手書きの手帳にこだわる理由
毎年、新年を迎えるときに手帳を買います。
スマホやGoogleなど、スケジュールを電子的に管理するツールはたくさんあるけれど、わたしは、手書きの手帳が好きです。
世の中はどんどん便利になっていき、デジタル化されていきますが、わたしは、アナログ的なものや活動が好きです。
手書きの手帳を使う理由は、もちろん、アナログ的であるという要素はあるけれど、いくつか使い続ける理由があります。
年間スケジュールの把握がしやすい
わたしは、毎月のように海外出張にでかけます。
今計画している2018年の海外出張の予定は、
〇 5月上旬 リスボン、ポルトガル
〇 5月下旬 コペンハーゲン、デンマーク
※コペンハーゲン滞在中に、メディコンバレーの顧客訪問
※そのままオランダへ移動し、ベネルックス地域の顧客訪問し帰国。
〇 6月上旬 トロント、カナダ
〇 7月下旬 シカゴ、USA
〇 10月下旬 サンディエゴ、USA
※そのままUSAに滞在し、サンフランシスコとロスの顧客訪問し、サンディエゴへ戻る
〇 11月上旬 サンディエゴ、USA
こんな感じです。
海外出張のほとんどは、国際学会展示の仕事がメインです。
学会展示の準備は半年以上前からスタートしますので、年間を通じたカレンダーが一目で確認できる手帳があると便利なのです。
また、昨年の年間カレンダーも一緒に確認できるのも便利です。
手書きで文字を書くメリット
わたしは、毎朝出勤後、一番はみじめにすることは、手帳を開き、予定を確認し、新たな予定を手帳に書き込む時間を設けています。
手帳と向き合う時間は、一日がはじまる儀式のようなものです。
バタバタと、日課や目の前に飛び込んでくる情報に追われる前に、自分の心と頭を整理することで、心に余裕を持つことができますし、手書きで丁寧に文字を書き込むという作業は、背筋がピンと伸び、清々しい気持ちになれます。
仕事を始める前に、ちょっとした静の時間を持つことで、仕事に集中することもできます。
また、自分の手で文字を書くことは、日頃忘れてしまいがちな漢字を思い出す機会にもなります。
キーボードで文字変換に慣れきってしまうと、漢字を書くということができなくなっていきます。
とても簡単な漢字であっても、書けなくなるものです。
恥ずかしいことに、手書きで文字を書く際に、パソコンやスマホでの文字変換を見ないと、漢字が書けない自分がいます。
日本人として、日本語を手書きで書ける自分でいたいものです。
予定以外のことを書き込める
仕事の予定以外にも、
〇自分が行き詰った
〇頭と気持ちを整理する
〇大事なことを確認
するために、わたしは手帳を使うことが多くあります。
忘れたくない気持ちや考え方や、何気ない時に見聞きした、心に響いた言葉、そして仕事や生きるヒントになるキャッチフレーズやアイディアなど、気になったことを書いておくようにしています。
要するに、秘密のノート(手帳)です。
何か大切な気持ちを手帳に書きとめた時には、心にそっとしまうような気持ちで、その言葉を手帳の中にそっと書きとめておきます。
何年後かに、数年前の自分の手帳を開いてみると、当時の自分の様子や、大事にしていたことが何なのか、手に取るように思い出せるので、過去の自分と向き合うツールにもなります。
手帳に書きとめた、過去に感じた自分の気持ちを、アルバムのようにとってあります。
今年も高橋書店のリシェル
ここ数年、わたしが愛用している手帳は、高橋書店の商品No.212 リシェル。
落ち着いたあずき色のもの。
書店でお手頃な価格で手に入れられます。
高橋書店のリシェルから、離れられない理由がいくつかあります。
程よい大きさとかたち
毎日使う手帳ですので、手に取りやすい大きさとかたちのものを使いたいものです。
リシェルの手帳は、
〇コンパクトで持ちやすい
〇分厚過ぎず、薄すぎない
〇ペンも指しやすい
とっても使いやすい大きさとかたちです。
また、手帳の肌触りも良く、あずき色の手帳は、落ち着いた色合いなのでビジネスでも使いやすく、優しい品のある色合いです。
ペンがすっと手帳のペンホルダーに入りやすいというのも重要です。
年間カレンダーが見やすい
年間のカレンダーが見やすいというのは、わたしが手帳選びをする際に、重要な要素となります。
開いた紙面に、必要な情報だけがコンパクトにまとめられており、すっきりと見やすいです。
また、一昨年の年間カレンダーも同じ紙面にコンパクトにまとめられており、非常に便利です。
月別の見出しがある
1月から12月までの月別のスケジュールに、開きやすいように見出しがあります。
それも、数字だけなのでスッキリしています。
開きたいところをすぐに開けるというのは、ストレスフリーです。
月間のカレンダーがある
月別のスケジュールの前に、月間のカレンダーがあります。
年間、月間、週間、日時のスケジュールの配置の場所が、とても使いやすいです。
大きいところ(年間)から、小さなところ(日時)のスケージュールを確認する順番の配置がスムーズです。
日時の書き込みスペースが広い
1日のスケジュールを書き込むスペースが広く取られています。
仕事で手帳を使う際には、30分~1時間単位で予定が入ることもあるので、一日のスケジュールを書き込むスペースが広いと助かります。
月曜日~日曜日のページ構成
日時のスケジュールを書き込むスペースが広いのですが、1週間のページが1ページに収納されていますので、日時のスケジュールを書き込みながら、週次のスケジュールの確認を同一ページで一緒にできます。
また、メモの欄も設けられているので、その週に起きた、ちょっとした書きとめておきたいことを、さっと書いておくこともできます。
全ページに同・翌月のカレンダーの表記
全てのページに、同月と翌月のカレンダーが右下に表記があるため、翌月のカレンダーをいつでも確認できるようになっています。
ちいさなことですが、必要な時に、すぐ目の前に必要な情報が飛び込んでくるというのは、多忙なビジネスマンにとっては大変ありがたいことであり、使い手の勝手をよく考えて作られた手帳であることが感じとれます。
翌年3月までのカレンダーもある
日本の会計年度は3月末であることが多いです。
そのことと関係があるかはわからないですが、高橋書店のリシェルの手帳は来年3月までの月間スケジュールを書き込めるように構成されています。
仕事の予定やスケジュールは数か月前から決まることも多いため、年度末の忙しい時期の予定を予めスケジューリングできるというのは、精神的な余裕がうまれますし、前倒しで計画することができるので、仕事の効率も良いです。
メモのページが多い
日時のスケジュール以外のことを書き込めるスペースが多いのは、手帳の自由度の高さを感じます。
メモが多ければ、ちょっとした打合せの時にはノートではなく、手帳を持っていけば済みますので荷物も増えず楽ちんです。
切り取れる伝言メモがある
使い手の心をよく考えているなぁと思わせる作り手の心を感じるのが、点線で切り取れる伝言メモの存在です。
商談やちょっとした打合せの時に、相手への伝言メモを渡したい時があります。
そんな時に、小さな伝言メモとしての機能を持っている手帳は便利です。
点線にそって切り取りやすく、切り取る際も、手帳を傷つけることもなく、美しく切り取ることができスマートです。
連絡先は別ノート
連絡先の情報は変更がないことが多く、毎年、手帳が変わる度に何度も同じことを書くのは大変です。
そういったシチュエーションも考えられており、連絡先のノートは別々に綴じられています。
便利情報の記載
警察や消防など緊急事態の連絡先や、ビジネスに便利な情報がコンパクトにまとめられています。
例えば、
〇暮らしの便利ダイヤル
〇JR、地下鉄、タクシー忘れもの問合せ
〇ANAやJAL予約案内
〇空港総合案内
〇災害伝言ダイヤル
〇東京、大阪など鉄道マップ
〇主要都市地下鉄マップ
〇干支、西暦、邦歴、年齢早見表
〇各国月名のつづりや行事
〇郵便料金
〇長さ、面積換算早見表
〇華氏、摂氏、温度早見表
〇国旗、国、時差、国番号 など
わたしの場合は、海外に仕事で出かけることが多いので、ちょっとしたこういった情報があるのも便利ですし、ありがたいです。
手帳を開きやすい
手帳が開きづらいと、書き込みにくいものです。
リシェルは、とても開きやすく、書きやすいです。
ノートも同じですが、開いた時に、開いたページが、しっかりと開いたままの状態を保てるというのは、書きやすさという点において重要なファクターになるかと思います。
しおりが2つ
呼び名が適切かわからないのですが、リシェルの手帳には、しおりとなる紐が2つあり、日々の予定のしおりと、探さなくてもさっと開きたいページのしおりがあるのは便利です。
このように、高橋書店のリシェルはとても使いやすく、それもリーズナブルでお洒落なので、とても気に入って毎年愛用しています。
今年もまた、新たな自分と出会い、その時感じた自分の想いを書きとめていきたいと思います。
日記と手帳の機能が一体となっている素晴らしい手帳。
高橋書店さん、素晴らしい手帳をつくってくれて、ありがとうございます^^
Byちびまる