画像:photoACちゅるさん
仕事がない苦しみ
コロナ禍にて、全世界的に、失業者が急増しています。
上記統計結果によると、失業者の数はおおよそ、
日本:200万人
米国:2,000万人
欧州主要5か国:1,300万人
です。
コロナ禍にて、益々状況は厳しくなっていくことでしょう。
仕事を失うということは、失ってみたことがない人には、なかなか想像できない痛みと苦しみがあります。
わたし自身、オーストラリア在住時代に、突然解雇された経験があり、失業経験があります。
失業期間は、約1か月程度でしたが、そんな短い間であっても、私自身、得体の知れない孤独感と恐怖を実感しました。
経済的な不安や苦しみは当然のことですが、社会から見放されるような、社会の一員として認めてもらえないような疎外感、そして孤独感が、失業者を苦しめます。
わたしが経験したことがすべての人に当てはまるとは思わないですが、私自身は、とても、とても、寂しく、不安で、苦しかったのを覚えています。
上記2020年4月のBBCニュースによると、減少した労働時間等から換算すると、おおよそ2億人が失業することに相当するという。
2億人って・・・
約2億人の人が、わたしが感じたような同様な、寂しさ、疎外感、孤独感、得体の知れない不安を抱えているとしたら、ほんと、心が痛みます。
わたしが失業したのは、かれこれ10年以上も前の話ですが、今でも、あの痛みは、覚えています。
なんとか、少しでも多くの人々が、安心して暮らしていける世の中になるといいですね。
仕事があるだけ、ありがたい
今、わたしは、幸いにも、安定した仕事をさせて頂いております。
この先、安定が続くかどうかは、わからないけれども、それでも、今この時を、穏やかな気持ちで、生活できることに感謝しなければならないと、感じています。
仕事は、いつだって、やるせないこと、不満など、いろいろと大変なことがあります。
自分が置かれている恵まれた環境を、ついつい、当たり前に思えて、いつしか、感謝することすら忘れてしまう。
そして、気がつけば、自身を取り巻く周りの環境に不満ばかり。
そういう時は、感謝の気持ちを完全に忘れている時です。
今当たり前にできていること、当たり前に、必要とされて仕事をさせて頂いていることにあぐらをかき、いつしか、傲慢な自分が顔を出す。
そんな時は、いつだって、まわりを見ず、理解しようともせずに、ベクトルが、自分自身のことばかりに向いてしまっているとき。
日々の仕事において、大変と思うたいていのことは、大したことではなかったりします。
企業に、そして社会に必要とされて、自身の居場所を与えて頂いて、かつ、自分がお役に立てることが少しでもあるということに、感謝の気持ちを忘れてはいけないですね。
時折、お見掛けするのは、
「それは、わたしの仕事じゃない」
と、周りの状況を考えもせずに、今までの自分のスタンスを強調し、周りが困っているにもかかわらず、ナンセンスな理屈を並べて、協力を拒否する人。
確かに、線引きが必要な場合もあるでしょうし、実際に、私自身、なるべく、自分が注力すべき仕事に注力したい性質ですので、できるならば、本来、その仕事を引き受けるであろう人に、お仕事をお願いします。
でも、どう考えても、対応できる人がまわりにおらず、明らかに上司やチームメンバーが困っている場合に、「自分の仕事ではない」と真っ向から拒むというのは、いかがなものかと。
自身のキャパが試される時、かもしれません。
わたし自身も、中小企業にありがちな、あれこれマルチに仕事をこなしていかなければならない状況下にあり、自分のキャパが試されている真っただ中です。
感謝を忘れずに、成長していけるように、がんばります。
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる