画像:photoAC紺色らいおんさん
コロナ禍での営業活動
今年もwithコロナの営業マーケティングで、どのように成果を上げるかが課題。
海外事業担当のわたしは、今年も海外展示会、海外出張はゼロ。
頼るところは、Eマーケティングなのですが、、、限られたマンパワーと予算で、業績を上げるのは容易ではありません。
お客さんもリモートワークがNew Normalになりつつある中、デジタル上での営業マーケ活動に以前よりもオープンな印象を受けるのですが、それでも、なかなか難しい。
情報過多なこの時代、よっぽど興味があるものでなければ、ひとは時間を割いてはくれない。
それどころか、なるべく不要な情報を排除する傾向にあるので、新規顧客を増やすには至難の業です。
そんな中で、何が一番、効果的なアプローチか、日々考えています。
いずれにしても、売上を上げるには、
〇数を増やすか
〇単価を上げるか
なのですが、わたしの場合は、「顧客の数を増やす」ことが大きな課題。
なぜなら、うちの会社のブランドは、まだまだ世界においては知られていないからです。
顧客の数を増やすということは、新規顧客を増やすということ。
新規顧客を増やすということは、うちの会社を知らない潜在ユーザーに、まずは知ってもらって、興味を持ってもらうわなければならない。
ということで、うちの会社を知らない、潜在顧客に向けて、どうやって、効率的かつ効果的に知ってもらうか、というのが大きな課題です。
顧客目線で考える
自分自身を顧客の立場に置き換えた時に、どんな情報に反応し、興味を持ち、どんなアクションを起こすだろうかと考えてみました。
はじめての情報は、五感を通じて伝達されるわけですが、
〇視覚
〇聴覚
〇嗅覚
〇味覚
〇触覚
の中で、わたしが扱う商材の情報インプットに必要なのは、主に視覚と聴覚。
楽なほうに流れがちな人間の習性を考えると、能動的アクションより、受動的でそれも自動的な情報インプットする仕掛けづくりが必要かなと。
〇活字より画像
〇画像よりも映像
〇長いものより短いもの
わたし自身もそうですが、、、
よっぽど自分が探しものをしている場合を除いて、気が短い。
よって、関心ゼロの顧客の興味を惹くには、まずは、
〇短い動画で
〇自分事で
〇メリットがある
と思ってもらえるコンテンツを作る必要があります。
はじめての動画制作
限られたマンパワー、限られた資金で、効率よく情報拡散するには、動画配信が一番かなと考えています。
もちろん、どんなコンテンツを、誰に向けて、どのプラットフォームで配信するのかなど、よく考えなければならないですが、コロナ禍のNew Normalな世界で、新たなことへのチャレンジとして、動画制作をすることにしました。
もちろん、ひとりではできないので、動画制作会社に依頼します。
絶対陥ってはいけないは、ただの企業紹介動画をつくること。
それこそ、よっぽど興味がなければ、絶対見ない、企業紹介動画。
これだけは、やるまい、と心に誓って動画制作。
コンテンツを考えるにあたり、何度も動画制作会社の企画担当者とブレーンストーミングを行い、「これだ!」と思った案を作っては振出しに戻り、2転、3転、4転、5転目ぐらいでやっとまともな企画案がまとまりました。
コンテンツ案の大枠を作るのに2か月ほどかかってしまいましたが、独りよがりのつまらないコンテンツにならないよう、何度も案を練り直した結果、
弱点を逆手にとったキャッチとストーリーにまとめました。
訴求ポイントを意識し過ぎると、どうしても、
「みてみて、わたしを見て!」
という感じのコンテンツになり、つまらなくなる。
そして、他社も主張する訴求ポイントを同じように謳ったところで、まったく目立たないし、差別化もできない。
うちの会社は、どちらかというと、「オタク」な感じがあるので、そのオタク感を全面に出す方向性でストーリー性を持たせたコンテンツを作ることにしました。
日本市場ではなく、欧米市場向けなので、わたしが考えた企画案が果たして受け入れられるのか定かではないですが、気取らず、見栄を張らず、等身大の自分たちを表現する方向性でやってみようと思います。
何事もやってみなければわからない!
それなりの予算を取るのでプレッシャーはもちろんあるのですが、何事も勉強だと思って、失敗を恐れずにチャレンジGOです。
では、みなさま、have a nice day
by ちびまる