画像:pthoACクリエイター:akizouさんグラフ
やっと目が出た海外事業
海外事業の組織体がなかった頃に、『もっと主体的に海外事業の仕事がしたい!』と思い、大学にも行っていないわたしが、『無理じゃない?』と言われながらも、グローバリゼーション経営学を学ぶことを決めたのが7年前。
最短2年で大学院を卒業して、卒論のテーマ『自社のグローバリゼーション』の戦略案を社長にプレゼンしたのが4年前。
熱意を認めてもらって、戦略案をひとつずつ実行してきて、やっと海外事業のポテンシャルの高さを感じてもらえるようになったのがここ2年。
海外市場に注力する雰囲気が全くなかった4年前は、わたし自身、海外事業の担当者として認めてもらえなかったし、海外営業を強化するために、人材を新たに採用するなんて、
話題にすら上がりませんでした。
この4年間は、社内にあるリソースを活用しようにも言語の壁があったため、実質的に、海外市場に乗り込んでいって仕事をするのは、わたしひとりだけ。
固定費がかからないよう外部取引先営業のリソースを最大限活用することで、海外営業体制を構築してきました。
4年間の取り組みは、農業で言えば、『畑を耕し、種をまく期間』、今後3年間は、『蒔いた種を育てる期間』、その後3年は『果実を刈り取る期間』と考えています。
ここ4年間の売上実績を認められ、その間に、やっとこ管理職に就きました。
組織運営をする側のポジションに就いた今、次の『蒔いた種を育てていく時期』というステージに進むにあたり、もっとダイナミックに動ける体制が必要になりました。
海外営業の人材を育成していくことが求められています。
海外営業の人材募集
画像:photoACクリエイター:acworksさん会議
国内においてグローバル人材を見つけるのは至難の業です。
グローバル人材とは、『グローバルな環境において、結果を出せる人材』です。
グローバルな環境とは、日本を含めた各国・各地域において、多国籍の企業・人と共に、もしくは相手に、仕事をする環境です。
特に地方において、グローバル人材の発掘は、困難を極めます(^-^;
英語ができるだけでもダメ、けれども、英語ができないと話になりません。
即戦力で仕事を任せるには、海外営業現場において、英語でのコミュニケーションに壁がないことは必須条件、戦略的に人と組織を巻き込んで、売上・利益を上げていける力が必要となります。
『即戦力』を優先的に考えると、
ある程度、海外営業の経験があり、
〇どこへでも一人で出かけて
〇現地企業とアポ取り商談し
〇市場の一次情報を集めて
〇顧客訪問・新規案件を獲得
〇販売代理店営業へのトレーニングなど
をしながら、、、
自発的に働きかけ、自ら仕事を創造していける人、
というのが『欲しい人材像』です。
中途採用者がターゲットになりますが、年俸は決まって相場が高いので、
人材発掘&確保は、、、
かなり難儀(^-^;
人は財産にもなりますが、固定費にもなり、生産的かつ建設的な活動が見込めないとなると、大きな負の財産となってしまうリスクがあるため、採用は慎重に考える必要があります。
欲しい人材像(能力)
画像:photoACクリエイター:LAYWさん
真っ白な紙に、ピクチャーを描くスキルのある人
が望ましいです。
真っ白な紙とペンだけ渡され、
〇自分で考える
〇自分で調べる
〇自分で創造する
そして、自分で集めた情報や資源を使って、青写真を描き、実行できる人です。
専門的なことは、入社後いくらでも勉強ができるので、バックグランドはなくても良いですが、IQ(知能指数)の高さよりもEQ(心の知能指数)が高い人がベター。
IQもEQもどちらも高けりゃ良いに越したことはありませんが、どちらかというと、わたしはEQの高さを重視しています。
お金は『人』が動かすので、その『人を動かす力を身につける能力が必要』だからです。
また、『コミュニケーション能力の高さ』を最重要視しています。
コミュニケーション能力が高い人とは、ただ単に誰とでも気軽に話せる能力ではなく、
〇傾聴力(共感)
〇質問力(情報収集)
〇構築力(議論促進)
〇想像力(展開先読み)
〇創造力(作り出す)
〇伝達力(プレゼン)
〇好奇心(学び)
〇ロジカル思考
〇大局的思考
〇客観的思考など
人を動かすにあたり、これらの能力を高いレベルで持っており、『人を巻き込む、引き寄せる力』がある人は、『仕事ができる人』と考えているからです。
わたしのコミュニケーション能力は、まだまだ未熟なので、わたし自身、レベルアップしていかなくてはならないのですが、
これらの項目を網羅的に高いレベルでカバーしている人は、いくらでも能力を伸ばしていける人と思われるため、『人財』になっていくと考えています。
自らを成長させられる質の高い人財を集めていければ、創造できるものも無限大にあると思うのです。
欲しい人材を見極める面接
画像:photoACクリエイタ ひでちゃびん さん
面接という短い時間で欲しい人材を見極めるためには、どのような面接設定すればよいのだろうと、常に考えています。
素の資質や性格を見抜くのは難しいですが、そこは第六感の内臓感覚に頼るとして、
現場の即戦力としてのスキルを見抜くには、『自分の考えをアウトプットする力』を見るのが一番良いかなと考えています。
どれだけ真剣に面接に臨んできているかという姿勢はもちろんのこと、質問に対する回答の質により、だいたいのコミュニケーション能力を推し量ることができると考えています。
馴染みのない事柄について、第三者に考えを伝えるということは、よほど下調べをし、必要な情報を取捨選択した上で、自分なりの見解を論理的かつ端的にまとめられないと、なかなかうまくできません。
わたしが、志願者本人の口から聞いてみたいと思う事柄は下記3点。
〇組織・ビジネスへの理解度
〇具体的に貢献できる内容
〇あなたを採用する理由
面接において、プレゼン形式で、自分が考えていることをアウトプットする能力、人に自分の考えを伝える能力を確認してみたいです。
プレゼンをフリースタイルとすれば、志願者の個性やプレゼンスタイルについても観察することができます。
プレゼン形式であれば、質疑対応能力も同時に見ることができます。
あらかじめ準備をしていなかった質問に対しても、柔軟に対応できるかどうか、
または、日ごろどれだけ自身の考えを明確に持って、アウトプットをしているのかなど、多くのことを知ることができます。
1つのテーマを英語でプレゼンをしてもらうことで、英語の対応能力も同時に推し量ることができます。
また、英語でのスピーキングやリスニング以外に、ラィテイング能力も確認したい場合は、
〇1テーマ
〇120文字以内
〇1時間以内
で作文をしてもらうことで、英文における
〇文章構築力
〇要点まとめ力
〇伝達能力
についても確認できます。
『要するに何?』を
端的に、わかりやすく、英文で表現する力を確認できます。
学歴や一般的な英語のスコアなどは、正直どうでもよくて、
〇コミュニケーション能力
〇要点を押さえる力
〇実践ビジネス英語力
さえあれば、『なんとでもなる』と思っています。
あとは、
①に素直
②に努力
③に反骨心
があれば十分^^
熱意が感じられる人と一緒に働けたら、クリエイティブな時間を共有することになり、きっと仕事はもっと楽しく、わたし自身、多くのことを学ぶ機会が得られるかなと^^
『求めすぎ!』と周りから言われそうですが、わたしは欲張りでいたいです。
良き出会いがありますように♪
焦らず、慌てず、じっくりと。
では、みなさま have a nice day
By ちびまる