画像:photoACまんだむさん
難しい部下と向き合う
最近、昇進・昇格し、より、中間管理職的ポジションに就いたわたし。
さっそく、中間管理職の大変さを感じてます。
収入は増える、でも、その分、業務量もストレスも増える、これは、間違いないです。
当たり前といえば、当たり前ですが、、、一番大変なのは、やはり人の問題。
〇同じ方向を向けないメンバー
〇不平不満ばかりのメンバー
〇抵抗力半端ないメンバー
〇外野的意見しか言わないメンバー
〇自分の好きな仕事だけをするメンバー
〇処理能力が上がらないメンバーなど、
抱えながら、チームをワークさせて、自分も現場でプレーしつつ、結果を出さなければならないという立場は、思った以上に大変💦
一生懸命やっているけど、なかなか処理能力が上がらないというのは、全然ありがたいほうで、前向きに、協力姿勢である限り、チーム構築はしやすく、大変であっても、嫌なストレスはかからない。
今、一番、頭を抱えているのが、
ある程度年齢いってて、それなりに勤続年数が長く現場も知っていて、何を言っても、「できない理由しか列挙しない」メンバーとの向き合い方です。
やる気がないわけでもなく、どちらかというと自身の仕事に自負があり、責任感も強いのですが、経験値が高い分、新しいことへの抵抗が強いというか、まだやってもいないのに「それは、〇〇だから無理です。」という回答が多い。
これが、なかなか難儀。
向き合い方を試行錯誤中ですが、軸として決めているのが、
〇尊重を忘れない
〇言うべきことは言う
〇事実ベースで議論する
です。
今のところ、強風向かい風で、すごい抵抗力^^;
「あなたと話すことは、何もないです」みたいな感じで笑
でも、めげませーん^^
複数名の上席との調整
そして、今度は上。
わたしの上席は、3層に合計4人います。
その4人とも、それほど、あれこれ言ってくる人たちではないので、上からの圧力が少ない分、気は楽です。
これは、非常にありがたい。
とは言え、当たり前ですが、4人とも、性格も違いますし、考える方向もギャップがあったりするので、営業的戦略や戦術、チームメンバーへのアプローチなどを決める際に、コンセンサスを得るのがけっこう大変です。
どこの会社でも同じかもしれませんが、会社の上司も、所詮、ひとりの人間なので、彼らのポジション、守りたいもの、踏み込んで欲しくないところ、関わりたくないことなど、いろいろあって、そこに配慮しながら、ものごとを決め、進めていかなければならないので、何かと時間と労力がかかります。
うちの会社は、まだ皆さん穏やかで、いい人たちなので、ドラマのように、派閥闘争や足の引っ張り合いがないだけ、まだましかもしれません。
スピード感のギャップ
自分の中では、今回の人事は、業績不振・悪化を食い止めるにあたり、「売上をなんとかして」という期待をかけられたと勝手に思っているのですが、初日から、思いっきり、ブレーキ踏まれてます。
「3か月間は、まずは観察してじっと耐えなさい」と。
スーパーせっかちなわたしは、できることなら、Day1からメンバーそれぞれと、できる限り話をして、小さなことでも、できることから改善していき、走りながら軌道修正をかけていきたい。
がしかし、ブレーキを踏まれてます。
「とにかく、焦らないで」
「3か月間は情報収集に徹して」
「1年かけてやってくれればいいから」
という具合で、走らず、慌てず、しっかりみんなの話を聞きなさいと。
スーパーせっかちな私にとって、3か月というのは、正直、とっても長く感じます。
なぜに3か月も「待ちの状態」が必要なのか、まだ、理解できてません。
明らかに「これ問題」と特定できたとしても、てこ入れせず「待った」をかけられているので、本当に、このままじっと待って観察し、情報を収集しているだけで良いのだろうかと、やはり焦りはあります。
もしかしたら、今まさに、これが、わたしにとって、成長するための試練なのかしら?
おそらく、今の自分には、「無駄な時間」と思うことが、本当は、何かに気がつくための時間なのだろうか。
きっと、そうだ。
そう思うようにしよう。
膨大な情報量と向き合う
スタッフも増え、管轄する範囲も広がったので、状況を把握する上で、メンバーにはメールを全て同報して頂くことにしました。
幸い!?(いや、本当は良くないのですが)新たなメンバーの活動量が思ったほど多くはないので、未読メールをさばくのも、それほど大変ではないのですが、とは言え、やはり、管轄する範囲が広がった=覚えなければならないことも多いため、大変な情報量にさらされています。
関わる人が圧倒的に増えたので、調整したり、指示出したり、問題解決に取り組んだりする時間も量も増え、時間との戦いです。
さっそく、やらかしてしまったのが、会議への遅刻💦
オーバーブッキングではないのですが、1日6件も立て続けに入れていたら、前の会議が遅れて、思いっきり遅刻・・・。
幸い、気心知れた代理店社長だったので、許してくれましたが、深く反省。
また、わたしの場合、一部プレイングマネジャーでもあるため、現場の対応も前線で行わなければならないので、下手すると膨大な情報の渦に巻かれ、溺れてしまいます。
よって、自分なりに、情報との向き合い方のルールを設け、
〇じっくり深掘りする部分
〇さっと見て切り捨てる部分
〇存在だけはインプット
するなどして、時間管理をするようにしています。
膨大な情報との向き合い方は、MBA取得の際に、大学院で学びました。
オンラインコースだったことから、すべての科目は電子メールびスレッド上で行われていましたので、多い時で1日300通未読などありました。
とても全部見切れませんので、わたしの場合は、自分が立てたスレッド内の議論に集中し、それ以外は全て、既読せずに、ポチっと既読処理してました。
全部の未読メールをイチイチ見てたら、日が暮れるどころか、ノイローゼになってしまいそうでしたので、思い切って、全部捨てることに決めてました。
捨ててみてわかったこと。
自分の成績には、ノーインパクトでした。
わたし自身、自分でいうのもなんですが、基本、生真面目なタイプなので、細かいことが気になったりもしますが、その自分を客観的に考えて、「マイクロマネジメントは、決してするまい」と自分を戒めるようにしています。
基本的には、メンバーの能力を信じ、彼らに任せられるところは任せ、自分は、もっと大きな枠組みのところを考える役割であることを、常に意識するようにしています。
自分がいなくても、現場が上手くまわるのが一番いい。
メンバーがもっと育ってくれて、重要なことや問題を報告してくれて、あとは彼らに全て任せられるという信頼関係を構築できるように、one by one で焦らず頑張ろうと思います。
それでは、みなさま、have a nice day
by ちびまる