フィレンツエひとり旅で楽しみのひとつはご飯!
美味しいものが食べた~い^^といつも食欲旺盛のわたし。
やってきましたフィレンツエの台所、中央市場。
英語は通じるので、ご安心を^^
イタリアでは、レストランで一人でご飯を食べるのは勇気がいるもの。
なぜなら、イタリアでは基本、食事は誰かと一緒に歓談しながら食べるものであり、ひとりでご飯を食べる「ひとり飯」という習慣があまりないからです。
フィレンツエひとり旅で、一番の懸念事項は夕ご飯をどこで、何を食べるのか、ということでした。
トラットリアという日本でいう、庶民的な食堂のようなお食事処はたくさんありますが、イタリアの食文化的には、下記の順番でお食事するのが基本のようで、いくつかスキップしたとしても、わたしはとてもじゃないけど、毎回こんなに食べられない!
①パン(自動的に出てきて、2€程度チャージされます)
②アンティパスト (antipasto) :前菜。
③プリモ・ピアット (primo piatto):主菜。パスタやリゾット、スープなど。
④セコンド・ピアット (secondo piatto):第二主菜。魚料理、肉料理。
⑤ドルチェ(dolce): デザート
コースが苦手なわたし。
それも、前菜とはいえ、結構なてんこ盛り!で出てきたりします。
パンと前菜だけで十分過ぎる量が出てきてしまい、毎回のご飯で食べられません泣
考えただけで胃もたれ・・・。
日本と違ってコンビニのようなお店はないので、食べるものといったら、パニーニ(サンドイッチ)ぐらいかなぁ。。。と思っていたのですが、そんなことはありません。
ここ!中央市場(mercato cenrale)には、ひとりご飯ができる環境があります。
それもリーズナブルで美味しい~o(^o^)o
2階にエスカレーターで上がると、こんな広いフードコートが広がっていて、ピザ、パニーニ、ブルスケッタ、シーフード、肉料理など、いろいろあります。
ピザはさすがに1枚全部は無理なので、わたしは、こちらのブルスケッタがたくさん置いてあるお店のカウンターで、ハムとアスパラガスのトリュフソース、そしてサーモン&チーズのブルスケッタを頂き、おすすめの白ワインを1杯頂き10€で美味しい晩ご飯を頂きました\(^o^)/
とても新鮮で素材の味も楽しむことができ、あっという間に完食しました。
ひとり旅の醍醐味と言えば、旅人との出会い。
オーストラリア、メルボルンから一人でフィレンツエに来ていた旅人が隣に居合わせ、ワインを片手にブルスケッタを食べながら、フィレンツエで見たもの、感じたものについて話をして、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
「わたしもシドニーに長年いたのよ」という話をしたところ、いろいろと話が盛り上がり、1時間ぐらい一緒にいました。
旅人と盛り上がる話と言えば、旅の話し。
わたしの海外出張経験がここで多いに役に立ちます。
毎回出向く都市が異なるので話のネタはつきません^^
旅先で出会った人と、気軽にご飯を食べて、楽しくケラケラっと歓談し、「じゃぁね、良い旅を!」と手を振って別れる、こういう気軽さが心地よいです。
中央市場(mercato cenrale)は、ドウオーモ広場やサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩で10分~15分ぐらいでいけるので便利です。
結局1週間の滞在中に1回しかいけなかったのが心残り^^;
みなさんもぜひお気軽に足を運んでみてくださいね。
by ちびまる