

〇あの人のライフスタイルカッコいい!

 

など、身近に自分の目指すべき、ゴールとなる憧れの対象人物を見つけることで、よりイメージしやすくもなり、具体的なアクションに落としやすくなります

 

わたしの場合は、ドラマ、映画や本の主人公に憧れることが多かったように思います。

 

特に、影響を受けたのは、社会人になってから読んだシドニーシェルダン『明日があるなら』です。

 

冤罪で逮捕されてから、精神力と知性で投獄を成功させ、華麗な泥棒劇を繰り広げた主人公の淑女トレイシーの、逞しく、そしてスマートに生きる姿に心惹かれました。

 

男女の絡みがありながらも、男に溺れず寄りかからず、どんな時も自分の知性と精神力で難関を乗り越えていく姿は、わたしに衝撃を与えてくれました。

 

わたしも、強く、賢く、スマートな女性になりたいと、強く感じたものです。

 

その本との出会いは、『偶然、兄の部屋に転がっていたのを拾って読んだだけ』という何とも平凡なものです。

 

一度読んだだけなので、ストーリーの細かいところは忘れてしまいましたが、その時受けた衝撃は鮮明な感情として残っています。

 

憧れの存在は、きっと、身近なところに転がっているかもしれません。

 

憧れの存在を見つけられないという人の場合、映画を見たり、本を読んだりして、架空の人物でもモデルとなる人物像を探してみるのも良いかと思います。

 

考えるより、感じることを大切に。

 

4.できない言い訳を探さない

 

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画像:photoACクリエイター:gois×goisさん

 

人は、やりたいことを見つけたとしても、

 

〇自分に才能がない

〇自分にはチャンスがない

〇自分にはお金がない

〇自分には時間がない

〇自分には自信がない・・・

 

など、できない理由をたくさん並べて諦める言い訳をたくさん探してしまいがちです。

 

やってみたい、チャレンジしてみたいという純粋な気持ちを優先することが大事です。

 

できないかどうかなんて、やってみないとわからないことですし、障害があれば、やりながら解決策を考えていけば良いと思うのです。

 

人は経験のないことには、自信を持つことができません。

 

だって、経験がなければ、それが何なのか、わからないのですから。

 

でも、少しでもかじってみて、その世界に一歩足を踏み入れることで感じられることがあります。

 

怖がって避けてばかりじゃ、果たしてそれが、苦いのか、酸っぱいのか、甘いのか、辛いのか、食べてみないと味がわからないのと一緒で、どんな感じなのかを一生知ることができません。

 

〇やってみても、上手くできないかもしれない

〇やってみても、ものにならないかもしれない

 

そうかもしれません。

 

でも、やってみなければ、1%も『できる、上手くいく』可能性を見出せません

 

まずは、くだらない打算は捨てて、つべこべ言わず、考えずにやってみましょう。

 

小さなことでも、『できた』という成功体験を積み重ねれば、何か大切なものが見えてくるかもしれません。

 

5.相談する相手を選ぶ

 

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画像:photoACクリエイタ ひでちゃびん さん

 

『相談する相手を選ぶ』これは、とても、とても大事です。

 

相談する相手は、あなたの可能性を後押ししてくれる人を選びましょう。

 

理想としては、

 

〇あなたの話に、ちゃんと耳を傾けてくれる

〇あなたの話に、興味を持ってくれる

〇あなたの可能性を、信じてくれる

 

そして、『自分なりの建設的なフィードバックをしてくれる人』を選ぶとよいと思います。

 

間違っても、

 

〇人生を諦めている

〇文句ばっかり言って生きている

〇チャレンジを馬鹿にする

〇自分の経験ベースの考えをごり押しする

〇あなたの話を最後まで聞かない

 

ようなタイプの相手には、話をしないことです。

 

間違いなく、あなたの『やってみたい、チャレンジしてみたい』という純粋な気持ちを容赦なく踏みにじり、せっかく芽生えた『やりたいこと若葉』を育つ前に刈り取られてしまいます。

 

多くの大人は、あたかも自分はすべてを知っている、間違いない、という断定的にあなたのやろうとすること評価してきます。

 

こういう人に相談するのは、いけません。

 

自分自身が経験したこともないにもかかわらず、です。

 

〇やめときな、絶対失敗するから

〇お金をかけて何か良いリターンはあるの?

〇お金あるの?無理でしょ。

 

など、とにかく、『やめておけ』という理屈をぐだぐだ並べられ、そういったマイナスの気は大きな引力が働くので、せっかくのあなたの『やりたいこと若葉』も、簡単に萎えてしまいます。

 

そういう人には近づかず、

 

〇自然な前向き(自然な、が大事)

〇相手に意見を押し付けない

〇知性と理性を兼ね備えつつ

〇自分の人生を楽しく生きていて

〇相手の夢を応援できる人

 

に相談しましょう。

 

相談する目的は、相手に答えを出してもらうことではありません。

 

8割型固めた自分の考えや思いを再確認するために、相手の意見を『参考までに聞く』のが目的とします。

 

最終決断を相手に委ねてはダメです。

 

理由は、結果がどうなろうとも、自分で決断することで、成功も経験も全て自信につながる肥やしになっていくからです。

 

やりたいことが見つからないという状態は、ある意味『宝探し』のようなものです。

 

見つかるかもしれないし、見つけられないかもしれない。

 

でも、見つけるために動いてみれば、いろんな景色が見えてくると思いますので、宝探し自体を楽しめたら良いのではと思います。

 

宝が見つけられたらラッキー♪

 

見つけられなくても、ずっと夢の途中を楽しめます^^

 

それではみなさま have a nice day

 

By ちびまる

 

自分探しは自分と向き合う時間であり、人生を豊かにするプロセス

 

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画像:photoACクリエイター:LAYWさん

 

自分探しって何だろう?

 

〇わたしの天職って何だろう?

〇わたしは、何がしたいのだろう?

〇わたしは何のために生まれたの?

 

と、思い悩むことが、世間一般的に言う『自分探し』なのではないでしょうか。

 

比較的、10代~30代の若い世代に多い事象ではないかと思います。

 

要するに、『人生これから』という人たちにとっては、人生を失敗したくない、有意義な人生を歩みたいという欲求があるからこそ、自分にとってのベストを求めて『自分探し』で思い悩むのではないかなと思います。

 

特に、進学や就職を目前として『自分がどんな仕事に向いているのか、どんな仕事に就きたいのか、よくわからない・・・でも何か選ばないと・・・汗』という時に、『自分探し』を経験するのではないかと思います。

 

そして、進学や就職をしたものの、どうもしっくりこない、これでいいのだろうかと迷いながら毎日を生きている人たちも、『自分探し』を経験するのではと思います。

 

20代~30代の頃のわたしも、いつもそんなことばかりを考えて生きていました。

 

『自分探しとは?』でググってみると、

 

それまでの自分の生き方、居場所を脱出して新しい自分の生き方、居場所を求めること。「自分探しの旅に出る」

 

もしくは、

 

自分の現状に満足できず、本来の自分の性格、人生の目的など、納得できるものを探し求めること。

 

とあります。

 

byコトバンク

自分探し(ジブンサガシ)とは - コトバンク

 

なるほど、なるほど。

 

そうそう、自分の現状に満足できないから、欲求を満たすために、あれこれ思い悩むのですよね。

 

わたしもそうでした。

 

自分探しの価値は、自分が決めること

 

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画像:photoACクリエイター:gois×goisさん


『自分探し』というキーワードでググってみると、結構悩んでいる人多いんだなぁ=と、しみじみ思います。

 

また、Googleの検索結果に出てくる記事では、

 

〇自分探しをしてはいけない理由

〇自分探しの旅に出るな!

〇自分探しは時間のムダ

〇自分探しは今すぐやめろ

 

など、『自分探し』に否定的なご意見が多いことが伺えます。

 

否定的なご意見の方々の記事を読んでみると、わたしが察するに、経験が豊富で理論的で、要するに世間的に『出来たオトナな人たち』ではないかと思います。

 

ざっと読んだところ、どんなに自分探しの旅に出て、自分を探したところで、

 

〇答えなんて見つからない

〇天職なんて、そもそもない

〇自分は、自分でしかない

 

=時間のムダ

 

という印象です。

 

『確かに、一理ある』、と納得できる部分もあります。

 

でも、わたしの個人的な意見では、『自分探し』は、無駄ではないと思います。

 

少なくとも、わたしにとっては、無駄ではありません。

 

無駄かどうかは、本人が判断することであって、他人が口を挟む問題でもないと思います。

 

だって、自分の人生(時間)は、自分の資源ですし、それをどう使って生きようとそれは本人の勝手であり、無駄だったかどうかなんて、本人が死ぬ前にはじめて知り得ることだからです。

 

少なからずわたし自身も、10代~30代に同じような悩みを抱え生きてきて、『自分探し』という状況に身を置いて、たくさん思い悩み、たくさん苦しんだ時期があります。

 

たくさん、たくさん堂々巡りもしながら思い悩みました。

 

寄り道、草道、後戻り、迷い道、を進んだ時もありました。


でも、その時間を生きたからこそ、今のわたしがあると思っています。

 

自分なりに、一生懸命思い悩んで過ごしてきた時間です。

 

決して無駄ではなかったし、その時、真剣に悩んだからこそ、今のわたしがいます

 

40代半ばの今のわたしだって、まだまだ自分探しの途中なのかもしれません。

 

まだまだ未熟な人間ですから、毎日、思い悩むこと、わからないことだらけです

 

思い悩んで当たり前、だと思う

 

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画像:photoACクリエイター:FineGraphicsさん

 


『自分探し』は、何も若い世代だけではありません

 

もしかしたら、定年退職後や、子育てが終わった世代のほうが、『自分探し』をしている人の方が多いのではないでしょうか。

 

〇自分は何がしたいのだろう?

〇毎日、何をして過ごせばいいの?

〇わたしの生きる目的は何?

 

など、今まで仕事や子育てに忙しく、毎日がいろんな用事に埋め尽くされて、その仕事をこなすことに時間を費やしてきた人にとっては、ぽっかりと人生に余白ができて、その余白とどう向き合ったら良いものか、不安に思う人も多いのではないでしょうか

 

人は、目の前にどうしてもやらなければならない時は、時間に余裕がないため、自分と向き合う時間もないし、『自分探し』なんてしている場合じゃないのです。

 

ある意味、用事で時間を埋め尽くされてるほうが幸せと思う人もいるかもしれません。

 

人は時間に余裕ができた時に、時間の使い方がわからなくて、ふと自分と向き合う時間ができてしまうものなのではないでしょうか。

 

そして、自分と向き合うということは、いろいろと悩みも出てくるものです。

 

人はきっと、どんなステージにいたとしても、自分の人生について思い悩むものなのかなと、思っています。

 

いくつになってからだって、『自分探し=自分と向き合う』ことは、価値のあること、とわたしは思っていますし、自分の人生と真剣に向き合って生きている人の味方でいたいなと思っています。

 

自分探しは、自分と向き合う時間のこと

 

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画像:PhotoACクリエイター:himikoさん


わたしの中で、『自分探し』とは、『自分と向き合う時間のこと』と考えています。

 

人は、きっと、誰だって、良い人生を送りたいって思っているはずです。

 

だからこそ、人は、自分の人生に欲張りになってしまいます。

 

でも、欲張りになるということは、悪いことじゃないと思っています。

 

欲があるから、人生は面白い。

 

欲があるから、いろんなドラマがあるのです。

 

欲があるから、現状に満足できないから、あれこれ考えるのです。

 

現状に満足してしまったら、衰退するだけです。

 

それは、人も組織も同じ

 

欲があるから自分探しをする、いいんじゃないでしょうか、それで。

 

わからないから思い悩む、それも、いいのではないでしょうか。

 

今の自分に満足できないから、自分と向き合い一生懸命考えることは、悪いことではありません。

 

〇自分のIdentity(独自性)と向き合う

〇自分のAmbitious(大志)と向き合う

〇自分のValue(価値)と向き合う

 

それが、わたしの中では『自分探し』です。

 

人生において、自分のID、志し(野望)、そして価値を理解しようとして、自分と向き合う時間はとても大事な時間だとわたしは認識しています。

 

きっと、そんな簡単に見つかるものではないだろうし、感じられるものではないと思いますが、自分の人生と真剣に向き合うこと自体に大きな価値があるとわたしは考えています。

 

自分探しは、自分の人生を豊かにするプロセス

 

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画像:PhotoACクリエイター:OFFさん


自分の人生と真剣に向き合う『自分探し』は、人生を豊かにするためのプロセスとわたしは考えています。

 

自分の人生に責任を持てるのは自分だけです。

 

だから、自分の人生を豊かにするために、自分の頭で考え、動くのです。


他人任せの人生なんて、そんなの自分がかわいそうです。

 

自分の人生をどう生きるかは、自分の時間をどのように使うかにかかっています。

 

自分の時間を大切にして、自分が使いたいと思ったことに使うのが一番です。

 

自分の時間の使い方は、当たり前ですが、ひとそれぞれです。

 

自分の時間をどのように使うかは、個人の自由ですし、個人の選択です。

 

もちろん、ご結婚されている人は、家族の用事が最優先で、なかなか自分自身の時間を取れないという人もいるでしょう。

 

でも、結婚を選んで家庭を築く環境を選んだのも自分ですから、その責任は自分にありますから、パートナーや子供たちとの時間を大切に過ごしつつ、隙間時間に自分だけの時間を捻出する努力も必要です。

 

わたしのように独身の場合は、時間の使い方の自由度は高いですので、自分と向き合う時間も多く取れます。

 

個人がどんな選択をしたとしても、一日に与えられる時間は24時間と平等なので、その時間を自分の人生を豊かにするために大切に使いたいものです。

 

自分探しに、明確な答えはない

 

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画像:PhotoACクリエイター:photoBさん

 

『自分探し』を否定する声の背景にあるものとして、『自分探しの幻想を抱き、夢をみる』ということがあるのではと思っています。

 

20代~30代のわたし自身がそうでした。

 

ある種の幻想のような夢を思い描いていました。

 

例えば、

 

〇自分には天職があるはず

〇自分にしかできない何かがあるはず

〇これだ!と思えるやりたいことがあるはず

 

というのが代表的な幻想です。

 

わたしの個人的な経験ベースの意見ですが、これらの明確な答えを求めても、まず見つかりません

 

中には、ビビッとくるものを自分探しの旅の途中で、見つけられる人もいるでしょう。

 

でも、大半の人たちは、なかなか明確な答えを見つけられず、さまよいます


そしていずれ『自分探しの旅』に疲弊するのです。

 

そして、『自分探しの旅は、無駄だった』と、後悔と落胆を感じる人もいるでしょう。

 

見つかると信じていた答えが見つからない時の喪失感は、大きいでしょう。

 

わたし自身もそうでした。

 

どういうわけか、自分は特別な才能があるかもしれない、天職があるはずだと思い込んでいる自分がいました。

 

でも、わたしが思うに、自分にしかできない仕事などない、と思うのです。

 

もしくは、自分が世界No.1に輝くような才能があるかというと、ありません。

 

よっぽど、稲妻のようにビビッと心臓と脳を突き刺すような衝撃を体全体で感じられるもの、そして朝から晩まで寝食を忘れるほどのめりこむものでない限り、万人より大きく秀でる才能を発揮できる可能性は極めて低いと思います。

 

たいていの場合は、『これが好き!』と思うものに出会っても、プロの仕事人として秀でる才能を発揮できるものに開花させる才能と努力する力を備えておらず、趣味に留まります

 

アマチュアの世界にて趣味でも没頭できるものに出会えたのなら、それはとても幸せなことです。

 

でも、残念ながらわたしはまだ、心底惚れ込んで没頭できるものには未だ出会っていませんし、これから出会えるかどうかもわかりません

 

20代~30代の頃のわたしは、人生を全て捧げられる心底惚れ込んで没頭できるものと出会い、それが自分の才能とマッチし開花することを夢見て、自分と向き合う時間をたくさん持ちました。

 

夢を描くということは、ワクワクし楽しいことでもありますが、一方で何も感じられない、見つけられない自分に焦燥感を覚え、思い悩み、苦しんだ経験もしました。

 

今まさに、自分探しの旅にて同様の想いをしている人がいたとしたら、わたしの経験が少しでも何かのヒントになればいいなと願っています。

 

自分探しの渦中におられる人は、おそらく、とても一生懸命自分と向き合い、思い悩み、もがき苦しんでおり、時が来ないと、なかなか夢や幻想から覚められないかもしれません。

 

でも、思い悩んで、もがき苦しむことも一つの経験ですし、悪いことではありません。

 

今は苦しいかもしれないけど、『自分と向き合うこと』を諦めなければ、いずれ見えてくるものがあると思いますので、それまで自分と闘うしかありません

 

求めるのであれば、逃げないこと、面倒くさがらないこと、です。

 

いつか、きっと、自分なりの道すじは見えてくるはずです。

 

自分探しをしたい人へのヒント

 

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画像:PhotoACクリエイター:ラッキーエースさん

 

わたしは、『自分探しをしたい人』を否定はしません

 

むしろ、『頑張ってくださいね^^』と、そっと見守り応援しています。

 

わたしは、自分の人生と真剣に向き合っている人が好きです。

 

だって、自分の生を全うしようとしているのだから、素敵じゃないですか

 

自分の価値に幻想を持つのも悪くありません。

 

夢を持てる時は、夢を見ても良いではありませんか。

 

夢は、もしかしたら宝くじのように大当たり!で叶うかもしれませんし、たとえ叶わなかったとしても、自分を信じて、自分で選んで懸命に行動に移したことであれば、後々自信につながりますから、無駄にはなりません。

 

どんな経験も無駄にはなりませんから。

 

〇旅に出るのも良し!

〇新天地を見つけるも良し!

〇新しいことをするのも良し!

 

どんなことでも、自分の意思で決めて、『これをやってみたい』と思うことがあったら、まずはやってみることです。

 

わたしの場合は、海外に出ました

 

海外に出たからといって、何かが見つかるというものではないですが、でも、異国に身を置くというのは、感じられるものが違います

 

何か形になる答えがなかったとしても、ヒントになるものや、ヒントとなる自分の感情を得られるかもしれません。

 

自分が何を感じるかは、自分しかわからないことであり、他人がとやかく口を挟むものではないですし、何かを感じるということは、自分にとって何か衝撃的なことに触れたということです。

 

何かを感じるために、人は旅に出るのではないかと思います。

 

旅の形は、どんな形でも良いと思います。

 

一人旅である必要はないし、誰かと一緒に異国の地でいることで、何かを感じるかもしれません。

 

また、旅に出ることが全てでもありません。

 

自分がやってみたいと思ったことで、やれそうなことは、躊躇せず、やってみたほうがいいです。

 

もちろん、法に触れるようなこと、人様を傷つけることはいけませんよ^^(念のため)

 

 

自分探しのチャレンジは、何も大それたことじゃなくても良いと思います。

 

例えば、

 

〇ノートに向かって、何かを書き出してみる!

〇一人旅にチャレンジしてみる!

〇新しい習い事をしてみる!

 

何でも良いと思います。

 

一つだけ、わたしの経験ベースで、『これだけは!』という伝えたいことがあるとすれば、


『自分に正直に』

 

これだけです。

 

打算や、自分の意に反して他人の助言に従うのは、やめておいた方が良いです。

 

なぜ、と言われると、明確な答えは言葉では伝えられないですが、わたし自身が感じてきたことです。

 

一度きりの人生ですから、自分に正直に。

 

1回やってみて、『やっぱり、違う』と思って止めても良いじゃないですか。

 

違うということが分かっただけでも、収穫ありです。

 

経験をしなければ、『やっぱり、違う』と感じることはできなかったわけですから。

 

そして、もうひつ大事なこと。

 

自分の決断と行動、そしてその結果には、

自分で100%責任を取ることです。

 

わたしの自分探しの経験

 

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わたしも、わたしなりに、今までいろいろやってきました。

 

わたしは、単細胞であまり深いこと考えずに、すぐに動いてしまうタイプなので、途中で放り投げたことは数知れず^^;

 

やりたいと思ったことは、だいたいやってきました。

 

わたしの人生で、覚えている限り、書き出してみると、、、

 

サッカー、吹奏楽でとローンボーンを吹く、マーチンぐバンドで太鼓をたたく、そろばん、エレクトーンを習う、バレーボール、新聞配達、バスケットボール、コンビニでバイト、旅行の専門学校、ホテルでバイト、英会話スクールで働く、英会話スクールに通う、英字新聞を取る、英語教材を買う、ジャズダンス習う、フラメンコを習う、

 

一息入れて、、、

 

ワーホリに出る、海外生活する、アロマを海外で習う、アロマのサロンを海外で開く、外国人と付き合う、外国人と事実婚する、そして別れる、オーストラリアの永住権を取る、そして捨てる、シュノーケルする、サーフィンする、ブッシュウォークする、ヌーディストビーチで泳ぐ、メイクを習う、日本刀の鍛冶場に見学に行く、草木染をする、はた織りする、

 

もう一回休憩して、、、

 

イタリアに一人旅する、イタリア人にパスタ作りを習う、イタリアで3大テノールコンサートに一人で行く、イタリア老舗の機織り工場見学に行く、イタリア語の勉強をする、TOEIC900点を取る、MBAグローバリゼーションを卒業する、社長に海外事業戦略を提案してみる、海外出張にて多国に出かける etc.

 

思い立ったらすぐ行動をするところがわたしにはありますので、『行きたい、やりたい』と思ってしまったら最後、とりあえずやってみます。

 

いっぱい『やってみたい』と思ってやってみたことで、『やってみただけで、ただ気が済んだだけ』で、後に続かないことがほとんどです。

 

でも、これらすべてがわたしの経験ですし、後悔したことはひとつもありません

 

全てが自分探しとつながっているかというと疑問ですが、少なくとも、わたしが自分の意思でやってみたいと思ってやってきたことであることには間違いありません。

 

これらの経験を通じて、

 

〇わたしの天職

〇わたしの心底やりたいこと

 

とは、まだ出会えていません

 

もしかしたら、このまま出会えないまま、この世を去るかもしれません。

 

それは、誰にもわからないこと、わたし自身であっても。

 

だから、わたしの『自分探しの旅』は、to be continued.(つづく)のです^^

 

わたしは、自分探し(自分と向き合う時間)の旅を楽しんでいますし、これからも、続くと思います。

 

今のわたしは、それなりにやりたいことができる環境にいるので、毎日がハッピーなのですが、もしかしたら何年後かに、わたしは、今のわたしが、まったく予想もし得なかった土地で、生きているかもしれません

 

それは、わたしにもわからないし、未来のわたしへのサプライズ

 

自分が自分のライフに求めていることに出会えるのは、きっと、ずっと先のことなのでしょうね。

 

でも、だからこそ、毎日が楽しいのです。

 

だって、すぐに、人生最高の出来事に、出会えちゃったらつまらないでしょ。

 

もしかしたら、出会えないまま、あの世に行っちゃうかもしれません。

 

でも、それはそれで、いいかなと思っています。

 

だって、それがわたしの人生なのだから

 

そこに、たとえ、特別な意味なんてなかったとしても。

 

来世で人間に生まれるかどうかはわかりませんが、来世のお預けということで。

 

最後に・・・

 

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きっと、わたしに限らず、自分の人生において、多くの人が自分の存在価値について考えたり、思い悩んだりするのだと思います。

 

自分の存在価値について考えるということは、人として、あるべき姿なのではないかなと思います。

 

自分ができることって何かなぁ~とか、自分にとって、幸せって何なのかなぁ~とか、自分の人生(時間)をかみしめながら生きるのって、いいなって思っています。

 

それぞれ個々人の人生は、唯一無二のオリジナル

 

それぞれ、独自性(個性)があるから、面白いのです。

 

わたしは、わたしの人生を、わたしの思うように、好きに生きたいです。

 

そして、そんな自分と関わる人と、いろんなことを日々感じながら、ありのままの自分で喜怒哀楽をあらわにしながら人間らしく生きられたら、わたしは幸せです。

 

みなさまにとっても、素晴らしき人生でありますように。

 

Have a good day

 

Byちびまる

社員の英語力を伸ばす5つの具体的な方法

 

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 画像:photoACクリエイター:akizouさん

 

最近、国内市場の売上が尻つぼみ・・・

 

海外事業を早く展開して売上増加につなげたいっ!

 

そのためには、なんとか社員の英語力を手っ取り早く伸ばしたい!と思っている日系中小企業の社長さんや部長さんクラスの管理職の方々は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも、残念ながら、『英語力を伸ばすための手っ取り早い方法』はありません。

 

語学習得に特別な能力を有している天才以外、わたしのような凡人には、ビジネスの英語習得にウルトラCの必殺技はありません_| ̄|○

 

語学の習得には、それなりに、時間も労力も当然かかります

 

わたしが知っている限り、

 

〇英語を聞き流すだけ

〇努力をせずにして

英語がペラペラになるような、魔法はありません。

 

全然英語ができない人にとっては、芸能人の海外ロケのテレビ番組で見聞きする英会話を聞くと『わぁ-すごーい♪英語ペラペラ~』と思ってしまうかもしれません。

 

旅行先で、アイスクリームを買う時ぐらいの英会話であれば、聞き流すだけでも英語教材でも、十分効果は期待できるかもしれません。

 

でも、ビジネス現場で結果を出すために必要とされる英語力は、海外ロケ中の芸能人のそれとは、雲泥の差です。

 

『ビジネス現場で使える英語』を社員に身につけさせたいのならば、時間も労力もそれなりにかかる覚悟で、社員教育に投資をしていかなければならないでしょう。

  

社員の英語力を伸ばす5つの具体的な方法

 

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 画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

もしも、社員の英語力を伸ばすための方法を考えよというテーマを託されたとしたら、『わたしだったらどうするだろう?』という視点で考えてみました。

 

わたしは、英語が全くできなかった自分を今でもよく覚えています。

 

そして、英語が全くできなかった自分から、徐々に英語ができるようになっていった自分の感覚も覚えています。

 

わたしの場合は、英語を使って海外ビジネスを最前線で出来るようになるには、約10年かかりました

 

それも海外生活11年を通じてです。

 

海外生活1年目は、英語は『ただの音』にしか聞こえず対応不可でした。

 

海外生活3年目にして、ただの音にしか聞こえなかった英語が、『断片的に理解できる音』になってきます。

 

海外生活5年目にして、仕事で外線電話の対応や、同僚と飲みに行って英会話を楽しめるようになりました。

 

海外生活10年目にして、トラブルシューティング、契約書絡みの折衝、外国企業の商談のファシリテイトなど、国際ビジネスがまともにできるようになりました。

 

このように、わたしの場合は、英語習得には、たくさんの時間を要しました。

 

段階的に自分の英語力が伸びていくのを実感しながら、英語を習得していきました。

 

わたしの実体験ベースではありますが、わたしなりに『社員の英語力を伸ばすには、どうしたらよいか』を考えてみました。

 

 

わたしがもしも、社員の英語力を伸ばすミッションを与えられたとしたら、下記の5つの具体的な実践方法をやってみます。 

 

 1.社員に優先順位をつける

 

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 画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

まずは、全社員の英語能力アップを期待しないことです。

 

社員の英語力を伸ばすことについて、社員の優先順位をつける必要があります。

 

社員の英語力を大きく区分するために、通常のTOEICに加えて、スピーキングとライティングのTOEICを全社員に受験させます。

 

そして、社員を3つのセグメントにわけます。

 

(1)国際派の選抜グループ

 

目安として、

 

TOEIC 600点以上

TOEIC スピーキングとライティングが4以上

 

ある程度、英語の読み書きと会話ができるレベルと仮定します。

 

そして、 簡単なメールでの対応や日常会話ができる程度です。

 

このレベルにいる社員を最優先でビジネス英語ができるように訓練するプログラムを作ります。

 

ある程度の英語でやり取りが可能なレベルであれば、完全英語環境に置いての訓練をする意義が出てきますので、特定のグループの社員間で話をする場合に限り、社内公用語は英語にしても良いかもしれません。

 

(2) 読み書き重点グループ

 

目安として、

 

TOEIC 500点以上

TOEIC スピーキングとライティングのレベルが3以上

 

基本的な英語の文法などは理解をしており、簡単な英語の読み書きができますが、英語の能力は非常に限定的です。

 

また、英語で聞く・話す、英会話がほとんどできないレベルと仮定します。

 

文章が読めれば、文章を書く訓練はできますので、このレベルの社員は、まずは英文書におけるビジネスができるようにもっていきます。 

 

通常メールでのやりとりがオフィスワークのビジネスにおいてはメインの仕事になってきますので、英文メールでの意思の疎通ができれば十分な即戦力となります。

 

読み書きが日本語同様のスピードでできるようになってきたら、英語を聞く・話す、の訓練もスタートさせます。

 

英会話ができるようになるには時間がかかりますが、読み書きが高いレベルでできるようになれば、上達も早いと思います。

 

(3) 本業に専念グループ

 

目安としては、

 

TOEIC 500点未満

TOEIC スピーキングとライティングが2以下

 

簡単な1英文も理解できない、まともに書けないレベルと仮定します。

 

まったく英語ができない社員をビジネス英語ができるまでに引き上げるには、10年以上は最低でも訓練が必要になります。

 

わたしの場合は、海外生活をしていて10年以上かかっていますので、日本に居ながらとなると、10年かけても、英語の習得は難しいかもしれません。

 

現実的な話でいえば、英語が全くできない社員に英語の習得を優先させることは、通常業務に支障がでてしまい、非生産的であり非効率的です。

 

また、何より本人の精神的な負担が非常に大きいです。

 

英語学習のために、本業がおろそかになるようでは、本末転倒です。

 

英語ができなくても、優秀な人はたくさんいますので、そういう人たちには本業にて腕に磨きをかけてもらうことを最優先にしたほうが賢明と思います。

 

このグループは、本業に専念させ、英語能力は後回しにます。

 

2.優先グループに最優先で投資する

 

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画像:photoACクリエイター:photoBさん

 

海外事業を拡大するにあたり、英語での円滑かつ効果的なコミュニケーションは必須となります。

 

英語が話せるだけでは不十分です。

 

英語が話せても、仕事ができなければ話になりません

 

本業ありきの英語力を習得してもらう必要があります。

 

(1) 英語以外の課題でロールプレイ

 

英語学習を目的にした課題よりも、英語以外の課題を目的として、英語でアウトプットさせる訓練をとにかくたくさんやらせます。

 

たとえば、

 

〇取引先へのプレゼン

〇取引先との商談

〇取引先との折衝

〇トラブルシューティング

〇社内会議

 

ロールプレイをさせる機会を設けます。

 

課題の内容は、本業における自身のポジションにおいて、実際に現場で起こりえるロールプレイの内容を考えます。

 

自分が実際に毎日かかわる内容を英語で考える習慣をつけさせるため、最優先グループの社員同士での会話は基本的に英語とします。

 

(2) 外国人コーチを採用する

 

日本人同士ですと、どうしても照れてしまって英語で話しづらいものです。

 

でも、外国人が一人でも輪の中にいれば、英語で話さざるを得ません

 

外国人コーチは、

 

〇ビジネス現場で豊富な経験を持つ

〇実際に部下を育てた経験がある

〇管理職経験者

 

が望ましいです。

 

英語での会話を通じながら、

 

〇商談の流れの作り方

〇会議のファシリテイトの仕方

〇インパクトのあるプレゼンの仕方

 

なども同時に学べます。

 

(3) 本番で実践させる

 

社内での練習ばかりでは、甘えが出ますし緊張感に欠けてしまいます

 

1か月に一度のペースにて、本番の設定にて実践を通じて訓練させます。

 

可能であれば、少々失敗しても差し支えない(許してもらえる)相手先を選び、会議や商談に出席させ、彼(彼女)自身に会議と商談の進行を仕切らせます

 

そうすれば、自分事として英語を習得しなければならないという実感もわきますし、なかなか上手くいかないもどかしさも痛感でき、学ぶモチベーションにもつながります。

 

そして訓練の後は、英語ができる人とレビューを行い改善点を確認していきます。

 

また、英語ができる人と海外出張を同行させ、海外の空気に触れさせ場数を踏ませることも大切です。

 

日本に居ながらの英語の学びは、圧倒的に実践の場が少ないという問題があります。

 

よって、これらの人材に投資をし、なるべく海外のビジネス現場を経験させることはとても大事と思います。

 

3.英文を実務で書かせる

 

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画像:photoACクリエイター:acworksさん 

 

英語の読み書きを優先的に訓練するグループにも、TOEICなどの勉強はさせずに、ひたすら実務で実践にて英文書の作成をさせます。

  

外国取引先宛の英文メールから、社内のメモランダム、自社商材に関するマーケティング資料から、英文契約書作成も含めて、英語を日本語にするのではなく、英語で全てをアウトプットする訓練をします。

 

英文のアウトプットがまったく上手くできない社員には、簡単なメモランダムの作成にて、すでに手元にある英文を何度も同じ文章を繰り返し書かせ、刷り込み効果を狙います

 

そうすることで、例文の引き出しが増えていくので、簡単なメモランダムの作成ができるようになり、簡単な英文メールが書けるようになり、最後には長文の英文を自身で書けるように訓練を重ねます

 

語学を身につけるには、何度も同じことを繰り返し、例文の小さな引き出しをたくさんもつことが大切です。

 

まずは自身で英文を書かせて、英語ができる人に添削させ、どのような英語表現が適切なのかを繰り返しトライ&エラーで学ばせます。

 

4.音読で英文のリズムを覚える

 

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画像:photoACクリエイター:photoBさん

 

言語は音とリズムで覚えたほうが楽しいですし、話せてる気にもなりますし、習得も早いように思います。

 

字面で覚えるよりも、音とリズムで覚えることで、忘れにくくもなります

 

そして、黙って覚えるより、自ら音を発することにより、英語を話すことを習慣化でき、英語を話す抵抗感や気恥ずかしさも吹き飛ばすこともできます。

 

例えば、英文メモランダムでも、契約書でも良いので、手元にある文章を英語が話せる相手に続きながら一緒に音読することで、英文の区切り方や読み方を音で覚えさせます。

  

5.外国人と社交の場をつくる

 

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画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

 

日本にいながら英語を身につけるには、やはり外国人と定期的に接点を持たせて、生の英語を耳で聞き、自分の言葉で英語をアウトプットさせる訓練が必要不可欠です。

 

優先的にビジネス英語を身につけるグループには、身近にいる外国人複数人とソーシャルな場を設け、日常の話から仕事の話まで、多岐にわたるジャンルの話を英語でできるように仕向けます。

 

ペース的には週1回程度で、フライデードリンクなどアフター5に会食しながら英会話を実践する機会を提供します。

 

社交の場での立ち振る舞いや話題の提供に慣れることで、実際の国際ビジネス現場における社交パーティでも臆することなく輪の中に入っていく訓練にもなります。

 

こういった国際的な社交の場において、時折見かける光景が、日本人同士で固まり、日本語だけで談笑しているケースです。

 

非常に残念な光景です。

 

国際ビジネスを仕事とするのであれば、多くの国の人々とさまざまな話をし、フレンドシップや信頼関係を構築することはとても大事になってきます。

 

個々人の信頼関係や良好なネットワークにより、人が人をつなぎ、大きなビジネス展開に結びつくこともたくさんあります。

 

国際ビジネスにおいても、こういった交友関係の構築も重要なお仕事になります。

 

注意点:TOEICに重点を置き過ぎない

 

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画像:photoACクリエイター:yumeyumeさん

 

TOEICのスコアを重視し過ぎると、欲しい結果『社員の英語力を伸ばすこと』は、得られないと懸念します。

 

TOEICのスコアを上げるのが目的ではなく、本来は、英語環境でビジネスをできる力を養うのが目的のはずです。

 

しかしながら、多くの企業においてTOEICは『英語ができる社員の指標』にされています。

 

TOEICのスコアが上がれば報酬を出す企業もあります。

 

逆にスコアが上がらなければ昇進させない企業もあるようです。

 

確かにTOEICは、最低限の英語力を測る指標になります。

 

でも、正直なところ、TOEICのスコアだけでは、なかなか、実践で使える英語力を測れないのではと考えています。

 

理由は、TOEICは、実際に英語が使えなくても、テクニックさえあればスコアだけは上げられるからです。

 

現在、多くの企業が指標にしているTOEIC試験のスコアは主に、聞く・読むだけです。

 

それも、穴埋めと選択問題です。

 

ゲームが得意で、ある程度賢い人であればTOEICはテクニックで加点できます。 

 

わたし自身、900点を突破するために、実際にTOIECを4回受けて思ったことですが、TOEICは、試験解答テクニックに大きく左右されるということです。

 

実際の英語力と、打ち出されるスコアにはズレが生じるリスクが高いです。

 

だから、わたしはTOEICのスコアだけを英語力の指標にするのは反対です。

 

数値で測る指標が必要であれば、TOEICのスピーキングとラィテイングの試験も受けさせ、読む・書く・聞く・話す、4つの分野の総合点で評価するのが良いと思います。

 

能力レベル別評価の一覧表|TOEIC Speaking & Writing Tests|TOEIC Program|IIBC

 

英語で文章を書くこと、そして英語で話すことは、本当に使える英語力を持っていないとできないですし、限られた時間で自分の意見をまとめる力も同時に試されます。

  

英語ができない人には、英語習得の戦略は立てられない

 

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画像:photoACクリエイター:チョコラテさん

 

英語ができない人が、社員の英語をどのように伸ばすかと、いくら頭をひねったところで効果的な解決策は見いだせないとわたしは思っています。

 

だって、自分が習得していなければ、習得するための効果的なプロセスなんて、わかりっこないのですから。

 

社員に英語を習得させるための戦略やプランは、英語がそれなりにできる人が自分の実体験をベースに考える方が、どのあたりで伸び悩むのか、問題を抱えるのか、自分が経験していることなので想像することができます。

 

問題点が理解できれば、対処の方法を見出せます。

 

そして、英語を習得するプロセスにおいて、実際に成功体験を持っていますから、どこをどのように工夫をすればよいか、伸ばすためのアイデイアも出てくるかと思います。

 

まとめ

 

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画像:photoACクリエイター:cicadashellさん
 

語学を習得するには、英語を学ぶことを目的にしてはダメです。

 

他のことを学ぶ際に英語を使わざるを得ない状況を作り、英語を学ぶことを主役にしないほうが、英語を習得しやすいと思います。

 

また、実際に自分事として英語を習得するには、自分が実際に関わる仕事で英語を覚えるほうが近道です。

 

一般的な英語教材を使うのではなく、ビジネス現場で必要な英語を実践で覚え、反復することで習慣化していくことが大事です。

 

わたしは、海外生活を通じて、長い時間をかけて英語を習得してきましたので、正直なところ、自分のアイディアが果たして、日本に居ながら効果的に英語が習得できるか否かは、検証していないのでわかりません

 

でも、ビジネス現場で使える英語は、文法うんぬんから入るより、まずは音と形を覚えて、引き出しを増やしていくほうが、実際に使えるチャンスは高いと思っています。

  

少しはお役に立つ内容であれば幸いです^^

 

それではみなさま良い一日を!

 

byちびまる

キャリアアップに必要な7つの力

 

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画像:photoACクリエイター:きなこもちさん

 

キャリアアップしたい理由

 

『キャリアアップ』というキーワードでQ&Aを探してみると、

 

〇キャリアアップのアドバイスがほしい。
〇キャリアアップの仕方を教えて!
〇キャリアアップには何の資格が必要?
〇キャリアアップには転職が必要?
〇キャリアアップには留学がおすすめ?
〇キャリアアップして高収入を得るには?

 

といった質問や悩みが、たくさん出てきます。

 

多くの人がキャリアップがしたくて、悩んでいるのがわかります。

 

キャリアアップがしたいと考えている人は、それぞれの理由も事情もあると思いますが、キラキラと素敵に輝きたい、そして世間から認めてもらいたいという欲求が強い人ではないでしょうか。

 

そして何より、自分が納得する職業について、それに見合った対価が欲しいと望んでいて、キャリアアップがしたい実質的な動機としては、

 

〇もっと良い生活がしたい(お金)

〇もっと偉くなりたい(地位)

〇もっと自由に仕事がしたい(裁量)

 

とこれらの対価のレベルが満たされないから、キャリアアップを目指すのではと思います。

 

もちろん世の中には立派な人もいて、私利私欲よりも社会的な使命感にて、キャリアアップを目指している人もいると思います。

 

でもその他大勢の人たちは、自身の欲望を満たすためにキャリアアップを目指しているのだと思います。

 

それは、わたしも同じです^^

  

キャリアアップしたい人の悩み

 

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画像:photoACクリエイター:FineGraphicsさん

 

そもそも、キャリアアップって何でしょうか?

 

調べてみました。

 

キャリアアップとは、

 

〇より高い専門的知識や能力を身につけること。
〇経歴を高くすること。

 

なのだそうです。By コトバンク

キャリアアップとは - コトバンク

 

『キャリアアップしたい!』とは漠然と思ってはいるものの、

 

〇何の業界で?
〇何の職種で?
〇何の目的で?

 

イマイチ自分でもわからなくて、具体的なイメージがない・・・という方も多いのではないでしょうか。

 

でも、わたしは、それでも良いかなと思っています。

 

理由は、どんなに掘り下げたところで、心から湧き上がるものがなければ、わかりっこないからです。

 

多くの人が、永遠に続く『自分探し』や、『天職探し』の旅に出て、迷子になってしまう理由は、

 

〇自分は何の仕事をしたいのか

〇自分には何が向いているのか

〇どの道を進めば良いのか

 

自分でもイマイチわからないからではないでしょうか。

 

わたし自身もそうでした。

 

40代半ばになって、やっとおおよその方向性が見えてきたものの、この先どうなるかなんて、まだわからないです。

 

何かに強く惹かれて極めたいものがあれば良いのですが、誰もが職人気質なわけではありません。

 

どちらかというと、それほど強く思い入れのある仕事がない、という人のほうが多いのではないでしょうか。 

 

言ってみれば、凡人なのです。

 

凡人は、凡人なりに道を見つけるしかありません。

 

もしくは強く望んでいたとしても、『自分は、その道で食べていくほど能力がない』と、チャレンジすることさえ最初から諦める人も少なくないと思います。

 

そしてほとんどの人が、なんとなく、

 

〇給与・賞与
〇勤務時間
〇有給日数
〇勤務地など

 

実質的な待遇面や企業の安定性を考えて職業を選ぶという結果につながっているのだと思います。

 

『安定した生活』を仕事選びの軸とした場合、その仕事に対して特別な感情はないでしょうから、特別に毎日がエキサイティングというわけでもありません。

 

また、多くの人が管理職に就けるわけでもありません。

 

大きな企業であればあるほど、上には人がたくさんいて、

 

〇もっと良い生活がしたい(お金)

〇もっと偉くなりたい(地位)

〇もっと自由に仕事がしたい(裁量)

 

という欲求不満と職場でのストレスを抱えながら生きています。

 

欲求が満たされないから、『自分は本当に、このままいいのか』と悩んでしまう、そして欲求を満たすために転職や独立などのキャリアアップの道を目指すのだと思います。

 

キャリアアップの方向性

 

キャリアアップには、いくつかのオプションがあります。

 

1.現職で管理職を目指す

2.専門性や技能を高める

3.条件が良い企業へ転職する

4.起業・独立する

5.未来に向けた転職をする

 

この4つでしょうか。

 

1.現職で管理職を目指す

 

こちらは、イメージとしてはエリートコースです。

 

有名大学を出て、大手企業に勤めて、総合職の道です。

 

同じ企業で長年働き、企業の基幹的な職務に従事する管理職の道です。

 

例えば、大手企業で部長クラスや役員を目指すということです。

 

2.専門性や技能を高める

 

こちらは、たとえば、

 

〇弁護士

〇会計士

〇弁理士

〇医師

〇経営コンサルタント

〇マーケティングのプロ

〇セールスのプロ

〇分析のプロ

〇プログラミングのプロ

〇その他職人

 

1つの分野に長けていて高度専門的知識が必要な職業であったり、高額な対価を払ってでも欲しいと思われる専門的な技能を持っている人たちが、より差別化できる高い技術を目指すことです。

 

3.条件の良い企業へ転職する

 

こちらのケースは、ヘッドハンティングをされるようなすでに高度な知識・技能・経験を有している人たちが、自分が今いる企業のポジションよりも、

 

〇給与が高い

〇地位が高い

〇裁量の幅が広い

 

など、待遇面でより良い条件を出されるケースです。

 

4.起業・独立する

 

こちらは、すでに自分が有している専門的な分野で知識・技能・経験で食べていく自信がある人、もしくは自信がなかったとしても、自分の会社やお店を持ちたいケースです。

 

よっぽど周囲周到で望まない限り、大きな痛手を負うことになるため、リスクを負う覚悟が必要です。

 

開業資金や運転資金がそれほど必要のない起業であれば良いですが、大きな投資が必要となる起業はよっぽど自信がある人でないと、なかなかできないことです。

 

5.未来に向けた転職をする

 

こちらのケースは、まだこれといった特別に優れた知識・技能・経験を有しているわけではなく、未来に向けて欲しい知識・技能・経験が得られるであろう職場環境へ転職するケースです。

 

若い人で『キャリアアップがしたい!』と思っている人の大半が、こちらのケースになるのではないかと思います。

 

20代前半の頃のわたしも、こちらのケースでした

 

わたしのキャリアアップの事例

 

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画像:photoACクリエイター:photoBさん

 

わたしは、キャリアップしたいという感情だけで、ここ20年間ずっと突っ走って人生を駆け抜けてきました。

 

〇天職を見つけたい

〇もっと自由に仕事がしたい

〇もっと責任のある役職に就きたい

〇英語を使って海外で活躍したい

〇起業や独立してみたい

〇経済的に豊かになりたい

 

ただ、なんとなく、自分の中でイメージするカッコよいキャリアウーマン像があって、そんな感じになってみたいとだけ思っていました。

 

40代半ばの今の自分は、20年前の自分に比べたら、いろいろな意味で少々前のめりの右肩上がりの傾向にあります。

 

でも、まだまだカッコよいキャリアウーマンにはなれていません。

 

最近では、わたしは、カッコよいキャリアウーマンになれるキャラでも人格者でもない、ということに薄々気づきはじめていて、あるがままの自分を受け入れるようにもなってきました。

 

良くも悪くも諦めのようなものです。

 

カッコよくはなれませんでしたが、でも、わたしなりに

 

〇英語を使って仕事する

〇役職に就く

〇裁量と責任を持つ

〇自由に仕事をする

 

というのは、ある程度手に入れられたので、20代の自分と比べたらキャリアアップできたのであろうと思っています。

 

『キャリアアップができた』わたしの事例をご紹介します。

  

わたしはこれまでの人生で転職を5回してきました。

 

転職については、ほとんど何も深く考えずに、直感だけで動いてきました

 

緻密な計画や戦略など一切持たずに20年間駆け抜けてきました。

 

ただ単に、その時代に生きていた自分が『やってみたい』と感じたほうを選んできました。

 

1.旅行代理店営業(日本)
2.英会話スクール営業(日本)
3.日系金融事務(海外)
4.外資IT系事務(海外)
5.日系不動産事務(海外)
6.日系ライフバイオ営業(海外・日本)

 

と業界も業種もバラバラ^^;

 

何の脈略も一貫性もありません。

 

厳密に数えると、上記の他に、派遣やバイトとして、

 

7.新聞配達(日本)
8.コンビニ(日本)
9.ホテル(日本)
10.行政機関(海外)

 

10の仕事を経験してきました。

 

プラスα、海外でアロマセラピストとして起業ということも経験してきました。

 

アロマセラピストを目指した理由は、本屋で偶然目に留まったアロマセラピーの本に出合って、『香りと向き合う仕事は、なんて神秘的なお仕事なんでしょう』と勝手な妄想以外、何もありません。

 

わたしは非科学的なことに惹かれる傾向があり、香りの世界なんて非科学的だと思っていたのですが、大間違いでした。

 

アロマセラピストになるには、

 

〇体の仕組み(生理学・解剖学)

〇香り成分の学術名や成分名

 

も学ばなくてはならないんですよ。

 

筋肉や骨や臓器、そしてフェノールだのリモネンなどの香り成分、半端なく多いんですよ、覚えなくちゃならない用語と作用などが。

 

マッサージの写真のイメージからはいったわたしは、留学後にえっらい苦労しました。

 

アロマセラピストの仕事は、個人事業主としての活動にとどまり、大きなビジネスには発展させることができませんでした。

 

さまざまな業界、業種、日系・外資、そして日本と海外で働けいた経験は、一貫性がないように見えますが、すべてが今の自分のキャリアにつながっています。

 

おそらく、すべての自分の経験が、今の自分のキャリアにつながった理由は、その時代に自分が選んだ道で精一杯学んで生きてきたからだと思います。

 

その結果が、今の自分のキャリアアップにつながりました。

  

わたしの場合は、転職だけがキャリアップできた要因ではありません。

 

転職プラスαで、さまざまな仕事を経験している間に 

  

〇海外留学
〇海外勤務
〇海外長期生活
〇英語の習得
〇MBAの習得

 

のプラスαの要素も加わり、

 

〇転職
〇経験
〇英語
〇経営学
〇実績

 

の合わせ技で、やっと40代半ばにしてキャリアップをしたと言える、仕事と裁量を手に入れました。

 

すべては、なんとなく、やってみたいから始まり、ただ実行に移して経験してきたことです。 

 

わたしは、自分の中でキャリアアップはひとつしましたが、高給取りではありませんし、能力的にも人格的にも未熟です。

 

わたしの本当のキャリアアップはこれから、と思っています。

 

わたしの場合は、エスカレート式にエリートコース、もしくは専門分野1本でキャリアアップしてきた方々とは路線が大きく異なります

 

〇専門性なし
〇マルチタスクプレイヤー
〇複数業界・業種の渡り歩き
〇大・中・小・外資企業勤務
〇技能・経験・職歴に一貫性なし

 

という特徴があるので、あまり参考にはならないかもしれませんが、こういったキャリアアップの仕方もあるのでご参考までに。

 

わたしのキャリアアップのキーワードは、英語の習得が大きいかと思います。

 

26歳の時に、誰に相談することもなく、突然会社を辞めて渡豪したわたしの実行力が今のわたしにつながっています。

 

そして11年間という長い月日を移民の国、多国籍文化の国家オーストラリア、それもシドニーで生活したという経験は、わたしを精神的にも強くし、成長させてくれました。

 

異国の地で生きるというのは、毎日がトラブルシューティングです。

 

当たり前のことが当たり前にいかないのが外国での生活です。

 

待っていても誰も助けてはくれないので、自分で考え、自分で行動し、自分で戦って解決しなければならないのです。

 

その経験は、わたしを逞しい人間に成長させました。

 

そして、11年間多国籍文化の国で仕事をしてきたので、さまざまな人種の人たちと一緒に仕事をする術を身につけたことは、英語を習得したことと同じぐらい大きなわたしの財産です。 

 

わたしの事例は、あまり参考にならない例かもしれませんが、キャリアップの筋道は、ひとそれぞれで良いのではないかと思っています。

 

だって、ひとそれぞれ唯一無二の人生なのだから。

 

キャリアップに必要な7つの力

 

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画像:photoACクリエイター:oldtakasuさん

 

わたしの経験ベースと勝手な見解ですが、キャリアアップに必要なことは何かと聞かれるとしたら、下記の7つの力かなと思います。

 

1.自分と向き合う力

2.直観を信じる力

3.自分で決断する力

4.すぐに実行する力

5.めげない鈍感力

6.純粋に見つめる力

7.イメージを描く力

 

ものすごく抽象的ですが、これらの能力が備わっていれば、臨機応変にキャリアアップの道を進んでいけると思います。

 

1.自分と向き合う力

 

まずは、自分の頭と心と真正面から向き合わないと、進む方向性を感じ取ることができないので、ペンを持ってノートを開いて、考えていることを全部書き出しましょう。

 

書き出したら、それを仕分けして整理しよう。

 

それを繰り返しているうちに、自分のパッション(情熱)が見えてくるはずです。

 

それは小さな種火のような炎かもしれないし、強く感じるものではないかもしれない。

 

でも、なんかひっかかる、気になるものであれば、そこにヒントがあるはずです。

 

あなたにしかわからない、あなたの人生にとって素敵なもの。

 

宝探しと思って楽しんで、自分と向き合ってみてください。

 

きっと、面白いものが見つかるはずです。

 

2.直観を信じる力

 

わたしが強く信じる感覚、それは第六感であり直感です。

 

誰が何と言おうと、『これ、気になる』と思うものは大事にしたほうが良いです。

 

そして、直感で感じたことを、自分の頭の中の損得で見失わないように気をつけてくださいね。

 

打算で考えたことは、直感を勝ることはできないとわたしは信じています。

 

直感は、人付き合いの中でも大事にしたい感覚です。

 

直感で『この人いいかも』と思った相手は、大事にした方が良いです。

 

残念ながら、男を感じる直観力だけは大きく欠落しているのですが^^;

 

3.自分で決断する力

 

大きいことも、小さいことも、自分のことは、自分で決めること。

 

間違っても、『誰か、お願い決めて』なんて甘えちゃいけません。

 

自分の人生には、自分しか責任が持てないのだから、自分のことは自分で決めましょう。

 

間違えたら、歩いてきた道を戻って、また、自分で選んだ道を進めばいいんです。

 

1回でも、2回でも、別に間違えたっていいじゃないですか。

 

たいていのことは、死ぬほどのことではなく、大したことないです。

 

怖がらずに行きましょう。 

 

そうでなければ、上手くいかなかったときに後悔し、他人のせいにする自分が生まれます。

 

他人のせいにして生きている人は、キャリアアップは難しいでしょう。

 

4.すぐに実行する力

 

実行力の瞬発力は大事です。

 

やろうと思ったことは、まずは用意周到ではなくてもまずは走り始めること。

 

できることからやりましょう。

 

そして、走りながら考えましょう。

 

トライ&エラーを走りながら継続して、軌道修正をかけていきましょう。

 

全部理解してからやろう、全部準備ができてからやろうと思っていたら、いつまでたってもスタート地点に立てません。

 

まずはスタート地点に立って、歩いてみる、走ってみる、進んでみることです。

 

5.めげない鈍感力

 

『まずはやってみよう』とスタートするので、いっぱい小さく転びますし、痛い思いも、恥ずかしい思いもします。

 

でも、めげない鈍感力さえもっていれば、強くなれます。

 

ひとは、そんなに強くありませんから、すぐめげますし、あきらめますし、投げ出したくなります。

 

時には、諦めることは必要ですが、めげる必要はありません。

 

めげない鈍感力をつけるには、ある意味、空気が読めない人になることです。

 

まわりが何と言おうと、なんと思うと、自分が信じる道なのだったら、めげる必要はありません。

 

自分の人生なのだから、基本的には、人が自分をどう思おうと、関係ないのですから。

 

6.純粋に見つめる力

 

ものごとを、まっすぐに純粋に見つめる力と心は大切だと思います。

 

時に、まっすぐ過ぎる純粋な心は傷つきやすく、また、純粋過ぎるが故、人を傷つけてしまうこともあります。

 

でも、それが前向きな純粋さであれば、きっと自分も一生懸命になれますし、一生懸命な自分がいれば、まわりも応援してくれます。

 

ピュアな気持ちは忘れずに。

 

洗いたての白シャツ、石鹸の香りの自分でいましょう。

 

7.イメージを描く力

 

『1.自分と向き合う』をする過程において、一生懸命になればなるほど、自分と向き合う研究も盛んになります。

 

わからないことがでてくるので、それを探しに本屋に出かけてみたり、映画をみたり、人と会ったり、旅に出てみると、さまざまな世界に出会うことができ、イメージを描く引き出しが増えてきます。

 

ノートと向き合っても、何も感じられない、イメージが持てない、頭に浮かばないという時は街に出かけよう。

 

いろんなものに触れて、何か新たな風を感じられるかもしれません。

 

自分が目指す対象となるイメージが明確に描けると、目指すべき方向性も、やるべきことも明確に見えてきます。

 

やるべきことが見えてきたら、あとは、それを実行するだけです。

 

一度きりの人生なのだから、大いにチャレンジしよう!

 

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画像:photoACクリエイター:LAYWさん

 

『やってみようかな、やってみたいな』と、少しでも思うことがあるなら、まずはやってみることが大事と思います。

 

走りながら、風を感じて考える、そしてまた走っては、立ち止まって考えて、そしてまた走る・・・といった感じで、まずは行動してみることだと思います。

 

走っている途中は、すってんころりんと転ぶこともあります。

 

転べば痛いです、もちろん。

 

でも、生きてるっていう感じがして、いいでしょ?^^

 

痛ければ泣けばいいし、気が済むまで落ち込めばいいんです。

 

そしてまた立ち上がって、自分が決めた道を歩んでいけば良いのだと思います。

 

ただ走るだけではダメで、走りながら感じて、常に自分と向き合って考えることです。

 

そうしている間に、きっと、自分なりの道が見えてくるはずです。

  

自分らしく、自分の能力を最大限に活かして、自分を高めていくこと、人として成熟させていくチャレンジこそが、キャリアアップの道だとわたしは思っています。

 

何も、役職につくことや、高給取りになること、大企業に働くことばかりがキャリアアップじゃないんです。

 

自分が納得のいく仕事ができて、それを楽しめれば、それでいいんじゃないかな。

 

自分を信じて、その時々の自分が決めた道を、ただまっすぐに進めばいいんです。 

 

それではみなさま、本日も楽しく明るく前向きに(o^^o)

 

Have a nice day

 

By ちびまる

ブログ初心者の記事作成6つの工夫

 

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画像:photoACクリエイター:チョコラテさん

 

ブログ初心者の悩み

 

ブログをはじめたばかりのブログ初心者には、悩みやわからないことだらけ

 

ぶつかる壁としては、

 

〇何から始めたら良いかわからない

〇どのブログを選んだら良いかわからない

〇何を書いたら良いかわからない

〇文字数が稼げない

〇アクセス数が全然増えない

〇毎日書くことがない

〇誰も自分のブログを読んでくれない

〇ブログを書く時間がない

〇ブログが続かない

 

といったところでしょうか。

 

わたし自身も、ブログをはじめて1年目のブログ初心者であり、インターネットやIT、Webホームページ作成などの知識にも疎いので、わからないことだらけです。

 

わからないことが多過ぎると、どうしても楽なほう、楽なほうに逃げたくなります。

 

そして、ブログで成功している人のスキルをそっくり真似したいと考えます。

 

だけど、たいていの場合、上手くいきません

 

理由は、ブログで成功している人が持っている知識・経験・スキルの種類とレベルは、自分が持っているそれとは違うからです。

 

ブログで成功している人は、たくさん苦労して、自分なりの努力を重ねて来られています。

 

たくさんのトライ&エラーをされながら、成功されていはずなので、誰にでもすぐに真似できるものではないと思うのです。

 

ブログという職業のプロ、職人技といっても良いのではないでしょうか。

 

職人の技を簡単に真似できるはずがありませんし、簡単に習得できるものではありません。

 

でも、職人さんのお仕事を見て、自ら学ぶことはできます。

 

また、ひとそれぞれ生活スタイルも周りの環境も異なりますから、ブログのための時間捻出の工夫もする必要がありますね。

 

ライフワークとしてブログと付き合っていくためには、自分なりの工夫と努力が必要になってきます。

 

ブログ初心者のわたしの工夫をいくつか紹介したいと思います。

 

ブログ初心者の視点で、多くの方と似たような悩みも抱えているので、何かひとつでもヒントにつながる情報を提供できたら幸いです。

 

1.ブログを書く時間の捻出

 

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画像:photoACクリエイター:potecoさん 

 

ブログをやっている、もしくはブログをやろうとしている人の大半が、

 

〇仕事人

〇主婦(主夫)

〇子育て中

〇学生

〇リタイア

〇闘病中・その他

 

のどこかに当てはまるかなと思います。

 

そして、多くの人たちは日々働いていて、本業や雑用で忙しい日々を送っているものです。

 

そして、ブログ運営に関わる人たちの多くの人たちは、『ブログ収入を得たいと思っている人』であることが想定されます。

 

ブログ収入を得るには、それなりの自己投資をしなくてはなりません

 

まずは時間。

 

ブログ運営に費やす時間が必要になります。

 

わたしの場合は、平日はフルタイム勤務で海外出張も多々あります。

 

また、管理職ですので何かと日々の仕事で忙しく、残業で帰宅が遅くなることも多々あります。

 

わたしは独身で一人暮らしですので、仕事以外の時間は全て自由に使えるというアドバンテージがありますが、それでも時間の捻出には工夫が必要です。

 

わたしは、朝とランチ時間をブログの時間に投資しています。

 

朝5時に起きる

 

わたしは目的がなければ早起きできないタイプなのですが、ブログのおかげでここ1年間は、5時起床の毎日です。

 

度々寝坊しますが、、、すっかり朝型人間になりました。

 

なぜ朝型を選んだのか。

 

わたしは基本的に夜型人間ですが、加齢ともに無理がきかなくなってきました^^;

 

40代半ばになると、20代や30代の時のように無理がききません。

 

ムリをすると翌日のパフォーマンスに大きく響きます

 

夜帰宅してからパソコンに向かいブログを書くとなると、気がつけば深夜ということも何度か経験しています。

 

記事を書き慣れてないので、いろいろ考えると一向に進まず、気がつけば3~4時間デスクとパソコンに向かい作業をしてしまうことも多々あります。

 

仕事で少なくとも8時間デスクとパソコンに向かって、その後にさらに数時間デスクとパソコンに向かうのは体に負担がかかります

 

また、わたしは夜の22時以降もパソコンに向かっていると、目がギラギラ、頭キンキンに冴えてしまって交感神経働きまくりの状態になります。

 

そうすると、まったく寝付けない=不眠で悩むことになります。

 

本業をおろそかにするわけにはいかないので、不眠になるわけにはいかないのです。

 

だから、夜にブログ記事を書くのは極力やめることにしました。

 

また、朝の時間やランチタイムであれば、時間が限られるので、適度な緊張感もあり、記事の作成に集中できます。

 

ブログに時間を使い過ぎることもなく、肩凝り防止にもなります。

 

ランチの時間は、会社の会議室にこもって一人ブログ記事作成をしています。

 

会議室は静かですし、誰にも邪魔されることなく作業ができます。

 

また、わたしは、ブログ記事を書きながらお弁当を頂きます。

 

一口食べてはタイピング=箸を置くため、よく噛むようになりますので、早食い防止になり健康にも良く一石二鳥です。

 

週末は、朝寝坊を楽しんで、お掃除、洗濯、お買い物、そしてジムで運動などルーチンの行動パターンがあります。

 

ルーチンの合間に、ブログと向き合い、昼間の1~3時間を取るようにしています。

 

2.ブログの目的を視覚化する

 

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画像:photoACクリエイター:photoBさん

 

ブログと日々向き合っていると、行き詰まりを感じてしまったり、ブログと向き合う意義などを見失ってしまう時があります。

 

そんな時に、

 

〇ブログの目的

〇ブログのテーマ

〇ブログ運営の方向性(理念・ミッション・価値)

 

を明確に文字に落として持っておくと、自分がなぜブログに投資しているのか、目的の再確認をすることができます。

 

わたし自身、ブログを始める際に、自分なりに目的、テーマ、そして方向性など決めておいたつもりでした。

 

でも、1年ぐらい時間が経過してしまうと、それらが曖昧となっていました

 

なぜ自分は、ブログというプラットフォームを選び、ブログと向き合うことに決めたのか。

 

それを常に意識してブログに取り組めば、記事が上手く書けなくても、アクセス数が伸びなくても、一喜一憂することなくブログと向き合うことができます。

  

3.ブログの設計書をつくる

 

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 画像:photoACクリエイター:チョコラテさん

 

『ブログの目的を視覚化する』の一部でもありますが、自分のブログの大枠の設計書を作っておくと、より明確にブログ運営の方向性を認識することができます。

 

自分が決めた

 

〇ブログの目的

〇ブログのテーマ

〇ブログ運営の方向性(理念・ミッション・価値)

 

に合わせて、

 

〇ブログのカテゴリー

〇自分のユニーク性

〇ブログのスタイル

〇売りたい商材・広告

〇読者ターゲット

〇ペルソナ設定

〇悩み・欲求イメージ

〇解決方法イメージ

〇SEO対策キーワードの洗い出し

 

自分のブログの方向性に合わせて、上記の項目を盛り込んだブログの設計書を作成してみました。

 

ブログ全体の設計書がひとつ手元にあれば、毎回記事を作成する際に、その枠組みから大きく脱線することなく、作成記事の内容を考えることができるかなと考えています。

 

4.ステージに合わせ参考ブログを選ぶ

 

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画像:photoACクリエイター:TicTacさん

 

この度、ブログの目的や方向性の確認、そしてブログ全体の設計書を作成する際に、下記のブロガーさんを参考にさせていただきました。

 

(1) ブログ部 – Sanzzo(サンツオ)さん

 http://ebloger.net/ 

(2) ジュンイチのブログ – 松原潤一さん

https://junichi-manga.com/ 

 

こちらのブロガーさんは、お二人とも、とても真摯にブログと向き合われていて、ブログ初心者にとって、参考になる情報をたくさん発信してくれています。

 

参考にさせていただくブログは、ブログに取り組んでいる人のステージによって変わっっていくものと考えています。

 

ブログをはじめた当初は、ブログに関する知識を全く持っていませんでしたので、まずはハード的なところで、デザイン設定のコーディングがわからなくて困っていました

 

HTMLを一から学ぶには時間がかかり過ぎてしまいます。

 

コピペである程度、形になりそうなブログデザインにするために、コピペできるコーディングを提供しているブロガーさんのブログを参考にすることが多かったです。

 

例えば、具体的な悩みとしては、

 

〇ブログサイトの選定

〇基本デザイン

〇スマホ設定

〇Googleアクセス解析の設定

〇Googleアドセンス承認取得の対策

〇Googleアドセンス広告の貼り方

 

などです。

 

これらを解決してくれる情報を提供しているブログコンテンツには助けられました。

 

ブログを始めた当初は、どちらかというとハード的な問題を解決してくれるブログコンテンツを探していました。

 

ブログデザインが固まると、今度は

 

〇記事作成の工夫

〇ブログアクセス数の増加の工夫

〇ブログ収入UPの工夫

 

に関する情報が必要になってきます。

 

今わたしがいるステージはここです。

 

人気ブロガーさんのブログをいくつか拝見させて頂いている中で、サンツオさんと潤一さんのブログを選んだのには、いくつか理由があります。

 

〇まじめで優しいお人柄を感じる

〇ブログをライフワークとしている

〇ブログと真摯に向き合われている

〇ブログ運営の根本的な考え方がまじめ

〇ユーザー目線の記事作成をされている

〇Eマーケティングの専門家である

〇ブログ収益で結果を出している

 

というところです。

 

ブログで成功している方々の中には、ブログ初心者に対して、ブログ運営のコツや方法は全て有料で提供し、ラインなどで連絡してくるのは決まって、彼らの票集めのお願いだったりします。

 

コンタクトしてくる目的が100%自己の利益優先、もしくは根拠不明の価値観を一方的にごり押しされると、心は離れていきます

 

サンツオさんと、潤一さんのブログコンテンツやアプローチは、ブログ初心者が知りたい情報をしっかり与えてくれます。

 

そして、ブログ収入を得る難しさをしっかりと伝えた上で、誰でもまじめに学びを続けていけば、結果が出せるという夢も与えてくれています。

 

お二人の考え方やブログへの想いなどを参考に、わたしなりのブログの目的や方向性を考えてみました。

 

わたしの大枠のブログ設計書については、下記のブログにまとめてあります。

www.soratobu-chibimaru.com

 

ブログ初心者の方が、自分のブログをつくる際に、考える材料として参考にしていただけたら幸いです。

 

わたしも素人ですから、突っ込みどころ満載の設計書と思います。

 

わたしのできていない部分を客観的に評価することで、『これでは、だめだな、こうしたほうがいい』など、反面教師的な参考の仕方でもいいです。

 

人それぞれのブログへの向き合い方を考えるきっかけになれば良いと思います。

 

5.記事作成の下準備をする

 

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画像:phooACクリエイター:akizouさん
 

サンツオさんと潤一さんのコンテンツから、いくつかわたしが必要だなと思ったツールを揃えてみました。

 

記事作成に必要なツールを全て開いておき、必要なものはデスクトップにおいておきます。

 

記事作成ワークシート(エクセル)

 

記事作成ワークシートは、エクセル1ファイルで完結させます。

 

エクセルワークシートは、サンツオさんの下記のブログより参考にさせて頂き、自分で作成しました。

 

フォーマットは、サンツオさんのブログから購入も可能です。

 

下記のサンツオさんのブログは、とても参考になりました。

 

ブログ初心者におすすめです。

 

ebloger.net

 

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記事ごとにエクセルファイルを増やさずに、同じファイル内のシートをシートコピーで作業するようにしています。

 

1つのファイルですと管理も楽ですし、以前の記事のワークシートを参照をする際にもイチイチ他のファイルを開ける手間もなく便利です。

 

ブログの大枠設計書は、エクセルファイルの一番先頭に置きます。

 

シートタブの色を変えて、参照しやすくしておきます。

 

ブログ記事のワークシートは時系列で若い順から並べておくようにしています。

 

大枠の設計書には、キーワード検索結果を一通り並べておくことで、同じキーワードを何度も調べずに済みます。

 

キーワードプランナーGoogle AdWords

Google AdWords

 

キーワードプランナーでは、一通り考えているキーワードを次々検索ボックスに入れていき、検索結果の中から、

 

〇検索量が1000以上

〇競合性が低いもの

 

だけをピックアップしています。

 

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わたしのブログは、まだ価値が高くないので、検索量が多いキーワードでは、競合性が高過ぎます。

 

Googleのトップページ表示は難易度が高いのが常。

 

なるべく、上位表示されるように、検索量が少なくとも月間1000以上あるキーワードで競合性が低いものを選ぶようにしています。

 

キーワード検索ツールAramakijake

キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール aramakijake.jp

 

キーワードプランナーで検索量が1000以上で、競合性が低いキーワードを、aramakijakeの検索ツールで、GoogleとYahooの具体的な月間検索量を追加で調べます。

 

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キーワードプランナーでは月間検索量が1000以上であっても、aramakijakeの検索結果では『該当するものがありません』という結果になる場合もありますので、一応両方のサイトで確認します。

 

関連キーワード取得ツール

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

 

記事のキーワードを決定したら、関連キーワード取得ツールで、

 

〇Googleサジェスト

〇キーワードに関連するQ&A

 

をピックアップします。

 

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そして、Googleで関連キーワードもピックアップし、一通りざっとコピーし、メモ帳に張り付け、その後、エクエルワークシートに張り付けていきます。

 

photoAC無料写真素材

写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

 

こちらの無料写真サイトでは、使いやすい画像がたくさんあります。

 

なるべく自身のオリジナル画像の使用を考えていましたが、ブログで成功されている方のほとんどの使用画像は、無料写真素材であることがわかりました。

 

よって、余計なこだわりは捨てて、無料画像にも頼ることといたしました。

 

わたしはなるべく人物画像は避けて、可愛らしい画像を選ぶようにしています。

 

一応、わたしも女子ですので^^

 

メモ帳

 

メモ帳の使用頻度は、地味に高いのです。

 

わたしは記事をWordで一度作成し、Word文章をメモ帳にコピーしてから、ブログコンテンツに張り付けするようにしています。

 

メモ帳は、コピペをする際に形式をリセットできるので便利です。

 

Word

 

たいしたことではないですが、Word で記事作成をしていますので、白紙のワードをデスクトップに置いておき、すぐに開いて作業できるようにしています。

 

PowerPoint (白紙10枚)

 

PowerPointもデスクトップに白紙10枚ほどを保存しておき、スクリーンショットなどを画像処理する際に使います。

 

〇貼り付け

〇加工

〇PDF化

〇切り抜き

〇画像処理

 

が必要な時に、すぐに使えるようにしておきます。

 

縮専

 

画像を所定のサイズに処理する際に必ず使いますので、すぐに開いて画像縮小できるようにしています

 

6.記事作成をルーチン化

 

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画像:photoACクリエイター:チョコラテさん

 

少々話が脱線し余談になります。

 

わたしは、大学院で経営学を学んでいる時に、実際に実在する企業を題材に、

 

〇企業調査・分析

〇市場調査・分析

〇競合調査・分析

 

をした上で、問題発見からの問題解決に向けた経営戦略を提案するというケーススタディに毎週取り組んでいました

 

知恵熱が出るかも...ってなぐらい、ハードな訓練でした。

 

毎週一行テーマが出題され、『もしも、あたなが〇〇社の社長だったら』という視点で結論を出す訓練です。

 

2年間で100ケース以上こなしました。

 

1週間でさまざまな角度から情報を収集し、データ分析から結論を出すというのは結構ハード作業です。

 

他の課題を2つも3つも抱えながら、講義も受けつつ対応するのは容易ではありませんでした。

 

平日は仕事を終えて、20時から25時まで5時間、週末は土日で20時間ほど大学院で費やしました。

 

オンライン講義、課題、レポート作成、グループワークなどに取り組みなどを、2年間続けた結果、からだが壊れました^^;

 

ムリはいけませんね・・・

 

すべての課題をこなしつつ、ケーススタディで自分なりの最大限の調査で結論を出すには、課題対応をルーチン化する必要がありました。

 

2年間という期限付きの取り組みでしたので、集中して突っ走れたのだと思います。

 

これからの長い人生をハッピーに生きていくには、健康第一です。

 

大学院時代の無茶なトレーニングは、もうできません。

 

でも、ペースは落としながらでも、似たような訓練をブログ記事作成に応用できるかなと思っています。

 

自分なりに考えた戦略に従って、まずは作業をルーチン化し数をこなしていく

 

数をこなしてやっていく過程で、必要応じて臨機応変に軌道修正していく

 

そのような訓練を、つべこべ考えずにまずは実践していけば、いろいろと見えてくるものもあるのではないかなと考えています。

 

現在300記事程度ですが、1,000記事ぐらいブログを書けば、何か大切なことが見えてくるかもしれません。

 

まずはチャレンジあるのみです^^

 

空飛ぶちびまる! がんばります♪

 

皆様にとって素敵な毎日でありますように。

 

Have a great day!

 

By ちびまる