どうも、ちびまるです。
わたしが、どのようにして、英語が話せるようになったのかの巻きです。
ぜんぜん、英語がダメだった
20代前半のわたしは、英語が苦手で、たぶん、中学1年生レベルの英語も理解できなかったので、もちろん、読む、聞く、書く、話す、すべてが、さっぱり、まるっきり、、、できませんでした。
なんで、I だとdo で、She だとdoes なのぉ? と先生に質問して、いいから、そのまま覚えろ~! というようなことさえも、なんで? とつまづいてしまって、まったく前に進めなかった。
でも、ある日、英語がしゃべれるようになりたい!って、思い立って、あれよ、あれよのうちに、福島のど田舎を飛び出して、どんどん南下し千葉県までやってきて、オーストラリアのシドニーまで一気に南下して、11年シドニーに住み着きました。
あれから20年。
おかげさまで、英語が喋れるようになりたい! という夢が実現して今日に至ります。
今では毎日、英語でたくさんの国々の人達と一緒に仕事ができるようになり、海外事業を任されるぐらいになりました。
任されると、いろいろ自由にできるので、仕事が楽しいです。
実際に、英語が満足にしゃべれるようになったのは、シドニーに行ってから、5年~10年ぐらいです。
その後、日本に帰国した後、大学院や仕事場で、英語でのプレゼン力、会議のファシリティート能力、商談や調整、契約書を書いたり、折衝したりなど、いろんな国々の文化や企業文化的背景を考慮しながら、英語で仕事を進める能力は飛躍的に伸びました。
海外に出よう。
もしも、あなたが、英語を自由に話せるようになって、世界を股にかけて仕事がしたいと夢見ているのなら、一番手っ取り早い方法は、海外にでることです。
それができれば苦労しないわぁーっ!って、思いっきり、突っ込まれそうですが、そう難しくありません。
まずは、海外に行く、少なくとも2~3年は帰ってこない、と決めちゃえばいいんです。
20年前のわたしは、できるかどうかは別として、行くんだ!と決めて、まずは自動引き落とし預金を月5万円づつ強制的にやりました。
決めることは、3つ。
① どこの国に行くか。
② いつ旅立ち、いつ帰るのか。
③ どのビザで行くか。
これだけをまずは決める。
わたしの場合は、
① オーストラリア
② 1年後の出発、帰るのは1年後。
③ まずはワーキングホリデービザ
でした。
それから、予算をざっくり決めて、定額強制引落しを始めるだけです。
わたしの予算は70万円。
自分のお給料からMAX月額預金できる額を決めて、その額に旅立つまでの月数をかけた金額が70万円でした。
お金が溜まってくると、行く気が高まります。
そして、海外に行くと決めたことを、周囲に宣言します。
周囲に宣言をし続けると、その気になります。
上記、①、②、③ は、行く直前に、やっぱり、こっち! と急きょ変更したってかまわないんです。
わたしの場合は、行き先をまず、カナダからオーストラリアへ直前に変更しました。
理由は、好きになった人が、オーストラリア人だったからです。
恋をするのが先か、オーストラリアに行けると思ったから恋をしたのか、そのあたりは自分でもよくわかりませんが、ここだという時に、目の前に現れたのがオーストラリア人だったので、恋の力に任せ、現地で仕事ができるワーホリビザにしました。
その時の英語のレベルは気にせず、まずは現地に乗り込みます。
また、現地で、新しいボーイフレンドと、どういう生活になるのかを考えるのも、現地について体験すればいいや、という気持ちで渡豪しました。
恋の勢いでも、なんでもいいから、現地に乗り込んでしまえば、こっちのもんです。
恋のチャンスの神様がやってきたのも、わたしが、真剣に、海外に行くぞ!と思い込んで行動したからこそ、わたしの前に舞い降りた、と思ってます。
現地では、苦労を覚悟する
要するに、あとは、腹をくくるんです。
間違いなく、苦労しますし、恥もかきますし、悔し涙もいっぱい流します。
でも、それでいいんです。
というか、それができないと、英語を自由に話せるようにはなりません。
言語を習得するというのは、そんな、簡単じゃないということを肝に銘じることです。
毎日、恥をかき捨て、もじもじしないで、必要なことは全部自分でやる勇気を持ちましょう。
わたしの場合、オーストラリア人のボーイフレンドが、世話焼きでなかったのが、よかったです。
世話焼きボーイフレンドがいたら、きっと、私は自分のことは自分で何でもする、ということにはならず、彼に甘えて、何でもやってもらって、苦労することもなく、英語も覚えることもなく、ただただ、彼を追いかけて、海外に住んでみただけ、で終わっていたかもしれません。
英語がしゃべれるようになる方法
わたしは、自分の経験を通じて、下記が有効だと思ってます。
1.現地の人が大半の職場で働く。
これは、チャンスを手にするには苦労します。
わたしは銀行で働きましたが、2週間のバイトのチャンスを手にして、最終的にビジネスビザをスポンサーしてもらって、合計7年勤務しました。
2.自分のことは、全部自分でやる。
上記にも書きましたが、身の回りのことは、全部自分でやることです。
オーストラリアは移民の国で、多国籍文化。生きてきたバックグラウンドがみんな違いますので、自分の中の常識だけしか信じられない人は大変です。私は、私、あなたは、あなた、という、集団的ではなく、個人主義的な考えが必要です。
多様な文化が混在するからこそ、問題もたくさん発生します。
なので、トラブルシューティングの毎日 があなたを待ち受けています。
その問題解決に挑むからこそ、目の前にいる人と英語で話をして、問題解決をしていく過程で、精神的にも強くなり、また、議論する中で、英語を話す力が身についていきます。
3.語学学校以外の学校に進学する。
語学学校で英語を学んでも、たいして上手くなりません。
それよりも、語学以外の学校、例えば、大学、大学院、専門学校(会計、料理、IT、建築)、なんでもいいです。
わたしの場合は、アロマセラピストの資格取得の学校を選びました。
なぜ、アロマかというと、偶然、本屋でみたアロマの本でマッサージの写真をみて、漠然と、『あ~気持ちよさそう~、いいなぁ』と思っただけです。
語学以外の学校を選ぶ理由は、生徒も先生も、現地の人が多いし、語学を学ぶことが目的ではないので、話すスピードは通常スピード、話す内容は専門的、論文を書いたり、プレゼンをしたり、とにかく、英語でのアウトプットを現地の学生同様のレベルで求められるので、必死こいて、かじりついていかないと、落第します。
英語がわからない、なんていってらんない環境に身を置くことです。
恥ずかしがってる暇も、もじもじしている暇も、めそめそしている暇はないんです。
論文や試験のために、テキストや参考書を読まなきゃならない。
すごい量を、短時間で読むスキルが求められます。
なので、斜め読みをするスキルが必要なので、速く読む力が身につきます。
講義を聞いて、内容を理解しなければならない、グループワークでデイスカッションしなきゃならないので、『聞く、話す』力が身につきます。
合せて、自分の考えをまとめて、議論(ディベート)する力もつきます。
論文をかかなきゃならないので、書く力、英語での文章力もついてきます。
そういった環境に身を置くからこそ、すごいスピードで英語の読む、聞く、書く、話す、全部のスキルが一気に身につきます。
4.おしゃべりな女性と仲良くなる。
これは、とてもおススメです。
女性は、とにかく、おしゃべりが好き♡
おしゃべりな女性は、とにかく、話しをするのが好き、自分の話を聞いてほしい、話しがあっちこっち飛ぶ、表現も豊か、なので、大量の英語のシャワーを浴びることができ、英語を聞く力を身につけるには、もってこいです。
英語は、聞き取れて、はじめて、しゃべることができるようになってきます。
英語が聞き取れないから、会話が成り立たないんです。
英語を聞き取れるには、大量に英語を耳にする必要があります。
英語を喋れるようになるには、多くのフレーズを聞き取って、自分の引き出しをとにかく増やすことが大事です。
5. 自分でビジネスをしてみる
わたしは、シドニーにいる時に、アロマの資格をとって、SOHO(個人事業主)の登録をして、ソロトレーダーとして事業に挑戦しました。
具体的にはアロマセラピストとして活動しました。
事業をスタートすることは、いろんな手続きがあるので、現地で、いろんな人と、いろんな話をして、物事を進めていきます。
やらなきゃならなかった、具体的なことは、ざっとあげて、下記の通りです。
(1) 事業の登録
オーストラリアでは、事業をする人も、しない人も、働く人は全員、Tax File Number を取得し、税申告は自分でやります。個人事業主で登録する場合は、登録の仕方が違うので、国税庁にいって、手続きの仕方を聞いて、手続きを自分でしました。
(2) 保険の手続き
アロマセラピストは、実際に人の体に触れ、マッサージを施します。精油というオイルをつかったマッサージなので、基本、お客様にはパンツ一丁になっていただき、全身マッサージをします。
個々人によって、体質が異なるので、アレルギー反応など、いろいろ事故に備えて保険に自分を守る保険に入ります。
(3) 健康保険の手続き
オーストラリアでは、アロマセラピーなどのマッサージでも、保険が下りるプライベート健康保険がありますので、各保険会社に登録をして、保険に入っているお客様が、保険会社に請求ができるような手続きをします。
(4) ビジネスツールの作成
営業をかけなければ、お客様がきませんので、まずはホームページを開設しました。名刺ももちろん作りました。コンテンツは、英語で自分で考えます。サービスのプランを決めたり、金額決めたり、あれこれやりながら、営業ツールを作っていきました。
(5) ネットワークで人脈づくり
シドニー中心部にスペースを借りるお金なんてないので、ビジネス上のネットワークを構築しました。事業を営んでいる事業主の方々のサークルに入りました。知り合った人のオフィスの一角をお借りし、小さいながらもアロマセラピーサロンを開設し運営しました。時には、ヨガスクールの一角をお借りし、サービスの提供をしたこともあります。
こんなことを、全部英語でやるわけですから、嫌でも英語を話す力も、書く力も、ついてきます。
わたしは1年の予定だったシドニーでの生活を、ワーキングビザ、学生ビザ、ビジネスビザ、デイファクトビザ、永住ビザ、すべてを渡り鳥のように、ビザをはしごして、結局11年、シドニーで生活してました。
永住するつもりでいたので、まさか自分が帰国するとは、夢にも思わなかったですが、人生は、いつ、どこで、どうなるか、わからないものです。
今は、せっかくとったオーストラリアの永住ビザを捨てて、日本で暮らしています。
こんな感じで、平凡なわたしでも、やればできたことなので、英語がペラペラにしゃべれるようになりたーい!、と夢見ている、どこかの誰かさんも、きっと、やると決めれば、できるはずです。
やるか、やらないかは、あなた次第。
人生は一度きり! やりたいことを、あれこれ考える前に、できるうちに、やってしまおう!
人生は、わがままに生きてこそ、素晴らしい
Let's go 夢の世界へ^^
by ちびまる、愛をこめて