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おひとり様女子のエッセイ

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トロント直行便 エアカナダ(Air Canada) に初搭乗! どんな感じ?

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初めてトロント、カナダへ出張

 

先日のゴールデンウィークにリスボン、ポルトガル(西へまわる)、そしてその1週間にコペンハーゲンとオランダへ出張(またもや西へまわる)、そしてまたその一週間後は、トロント、カナダに出張(今度は東へまわる・・・)と、2018年5月と6月は、わたしにとっては、地球を西へ東へ行ったり来たりと慌ただしい月でした。

 

学会展示会3つと出張準備で、時差ボケなぞしている暇さえなく、帰ってきては次の学会と出張準備と、けっこう体力勝負な1~2か月を過ごしていまして、大きな言い訳ですが、ブログをほったらかしにしておりました^^;

 

この度、カナダへ初出張ということで、たいした下調べもせずに乗り込みましたが、体調を崩すこともなく、無事に学会展示の仕事を終えて、ついおととい帰国しました。

 

カナダと言えば・・・ナイアガラの滝!ぐらいしか思い浮かばず、特に何んの感情もないままカナダへ。

 

今回の学会展示は、航空券、宿そして展示会場の手配はわたしがやって、そのほか展示会の準備については、子会社のチームメイトKさんに、ほぼ丸投げ状態でいざ出陣!

 

信頼できる相棒がいるということは、大変助かるぅ~~~。

 

わたしは基本、なんでも自分で仕切ってしまうほうなのですが、信頼できる相手であれば、結構、丸投げしてしまうタイプでもあります。

 

初めてのエアカナダ!

 

なるべく全日空(ANA)か、日本航空(JAL)のどちらかでなるべく集中して手配するようにはしているのですが、やはり直行便の魅力には勝てず(また、安い!)、今回は、羽田からトロントへ直行便が飛んでいるエアカナダを利用しました。

 

羽田空港には、ここ1~2か月で3度目。

 

最初は海外出張というのは、それなりの緊張感もあったものの、最近は、新幹線乗るのと似たような感覚になってきまして、何の特別感も感じない人間となってしまいました。

 

慣れというのは恐ろしい・・・。

 

総合評価は?

 

初めてのエアカナダですが、結論から言うと、「可もなく不可ものなく、いたって普通のエアライン」です。

 

5段階評価でいえば、「3」です。

 

スーパー個人的な意見ですが、ホスピタリティの観点から言うと、日本人CAが数名いますが、なんというかウエスタナイズされている感はバリバリで、日本語を話す外国人と同じような感覚です。

 

良い点と言えば、明るく元気です^^

 

ただ、日本人の特有なきめ細かい、先を何歩も進んだホスピタリティは期待しない方が良いでしょう。

 

例えばですが、お食事後にCAが片付けをしている最中に、トイレから席に戻りたい・・・と思ってずーーーっと、じーーーっと立って待っていても、その存在に気がついてくれず、目の前にCAが来ても、ワゴンをどかして先に通してくれることはなく、彼らの仕事が優先されます。

 

機内がえっらく寒い中、

 

お食事時に、「何かお飲み物はいかがですか?」と聞かれたので、「温かい飲み物が欲しいです」と言っても、「あー、今忙しいから、ムリです、ゴメンナサイ」と言われまました。

 

まぁ、無理なんでしょうね、きっと。

 

ある意味、すがすがしい。

 

また、真っ暗な機内で、みんなが寝静まっているころ、突然えっらい大きな声のおしゃべりが聞こえてきて、まわりの乗客から「シーっ!シー――――っ!」とされている相手はCA。

 

なんの会話なのか知らないですが、突然大きな声できゃっきゃとしゃべりだしたCA達、「うーーーん、せっかく寝てたのに起こされちゃったなぁ。。。」という感はぬぐえません。

 

まぁ、こんな感じです。

 

エアカナダの食事は?

 

まぁ、こちらも、正直なところ、おなかが空いていないのならば、わざわざ、余計なカロリーを補給するほどのものではない(わざわざ、太る要素を補うほどの味ではない)、という感じです。

 

あらかじめのメニュー表は配布されず、その場で、「肉か魚か」など、大きなくくりでチョイスを聞かれますが、どちらを選んだとしても、「うーん、この味なら、別に食べなくてもいっかー」と思える食事内容です。

 

中後年であるわたしは、できるならばカロリーを抑えたいし、カロリー取るなら美味しいものから取りたいものです。

 

ほとんどのごはんを残して、空港で買ったプリングルスを食べながら映画を見てました。

 

中間食はカップヌードル!?

 

羽田からトロントまでの飛行時間は12時間ぐらいですが、エアカナダでは、食事らしきものが3度でます。

 

それも、日清のカップヌードルしょうゆ味^^;

 

個人的には、カップラーメン、嫌いじゃないので、なんとなく特別感というか、面白さを感じて、カップラーメンだけは間食しましたが、これ、揺れが強い場合、危険かも^^;

 

なんてったって、熱湯が入ってますからね。

 

実は、配給があった直後に若干揺れてお湯がこぼれて、やけどしそうな熱さでした。

 

なぜに、不安定な機内で汁物、それも熱湯が入ったものを給仕するのか、個人的には謎ですが、場合によっては大惨事に・・・。

 

ラーメン好きなわたしは、このカップラーメンの給仕は、うーん、なんとも微妙な心境ではあります。

 

エンターテインメントは?

 

わたしは、もっぱら邦画が好きなのですが、オプションは5~8ぐらいです。

 

海外出張が多い私は、すでに観てしまった映画も多く、残念ながら、あんまり、「あっ!これが見たかった~♪」なんていう映画には出会えず・・・。

 

今回上映していたのは、

 

〇鎌倉物語

〇22年目の告白わたしが殺人犯です

〇相棒 劇場版

〇探偵は bar にいる 

〇8年目の花嫁

〇チアダン など

 

です。

 

ハリウッド映画も、見たいものを見つくしてしまったわたしは、最後に、イタリアのロマンス映画を選んでしまって、なんとも、見るに堪えないセクシーなシーンを上映してしまって、慌ててチャネルを変えた次第です^^;

 

なんで、こう、イタリア、フランスあたりの映画というのは、セクシーなシーンというか、恥ずかしーいやあ~ん♪(>0<)と思ってしまうような内容が多いのでしょうか。。。

 

わたしだって、年をとっても心は乙女。

 

そんな、セクシャルな映画を公共の場で見るわけにはいかんのです。

 

なんせ、直行便ゆえ、おそらく同じ学会展示に参加していたであろう先生方も機内に乗っていることを考えると、なんとも間違えた選択のオンエアをしてしまったわたしは、その後、心を落ち着かせようと、モーツアルトのクラッシックミュージック以外、何もオプションがないという状況に陥り、眠りに落ちた、、、という次第です。

 

はぁ、、、もっと、外資のエアラインも、HuluやWoWoなんかと提携して、どんな映画でもドラマでも見れるようにしてくれないかなぁーーーー。

 

事前座席指定は無料で可能

 

ありがたいことに、エアカナダは、事前の座席指定が無料でできます。

 

わたしは通常、できることならば、前方トイレ付近の通路側を指定しますが、今回は結構満席状態でしたので、後方の通路側を指定したところ、隣が空席でゆったり乗ることができました。

 

最近、ヨーロッパの航空会社は座席指定は有料あることが多いため、無料で事前に座席指定ができることはポイントが高いです。

 

ギャン泣き乳児に出くわす

 

これは、エアカナダ、、、とはまったく関係のないことですが、この度、ギャン泣きの乳児の4列目前に遭遇し、いろいろなことを考えさせられました。

 

おそらく、乳児は0歳児。

 

お父さんがひとり、かわいい0歳児の男の子を連れて、エアカナダに同乗してました。

 

飛行時間12時間のうち、おそらく7~8割がた、ギャン泣き状態という、なんともディザスターに近い状況に陥ってしまったお父さんと乳児と機内の乗客。

 

わたしは、子供を持ったことがないので、その心境の真意はわからないけれど、おそらく、乳児のお父さんは、どこにも逃れられず、どうすることもなく、ただただ時間が過ぎることを願っていたに違いない、そして、同時に、隣に偶然居合わせた見ず知らずの他人の乗客は、なんとも苦痛な長距離フライトを経験したことだろうと、思います。

 

赤ちゃんだって、あれだけ泣くってことは、赤ちゃんなりの不快感というか、何か理由があって、あれだけ身をよじって体全体で大泣きをしているのだろうから、赤ちゃん自身も苦しかったはず。

 

赤ちゃんも、お父さんも、まわりの乗客も、誰も悪くはないのに、苦しい思いをした長距離フライト。

 

わたしは4列前の席でしたが、イヤホンをしていても、大泣きしているのがわかったので、おそらく、隣に居合わせた、もしくは前後の席の人たちも、おそらく、辛い思いをしたのではないかと察します。

 

きっと、乳児を連れたお父さんは、何らかの事情があって、乳児と二人、こんなにも長い距離のフライトを経験しなければならなかったのでしょう。

 

お隣に居合わせた乗客の方々も、わたしが察するに、長時間に渡り、ギャン泣きの鳴き声を聞かなければならないというのは大変苦痛だったことでしょう。

 

特に出張者の場合は、疲れもどっと出てしまいます。

 

でも、きっと、精神的には一番辛かったは、ギャン泣きをしている乳児のお父さんだったのではないかと思います。

 

まわりの多くの視線と感情を全部責任をもって受け止めなければならないのですから。

 

親になるというのは、なんとも大変なお仕事です。

 

誰のせいでもなく、どうしようもできない、こういったこと、なんとか、協力してあげて、赤ちゃんをすやすや眠らせる、もしくは穏やかに過ごしてもらう術があるといいのになぁ、、、と思うのですが、なにか手立てはないのでしょうか。。。

 

わたしは、時差の調整にて睡眠導入を助ける際には、メラトニンの力を借りますが、乳幼児にも安心して使える、気持ちや精神をリラックスさせる、もしくは眠りを誘導できるタブレット、もしくはお薬などがあればいいのになぁと、思います。

 

乳幼児を持つお母さん、お父さんは、きっと、フライトに限らず、公共の場で、こういったギャン泣きに頭を抱えているはず。

 

ミルクをあげても、おむつを替えても、どうにも泣き止まない赤ちゃん。

 

何か良い方法があるといいですね。

 

わたしは、昔アロマセラピーをやっていましたが、カモマイル、オレンジなど、精神をリラックスさせるほのかな香りが、少しでも赤ちゃんの心を穏やかに、そして、安心して、リラックスできる何かがあるといいのになぁ、と心から思います。

 

こどもを持ったことがないわたしは、体全体で泣いている赤ちゃん、そして、困ることを通り過ぎたお父さんにどうしてあげることもできず、ただただ途方にくれてしまった、という経験でした。

 

飛行機の中にも、赤ちゃんが泣き止まない時に、お父さんとお母さんが、安心してこもれる防音のスペース、そして、リラックスできるスペースの確保ができればいいのに、と思います。

 

エアカナダとは、だいぶ離れた話になっちゃいましたが、まずは、安全に日本⇔トロント間において、わたしを無事に運んでくれたことに感謝です。

 

長時間フライト、なんとか、快適に過ごしたいものですね。

 

byちびまる