- 中古マンションを買う醍醐味
- リノベーションの細部にこだわる
- その他購入予定のインテリア
画像:photoAC カーサミアクラブさん
中古マンションを買う醍醐味
この度、築31年の中古マンションを買ったわたし。
31年前というと、1991年(平成3年)で、1973年生まれのわたしが20歳になった頃に建てられたマンション・・・
そう考えると、おぉぉ、、、ふっ古い!
30年前というと、まだ、携帯電話もほとんど普及しておらず、また、マイクロソフトWindowsやインターネットも、個人ではなかなか使える時代ではなかったと記憶しています。
そう思うと、その頃に建てられたマンションのつくりも、それ相応に古いわけで。。。
わたしが購入する前にも、以前のオーナーさんが自分のテイストや生活スタイルに合わせて若干レイアウトに手を入れていますが、それでもなんとなく、古めかしい部分も残っています。
中古物件の中には、不動産会社が売主から安値で買取り、フルリノベーションされた物件も多々ありますが、正直なところ、見た目はキレイですが、建具などは最低限の資材を使っている感じで、ある意味既成品なので、自分好みにはなかなかなりませんし、使い勝手もイマイチだったりします。
でも、不動産会社もそれなりにお金をかけて、それに利益をのせて販売するので、中古の割には高額だったりします。
また、その場合、リノベーション仕立てで売りに出したばかりの時期は、指値での交渉に応じて頂けないことがほとんどかと思います。
高い割に、自分の思い通りにいかない住居を手に入れるという、妥協点が多い物件購入になってしまいます。
幸い、わたしがこの度購入するのは、完全居抜きの状態で、清掃もリノベーションも何にも施されないままで引き渡されるという条件の物件で、売主様は個人の方で、お仕事の都合上、遠方に引っ越さなければならない、でも、ローンも残っているため、とにかく早めに適当なところで手を打ちたい(売却したい)と思っていたようでしたので、数十万の値引き交渉も成立し、予算よりも少し安い金額で物件購入することができました。
想定していた金額よりも、物件を安く購入できたので、その分、リノベーションに予算を費やすことができ、自分好みの空間クリエイトをすることができました。
それは、自分の城を手に入れるにあたり、とても楽しく、ワクワクするものであり、かつ、空間クリエイトというアーティスティックな作業に自由に関与できるというのも、なんとも楽しく、やりがいのある経験です。
ひとつイメージができあがると、あれも、これもで、いろいろ理想が膨らんで、少々予算オーバー気味ですが、インテリアを含めて400万円ぐらいで納めることができそうです。
自分で好きなように、空間クリエィトや演出もできる、それが中古物件購入の醍醐味だと感じてます。
リノベーションの細部にこだわる
レイアウトへのこだわり
ずっと独身を貫くと決めたわたしが手に入れる城のレイアウトは、売却することは一切考えずに決めました。
下記、ラフなアイディアベースですが、わたしがリノベーションしようとしているマンションのレイアウトです。
ある程度、「ここはこれ」と決めた建材や照明・インテリアなどを配置してみました。
もともと3LDKだったこの物件、全体の専有部分は68.75㎡で、わたしは、リビングエリアを主な居住空間として優先したので、思い切って1LDKに変更します。
ダイニング、リビング、寝室エリアを一体化し、それ以外の部屋は主に書斎と収納庫のみ。
リビングエリアを贅沢にスペースを取ることで、日常にいながら非日常を味わえるような空間設定にしました。
LDK+寝室エリア
LDK+寝室エリアは居住空間で一番大事にしたい場所なので、こだわりました。
メインの床材
リノベーションで一番お金がかかるメインの床材ですが、予算の中でも、色と質感にはこだわりました。
リビングに使用する床材は、玄関、トイレ、パウダールーム以外の床全てに使用し、統一感を出します。
わたしがリノベーションをお願いした会社が、パナソニックと業務提携している会社でしたので、建材が安く手に入るということもあり、パナソニックの建材から選びました。
わたしが最終的に選んだのは、下記の、ベリティスフロアーWハードコートクリア2本溝(ウオールナットクリア)ウオールナット突き板使用の、1ケース(3.3㎡)が33,000円(税込)です。
画像:パナソニックパンフレットより引用
画像:パナソニックパンフレットより引用
価格は樹脂シート加工よりも、若干高めですが、もう少し「木の本物感」を感じることができたので、シートではなく、突き板を選びました。
こちらの建材の機能は、抗菌、抗ウイルス、凹みに強い、キャスターに強い、擦り傷に強い、お手入れ簡単など、樹脂シートの床材とほとんど変わらずでしたが、「木の感じ」が気持ち、違います。
色は、落ち着いた重厚感のある空間演出がしたいので、暗めの色、ウオールナットを選びました。
メインの壁クロス
リビングに限らず、メインの壁クロスは、サンゲツ77-2008という少しベージュがっかった品のある落ち着いたシンプルなものを選びました。
白すぎず、ベージュ過ぎず、白よりもちょっとベージュ寄りの色合いです。
アクセント壁クロス
寝室のアクセントクロスには、サンゲツ77-2090を選びました。
小さなサンプルでは、ダマクス柄が目立って見えますが、大きな面になると、薄っすらグレイで近くに寄れば柄が分かるような感じなので、ちょっぴりクラッシックでぇれがとなダマクス調のアクセントクロスを選びました。
ルーバー調のクローゼット
下記は、ルーバー調クローゼット建材(パナソニック)です。
このような感じで、高さがあり、かつ高級感溢れるルーバー調のベリティス収納用建具
折れ戸 PL型(ルーバー調タイプ)ブラックオーク柄で、取っ手はT5型(丸型取っ手)真鍮色を選びました。
画像:パナソニック建材パンフレット
照明器具(LDエリア)
照明器具は、創業90年の老舗照明メーカー「キシマ」の直営店「Ampoule」より、全て調達することにしました。
ダイニングエリアには、下記のAyle pendantlight L-size というもので、優しい灯りを。
画像:AmpouleのWebサイトより
リビングエリアのシーリングライトは、Ampouleの新製品で、RautaII4灯バーシーリングライトを。
画像:AmpouleのWebサイトより
寝室のベッドサイドには、上品なヴィンテージグレーのシンプルなフロアライトを。
画像:AmpouleのWebサイトより
寝室のシーリングライトは優しい光を灯すガラスライトを。
画像:AmpouleのWebサイトより
リビングもしくはベッドルームには、アロマランプも。
画像:AmpouleのWebサイトより
グレイのコーナーソファ
大型家具は全体の印象を決めてしまうこともあり、ソファーの色と形もこだわりました。
ソファーは座り心地が命なので、ネットでの購入は避け、実際に店舗で座り心地が確かめられるよう、いろいろ探して歩きましたが、最終的には、お値段以上のニトリで決定しました。
独り暮らしになぜにコーナーソファー?と思われるかもしれませんが、非日常のラグジュアリ感を満喫しつつ、来客にも対応できるようにと、コーナーソファーをあえて選びました。
色は、ダークブラン、ベージュと濃いグレイが選択肢にあり、悩みに悩んだ挙句、ベージュはイメージと異なるベージュ色であり、ダークブラウンは、床材のウオールナット色と被るので、ちょっとつまらないかなと思いまして、あえて合わせるのが難しそうな濃いめのグレイ色を選びました。
ダークブラウンとベージュは人気色なのか、納期が3か月後であり、また、この手のグレイは人気がないのかわかりませんが即納が可能でしたので、グレイ色で決めました。
画像:ニトリのHPより引用
観葉植物はパキラ
リビングエリアのシンボルツリーには、元気な緑色のパキラの購入を検討しています。
画像:グリ ーンインダストリー株式会社 サイトより引用
巾木とカウンターの色
こだわる部分として、巾木とキッチンカウンターの色は、壁紙の色と色調を合わせてサンゲツのW-98 アイボリーを選びました。
リビングのドアと取っ手
リビングのドアは、ベリティス/片開きドア LD型/ソフトウォールナット柄/A2型取っ手 サテンシルバー(塗装)色を採用しました。
LD型を選んだ理由は、リビングと廊下に南からの太陽光がたくさん入るように、真ん中に幅広いアクリル板が入ったタイプのドアで、色は床材よりちょっと濃いめのソフトウオールナット柄を選びました。
取っ手は、標準価格と同じ価格で、ちょっと丸みのある取っ手で、色はサテンシルバー(塗装)を選びました。
他の部屋のドアの取っ手も、全て同じタイプで統一しました。
55インチTVは壁掛け
リビングが広くなるので、思い切ってテレビも買い替えることにし、場所を取らないように壁掛けにすることとしました。
Kチューナー内蔵液晶テレビ 55V型 55XQUC35 ブラック送料無料 4Kチューナー内蔵液晶テレビ 55インチ ブラック テレビ TV 4K 4k 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ 液晶TV LUCA ルカ LUCA 4K対応 地デジ BS CS 4K リビング アイリスオーヤマ (99,800円税込送料無料)
を購入予定です。
キッチン周りを開放的に
わたしは、お料理がまぁまぁ好きで、特にイタリアンを作るのがすきなので、台所の広さにはこだわりました。キッチンはシステムキッチン(白で統一)されており、比較的新しいモデルでキレイでしたので、そのまま使用することとしました。
今住んでいるアパートのキッチンの間取りがとても広く、カウンターキッチンで後ろが1.5mあるため、ゆったりと広いスペースで作業ができます。
購入物件のキッチンの後ろは、1.2mしかないため手狭です。
建物の構造上、キッチンを前方には動かせないので、その代わり後ろの壁をぶち抜いて、収納庫の棚部分を狭め、その分キッチンを広く取り、1.6mに広げます。
また、購入物件のキッチンは出入り口に余計な壁と上部の棚があるので、それを全て撤去し、上も横もオープンスペースなカウンターキッチンに変更します。
LD+寝室のエアコン
LD(14帖)+寝室(6帖)で合計20帖の広さに対応するエアコンを選びました。
パナソニックはちょっと高めだったので、ヤマダ電機の3月決算時期を利用し、富士通のRシリーズベーシックなモデルに、便利な機能をプラスしたコンパクトモデルを採用しました。
14畳用と6畳用の2台で値引き交渉し、合計で設置し、およびエアコンのホースをキレイにカバーするスリムダクトカバー(ライトグレイ色)取り付け料も込みで、で203,580円(税込み)で購入しました。
機能としては、
〇外気温50℃でも運転持続
〇洗浄・加熱・カビ菌・細菌を除去
〇自動フィルターほこり除去
〇人感センサー
〇横スイング
〇スマホ対応
〇待機時省エネなど。
パナソニックの12畳+8畳(約26万円税込)で上記機能は無しの完全ベーシックを予定してましたが、高機能で低価格の富士通を選択しました。3月決算時期でちょうど良かったです。
玄関まわりのリノベーション
玄関まわりも少し手を加えます。
普通のマンションの玄関よりも広めの間取りなので、ブティックのような小空間を演出したいと思います。
玄関の床材
玄関の床材は、リリカラLYT83733を採用しました。
床材がウオールナットなので、モダンなシックな感じでブティック調の床材にしました。
黒に白い筋が入った大理石のような素材の床材です。
画像:リリカラHPより引用
古木の巨大姿見を設置
玄関入ってすぐ右側に2帖程度の小スペースがあります。
そこに壁一面に、幅90cm x 高さ180cmの古木枠の巨大姿見を壁掛けします。
下記、家具の夢さんから購入しました。
画像:家具の夢HPより引用
結構な大きさなので大型配送となりますが、鏡代込みで34,000円(税込み&送料無料)でした。
重さがあるので、リノベーション会社に特別に壁掛け設置を依頼します。
玄関のアクセント壁クロス
巨大鏡を設置する玄関のアクセント壁クロスは、サンゲツ77-2084を採用しました。
玄関には、リビングと同じ観葉植物パキラと、赤のベンチチェア、鉄製の傘立てなどの設置を検討してます。
シュークローズは、床色のウオールナットよりちょっと濃いめのソフトウオールナット柄の一番小さいサイズで、各ドアと同じサテンシルバー(塗装)で、丸型取っ手を採用しました。
玄関の照明
玄関の照明は、ダウンライトで人感センサーのLEDライトを予定しており、鏡がある小スペースには、AmpouleのRAUTA黒色のランプ照明を検討してます。
画像:Ampouleサイトより引用
パウダールームのリノベーション
パウダールームの床材
パウダールームの床材には、リリカラLH81369を採用しました。
色合い的には下記のような感じです。
髪の毛が落ちても目立たず、かつ落ち着いた茶系の大理石柄のクッションフロアとしました。
洗面台の鏡は壁一面大きな一枚鏡で、洗面台は上の台と洗面ボールだけ交換を考えています。
画像:リリカラHPより引用
パウダールームの壁クロス
パウダールームの壁クロスは、床のベージュに合うように、薄いシルバー色の下記壁クロスとしました。水に強くしっかりした素材の壁クロスを採用しました。
バスルームはきれいな状態でしたので、リノベーションをせずに、コストを抑えるためにも現状維持としました。
パウダールームの照明
パウダールームのシーリングライトには、下記AmpouleのRokum ペンダントライトの採用を検討しています。
大型の一面鏡の傍には、明るいスポット照明も追加で検討中です。
パウダールームのドア
パウダールームのドアは、ベリティス/片開きドア DB型/ホワイトアッシュ柄/A2型取っ手(表示錠付)/サテンシルバー(塗装)色を採用しました。使用中であるかどうか、灯りが見えれば良いので、下記のタイプとしました。
トイレのリノベーション
トイレの交換
トイレは、パナソニックのNewアラウーノV/リフォームタイプ/タンクなしを採用しました。
自動開閉、自動洗浄、ウオシュレットも自動洗浄です。
トイレは、コロナの影響で早めの注文が好ましいとのことで、リノベーション会社お勧めの最新型にしました。
トイレ床材
トイレ床材は、パウダールームの床材と同じタイプでベージュの大理石柄のクッションフロアを採用しました。
画像:リリカラHPより引用
トイレアクセント壁クロス
トイレのアクセントクロスは、トイレ入って大きな壁一面だけ、下記のリリカラLV-3369濃いめの茶と黒のストライプ柄を選びました。
画像:リリカラHPより引用
トイレのドア
トイレのドアは、統一感を出すためにも、パウダールームと同じタイプ、色、取っ手を採用しました。
書斎のリノベーション
書斎は、完全に手抜きをしました。
理由は、予算がそれほどかけられない、プラス、書斎はリモート―ワーク時以外、ほとんど使わないと思っているからです。
書斎は、玄関入ってすぐ左隣の5.5帖のお部屋で、現在の家主さんは寝室に使っているようですが、わたしは書斎にしました。
壁紙はメインの壁紙のみでアクセント壁クロスは無しとし、今ある家具(デスク、椅子、ソファー)を配置する予定です。
クローゼットがありますが、全て撤去し、可動棚に変更し、書籍や書類、小物などを飾る場所として使う予定です。
書斎の照明
書斎の照明は、現在リビングで使用しているシーリングライト、そしてシーリングライトとお揃いのデスクランプを使用します。
書斎のドア
書斎のドアは、ベリティス/片開きドア PB型/ホワイトアッシュ柄/A2型取っ手 サテンシルバー(塗装)色を採用しました。書斎は中が見える必要がないので、その分、少しドアデザインにこだわりました。
収納庫のリノベーション
収納庫は、キッチンスペース拡張のためスペースが縮小されますので、完全に作業場と収納スペースに使用します。
スーツケース2つ、アイロン台、アイロン、掃除機を格納する場所として使用し、また、洗濯もの干し場としても使用する予定なので、わたしの背丈のパイプをひとつ設置して頂く予定です。
収納庫の照明
収納庫の照明は、現在寝室で使っている下記の照明を設置予定です。
予算を抑えるため、使えるものは、そのまま使います。
収納庫にも可動棚を設置して頂き、工具諸々の収納庫として使用します。
実は、収納庫のすぐ隣(キッチンの隣)にも、収納庫があるので、収納スペースは十分に確保できます。
収納庫のドア
収納庫のドアには、ベリティス/片開きドア KC型/ホワイトアッシュ柄/A2型取っ手 サテンシルバー(塗装)色を採用しました。洗濯物を干すことを考え、少し通期が良いようなドアタイプを選びました。
その他購入予定のインテリア
リノベーションプランは以上ですが、下記のインテリアを別途購入する予定です。
〇55インチTV
〇カーテン
〇観葉植物
〇ベッドカバー
〇リビングと寝室のラグ
〇玄関ドアスマホ自動開閉ロック
洗濯機は、10年以上使ってますが壊れる様子がないので、まずは引っ越してみて、壊れてしまったら買い替えようと思っています。
リノベーションプラン、、、これだけのことを決めるのに、えっらい大変な時間も労力もかけましたが、楽しかったですし、実際、どのような空間演出ができるか、楽しみです。
家具は少しずつ、余裕が出てきたら揃えていきたいと思います。
まだまだ引っ越しはできそうにありませんが、夢のマイホーム実現に向け前進あるのみです。
それでは、みなさま have a nice day
by ちびまる
画像:各建材、インテリアメーカーのサイトおよび販売店サイトより抜粋してます。