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おひとり様女子のエッセイ

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サンフランシスコとシリコンバレーでのお仕事

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USA西海岸でのお仕事

 

今回の出張は、2つの展示会の仕事がサンディエゴで1週間を挟んであったので、中1週間は帰国せずに、米国に留まり西海岸の顧客回りをしました。

 

西海岸といっても広大な北米大陸です。

 

移動距離を考えると、場所を明確に絞ってプランを立てる必要があります。

 

顧客アポイントを取る際には、移動距離や移動手段、そして費用と時間的効率なども考えて、

 

〇1都市集中にするか

〇どの都市を中心に考えるか

〇複数都市をまわれるのか

 

1週間あれば、たくさん顧客訪問ができるだろうと思っていましたが、米国は広大ですから、意外と移動時間に時間を取られますので、まずは方向性決める必要があります。

 

サンフランシスコに決めた理由

 

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いろいろ考えた結果、サンフランシスコに滞在し、サンフランシスコ周辺の顧客回りを決めました。

 

理由としては、

 

〇UCSFで展示会がタイミングよくある

〇UCSFは大口顧客になりうる大学

〇バイオクラスタ地域でもある

〇トラフィックが悪くない

 

など。

 

UCSFとは、University of California San Francisco(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)の略称ですが、こちらの大学は、米国国内において研究資金調達大学ランキングでトップ5位には必ず入る大学です。

 

研究資金調達力がある大学なのです。

 

わたしが勤める企業の商材は、研究者向けの商材なので、研究資金調達力がある大学というのは営業労力を費やすには魅力が高い大学です。

 

ちょうど良く、UCSFに既存顧客もおり、また大学構内におけるライフバイオサイエンスの展示会開催があり、大学構内での展示会にも出展し、顧客アポイントも取ることができました。

 

アポ取りの大変さはどこも同じ

 

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わたしは営業職なので、ターゲットとなる顧客とどれだけ会って、話をして、興味を持ってもらって、商材を買ってもらうかが、売上・利益に直結し、わたしの人事考課の対象でもあります。

 

日本に帰らず一週間米国に滞在するということは、次の展示会の旅費を削減できるにしても、1週間分の滞在費が発生します。

 

滞在費が発生するということは、その分を回収し、より大きな利益につなげる活動をして、会社に対して『費用対効果が大』と思ってもらえるようにしなければなりません。

 

予定は組んだものの、大変なのが顧客とのアポイントです。

 

顧客アポイントを取り付けることは、決して容易ではありません

 

米国に限らずですが、顧客はよっぽどの用がない限り、営業マンに時間を割いてはくれません

 

既存顧客であっても、日本から、わざわざメーカーがやってくるといっても、皆さん忙しいので、よっぽど興味がなければ、会ってはくれません

 

1か月前ぐらいから、代理店営業と手分けして、

 

〇コールドコール

〇コールドメール

 

をかけて、やっと取ったアポイントが3件

 

コールドコール、コールドメールとは、見知らぬ人に電話をかけたり、メールを送ることです。

 

たいていは無視されるか、断られるアプローチ。

 

めげないしぶとさが大事です。

 

中には、こういったアプローチにわかりやすい嫌悪感を示す人もおられます。

 

でも、100件の内1件ぐらいは、アポイントが取れるものです。

 

今回の出張では、既存の顧客が2件、新規の顧客が1件の合計3件でした。

 

国内線でサンフランシスコへ

 

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UCSFの展示会に申し込み、アポイントがやっと出張直前にとれたので、サンディエゴからサンフランシスコ往復の航空券を手配しました。

 

今回はユナイテッド航空だったのですが、わたしたちが利用した時期(10月末~11月上旬)サンディエゴからサンフランシスコまでは片道110 ~ 300USDぐらいで、出発の時間帯により価格が上下します。

 

わたしたちは、往復ともお昼前に出発する便にて、片道120USDぐらいのリーズナブルな価格帯を利用しました。

 

飛行時間は1時間と、東京―大阪間ぐらいの距離ですが、

 

〇チェックイン手続き

〇荷物の預け入れ

〇セキュリティチェック

 

などは国際線と同じ流れで、それも国内線は結構混み合うため、空港には余裕を持って2時間前に到着するようにしました。

 

ユナイテッド航空の国内線利用の際の注意点としては、

 

〇荷物の預け入れは有料

〇機内持ち込みは2点まで

 

この2点です。

 

スーツケース1つ預ける場合、片道25USDかかります。

 

チェックイン手続きはセルフ機器で行うのですが、その際にクレジットカードで決済します。

 

セキュリティ―チェックも国際線同様に、

 

〇電子機器をバッグから出す

〇液体は100ml以下を透明な袋に

〇ポケット全て空にする

〇靴も脱ぐ

 

など、面倒な手続きは国内線でも一緒です。

 

米国の国内線で驚いたのが、こんなにセキュリティが厳しくても、わんちゃん(小型犬)を連れて搭乗ができることです。

 

初めて小型犬を飛行機の中で見つけた時は、ものすごく驚きました。

 

ご主人様のお膝の上にちょこんと座っているのですから。

 

 

ちなみに、機内持ち込み制限は結構厳しく、おひとり様2点までです。

 

わんちゃんが、機内持ち込みアイテムにカウントされるのかは、、、謎ですが^^;

 

わたしと同行していた代理店営業マンが

 

〇自分のバッグ

〇展示会グッズ

〇スーツ

 

と3点持っていたため、搭乗の際に止められました

 

幸い、わたしの手荷物が1点だけでしたので、わたしが搭乗手続きの際に、彼のスーツをわたしの手荷物としてカウントすることで搭乗できました。


1時間と短い飛行時間ですが、スナックと飲み物のサービスがあります。

 

スナックは決まってプリッツル、、、ですが、美味しくありません。

 

飲み物は、基本的には冷たいソフトドリンクだけで、お水、オレンジジュース、リンゴジュース、コーラ、スプライトあたりが準備されています。

 

国際線の10時間以上のフライトが常であるわたしにとっては、1時間のフライトなんて、どうってことない時間

 

日本の新幹線に乗っているような感覚です。

 

レンタカーで顧客回り

 

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サンフランシスコ空港から、レンタカーを3日間借りて顧客訪問をしました。

 

3日間借りて120USDぐらいだったと思いますが、スーツケース2つを乗せられるトヨタのちょっと大きめの車だったと思います(車種覚えておらず・・・)。

 

サンフランシスコ空港国内線到着ロビーから、レンタカーを借りる場所までは遠く、空港内のモノレール(もちろん無料)で移動します。

 

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モノレールで確か3~4駅ぐらい離れていたと記憶しています。

 

サンフランシスコ国際空港がどれだけ広大かは、このモノレールを乗るとわかります。
レンタカー会社はたくさんあり、選ぶだけでも大変ですが、米国代理店営業マンのおススメはエンタープライズEnterpriseというレンタカー会社で、リーズナブルだけどサービスが良いようです。


比較的新しい、大きさも乗り心地も良いトヨタ車に無料でアップグレードして頂きました。

 

Enterpriseで唯一大変だったのが、サンフランシスコ国際空港にて車を返す時の駐車場探しです。

 

Enterpriseの看板がわかりづらく、なかなかEnterpriseの駐車スペースが見つけられずに何度も立体駐車場をくるくるまわりました。

 

レンタカーを借りて、サンフランシスコや周辺地域の顧客まわりをしたわけなのですが、もちろん運転はわたしではなく、米国代理店営業マン。

 

彼は運転が得意で、運転が好き。

 

わたしは運転が苦手で、運転が嫌い

 

ちょうど良いコンビでよかったぁと、思った次第です。

 

わたし一人では、到底無理、、、です。

 

スキルのある人と一緒にお仕事ができて、ありがたい、感謝。

 

シリコンバレーを訪問

 

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シリコンバレーと言えば、『IT技術の最先端!』というイメージですが、実際にどんな地域なのかは、行ったことがなかったので、行ってみるまでは、全然想像もつきませんでした。

 

ちょうど、紅葉の時期にも重なり、シリコンバレーの街並みは、秋色に染まっていて、とてもきれいでした。

 

多くの新興企業や技術系のグローバル企業が密集する地域で、中でも、Apple 社、Facebook 社、Google、スカイプなどが有名。

 

この度は、パロアルト:Palo Altoという、サンフランシスコから車で40分ほどの地域にある公立病院を訪問しました。

 

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広大な敷地に何棟もの建物が立っている病院で、今回は、病院内の研究室で研究をしている先生を訪問しました。

 

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お忙しい先生でしたので、はるばるやってきたものの、面会時間は30分。

 

あっという間の面談でした。

 

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病院敷地内には、小さな薔薇のガーデンがあり、色とりどりの薔薇が咲いていました。

 

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患者さんたちが、日向ぼっこしているそばで、そっと薔薇の香りをかいでみたら、ほのかに薔薇の香りがして、幸せな気持ちになりました

 

なかなか、バラの香りがちゃんとする薔薇には出会えないものなので、久しぶりに野生の薔薇の香りを楽しめて嬉しかったです^^

 

パロアルトには、タンフォード大学もあり、構内を見学に行ってきました。

 

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スタンフォード大学と言えば、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ。

 

スティーブ・ジョブズのスピーチ「stay hungry, stay foolish」という名言を思い出します。

 

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とんでもなく広大な敷地に、キャンパス、協会、スタジアム、学生寮などがあり、さすが世界屈指の名門大学だけあり、メインキャンパスの雰囲気には威厳を感じました。

 

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メインキャンパスは大きすぎて、1枚の写真に納められず・・・

 

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キャンパスの目の前には、とても大きなグリーンフィールドがあります。

 

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こんなに立派なスタジアムもあります。

 

スタンフォード大学は、意外とスルスルと、部外者がキャンパス内に入れてしまい、わたしもちゃっかり、お昼ご飯をスタンフォード大学構内のカフェテリアでいただきました。

 

お昼時を過ぎた2時頃でしたので、カフェテリアはほとんど終了してしまっていましたが、1か所だけOPENしていて、サンドイッチを頂きました。

 

パンを切って、冷蔵庫からアボカドやら、レタスやらを取り出し、まるで家庭のキッチンで作るサンドイッチでした。

 

フレッシュなサンドイッチではあったのですが、14ドルと高額な割には、味もそっけもないサンドイッチ・・・。

 

塩気があまりにもないので、残念ながら食欲わかずに、半分以上を食べ残してしまいました。

 

UCSFにて顧客訪問と展示会

 

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シリコンバレーからサンフランシスコに戻り、今度は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校を訪問し、顧客アポイントと展示会を行いました。

 

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UCSFもたくさんの建物がありましたが、わたしたちは、神経科学センターを訪問しました。

 

大学構内は、とても洗練された素敵な空間です。

 

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セキュリティが万全で、UCSFの研究者との面談は、セキュリティデスクで面談手続きを行い、実際に研究者に合うには、研究者が保持しているセキュリティの鍵がないと、研究施設には入館できないシステムになっています。

 

ちなみに、ID提出にて、パスポートの提示も必要です。

 

展示会は、お昼時の実質2時間半という超短いもの。

 

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時間の割には高額な展示会でしたが、短時間でどっと研究者が押し寄せ、一気に話ができるので、費用対効果はとてもよく、展示会の費用というのは単純に所要時間だけでは量れないものと思いました。

 

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展示会場に入るには、受付で登録を済ませる仕組みになっています。

 

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サンフランシスコ滞在は、たったの3日間だけでしたが、シリコンバレーにまで足を延ばし、密度の濃い仕事の時間を過ごすことができ満足です。

 

また、近いうちに訪れたいと思います。

 

それでは、みなさまhave a nice day

 

by ちびまる