空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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任せる勇気。自分の仕事の仕方を見直す。

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画像:phtoACまぽさん

 

時間がいくらっっても足りない

 

最近のわたし、、、仕事があまり、まわってません。

 

海外に加え、国内営業、それに加え他事業の営業、またまたそれに加えて、新規プロジェクトの推進役と、どんどこ増えてく仕事の山。

 

「それは、わたしの業務範疇ではありませんので、お受けできません。」

 

と言いたいところではあるが、うちのような小さな会社においては、やれる人がやるしかないし、なんとかやるしかない。

 

時間は有限なので、増えた分、何かを削るしかないのです。

 

何かを削るには、切り捨てるか、誰かの助けを借りるか、のどちらか。

 

現場もフルで活動しながらの管理職っていうのは、結構、大変💦

 

何が大変って、とにかく、何においても量が多い。

 

〇メールの量

〇相談の量

〇会議の量

〇問題の量

 

など。

 

係る人が多くなればなるほど、これらの量は多くなりがち。

 

スタッフに任せる

 

今までのわたしは、とにかく自分でやりたがり。

 

そして、こだわる。

 

何においても。

 

これじゃぁ、ダメダメ。

 

そう思いましたので、思い切って、スタッフに任せることにしました。

 

きっちり仕事をやってくれそうなタイプのスタッフに、大枠の説明だけして、あとは、やり方、進め方も含めて任せる。

 

これ、自分のやり方でやりたがりの人にとっては、ものすごく勇気がいること。

 

なぜなら、きっと(いや間違いなく)自分とは違う形で仕事が進むのだろうし、上手くいくかどうか、心配だから。

 

でも、それって傲りでしかない、ということを、この年になってやっと最近理解しました。

 

わたしのやり方じゃなくても、大抵のことは上手くいくし、他の誰かにでもできることなのです。

 

仮に何か少し、上手くいかなかったとしても、だいたいのことは、大したことじゃない。

 

最近、やっと、そんな風に思えるようになってきました。

 

任せるからには口出ししない

 

たぶん、一番イラっとくるのは、「任せるって言ったのに、細かいチェックを入れられること」。

 

わたしだったら、嫌だわ。

 

なので、口出ししたいことをぐっとこらえて(というか、あえて見ず)、最期まで本人に任せるように努力してます。

 

意外とやりがちなのが、しょーもないツッコミ。

 

以前、上司に言われたことがあって、気がついたことがあります。

 

スタッフが書類を作った際の文章(言い回し)が、自分が普段使うそれと違かったので、何気なく修正を入れたところ、「その修正って、別に要らなくない?」と。

 

もしかしたら、パーフェクトではない言い回しかもしれないけど、それが彼女(彼)の表現の仕方なのだから、それを活かせと。

 

最初は、そのように言われて、なかなか受け入れられなかったけど、逆の立場に自分を置いてみると、「うん、確かに。」と思えました。

 

なので、それ以来、ちょっとぐらい違和感あったとしても、良しとしてGoサイン出すようにしてます。

 

個人の好みが反映されるような修正は要らない、と自分に言い聞かせるようにしてます。

 

任せてみてわかったこと

 

最近、気がついたことがあります。

 

完全に任せた方が、いろんな意味で上手くいく。

 

スタッフも自分で考えるようになり、責任を持つようになり、成長していきます。

 

また、自分が思う以上に能力を発揮し、仕事も早いし、わたしがやるよりいい感じに仕上げてくるのです。

 

「あぁ、こういうことか」と。

 

それ以来、なるべく、スタッフがこなせる業務はお任せするようにしてます。

 

でも、気をつけなきゃいけないのが、無責任に仕事を投げ過ぎないこと。

 

スタッフが、キャパオーバーになっていやしないか、業務過多になっていやしないか、そういうことに、気配りは必要だと思っているので、声をこまめにかけて、確認しながら進めるようにしてます。

 

任せるけど責任はとる

 

これ、管理職の宿命。

 

スタッフに任せるけど、何かあったら、最終責任は自分が取らなきゃならない。

 

だから、スタッフとの報連相、信頼関係が大事になってくる。

 

わたしは、それができているのだろうか。

 

たぶん、、、まだ、そういった段階ではないのだろうなぁ、と思うスタッフもいます。

 

自分自身がそのスタッフを信頼しなければ、相手だって信頼してはくれない。

 

でも、この、信頼というのは、積上げてナンボなもんなので、一朝一夕で得られるものではないので、そのあたりが、自分にとっては大きな課題です。

 

自分を快く思っていない相手や、自分が苦手な相手に対して、信頼するというのは、かなり難易度が高いことだし、よっぽど人間できてなきゃ、できることじゃないと思ってます。

 

毎日、そんな感じで、自分の仕事量と、人間模様に葛藤しながら仕事してます。

 

手放す勇気

 

何事も、自分が積み上げてきたものを一旦否定してみるというか、手放してみるとうのは、勇気が要ることです。

 

特に習慣のようなもの。

 

仕事の仕方もそのひとつ。

 

わたしは、根が真面目なので、なんでも、かんでも、理屈で理解しないとなかなか前に進めなかったり、なんでもコントロールしたがる傾向にあるので、自分でやりたがり、仕切りたがりです。

 

自分でコントロールできる状態に持っていくというのは、安心できるし、自分にとって楽なことだから、ついついそのような傾向が全面に出てしまう。

 

でも、最近、そういった自分の今までの習慣や考え方を少し変えていく必要があると、薄々感じているところがあります。

 

なぜなら、それでは、自分も、仕事も、周りも回らなくなるから。

 

それでは、上手くいかない立ち位置に置かされている、ということかと思います。

 

自分にとってのチャレンジ、それは、自分の仕事の仕方を見直すこと。

 

それは、人との関わり方も含めて、自分の中で考え方を変えていく必要があるということです。

 

頭でわかってても、なかなかうまくできないのが世の常。

 

でも、これらのことに気がつけたというのは、一歩前進であり、次の段階に自分は進むのだという自覚があります。

 

わたしと同じような立ち位置の人、たくさんおられると思います。

 

それは、次に進むために必要な葛藤であり、ひとつ成長するための必要不可欠な境遇だと思って、乗り切るしかないですね、たぶん。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる