画像:photoACみいあさん
オタクに憧れるわたし
オタクという言葉を耳にした時、想い描く印象は人それぞれだと思いますが、わたしは、いま、オタクという性質にある種の憧れを抱いています。
「オタク」とググると、いろいろな意味が出てきますが、オタクの定義について、赫々しかじか説明がありましたので、引用します。
オタクとは、
「単純に何かに熱中している人、一つのテーマに没頭している人」
そう、わたしは、この何か一つのテーマに熱中し、没頭できるという性質に強い憧れを抱いているということが、コーチングセッションを通じて自覚しました。
マンガ、アニメ、鉄道、ラーメン、コスプレ、なんでもよいのですが、一つのことに強烈に心惹かれ、まわりを気にせず、自分の世界に浸れる性質を持っているオタクに憧れます。
周りの人にとってみれば、もしかしたら、迷惑なこともあるかもしれません。
だって、まわりを気にせずに、自分の世界に没頭しているのだから。
きっと、オタクと言われる人たちには、彼らなりの悩みや苦悩ももちろんあるのでしょうけど、そこまで心を奪われるものに出会えた、オタクと言われる人は幸せなのではないかと思うのです。
コーチングを初めて3回目のセッションが終わりました。
コーチングセッションのテーマは、「50代にライフワークにできる何かを見つけたい」というもの。
わたしはこれまで、思い返せばすごい勢いとエネルギーで、なりたい自分を目指して突き進んできました。
20代から想い描いて、手に入れたかった自分を、50代て前にしてある程度実現できた今、わたしは次のステップに進む何かを模索しています。
次のステップのキーワードは、「わたしの価値を見つけること」です。
自分の中の価値とは、周りからの評価など関係なく、自分自身で完結できる喜びや楽しさです。
わたしはこれまで、周りからの評価、承認欲求を満たすために、突き進んできました。
周りから、「すごいね」と言われたいがために。
でも、ある程度、いろいろやってきて、周りから評価されている感を実感できるようになった今、ある意味、周りからの評価というよりも、今度は、自分自身で完結できる喜びや楽しみが欲しくなってきました。
ただ困ったことに、それが何なのか、さっぱりわからない。
誰になんと言われようとも、「わたしはこれが好き」と言えるものが欲しい。
オタクと呼ばれる人たちは、たぶん、強烈な「これが好き」というものを自分の中に持っていて、飽くことない時間をその対象物に向けて過ごせるのだろうと思うのです。
それって、ものすごくうらやましい。
強烈な興味を持てない自分
物心ついた頃からそうですが、わたしには、強烈に「これが好き」というものがありません。
強烈に感じられる対象物がないのです。
また、普通一般的に盛り上がるであろう、関心を持つであろう事柄にも、どちらかというと関心が薄く、心惹かれない自分がいます。
例えばオリンピック。
4年に一度アスリートたちの晴れ舞台。
日々とてつもない練習量をこなし、それこそその競技に膨大な時間を費やし一点集中している人たちは、ある意味オタクと言っても良いかもしれない。
全てを犠牲にし1点に全集中をし賭けに出るからこそ、アスリートは感動を生み出すのだと思う。
頭ではわかっているのに、それほど心から惹かれる興味を感じられない自分がいます。
競技を見始めれば、それなりに夢中にはなるのですが、周りほど夢中にはなれない。
人にも物にも、何か強く思いを馳せられないわたし。
だからこそ、強烈に何かを好き、興味があって仕方がないという人たちがうらやましいし、それが一体どんな感覚なのか知ってみたいです。
強烈にハマる人たちへの憧れ
わたしは、「激レアさんを連れてきた」とか、「世界ニッポンに行きたい人応援団」という番組が好きです。
なぜなら、その番組の主人公がオタクだからです。
何か1つに強烈に心惹かれて止まない人たちにフォーカスし、その人たちの「強烈に好き」というストーリーに触れられるからです。
中にはしょーもない「ドはまり」をしてしまう人たちもいますが、それでも、「おもしろいなー」と思うのです。
例えば、今まで特に印象に残っているオタクな人たちは、
「激レアさんを連れてきた」
〇大正時代にドハマりした女性
〇手の感触で塩と会話できる塩職人
〇四足歩行にハマったアスリート
〇バク転しまくりな少年
「世界ニッポンに行きたい人応援団」
〇鰹節にハマった人
〇ぬか漬けにハマった人
〇金継ぎにハマった人
〇左官職人になった人
など。
「何かを好きでしょうがない」ということを体験できている人たちのストーリーには関心があります。
わたしにも、何か一つでも良いから、強烈にハマるもの、興味があって仕方ないものを見つけたいです。
見つけられるかなぁ。。。
見つかるといいなぁ。。。
見つけよう!!!
それでは、みなさま have a nice day
byちびまる