- McCormick Place(マコーミックプレイス)の場所とアクセス
- 南棟か北棟かと聞かれたら・・・
- 約870社の展示ブースをまわる
- ポスター発表も全部まわる
- フィーリングで話をする
- 会場内でランチ
- 早めに退散
McCormick Place(マコーミックプレイス)の場所とアクセス
シカゴのコンベンションセンター(国際会議場)McCormick Place(マコーミックプレイス)は、わたしが今まで経験した各都市の国際会議場の中で最大です。
場所やダウンタウンからのアクセスなどは、下記のブログで紹介があります。
【学会場情報】シカゴ McCormick Place | 海外医学学会ブログ|医師ご出張手配のエキスパート「旅工房」
MacCormick Placeの正式サイトにもアクセス情報がありますが、車でのアクセス情報が主で、電車はバスなどは、『自分でそれぞれ然るべきサイトで確認してね』といった感じでわかりづらいです。
McCormick Place - Chicago, Illinois
事前に調べましたが、わたしが理解したのは、『地下鉄緑のラインで行けば良いんだな』ぐらい^^;
ただし、残念ながら、わたしたちの最寄り駅からは赤ラインしか走っておらず、途中でめんどくさくなって、『Uberで行こう』という結論に達しました。
McCormick Placeは、ダウンタウンの南のほうでチャイナタウンの近くですが、そのあたりは、ホテルが少なく、まともなホテルといえば、McCormick Placeに直結しているHyatt Regency McCormick PlaceとMarriott Marquis Chicagoぐらいでしょうか。
大半の人がダウンタウン方面からタクシー、Uber、地下鉄、バスでの移動になります。
わたしたちの滞在先、シカゴ川を渡った北側のエリアからは、渋滞がなければUberで20分ぐらいでした。
南棟か北棟かと聞かれたら・・・
シカゴ到着後のお仕事初日のことです。
行き先を指定すれば、道案内しなくても連れて行ってくれるのがUberの良いところ。
Uberを手配する際にMcCormick Placeをスマホで指定すれば、後はドライバーが自身のナビに従って行くだけ。
のはずでしたが、、、
想定外の質問がUberのドライバーから飛んできました。
『南棟?それとも北棟?どっち』と。
えーーーーーっと、知らない。
わからないので、えいやーで、適当に、『北棟に行ってちょーだい』といったところ、行きついたところが、北棟の裏側の?!駐車場入り口で、それも進入禁止のマーク。
『あんたが、北棟って言ったんじゃないか!』と、ドライバーに責められつつ、『ごめん、ごめん、でも知らなかったんだからしょうがないじゃん、とりあえず、メインのエントランスに連れて行ってー南棟なのかしら???おねがーい』とお願いし、ぶつぶつ言われながらも南棟のメインエントランスに到着。
McCormick Placeにお仕事で行かれる方、普通のドライバーは、どこがメインのエントランスかは知っていますが、まれに、こういったドライバーにあたった際には、南棟の入り口が必要ですのでご注意を。
こういったトラブルは日常茶飯事なので慣れてます、はい^^;
約870社の展示ブースをまわる
わたしの今回の仕事場は、米国臨床化学会議(AACC)と呼ばれる学会で、わたしはサイエンティストでもなんでもないですが、サイエンティストを相手に仕事をしているので、こういった学術学会の展示会でのお仕事が多いです。
AACCは非常に大きな学会で、今回は約870社の出展企業による展示会、学術セミナーや発表などもとんでもない数があり、1つの会場に3万人ほどの研究者や関係者が集まります。
わたしが認識している限り、AACCは、どちらかというと、B to B(企業と企業のマッチング)の商談が多く、ターゲット顧客へ商材を直接プロモーションするような機会ではなく、代理店にとっては、サプライヤー(メーカー)探しや関係維持、メーカーにとっては代理店や協業先の企業探し、といったところです。
もちろん、参加する人によって参加の目的は異なりますが、わたしにとっては、
〇代理店会議
〇既存顧客との商談
〇協業先のサーチ
〇新技術やトレンドの情報入手
が主な参加の目的になります。
ただ、難儀なのが、とんでもなく広い会場で、とんでもない情報量と向き合わなければならず、事前準備をするにしても、出展企業が870社もあれば、ショートリストを作るだけで大変な作業。
本来なら、事前に出展企業を調べてあたりをつけて情報収集にあたるのが賢いのでしょうが、わたしには、そんな時間はありません。
まずは、会場内を端から端までさーっと870社のブースの前をジグザグ歩行し、展示ブースのキャッチフレーズや人、雰囲気、展示物をみて、どんな企業なのかを歩きながら察しをつけます。
歩いていると、話ができる人、できない人、得られる情報、得られない情報など、その場でだいたいわかるので、動きながら優先順位をつけて情報と向き合うようにしています。
展示会場内を歩くだけで、1万歩は軽く超えます。
ポスター発表も全部まわる
会社への情報を持って帰るには、なるべく多くの情報の中から拾い上げていく必要がります。
わたしは学術的なことはさっぱりですが、ポスター発表会場もジグザグ歩行で、まずはタイトルのキーワードを拾いながら、会社の商材と直接関係がありそうなポスター発表があれば、まずは結論を読み、役に立ちそうであれば、概要を読む、というようにしています。
なんせ情報量が恐ろしく多いので、ある程度適当さ、ほどほどに、という気持ちで向き合わないと狭い範囲でしか情報を拾えないので、浅く広くが大事かなと、思っています。
フィーリングで話をする
なかなか、ピンポイントで会って話を聞きたいという人とは出会えません。
でも、人が人をつないでくれますので、まずは、フィーリング的に、『あ、この人いい感じ』と思う人とは名刺交換して、ざっくばらんに無駄話も含めて、いろいろ話をするようにしています。
なかなか難しいのですが、まれに、次につながる出会いがあったりもします。
仕事の話だけで終わった人というのは、次につながらないことが多いかも。。。
無駄話は、何気に重要。
会場内でランチ
外にご飯を食べに行くなら、さっと食べて帰れる徒歩圏内にはお店がありませんので、Uberで若干ダウンタウンより、もしくはチャイナタウンあたりでご飯でしょうか。
中で食べるなら、スタバや食堂、サンドイッチやスープなど、食べるところはありますが、結構高いです。
サラダで10ドル超えます。
わたしはランチはスキップか、取引先にUberでお出かけしランチを頂きました。
早めに退散
3万人が集まる学会。
始まる時間はバラバラでも、終わる時間はだいたい一緒。
帰りの足を捕まえるのが大変!
タクシー乗り場はまるで戦場。
学会会場のエントランス付近で働く交通整理のおじさん、おばさんたちは、とんでもなく大きな声で、それも荒々しく、『はい、そこ立ち止まらない、どいて!どいて!』みたいな感じで、まるで羊飼いのように、人混み整理。
早めに仕事を済ませ、1時間ほど前に切り上げれば、すんなりホテルに帰れます。
怒涛のように過ぎ去った時間でしたが、McCormick Placeでのお仕事は有意義でした。
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる