アラフォー独身なわたし
アラフォー独身というと、結婚して、子供を産んで、家庭を築くラストチャンス!の年代。
世の中のアラフォー独身者は、婚活パーティや、お見合いなど、日々パートナー探しで忙しくされている方も多くいらっしゃるかと思います。
特に女性の場合は、妊娠・出産のリミットもあるため、結婚して子供が欲しい女性にとっては、危機迫る年代かと思います。
そんなわたしも、ギリギリ!?アラフォー独身というセグメントに入るわけなのですが、結婚や子育て、家庭を築くことに意欲が湧いてこない性質のため、日々のんきな一人暮らしを楽しんでいます。
時々、こんなにのんきな日々で良いのだろうかと、客観的に考えてみたりもするのですが、『己の人生、我が道を行く』ということを考えると、自分の気持ちに正直に従って生きている結果が今なのだから、これで良いのだろうと思っています。
ひとは、ついつい物事を相対的に考えてしまいがち。
他人と比べて、優越感を感じたり、劣等感を感じたり、時には、周りの人と違う自分に疎外感を感じてしまうこともあります。
でも、人様にご迷惑にならない程度の己の選択なら、周りを気にせず、どんな形であれ我が道を行ってもいいんじゃないかと、思っている今日この頃です。
周りがどう思うかより、自分がどう生きたいかを中心に考えて生きたいです。
自分の人生に意識を集中すれば、外部の雑音からも解放され自由になれます。
20代前半で結婚して、子供も授かり、孫も授かった忙しそうな50代のおじさんから、
『いいなー気ままな人生、うらやまし=』と。
でも、わたしは、いいたい。
『忙しい人生を選んだのは、あなたでしょー笑』と。
何事も自分の選択なんですよーと。
我が道を行く
先日、女優の樹木希林さんが亡くなられました。
樹木希林さんに、心よりご冥福をお祈りします。
なぜ、樹木希林さんの話題を上げたかというと、わたしにとって、とても興味深い人生観を持っておられた方だからです。
おこがましくも、『すっごく、わかる』と、思わずうなずいてしまう価値観をお持ちでしたので、樹木希林さんのコメントなどを耳にするのは楽しみでした。
少なからず、彼女の生き方や生き様に勇気を頂きました。
女優としての樹木希林さんというより、一人の女性としての樹木希林さんに興味がありました。
独特の感性と価値観、周りの価値観などお構いなしに、自身の価値観に従って、己の道を進む、という凛とした生き方には憧れもありますし、共感するところもあります。
破天荒なロッケンローラー!?の内田裕也さんのような男性を大きな愛で受け入れる懐と愛情の深さというのは、とてもマネできるものではないですが、人間として面白みのある女性だと思います。
誰がなんといおうと、我が道を行く、それも己の責任においてというのは、勇気いる大変なこともあるだろうけど、傍から見ていて清々しいです。
ある意味、自分の思ったように生きる=我が道を歩いていく人生というのは、自由かつ贅沢だなと思います。
わたしは、樹木希林さんのような大仕事はできないけれど、わたしも、彼女のように、自由で贅沢に、自分の第六感(Gut feeling - 内臓から湧き上がる感覚) を信じて、自分の唯一無二の人生を歩みたいです。
ひとりの時間
独身生活の一番の贅沢は、ひとりの時間を贅沢にとれることです。
同じ年代で家庭を持つ友人は、家庭という唯一無二の宝物を手にする代わりに、子育てをしている一定期間は、自分の時間をある程度、犠牲にしなければならないようです。
家族を持つということは、大変で忙しい反面、独身者にはわからない幸せや満ち足りた日々があると思いますが、一方で、独身者にしか味わえない素晴らしいライフがあります。
独身者の友人の中には、日々手帳のスケジュールがびっしりで、とにかく予定をたくさん入れて、余白を作らない人もいますが、わたしは、独身だからこそ味わえる余白を大いに楽しむようにしています。
何にも縛られない自由な時間、わたしは贅沢な時間と思っています。
自分に花を買う
わたしは、時々、自宅用に一輪の花を買います。
それも、思い立って突然に。
おそらく、時間に余裕があるので、ふっと何気ないことに感じたり、思い立ってすぐ行動に移せるのではないかと思います。
花屋に足を運んで、自分のために、好きな花を一輪だけ買います。
とても、贅沢で特別な感覚を覚える行為です。
今回は、赤いバラの花を買いました。
薔薇というと高いイメージがありますが、一輪だけなら500円以内で買えます。
なかなか、バラの香りがする薔薇に出会えないのですが、プラハで出会ったボヘミアングラスの一輪挿しの花瓶に似合いそうな花を買うのが、ちょっとした楽しみです。
毎日、朝起きて、お水を変えて、お水を吸いやすいように茎を少し斜めに切ってケアしています。
お花にも新しいお水を吸い込んで、良い一日を過ごしてもらいたいと思いながら。
こういったちょっとしたことが、心に余裕を与えてくれます。
クラッシック音楽に触れる
最近、テレビを消して、Youtubeからクラッシック音楽を見つけて楽しんでいます。
たとえば、これ。
静寂な空間は、独身の一人暮らしであれば、一瞬でつくれます。
ひとりでなんでも決めて実行できる、この気楽さは一人暮らしだからこそ叶う事です。
本格的に音楽を楽しむのなら、オーディオにこだわったりするのでしょうけれど、今のわたしには、その日の気分で気に入った音楽を自由に気軽るに、そして無料で聴けるYoutubeで十分です。
特にピアノ曲が心地良くて、BGMとして聞き流しています。
クラッシック音楽を聴きながら、ブログを書いたり、仕事したり、探し物をしたり、お料理したり、お掃除したり、お風呂にはいったりと、クラッシック音楽を聴いて楽しむというより、なんとなく触れて包まれる感じを楽しんでいます。
大切な人を想い料理する
時折、友人が遊びにきます。
それも、前ぶれもなく^^;
わたしは、ほとんど予定を入れないので、『今日、遊びにいってもいい?』と突然聞かれても、決まった予定が特別にないので『いいよ』と、なります。
こういった気軽な行動も、独り身だからできることです。
やりたいと思ったときに、すぐに行動できる身軽さ、わたしはこの身軽さが好きで、独身を選んだといっても過言ではないです。
『今日、遊びにいってもいい?』と気軽にいってくる友人が多いわけでもないので、稀なイベントなのですが、こういったイベントがわたしに社交というスパイスを与えてくれます。
気心しれた友人なので、必要以上の気を遣うことはしないのですが、わたしなりのおもてなしをします。
他に予定はないので、のんびりと、時間を気にせずお料理できるので、時々の『おもてなし』も、わたしにとっては楽しみとなり、良いリフレッシュになります。
今回は、冷蔵庫の中にいろいろと、余った食材があったので、それらを生かし使い切れるお料理にて、献立を組み立てました。
お友達には申し訳ないですが、冷蔵庫内の断捨離しながらのおもてなしとなりました。
話題の酢ベジをつくる
酢キャベツをつくってみました\(^o^)/
作り方は簡単です。
ショウガを薄く千切り、そして鷹の爪を輪切りにします。
合わせ調味料を作ります。
〇酢大さじ1.5
〇ごま油大さじ1.5
〇ラカンカ大さじ1.5
〇白いりごま少々
上記にショウガと鷹の爪を混ぜて500wレンジで1分チンします。
キャベツ、、、切り過ぎました。
手持ちのジヤーに入りきるぐらいのキャベツ(1/8個ぐらい)をざく切りにして、レンジで500w 3分ぐらいチンします。
調味料と合わせて、ジャーに入れて冷やしたら出来上がり!
甘酸っぱさとショウガと唐辛子のスパイスで、さっぱりいただけます。
豆腐とマイタケのグラタン
こちらも、冷蔵庫にあったものでつくりました。
ホワイトソースは、玉ねぎを薄くスライス(1/4個)し、バター(薄く1かけ)で炒め、玉ねぎに火が通ってきたら、小麦粉大さじ1ほど入れてさっとなじませ、牛乳を500mlぐらい入れます。
コンソメスープの素1粒、塩コショウを少々して、へらでかき回しながら弱火で煮立たせます。
牛乳は、油断すると一気に吹きこぼれるので、じーっと見張っている必要があります。
沸騰して牛乳がもりあがってきたら火を止め、味を塩コショウで整えます。
オリーブオイルでマイタケを塩コショウでさっと炒めます。
耐熱皿にバターを塗って、マイタケをまずは盛り付けます。
木綿のお豆腐(ミニ1パック)をペーパータオルでしっかり水気を吸い取って、8等分にしてマイタケにのっけます。
あとは、ホワイトソースを流し込み、とろけるチーズをたっぷり乗せて、焦げ目をつけるためにパン粉を少々乗っけて、オーブンで5分焼くだけです。
注意としては、盛り付けてからすぐに焼くことです。
下準備をしたまま冷蔵庫で保存しておくと、お豆腐から水気がでてきて味が薄くなります。
シーフードパエリャ
こちらも全て余り物^^;
冷凍シーフードミックスを解凍して、水気をキッチンペーパーで丁寧にふき取り、オリーブオイルで軽く炒めておきます。
一合お米をといで、パエリャの素とバターを入れて、シーフードを混ぜて、炊飯器で炊くだけです。
バターのかわりに、本来はオリーブオイルなのですが、切らしてしまったためバターで代用しました。
美味しくおこげもついて炊き上がりました。
秋鮭としめじのシチュー
秋の気配を感じる季節になりましたので、秋らしい食材のお料理をひとつ。
秋鮭をスーパーで見かけたので、そちらを頂いて、あとは、しめじとサツマイモ、そしてブロッコリーなどお野菜たっぷりのクリームシチューを作りました。
野菜がたっぷりに見えるのですが、以前セブンイレブンで買った、焼き野菜の冷凍食品があったので、そちらも投入し、色とりどりの具沢山シチューとなりました。
ホワイトソースは、さきほどグラタンに使ったものを使いました。
シチューを作るために、あらかじめホワイトソースをたくさん作っておきました。
少し手間ではあるのですが、ブロッコリー、にんじん、サツマイモは別ゆでをしておき、秋鮭としめじも別々に塩コショウで下味をつけ焼きました。
それぞれ調理したものを、ホワイトソースに投入するだけなのですが、別々に調理しておくことで、水っぽくなるのを防げて、素材の味をそれぞれ楽しむことができます。
はい、できあがり♪
アラフォー独身女子の連休は、こんな感じで過ぎようとしています^^
かけたお金は全部で1,500円ぐらいですが、お花の450円が一番の高額!
クラッシック音楽を聴きながら、静かな空間の中で、大切な人を想い、丁寧にお料理をするというのは、とても贅沢で心が満たされる時間でした。
食べるのはあっという間でしたが^^;
孤独と寂しさは似て非なるもの
アラフォー独身女子のライフ、どこか孤独で寂しそう・・・と思われる方もおられるでしょう。
実際に、『なぜ結婚しないんだ、家族がいない生活なんて考えられない!』と、わたしに疑問を投げかける男友達もいます。
きっと、それは、『寂しいに違いない』という彼らの価値観のもと、わたしを見ているからだと思います。
『孤独と寂しさは、似て非なるもの』と、思います。
寂しい人は、誰と一緒であっても、どこにいても寂しいのです。
それは、気持ちが満たされていないからではないかと思います。
人生に求めることは、人それぞれだし、心地良いと思うことも、人それぞれです。
わたしは、おそらく、どちらかというと猫タイプの人間で、一人の時間をたっぷり持つことで、心の平安を保てます。
だから、独身ライフのほうが性に合っているのだと思います。
犬タイプ(いつも誰かと一緒に居たいタイプ)のひとには、この価値観は理解いただけないかもしれません。
わたしの生活空間の中に、常に特定の誰かがいる必要はないと感じています。
わたしにも、大切な人は何人かいます。
その人たちとは、時折、お便りして、顔を見せて、一緒に時間を共有して、お互いが想い合っていればそれで十分かなと思っています。
想い合える人々が少なからず何人かいるので、寂しさは感じないのです。
だって、離れていても、生きる世界は違っても、大事にされている感もあるし、大事にしたいと想える人がいるのだから。
人は、どこにいても、何をしていても、誰といても、孤独であることは間違いないし、孤独な存在であるからこそ、誰かと心を通わすことができれば、温かいと感じることができるんじゃないかなー、とも思っています。
親であっても、友人であっても、同僚であっても、街で出会うコンビニの店員さんでも、いろんな人たちとの、ちょっとした心の触れ合いや心遣いや優しさを感じるだけで十分幸せなのです。
みなさまにとって、本日も素敵な一日でありますように。
have a great day
by ちびまる