サンフランシスコ出張にて、夕方のひと時を少し観光する時間がありました。
今回は、海外代理店の営業マンと同行出張でしたので、彼と車で観光できる場所をまわりましたのでご紹介します。
1. ピア39 (野生アザラシの大群)
ピア39は、サンフランシスコのダウンタウンからは、やや離れた場所にあり、ノースビーチ:North Beachにある埠頭で、大量の野生のアザラシに出会える場所です。
車でノースビーチに向かったのですが、さすが物価が高いサンフランシスコ!
1時間の駐車で、駐車料金が14USDかかりました。
ピア39の周辺は、ダウンタウンのユニオンスクエア地区とは異なり、のんびりした雰囲気です。
可愛らしいお店やレストランがあり、潮風に吹かれてほっと一息つける地域です。
1週間朝から晩までぶっ続けで仕事をしていたので、良い息抜きとなりました。
煌びやかなメリーゴーランドが突然出てきた^^;
チョコレートの専門店にて、サンフランシスコのチョコレート、ギラデリチョコレート:Ghirardelli Chocolateを会社のお土産に1つ買いました♪
ピア39の一番の見どころはアザラシ:Sea Lion。
遠ーくから、オ’’ッオ’’ッオ’ー’ッ!
とても美声とは言えない鳴き声が聞こえてきて、遠目では『えっ?砂袋???』
と思うような、ぼてっとした大きな茶色の物体がゴロゴロとうごめいているのが見えてきて、、、
近くでよーく見てみると、
すのこのような木の板に、びっしりと所狭しに足の踏み場もないぐらい、アザラシがぎゅうぎゅう詰めに転がってました。
まぁ、アザラシは足がないので、足の踏み場は要らないのでしょうけど^^;
『かわいい』というよりも、大量のアザラシの群れに、ぎょ!とするというか、圧倒され目が釘付けになります。
見た感じでは、8割以上のアザラシが、『ドテっ』と寝っコロがっているだけ。
中には活動的なアザラシもいて、寝っコロがっている他のアザラシの上を転がって移動するという滑稽な光景も。
遠慮という二文字とは縁遠く、ドスッドスと、他人のボディーの上を、100キロぐらいあるのでは?と思ってしまうボディーで転がって(滑って?)いくずうずうしい姿に目が釘付け^^;
そして乗っかられても、踏まれても動じない、アザラシの寛容さに、ある種の感動すら覚えました。
野生のアザラシを、それもあれだけの数のアザラシを見られるというのは貴重な経験でした。
アザラシにも性格が垣間見れて、群れを好まず、離れ小島でのんびりと、ひとりの時間を過ごしているアザラシもいて、なんとなく自分を見ているようでした。
どことなく、その孤独なアザラシに親近感を覚えるわたし。
ピア39からは、極悪人が投獄された監獄島アルカトラズ島も眺められます。
かの有名なアメリカの代表的なマフィア『アルカポネ』が収容された監獄のようです。
下記のサイトには、アルカトラズ島での囚人の生活ぶりが画像付きで詳細に説明されています。
ぞっとする生活環境、、、が見て取れます^^;
2. ロンバートストリート
ロンバートストリートは、別名『ワインディング・ロード:くねくね曲がりくねった道』とも呼ばれています。
世界で最も曲がりくねった道のようです。
サンフランシスコでのおすすめの場所を聞くと、『ワインディング・ロードがいいわよ』と教えてくれたので、行ってまいりました。
『くねくね道・・・』
『どれだけ、くねくねと曲がり曲がっているのだろう』、
そして『どれだけ長い道のりなのだろう・・・』と、
細い山道を思い描いていたので、車酔いを心配したのですが、完全に余計な心配でした。
サンフランシスコ、、、とにかく勾配がすごい^^;
高台に上がった景色がこんな感じ。
なかなか、車の中からでは、わかりづらいのですが、写真の奥は、めちゃめちゃ急な上り坂の道。
あの坂道・・・、絶対歩きたくない・・・と思っちゃいました^^;
こちらがシャッターチャンス!
一瞬でしたが、わぁ~♪って、胸が高鳴る美しさでした。
坂を下りたところに、なんやら派手なかぶり物をした交通整理のおばちゃん発見。
『Move! Move! Don't Stop Here!!! - どいて、どいて、ここで止まらないで!』と叫んでおりました。
くねくね道は、サンフランシスコの高台の住宅街からの下り坂。
それも走行スピードは10~20km/時という超のろのろ運転、そして3分ぐらいの超短時間の走行ですした。
あっという間に坂の下です。
あれほどの急な坂道で鋭角な曲がり道は、なかなか見られないというのはありますが、高台から見下ろすサンフランシスコの街の景色がとてもチャーミングなのでおすすめです。
一見の価値ありの景色です。
3. クリッシーフィールド(浜辺)
ゴールデンゲートブリッジを間近で眺められる浜辺がクリッシーフィールドです。
ゴールデンゲートブリッジは、『世界で一番美しい大橋』なんだそうです。
車は無料で止められ、駐車スペースも広めなので、ゆったりした気持ちになります。
当日のお天気は、曇り空でしたので、ゴールデンゲートブリッジの赤が青空に映えるコントラストは見られず残念。
それでも、大橋を間近で見れたて嬉しかったです。
ゴールデンゲートブリッジは、全長2km以上、高さも70m近くという巨大な橋ですが、建設完成までには、たくさんの苦労と人間ドラマがあったようです。
ゴールデンゲートブリッジがなかった時代は、住民たちの交通手段はフェリーだけ。
住民たちの強い要望により巨大橋建設の話が上がるも、当時は大恐慌真っ只中で、資金調達も大変だったようです。
海流の流れが速く、強風と霧がすごいサンフランシスコ湾での巨大橋建設は命がけ。
『建設不可能な橋』と言われながら、建設現場で何人も命を落としながら、苦労の末に完成した奇跡の大橋なのだそうです。
ゴールデンゲート・ブリッジの建設物語の詳細は下記サイトからどうぞ。
そんな奇跡の橋を眺め、浜辺でさざなみを聞きながら、のんびりと贅沢な時間を過ごさせていただきました。
都会の喧騒から逃れ、コーヒーでも飲みながら、リラックスするには良い場所です。
クリッシーフィールドは広々とした芝生もあり、わんちゃんを思いっきり走らせ、水遊びをさせている現地の方がおられました。
ワンちゃんたちは、そりゃもう、ぶんぶんしっぽを振って、楽しそうに、バシャバシャとボール遊びをして大はしゃぎでした^^
下記のサイトでクリッシー・フィールド付近の情報を紹介しています。
最後に、、、 こちら↓↓↓
ベイエリアをドライブ中に見かけた素敵なおうち。
こちらはアパートではなく一軒家なのだそうです。
真っ赤なブーゲンビリアが素敵で、思わず車を止めてパシャリ^^
典型的なサンフランシスコの自宅のデザインなんだそうですよ。
こんな、可愛らしいお家に住んでみたいものです。
今回のサンフランシスコ出張では、仕事のタイムスケジュールがタイトだったので、なかなか街歩きができませんでした。
でも、ちょっとだけでも素敵な街並みに触れられたのでので嬉しかったです。
それでは、みなさま have a nice day
byちびまる