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おひとり様女子のエッセイ

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自己実現欲求の段階に来た

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画像:photoACStudio A.T.さん

 

承認欲求は満たされた

 

わたしはずっと、承認欲求に突き動かされて、今まで生きてきたように思います。

 

それは、主に仕事の面での欲求が、特に強かったように思います。

 

今は、小さい世界ながらも、少なからず、自分の仕事ぶりや能力を、周囲から認めてもらえた感を実感することができ、わたしの承認欲求というものは、今終息しつつあります。

 

おそらく、欲求というのは、人によって満たされるためのタンクの大きさは異なって、わたしの場合、そのタンクは、それほど大きなものではなく、ある程度、自分が生きている世界(社会)の中で、それが満たされればもう満足してしまう、という程度の大きさなのだと思います。

 

もしかしたら、自分では気がついていないだけで、まだまだ承認欲求は満たされていないかもしれないのだけれど、ひとまず、自分で感じているあたりを信じて、次の段階に進んでみたいと思ってます。

 

マズローによると、人の欲求というものは、ひとつずつ、段階を得て満たされていき、人の欲求の中で最上級の欲求という「自己実現」の段階へ突入。

 

自己実現欲求とは

 

自己実現の段階へ突入といっても、自分でもまだ、よく理解していないところがあるので、まずは言葉の意味から復習。

 

自己実現とは

 

《self-realization》自己が本来もっている真の絶対的な自我を完全に実現すること。

自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。

デジタル大辞泉より引用

 

とあります。

 

「自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること」のほうが、理解しやすいので、こちらの意味で考えてみると、

 

まず、「自分の目的や理想」を見据えないといけないということですね。

 

自分の目的や理想を考える

 

今までわたしは、自分自身を主軸において生きてきました。

 

そして、基本的には、今後もそれは変わらないと思います。

 

ただ次のステップ「自己実現」の欲求を満たすには、わたしの場合は、「自己と社会のつながりの中にある価値」が何なのかを見つける必要があるように感じてます。

 

ベクトルが自分自身に向かった価値では、自己実現の欲求を満たすための壁は突破できないように感じてます。

 

要するに、自分の目的や理想は、自分自身にあるものではなく、自分を取り巻く社会に見出すものなのではないか、ということです。

 

これまでのわたしの人生は、自分自身が感じることだけに注力してきましたが、これからは、自分自身が感じることが、「社会の役に立つ何か」とつながっていて、そこに大きなパッションを感じるということが大事なのかなと。

 

それが何なのか、まだ、わたしにはわかりません。

 

きっとそれは、社会に対して大きな不満や怒り、悲しみなど負の感情とリンクしていることであり、それをなんとか改善、もしくは解決したいという大きなエネルギーにかわるもの。

 

これまで、わたしはあまり、社会の問題などに関心を持たずに生きてきてしまいました。

 

どこか他人事というか、「自分が考えてもどうにもならない」と思う節がありましたし、まだ、そういったところが自分にはあります。

 

すっかり大人な年齢になったけど、そのあたりが、ものすごく未成熟なまま、生きてきてしまいました。

 

 

だいぶ、年齢を重ねてしまいましたが、今、少しずつ、自分はもっと、社会に目を向けて、自分がどのように役に立ちたいのか、考える時なのかもしれません。

 

目の前のことに目を向けてみる

 

社会のさまざまな問題や課題において、自分がお役に立てることって何だろう?と考えてみると、あまりに多くの問題や課題が頭をよぎり、自身の無力さの波が押し寄せてきてしまいます。

 

なので、あんまり遠くの大きなところを考えるのではなく、まず、自身が日々関わっている目の前のことで、自分が役に立てそうなことに目を向けてみることに。

 

わたしは、縁あって、ここ10年ほど、バイオライフサイエンスの世界に携わってきています。

 

でも、正直なところ、わたしは、科学者でも、研究者でもないし、もともとサイエンスが好きというわけでもないので、あんまり興味を持てる世界ではありません。

 

でも、それ以外に、何か自分の心が揺さぶられるほど興味があるものがあるかと聞かれると、残念ながら、何もない。

 

なので、生化学や化学など、細かいアカデミックな小難しいことはひとまず脇においておいて、バイオライフサイエンスの世界で働くものとして、わたしには何ができるだろうかと、考えてみることにしました。

 

そもそも、バイオライフサイエンスとは?

 

バイオ・ライフサイエンス分野は、医療・創薬を始め、エネルギー・環境・健康・食糧など、将来の人類の生活全般に幅広い貢献が期待される科学技術分野であり、産業としての成長性も極めて高いものである。千葉県HPより引用

 

わたしが勤める会社は、主に、「医療・創薬」に関わるバイオ・ライフサイエンス分野であることから、「病気の人を助ける」、もしくは「人々を病気から守る」という大義が関わってきます。

 

わたし自身の強みとスキルを考えてみると、

 

強み

①最上志向(最高のものに高める)

②達成欲(結果が出るまでやり抜く)

③コミュニケーション(自然に主導権を握る)

④調和性(異なる意見を一致させ実現)

⑤責任感(約束したことを徹底的にやり抜く)

 

スキル

①英語力

②国際感覚

③経営学

④海外実務経験

⑤異文化勤務経験

 

というのがあるので、

 

考えられる役割キーワードとして、

 

①国際プロジェクト(医療・創薬)への関与

②ブリッジング(橋渡し)

③世界へ伝達・浸透

 

→国際ヘルス社会への貢献

 

というのが考えられます。

 

このあたりを深掘りすることで、今置かれている場所で、置かれているポジションで、自分の中に、社会に役立つための目的や理想(実現したいこと)が見えてくるかもしれません。

 

誰かの役に立つことが鍵

 

今更ながら、50歳手前になって思うことですが、人は結局のところ、誰かの役に立ちたい、誰かを笑顔にしたい、という欲求に行きつくのではと、薄々感じてます。

 

わたしは、「自由に、あるがままに、素のままで生きていたい」というのは譲れない信念ではあるのですが、それだけでは満たされない、ということを、気がつき始めています。

 

人と関わることや、しがらみから逃れたいという気持ちも多々ありますが、残念ながら、その一方で人と関わることを心から求めている自分もいます。

 

まだまだ、具体的に、どんな風に、わたしは誰かの役に立って、大役を務められるのか、わかりませんが、めげずに考えたいと思います。

 

そんな葛藤の中で、わたしは今日も生きてます^^

 

それでは、みなさま、 have a nice day

 

by ちびまる