中国のトレイ事情
食事の次に心配だったトイレ事情。
事前に、ネットで調べれば調べるほどナーバスになっていく中国のトイレ事情でしたが、訪れた都市が、北京、上海、蘇州と、ある程度開けた都市であり、
また、ホテル、展示会場、高級レストランなど、訪れる場所もそれなりの場所がほとんどであったため、それほど、ひどい光景には出会わなくて済みました。
でも、トイレットペーパーは、決まって備え付けがないので、水に流せるポケットティッシュを大量に持参することは必須です。
一番恐れていた『ニーハオトイレ』には一度も出会わず安堵。
ニーハオトイレをご存知ではない方へ、一応説明。
〇扉がない
〇全部丸見え
〇お隣さんとご挨拶
という、穴ぼこだけが開いていて、さえぎるものが何もない、恐ろしいトイレです。
下手すりゃ、側溝のようなところに一列となり、最後尾の人は、前の人が出した物が流れてくるのを目にするという、用を足しながら、そのまま気を失いそうなシチュエーションです、、、たぶん(;^ω^)
他人の物を見るのも嫌だし、見られるのも当然屈辱なわけで。。。
幸い、ニーハオトイレと遭遇せずに帰国。
とは言え、公共のトイレを入らざるを得ない機会はやってくるのです。
中国の公衆トイレ
できることなら、5つ星ホテルのスタンダードな清潔度合いのトイレで用を足したいものですが、外に出て仕事をしている以上、公衆トイレを使わないといけない機会は必ずやってきます。
北京、上海、蘇州のそれなりの建物内であれば、
〇トイレのドアはある
〇なんとか許容できる清潔度
であることが大半でした。
9割がた、トイレは和式ですので、かがめない人はつらいかも(;^ω^)
和式の場合は、足元がどーしても気になる汚さ💦
また、仮に洋式便座ありのトイレであっても、トイレの便座に立って用を足す人もいるので、あまり清潔ではないのが常です。
また、女子ONLYの悩みですが、サニタリーBOXは、ただのごみ箱(蓋なし)であり、また、汚物を包まず、それも汚れてる側をあけっぴろげに、びっくりする形でごみ箱の中に入っている場合がしばしば。
そのトイレしかない場合は、目をつぶって入るしかありません。。。
公衆トイレのすぐそばに出店
もう一回、同じ写真を掲載しますが、これ↑蘇州の駅構内のトイレ入り口です。
青看板がトイレの看板で、ピンクのブースがシュウマイなど点心を販売している出店💦
そして、極めつけが、トイレの入り口すぐ中に入ったところに、飲み水を汲むウオーターサーバーのようなものがあります。
この至近距離・・・。
なんとも言えない気持ち悪さを感じました。
トイレのイメージは、日本でお祭りの際に、設置される簡易トイレのような感じで、清潔度合いは5段階で2ぐらいです。
新幹線のトイレ
北京から上海まで約5時間、蘇州から北京まで約6時間の新幹線移動でしたので、トイレがとにかく心配💦
新幹線車内のトイレは、男女共有であり、一言でいうと、汚いです泣
どこが汚いかというと、床が汚いです。
男の人のおしっこが飛び散ってる感が半端なく、足を踏み入れるのも躊躇する感じです。
仕事用の靴は、いつも除菌ウエットテイッシュで底を拭いて、袋にしまってスーツケースに収納するため、靴底が汚れるのも嫌だなと思って、床を除菌シートで拭いてから要を足しました。
展示会場のトイレ
新幹線の車中と違って、男女が分かれているだけましですが、トイレットペーパーは、もちろんありませんし、サニタリーBOXも、北京や蘇州の駅構内のトイレ同様に、あけっぴろげで、気持ちが悪いです。
国際展示会場では、さすがに洋式トイレがありますが、やはり衛生面は気になりました。
取引先オフィスのトイレ
駅構内、新幹線、展示会場に比べれば比較的きれいでしたが、トイレットペーパーはなく、ドアのカギはありませんでしたので、いつ、だれにドアを開けられてしまうかわからない恐怖がありました。
中国トイレを乗り切る工夫
いくつか工夫をすれば、なんとか乗り切れます。
〇なるべくホテルで済ませる
〇外出中は水分摂取を控える
〇水で流せるポケットティッシュ持参
〇便座除菌シートを持参
〇なるべく大股で用を足す
〇サニタリーBOXを見ない
なるべく公衆トイレを使わない工夫ができれば、嫌な思いは最小限にできます。
きれいなトイレの日本!
ありがたやぁ~
日本に生まれて、日本人でよかった!
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる