仕事上のわたしの親友
わたしには、仕事上で親友といえる友が何人かいます。
一緒に仕事をすることが前提でのお付き合いなんだけど、仕事以外、特にライフスタイルに関して、なんでもチャットして、話しが絶えない相手がいます。
そのひとりがアメリカ人の取引先の女性。
わたしより10歳年下で、2児のママなんだけど、個性が強く、自分を全面に出してくる、わたしとちょっと似たところがある女性。
先方の取引先の社長には、Twins 双子みたい、って言われます。
顔はぜんぜん似てないですが、Nature: もって生まれた素質が似てるんだそうです。
彼女とは、いつでも話したいことがあって、時間が合えば、「今、ちょっと話せる?」とスカイプメッセージで連絡がつき、テレビ電話で話をします。
ちょっと話せる?が、だいたい小一時間になるのが常。
わたしと似たところがあって、話しがあっちこっち飛ぶし、しゃべるスピードも早い(もちろんお互い英語)のだけれど、不思議と通じ合えるんです。
いつも、わたしと彼女の間に入ってる先方の社長も、先方の同僚(男子)も、わたしと彼女の話しにはついていけず、いつも、目が点になって、キョトーンとした顔して同席してます。
仕事版のガールズトークってやつですね。
彼女との一番の共通点は、仕事好きなところ。
わたしも仕事が大好きなので、仕事の話をしていても、全然苦にならない。
わたしにとっても、彼女にとっても、仕事はある意味Hobby 趣味みたいなもんで、それこそ、仕事がなくなっちゃったら、人生何のために生きているのかしら?となってしまう。
心地良いのが、お互いとっても人間らしいというか、そのまんま、なんですが、べったりすることもなく、個人主義なところがぴったりはまり、お互い干渉することもないし、とっても気軽な関係なのです。
彼女との付き合いはまだ1年半ぐらいだけど、お互いの信頼は確かなものと感じています。
世の中そういう相手って、どこかにはいるんですね。
彼女との共通点
彼女との共通点は、いくつかあります。
〇本音でしか生きられない
〇飾らない
〇感情はむき出し
〇仕事が大好き(趣味)
〇仕事に厳しい
〇個人主義だけどチームワークを大事にする
〇人生における価値観
〇ヒューマンタッチ
〇ポジティブ
〇経済的な成功は、多くを望まない
〇内臓感覚(第六感)を大事にする
〇心配性だけど冒険したい
〇方向音痴
こんなところでしょうか。
方向音痴は、彼女のほうがひどい、とわたしは思っているのですが、気がつくと、Google Mapを表示した携帯を持ちながら、ぐるぐる歩き回って、自分の居場所と方角を確認している彼女がいて、わたしは、彼女の隣で、紙ベースの地図をまわしてます。
いつも、一緒に同席しているアメリカンの男子にレストランの会場など、目的に連れて行ってもらいます。
というか、ふたりして、ただ、ついていくだけなんだけど。
まるで引率されてる感じ^^;
他の共通点で、顕著なのが、
生きていくために、お金は必要だけど、お金のためには働かない。
それから、相手が誰であろうと、へりくだらない。
誰とでも対等に仕事をするところは、似ています。
そして、自分が楽しめる仕事しかやらない。
遊ぶように仕事する。
仕事とプライベートの境目が曖昧。
基本的に、とってもわがままというか、やりたいことしかやりたくない、その気持ちがお互いとても強いのです。
まるで、幼稚園児のお友達のような感覚なのですが、お互い人生における価値観というか、大事にするところがとっても似ているので、ウマが合うのだと思います。
仕事熱心でも毎日がバケーション
彼女は、基本的にとても頭の回転が速く、クリエイティブです。
野生の感覚で生きているような女性で、彼女が歩けば、誰もが振り返る、というような感じです。
とっても美人というわけでもないですが、人を惹きつけるオーラがあるというか、それより何より騒がしい^^;
なので、彼女が道を歩けば、「なんだ?なんだ?」と、みんな彼女に目線がいくのです。
そんな彼女と、昨日のランチタイムにスカイプしました。
彼女は自宅から、子供を寝かしつけた後、夜間にスカイプしてきます。
時にはキッチン、時には書斎、時にはベランダ・・・自由奔放です。
ちなみに、彼女はとても大きな一軒家、庭付きプール付きの大豪邸に住んでいます。
真っ赤なガウンを羽織って、「元気ィ~?どうしてる~♬?」って、話してきます。
そんな彼女の頭の中は、仕事のことでいっぱい。
普通、仕事のことで頭がいっぱいというと、どちらかとういとストレスを抱えているどんよりしたイメージですが、彼女はぜんぜん違います。
まるで、子供が遊園地にいって、次何に乗る?あっちいく、いや、やっぱり、こっちに行く~?みたいなノリで、アイディアや、やりたいことが頭の中にぐるぐるたくさんまわっているので、口(言葉)が追い付かない感じ^^
子どもが何言っているかわからないけど、とにかく、たくさんしゃべる感じ、そう、あれです。
頭の中のやりたいことが、うわぁ~って溢れ出てる感じで、とにかく目をキラキラさせて、楽しそうなんです。
そんな彼女が一言。
「わたしにとって仕事をする毎日は、バケーションそのものなのよ♬ もちろん、ストレスなことも嫌なこともあったりするよ、でもね、いろいろ考えるのが楽しくてしょうがないの。」といいます。
彼女にとって、仕事は遊びと一緒。
とは言え、とてもプロフェッショナルなんですけどね。
彼女は前職で、1つのバイオマーカー(仕事柄、商材がこういうもの)をゼロベースから、米国市場において、自分なりに戦略を立てて、100億円のドル箱商材に育て上げた人なのです。
前職では、世界中をまわり、あちこちで鍵となる研究者や企業と人脈形成をしていって、大きな仕事を成し遂げた成功体験を持っています。
だから、きっと楽しいのでしょうね。
そんな有能な彼女といろんな話をしたり、一緒に時間を過ごすのは、とても楽しい。
仕事してても毎日がバケーションなんて、最高じゃないですか?
彼女の労働環境
前職で大きな価値を生み出した彼女を2年越しでヘッドハンティングして、やっと彼女を手に入れた取引先の社長は、彼女に対しては、あれやれ、これやれは、一切言わず、自由に泳がせています。
タスクは、数字を作ること、それだけ。
彼女がそれを成し遂げるには、自由に仕事をさせるというのが必須要件。
何時に会社に来てもいいし、何時に帰ってもいい。
大空を飛び回る鳥、草原を走り回る馬や犬のように、とにかく自由にさせているようです。
そんな風に、自由に野放し状態の彼女ですが、仕事を遊ぶようにやるので、自宅にいても、夜遅くまで仕事をしてたり、飛行機で移動中だって、スマホでメールチェックして対応しています。
また、勉強熱心で、自分で論文をリサーチして、あれこれ戦略を考えたり、鍵となる研究者にアプローチしたり、とにかく、野放し状態でも、少しは休めと言われても、仕事をしちゃう人なのです。
あまりに仕事ばっかりするもんだから、たまりかねた彼女を雇った社長は、出張中でもいいから、遊ぶ時間を確保しなさい!、遊びに行きなさい!といったらしいです。
その取引先の社長も面白い人で、人間らしい人なのです。
お金を使って、遊ぶことも大事といって、ニューオリンズで一緒に仕事した時は、カジノに連れて行ってもらい、社長はたった数秒で200USDをギャンブルで負けてすって、わたしと彼女は、1セントから楽しめるスロットマシーンで延々と、終わりのない小さなギャンブルをして遊びました。
他国の取引先の社長や出会った人たちから、わたしは多くのことを日々学んでいます。
人生は、楽しむためにある
それを、彼らは教えてくれます^^
仕事も遊びも熱心にね。
byちびまる