空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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アラフィフ女子中間管理職、上司に対するネガティブ感情を通じて、はじめて自分の部下の気持ちが理解できたように思う。

画像:photoACELUTASさん

 

部下としての自分

 

わたしは、営業部次長という役職。

 

直属には上に部長がいて、そのまた上に役員2名がいます。

 

先日、部長に対する積もりに積もった潜在的な不満が爆発してしまい、自分でもびっくりするぐらいの怒りの感情と向き合うことになりました。

 

怒り爆発から1週間が過ぎて、少し落ち着きましたが、今回の激しい感情を経験して、改めて、この度、組織で働くことの意味や自身のポジションについて、考える機会を得ました。

 

すべての出来事には、必ず何か意味があって、学びの機会があるものだと、今回の経験を通じて思いました。

 

わたしがなぜ、あそこまで怒りを感じ、そして今も、上司に対して信頼する気持ちを持てずにいるのか、それについて考えてみました。

 

わたしは決して、その上司を人として嫌いというわけではないし、尊敬する部分を持っていないというわけではありません。

 

でも、企業(組織)というある一定の規定概念の中で、自分は時間を費やし、労働力を提供する代わりに対価(お金)を頂きながら生きていて、少なからず損得勘定を持ちながら、その組織に属しているわけで、自分が関わる事柄に対して、何か不均衡な事象が起こってしまうと、自分の心の中でバランスが取れなくなってきます。

 

もちろん、わたしの感情はわたしの考えに支配されていて、わたしの中でのFairness(日本語だとあまりしっくりこないのですが、公正とか公平など)の尺度、そして、役割と対価の大きさなどが、どこかで崩れてくると、不満・苛立ち、そしていつしか激しい怒りに変わっていくのだと、この度客観的に学びました。

 

本来ならば、シンプルな方程式で、

対価、業務の重さ、能力の高さは

部長>わたし(次長)

というのが頭にあって、それが実情、自分の中では、

 

対価:部長>わたし(次長)

業務の重さ:部長わたし(次長)

能力:部長わたし(次長)

となってしまっているのではないかという疑念が大きくなり、それに加えて、まわりからの賛同の声などを聞いてしまうと、その気になってしまって、負の感情に、より支配されてしまい、不満が大きくなってしまいました。

 

社歴や業界内での経験というと、部長>わたしというのは紛れもない事実であり、能力に関しては、業界内の専門知識という意味では部長のほうが勝ると思っていますが、「営業部長がやるべき任務や課題」という意味で≒と感じています。

 

この度、わたしがどうしても腑に落ちないところは、部長の上の役員2名が、部長が部長の仕事をしていないという事実を認めているにも関わらず、本人に何かを伝えようともせず、また、何も環境を変えようとしないことです。

 

もしも部長の上の役員2名が、わたしの不満に対し異論を唱え、部長の能力と仕事ぶりを支持し評価しているならまだしも、まったく評価していないと感じざるを得ない言葉を発しながらも、何も変わらない。

 

わたしとしては尚更「なんで?どうして、そのことを本人に何も言わないのか、言えないのか」と、その上席の上席(役員2名)の言葉にも、完全に消化不良を起こしてしまいました。

 

おそらく、社歴の長さ、営業部長という役割以外での貢献度などがあるため、ないがしろにできないということと、他の適切なポジションも見当たらないため、現状維持せざるを得ないということなのだと思います。

 

組織というのは、竹を割ったようにすっきり、はっきり、論理的にいかないことが十中八九であり、こういったケースも組織によくある問題なのだから、そこをなんとか自分なりに折り合いをつけて仕事をしなさい、ということなのだと思います。

 

ある意味、どんな社員であれ、社員を大事に守る会社であるという証拠と思いますが、「人が全て」という組織体において、ある意味、成長を鈍化させる考え方だなと感じています。

 

該当するポジションにおいて、「やるべき仕事をしていない」という人に対して、その事実を知っていながら放置するというのは、ある意味、組織としては危機的状況であると、私自身は思っています。

 

上司としての自分

 

今回の自身の強い感情と面して、中間管理職であるわたしは、上にも下にも人がいるわけで、逆の立場というのも経験しています。

 

昨年4月に、組織図上、わたしの下に、一気に部下が増えました。

 

部下という言葉は、あまり好きではないですが、タスクを振っていくのがわたしの仕事になるので、部下と言えば部下、でも、平たく言えばスタッフ(仲間)です。

 

わたしよりも社歴が長く、社歴的には先輩がほとんどです。

 

10年前に、わたしの育成に当たっていた人が部下になりました。

 

営業ベテランスタッフ数名からは、ものすごい反発があり、わたしを上司として受け入れないという感情(姿勢、態度)に直面しました。

 

わたしとしては、何としてでも組織をまとめ、動かさなくてはという気持ちが先行し、ポジションを利用したトップダウンという道しかないなと感じていて、言わば「命令指示的」な指示の出し方で、なんとか統制を図ろうと試みました。

 

人間は、感情で動くものだから、よく考えれば当たり前のことですが、こんなやり方では、到底上手くいきませんし、信頼関係は築けませんし、今も正直なところ、信頼関係はさほど築けていないと思います。

 

お互い今の組織で生きていくことを選択する以上、なんとか表面的には一緒に働いていかなくてはならなくて、そのことはお互い理解しているので、わたしを上司として認めない姿勢を出していた数名も、とりあえず、必要最低限の報連相だけをし、淡々と仕事だけはするという状態には持っていきました。

 

幸い、みんなそれなりにベテランなので、わたしが指示を出さなければならない場面はほとんどなく、今は、わたしの承認を得なければならない事案に対してだけ、承認依頼をしてくるという感じです。

 

それ以外、ほとんどあんまり接点を持たずに仕事をしているのが実情です。

 

正直、わたしは上司として、というか、チームをまとめるリーダーとして失格です。

 

会社が本来求めたであろう、わたしの役割は、私自身も上手く果たせていないということに、今回上司への不満を通じて、自分自身の不甲斐なさも身に沁みました。

 

真のリーダーには、自然と人が自らついてくるものであり、組織を利用した命令指示系統で成せるものではないということを頭ではわかってましたが、やっと最近、心でも理解できるようになってきました。

 

今回、わたしは自分の上司への感情を通じて、わたしの直属スタッフで、わたしに反抗的な態度を取っていたスタッフの気持ちを、少しだけ理解できたように思います。

 

「そりゃ、嫌だよね」と、我ながら思います。

 

よく、彼らは、なんとか現在の環境下において妥協点を見つけて、自分なりに消化して仕事してくれているなぁ、とある意味感心してます。

 

わたしは、今回の上司に対する強いネガティブ感情を通じて、自分が今いるポジションでの役割、そして周囲との接し方を見直すこととなり、また、これまでの自分がいかにひどかったか、客観的に理解することができました。

 

わたしがいかにワンマンで、強引で、スタッフの気持ちを無視して、タスクや自分の意見を押しつけてしまっていたのか、心で感じ取ることができ、改めて、申し訳なかったなぁと感じてます。

 

組織におけるポジションと役割

 

今回、自分の感情に大きく振り回されたことで、部長の上席(役員2名)には、そのまんま、自身の感情をぶつけてしまって困らせてしまったことは反省してますが、自分を客観的に見直すきっかけを得られたことは収穫でした。

 

改めて、組織におけるポジションと役割について、考えさせられました。

 

組織で働く以上、上に行けば行くほど責任が増すと同時に給与も上がっていくわけで、たくさん給与をもらっている人は、それなりのリターンを組織に返さなければならないです。

 

でもそれは、単純に、作業としての業務量を他のスタッフより数倍こなすという意味ではなくて、他のスタッフには成し得ない能力を発揮して、そこで働くスタッフや組織、そして、企業活動を通じて社会に対し利益を生み出すために貢献するということです。

 

その考えには今までと変わりはないのですが、ポジションというのは、あくまで組織の中での役割であり、そのポジションを利用して、仮に業務であったとしても、組織で働く人たちにトップダウンで命令的に接したり、業務を指示したりするのは違うと思いました。どちらかというと、「協力をお願いする」ということかと思います。

 

信頼関係が成り立っていて、考える方向性、ビジョンの共有がしっかりできていれば、多少激しい議論になっても人はついてくると思いますが、何にも心で共有できてないまま、いくら上のポジションからトップダウンで命令や指示出したところで、誰にもいいことはないし、きっと、誰も思うように動かないし、何も良い結果は生み出せない。

 

きっと昔は「お金さえもらえればやる」、「がむしゃらに働いて見返してやる」みたいな時代もあったかもしれませんが、今はそういう時代ではないし、やっぱり、個人の気持ちが尊重され、ある程度共感を得られないと、組織としては上手くまわらない、良い仕事はできないと思います。

 

ただ、難しいなと思うこととして、人の意見を尊重することと、自分の意見をぶつけること、どちらも大事だと思いますし、上に立つものは、迎合してはならないという点。

 

日本の社会の場合、自分の意見をダイレクトにぶつけること、他の人の意見に異論を唱えることが時として、あまり受け入れられない雰囲気があるというか、「空気読めよ」といった風潮があり、そのことが「調和を乱す行為」として受け取られてしまい、評価されない傾向にあります。言い方は勉強しなければならないですが、異論を唱えられない組織風土は成長できないと思います。

 

だから、「波風が立つぐらいなら、何も意見しないほうがマシ、言ったところで何も変わらない、ムダ」と考える人も多く、会議においても何も意見が出てこない、固く閉じた貝のように口を開かないという場面も散見されます。

 

諦めの境地、なのでしょうか。

 

わたしは、そんな風に、諦めて、自分の時間を過ごしたくはないです。

 

人の意見も聞く(聴く)が、自分の意見も持つ。

 

尊重はするが、迎合はしない。

 

そういう自分でありたいです。

 

失敗するかもしれないし、時として、人を不愉快にしてしまう自分がいるかもしれないけど、それでも、今の未熟な自分と向き合い、自分に対しても、人に対しても正直でありたいし、一生懸命でありたいと、そう思います。

 

そして、自分の立ち振る舞いや言動など、「悪かったな」と心から気がつけたときは、その時に相手に謝って、本当の意味で人として精神的に成長していきたいです。

 

50手前でなんですが、精神的にまだ大人な自分じゃないのに、大人ぶることもできないので、ありのままで我が人生を歩んでいこうと思います。

 

まだまだ発展途上のアラフィフ女子中間管理職、めげずに明日も頑張ろう。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる

 

アラフィフ女子中間管理職、Youtube動画コンテンツの学びに救われる。

画像:photoACfujiwaraさん

 

読書離れ

 

最近、活字を読むのが億劫になってしまい、めっきり読書をしなくなりました。

 

たまに本屋にぶらっと立ち寄り、ビジネス書など衝動買いすることも稀にありますが、大抵の場合、最後まで読み切ることなくBookOffで処分することになります。

 

以前は、もっと貪欲に本を買いまくって、読み漁っていた時期もあったのですが、どこかの時点でぱったりその意欲がなくなってしまい、購買意欲がなくなってしまいました。

 

その代わりといっては何ですが、Youtube動画でさくっと情報を得て学ぶ機会というのは増えました。

 

きっと、それは、インプットが楽だし、何より、要点が要約され、視覚と聴覚から情報を得られるので、大枠だけでもサクッと理解でき、とっても便利、ハンディだからなのだと思います。

 

どうしても、活字を読まざるを得ない状況、例えば、仕事上のメール、英文の論文、契約書、規約やルール、議事録などはもちろん読みますが、それ以外は、なるべく活字を読みたくない、という心理状態があります。

 

たぶん、少なくともわたしは、日々の情報過多状態に、脳が疲れているのだと思います。

 

Youtube動画コンテンツから学ぶ

 

最近、よく見るのが中田さんのYoutube大学コンテンツです。

 

たぶん、自分の中では一番多く見ているコンテンツかと思います。

 

多岐のトピックスに渡り、簡潔にわかりやすく要点がまとめられていて、かつ、容易にイメージしやすい例え話や比喩にて表現されているので、すっと情報が頭に入ってきて、消化しやすいのだと思います。

 

また、現実社会によくありそうなシチュエーションや心理状態を上手く表現されていて、まるで自分の気持ちを汲んでくれているかのような、そんな気持ちにさせられるので、よくAudianceの心情をよく捉えて制作されているコンテンツだなと思います。

 

中田さんのお話から察するに、コンテンツの正確性や表現に対する専門家(もしくは教育現場に係る、関心のある方々)より、厳しいコメントが寄せされて、結構、大変な思いをされて、コンテンツ配信を継続されているようで、タフなメンタリティに関心します。

 

チームで仕事されているかとは思いますが、あれだけ幅広いコンテンツを、頻度よく、それも端的にわかりやすくまとめるというのは、相当の努力と忍耐、そして労力と時間を要することと思います。

 

確かに、あれだけストレートな物言いのコンテンツというのは、批判も浴びやすいだろうと思うし、受ける側によっては、思い込んでしまい、そのメッセージが独り歩きしてしまうリスクはあるかと思います。

 

それでも、わたし個人としては、中田さんのYoutube大学のコンテンツに触れられることを嬉しく思いますし、いろんなことをサクッと大枠を捉えられ、イメージできますし、自分なりの考えを持つきっかけをくれるので、大変ありがたいです。

 

少なくとも、わたしは、中田さんのYoutube大学のコンテンツから、今まで知らなかったことをたくさん学ばさせて頂いて、また、時には、自身の立ち振る舞いや考え方、価値観を見直すきっかけを頂けるので、大変重宝しています。

 

コンテンツの正確性の角度は問題ではなく、そのコンテンツに触れて、自分はどう考えるのか、新たに何か感じるものはあるのか、そこからどうアクションするのか、など、自分の中にある何かを呼び起こすきっかけを掴むことが大事なんだと思っています。

 

第三者が発信する動画コンテンツであれば、フラットな素直な気持ちでその情報に向き合うことができ、自身の心にクリックする情報であれば、それは自分にとって大きな学びであり収穫です。

 

動画コンテンツは短時間でサクッと触れられて、隙間時間にインプットできるメリットがあります。

 

わたしはこの度、上司と部下との関係性で抱えている問題について、中田さんのYoutube動画コンテンツに触れることで、自分自身を心から見つめなおすきっかけを得ることができました。

 

自分本位にものごとを考えてしまっている時、自分の立ち振る舞い、考え方、価値観と冷静に向き合うことができませんが、第三者のフラットな意見に触れ、「自分はどうなのか」と客観的に自分について考えることで、相手の心情や立場などについて、考える余裕が少し生まれてきます。

 

一歩でも二歩でも、昨日の自分より今日の自分のほうが好きで、今日よりも明日と前進できればいいかなと思っています。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

アラフィフ女子中間管理職、上司への怒り爆発。アンガーマネジできない不甲斐なさに泣く。

画像:photoACbBearさん

 

感情表現が豊かであるが故の葛藤

 

久しぶりにやってきた、強烈な怒りの感情。

 

直属上司に向かって爆発してしまいました。

 

自分では気がついていなかった潜在的な不満が積もりに積もり、それがある日突然些細なことで着火され、ボンっ!と爆発。

 

怒りの感情が噴火してしまい、わたしの心はまるで活火山のマグマのような感じで、煮えくり返っていて、静まる様子もなく、溢れ出た溶岩が止めどなく流れ、怒りの感情をコントロールできず直接関係のない周囲の人たちにも害を及ぼす始末。

 

オーストラリアで培った、わたしの豊かな感情表現は、時としてこのような形で発揮され、自分や周囲の人々を傷つける結果となります。

 

楽しさも、嬉しさも、悲しさも、寂しさも、怒りも、くやしさも、子供だけでなく、大人だって、豊かに感情表現する傾向にある個人主義国。

 

大多数がわたしと同じように、豊かな感情を出しまくりであれば、周囲もそれなりに免疫ができていて、なんなく対応できるのでしょうが、感情をあまり表に出さない日本では珍獣として扱われます。

 

個人主義色が強い国においては、真っ赤な顔して憤慨している人を見るのはそれほど珍しくないですが、ここ、集団主義色が強く、調和を何より大事にする日本においては、とにかく目立ちますし、「足並み乱す人」として嫌煙されます。

 

もちろん、欧米諸国においても、人間ができたスマートな人たちもたくさんいて、わたしのように感情むき出しにしてしまう人は、扱いが難しいかと思います。

 

いま、わたしは、この「足並み乱す、厄介な人」になってしまっています。

 

でも、人間らしく生きたい、ありのままで生きたいわたしは、正直でありたい。

 

一方で、不協和音を奏でて、周囲に嫌な思いをさせている自分の不甲斐なさを感じて、大泣きする自分もいます。

 

50歳を手前にして、若い頃の自分とさほど変わらない精神状態と言いますか、一言でいうと大人げない自分に、やはり少なからずジレンマを感じている自分がいるのです。

 

なんんとか、せめて、負の感情(怒りや妬みなど含めて)をもう少し、周囲に迷惑かけない程度にコントロールできないものかと思う今日この頃です。

 

上司への怒り爆発

 

わたしの中の感情が、ある境界線を越えてしまいました。

 

これまでは、見ないふりしてやり過ごしてきたところがありますが、ある出来事をきっかけにその感情が顕在化し、怒りとして現れました。

 

なぜ怒りの感情が沸いてしまったのか。

 

それは、わたしの中で、"Not Make Sence" = 理に適わない という点があまりに増えてしまったからだと思います。

 

細かい背景は置いておいて、まず、わたしと上司の関係は、下記です。

 

上司:営業部部長

わたし:営業部次長

 

わたしの部長への不満と疑問。

 

〇なぜ数字を把握しない?

〇なぜ数字を追わない?

〇なぜ確認せず右から左へ流す?

〇なぜ最終判断を下さない?

〇なぜ会議中に寝る?

〇なぜ主体的に考えない?

〇なぜ丸投げ?

〇なぜ他部門と調整できない?

〇なぜ戦略立てない?

〇なぜ課題を放置する?

〇なぜすべての話をすり替える?

〇なぜそこまで自己防衛する?

 

部下であるわたしが部長に感じていることは、「なぜ、部長の仕事をしない?」です。

 

次長の仕事は部長を補佐し支える役目ですが、尊敬の念がないと成り立たないです。

 

尊敬できない人を支えることはできません。

 

彼自身がプレイングマネジャーで担当している仕事を否定するつもりは毛頭ありませんが、それでは、わたしと同じですし、部長として、対価をより多くもらっている意味が見出せません。

 

部長の上も、「〇〇に言ってもできないから、お願い」と、わたしに仕事を振ってきて、わたしの業務は更に増え、残業代はでませんが、残業が増します。

 

一方で、部長はいつも定時で帰宅。

 

たとえ、大型案件の問合せが入っていて、担当営業が対応できないとわかっていても放置、ノーケアです。

 

その理由として、言われたのが、「あなた(わたしのこと)を立ててるのですよ」と言う。

 

「それなのにあなたは、わたし(上司)を尊重もしないし、報連相だって全然できてないじゃない。」と叱責され、それが引き金となって、わたしの怒りに着火となりました。

 

わたしの上司は、他部署の多くの人から煙たがられて、「メンドクサイ人」と思われていて、その苦情や不満をわたしが受けています。

 

それをわたしは、わたしなりにフォローしてきたつもりですが、そのフォローをしようという気持ちもプッツンと切れました。

 

経営層に沈静化される

 

わたしの怒りは暴走し、その矛先は、上司の上、役員(経営層)に向いてしまいました。

 

悪態に近い状態で、今思うと申し訳なかったです。

 

「とてもじゃないけど、上司の下で働けない」

「降格してでもラインから外して欲しい」

 

と願い出ましたが、「我がまま」と捉えられ、逆に叱責されました。

 

〇思い通りにいかないことの方が多い

〇今のポジションは周囲の協力があって得たはず

〇周囲と足並み揃えることが大事

〇ないものねだりしても仕方がない

〇上司も部下も選べない

 

とても正論ですが、幸い、役員(経営層)の人たちを私は尊敬しているので、最終的には素直に聞き入れることができましたが、たくさん泣きました。

 

腑に落ちないことがたくさんあります。

 

〇なぜ部長が部長の仕事をしてないとわかっているのに何も言わないのか。

〇なぜ業務過多で苦しんでいるわたしに、部長の仕事を直接振ってくるのか。

 

それでも、この負の感情を持ち続けていても、「自分にとっても、周囲にとっても、何も良いことはない」というのは確かなので、どこかで折り合いをつけるために、たくさん泣きました。

 

涙で怒りの感情を少し洗い流した感じです。

 

正直、逃げたい気持ちもあります。

 

もう、どっか違う会社で、もっと待遇の良い公平な評価をしてくれるところに行きたい、そう思うこともありますが、一方で、どこに行ったって同じと思っている自分もいます。

 

なので、今、一生懸命、自分の中で折り合いをつけるために葛藤中です。

 

自分の感情を通して学んだこと

 

わたしは、この度、上司へのいら立ち、怒り、嫌悪感などを通じて、自分と折り合いがつかないスタッフの気持ちを少し理解できたように思います。

 

きっと、今わたしが上司に抱いている気持ちと似ているのだろうと。

 

〇こんな上司の指示に従いたくない

〇なんでその仕事を自分がやるのだ?

〇できることなら関わりたくない

〇トップダウンの命令なんて聞けない

 

わたしは、今、自分がやってきたことを、今の自分の上司にされたとしたら、完全に拒否しまくるだろうなと、容易に想像できました。

 

わたしとそのスタッフは、ウマが合いません。

 

彼はわたしより勤続年数も長いし先輩です。

 

でも、わたしが彼の上に立ってしまいました。

 

そんな関係性も影響し、わたしを上司とは認めてないし、絶対イヤだろうなと。

 

よっぽどわたしに対して、尊敬できる点を見つけられれば別ですが、彼としては、わたしが彼の上司に立つ意味が、感情的に受入れられないだろうし、モチベーションを維持するだけでも大変だと思います。

 

今回の件で、収穫と言えば、自分のスタッフの(それもウマが合わない、上手くいってないスタッフの)気持ちが少し理解できたことです。

 

アンガーマネジメントの学びが必要

 

よく考えれば、世界で起きているさまざまな理不尽なことと比べれば、わたしが抱えている怒りの要因なんて、どうでもいいくだらないことだと思います。

 

頭でわかってはいるものの、つい、その対象人物と面してしまうと、見る世界が急激に狭くなり、自身の理屈への執着に苦しめられます。

 

どこかで、「あるべき論」を自分の中に展開していて、それが目の前の現実社会とマッチしないと「なんで?」といら立ちに変わり、不要な負の感情に飲み込まれて行ってしまう。

 

周りから、「そんなのくだらないよ、損だよ」と言われるのですが、感情というものは、そうそうコントロールできるものではなく、特に負の感情は、引っ張る力が強いので、コントロールは大変です。

 

ある意味、いろんなことに諦めている、関心がない、興味がなければ、そのような強い感情も生まれず、「言われたことを淡々とやるだけ」に徹することができるかもしれませんが、わたしは、まだ、幸い、そういう心理状態ではなく、いろんなことを諦めていません。

 

そんな中で、関係のない周囲の人たちに嫌な思いをさせずに、できるならば、自身の今ある感情よりも、「理想の自分像」を強く感じ、感情を上手くコントロールできたらいいなと思います。

 

世間でよく言う「大人な人たち」は、きっと、理想の自分像を強く持っているか、心から「無駄なことに時間もエネルギーも使いたくない」と思っているかのどちらかなのかなと思います。

 

残念なことに、わたしは、まだ、その境地には至っておらず、自分の感情に日々振り回されっぱなしです。

 

人間らしい、庶民らしい、なんともわたしらしいのですが、いつか、ちゃんともうひとつ上のランクの人間に成長したいと夢見ているわたしもおります。

 

なので、まずは自分と向き合って、葛藤して、泣いたり、笑ったり、しんどい思いをしながら、1mmでも前に進んでいくしかないのかなと、今は思っています。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる

 

 

 

 

 

 

 

アラフィフ独身マンションを買う(デザインコンテストに応募されることに\(^o^)/)

 

デザインコンテストに応募されることに

 

この度、リフォームを手掛けてくれた会社さんにより、パナソニックのデザインコンテストにわたしのおうちの事例を応募される運びとなりました。

 

細かいことはよくわからないのですが、年に一度、大規模、中規模、小規模リフォーム、それから一軒家、マンションリフォームなどカテゴリに分かれたリフォーム&インテリアデザインコンテストが開催されるらしく、この度、我が家をマンションのカテゴリーにて出展したいとご依頼がありまして、応募してみることにしました。

 

わたしの場合は、フルリノベーションではなく、あるものをある程度活かした形でのリノベーションし、Before / Afterを知るリフォーム会社さん曰く、フルリノベをせずに、ここまで内装がガラリと変わった事例はあんまり見たことがない、ということで応募したいとのことでした。

 

中古マンションのコンテストの場合は、全国のリフォーム会社さんから、おおよそ600~800点ほどの事例が寄せられ、その中から審査されるそうです。

 

わたしの理想をビジュアル化してくれたリフォーム会社さんのご依頼なら、断る理由はありません。「お役に立てるのであれば、ぜひどうぞ」ということで、応募に快諾しました。万が一、何かの賞を取れたら、わたしにとっても自信につながります。

 

ご丁寧にリフォーム会社さんのお偉い方が我が家を内覧に来られて、なんともありがたいことに、ダイニングに飾るお花と花瓶(それも2つ!)、それから、夏バテしないようにと、コジャレたお酢の飲み物セットと、パナソニックのデスクスタンドを頂戴いたしました。

 

一輪挿しの花瓶しか持っていなかったので、花瓶を頂けたのはとっても嬉しかったです♪

 

さっそく、頂いたお花をダイニングキッチンに飾りました。

 

 

勢いで手に入れた我が家

 

大枚はたいて手に入れた我が家。

 

誰になんと言われようと、自分の中では自慢の我が家です。

 

自分で設計したのだから、住み心地は抜群です!!!

 

よくよく考えると、、、よく、まぁ、ひとりで、物件探しからリフォームまでやったなぁと、我ながらあっぱれ。

 

友人からは、「いつから考えて動いてたの?」と聞かれることが多くて、「昨年の12月からよ」と言うと、「よくもまぁ、そんな短い期間でやり遂げたわね」と感心されます。

 

確かに、以前からマンション購入をず~~~~っと考えていたわけではなく、どちらかというと「思い立ったら吉日」という感じで、ほんとに、思いつきに近い、衝動的な決断だったように思います。

 

わたしの人生はいつも、こんな感じ💦

 

大事な決断でも、小さな決断でも、いつも、自分の感覚を一番に信じて動いてます。

 

リフォームの会社の人にも「よく、こんな大きな買い物、ひとりで決断しましたね=」と言われるのですが、「だって、ひとりなんだから、ひとりで決めるしかないじゃない」と思ったりもしますが、普通は、夫婦で決めたり、親と一緒に決めたりするのでしょうか・・・。

 

もともと、何でも一人で決めて動いてきた我が人生なので、わたしにとって、マンション買うのも、オーストラリアに行くのも、日本に帰ってくるのも、転職するのも、全部同じ感覚で、ただ感じるがままに動いた、という感じです。

 

わたしの経験上ですが、あれこれ考えて動いた時よりも、意外と思いつきというか、なんとなく「今でしょ、これでしょ」と感じて動いた時のほうが、ものごとスムーズに事が運ぶことが多い気がします。

 

もちろん、細かいところで、あれこれ迷ったり、悩んだりはしますが、消去法で考えると、意外とサクッと決断できたりするものです。

 

こだわりの強さが吉とでた

 

何をするにもこだわりが強い傾向にあるわたし。

 

最近、仕事面においては、全部こだわっていたら、仕事がまわらないので、、、多くのことはスタッフに任せることのほうが多くなってきましたが、基本的にはこだわりが強い性質。

 

今回、マンション買って、リフォームするまでの間のこだわりも、かなり強かったように思いますが、選択肢が少なかったのと、消去法で選択肢を狭められたことで、サクッとものごと進んでいったように思います。

 

リフォームの設計から、インテリアのモノ選びの一つ一つまで、できる限り細部にこだわり、特にコンセプト固めにこだわりを持ち、リサーチに時間を割いたことが、今回、満足のいく住まいづくりに、結果として吉と出たのでは、と思っています。

 

たくさんの世界のホテルインテリアの動画や画像をみたり、自分が心地よいと感じるものは一体なんなのかを頭で考えるというよりは、五感で感じて形にしたかったので、たくさん家具屋をまわり、すべてのソファーに座ったり、寝そべったり、カーテンを端から端まで眺めては、触ってみたり、開けたり閉じたり・・・と、とにかく、感覚を大事にして、いろんなものを手で触り、感覚的に「これ」と、全てを決めました。

 

昔の刑事ドラマで「現場100回!」なんて言葉がありますが、数を打てば打つほど、いろんなことが感覚的にわかってきたり、本質に気がつくことができたりするというのは、本当だなぁ、と思います。

 

物件内覧は、合計で10件ぐらいですが、内覧以外のリサーチは、ほぼ毎日、飽きることなく、「これだ!」と思う何かに出会うまでは、とにかく探しまくりましたねぇ。

 

テイストは人によって違うので、わたしが良いと思うものを他の人からみれば、「えーなんか変じゃない?」と思うかもしれませんが、わたしが住まう住居なのだから、わたしが「これだ!」と思えることが何より大事で、それで良いのだと思ってます。

 

そんな思いで考えに考え抜いて、できる限りの予算で実現したわたしの我が家。

 

コンテストで何か賞がとれたとしたら、それはそれでとっても嬉しいことですし、そのことでリフォーム会社さんの営業活動に一役買えたとしたら、こんな嬉しいことはありません。

 

Gut Feeling (直感)で動いて、マンション買って、とっても腕の良いリフォーム会社さんと出会って、理想の住処を手に入れて、コンテストにまで出られるなんて、結果はどうであれ、こんな嬉しいことはありません。

 

すべてはご縁であり、その流れにはきっと何か、次につながる意味があるのだろうなぁと感じております。

 

毎日、いろんな悲しい事件で気持ちが落ち込みがちなところに、素敵なお花とともに、嬉しい機会を頂けて、わたしはエネルギーをたくさん頂き、感謝、感謝です♪

 

それでは、みなさま、あつい、あつい夏が続き、また、心痛むニュースが多い

毎日ですが、日々のちょっとした瞬間を楽しんで、前向きに、楽しく、明るく参りましょう。

 

have a nice day

 

by ちびまる

アラフィフ独身女子の悩み。崩れゆく体のラインと体重増、そして自分の怠惰との戦い

画像:photoAC FineGraphicsさん

 

50代手前での体の変化

 

ここ2~3年、特に気になる体形の変化。

 

ぽっちゃぽちゃのぼってぼての、どうにもみっともない体のラインと体重増。

 

ほんと、自分でも「あーぁ~・・・_| ̄|○」と、鏡に映る自分の体をみて、がっかりというか、「みっともないなぁ。。。」と思うこのカラダ

 

どうにかしたいけど、どうにもならない怠惰な姿。

 

30代前半の自分は、まだ体のラインにまぁ、まぁ、それなりに(それなりに、ですよ)「許容範囲」と思えたのです。

 

残念ながら、バストは立派なものは持ってないので、ブラのパットでごまかしてましたが、ウエストも、なんとか60cm以下で入ってたのですが、今となっては、ほんと無理。

 

40代前半までは、なんとか、まぁ、ちょっとぽっちゃりかなぁ~ぐらいでしたが、50代手前になって急激に、「え''~~~っ!」っていう、ナニコレと突っ込みたくなるお腹周り、背中のラインになってしまいまして、ほんと、困り果ててます。

 

30代前半に比べて、6~7kg増まで肥えてしまって、とにかく、このままじゃ、マズイです。

 

有り余る背中とお腹のぜい肉

 

わたしを憂鬱にする、つっかかる背中とお腹のぜい肉。

 

以前は、すんなり腕を後ろ回せたのに、四十肩?五十肩?、なんだかちょっと回しずらいんですけど、間に挟まるぜい肉が邪魔!

 

とにかく、余分な脂肪があちらこちらに。。。

 

お腹まわりも、なんだかキツイし、苦しい。。。

 

「誰が悪いの?」

 

それは、紛れもなく、節制できない自分が悪いのでございます。

 

どういうわけか、太れば太るほど、「食べ過ぎはよくない」と思うのですが、そう思うのに、いつもより、食べちゃう、いつもより、飲んじゃう(ワインとか)、罪悪感を感じれば感じるほど、食べちゃう、飲んじゃう。。。

 

太っていくって、こういう心理状態なんでしょうね。

 

わたしの場合、胃腸がそれほど強くないので、言うほど、暴飲暴食できるわけでもないのですが、それでもやはり、余計なものを食べたり、飲んだり、間食をしまくってしまうのです。

 

わかっちゃいるのにできない自分

 

意志の弱さ、自分への甘さ、わかっちゃいるけどできない、ダメダメな自分がおります。

 

なんでも年のせいにしちゃいけないのですが、やっぱり、加齢というのは、とてつもない力で怠惰な方向へ気持ちが働くというか、どうでもよくないんですけど、「まぁ、いいか」と、寛容になれてしまいます。

 

以前は、もう少しストイックというか、自分に厳しかったはずなのですけどね。

 

欲が人一倍強いわたしは、もちろん、食欲も強いわけで、それも、お菓子、ラーメン、ケーキ、和菓子、ワイン、ジャンクフードと呼ばれるものすべてが、とにかく好き💛

 

なんで、こう、カロリー、糖も脂質もてんこ盛りな食べ物は、こんなにも美味しいのでしょう。

 

こんなわたしなので、週2で筋トレし、週3で有酸素運動をしても、なかなか結果が出ないのです。

 

「まごわやさしい」をやってみる

 

体重増減の8割方が食生活と言います。

 

何を口に入れるか、が結構大事だと。

 

とりあえず、できそうなところから、体重減を目指してみようかとおもって、たどり着いたのが、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」の食材。

 

ま:豆類(ナッツも良いらしい)

ご:ごま

わ:わかめ

や:やさい

さ:さかな

し:しいたけ(キノコ類)

い:イモ類

 

痩せるというより、若々しくいられる食材らしいです。

 

これらの食材のほとんどが、日常的に食しているものなので、なるべくスーパーでお惣菜は買わずに、自宅にある上記の食材で簡単な調理をして、食生活を変えてみようと思います。

 

ごはんやパンより、イモ類を選び、適度な糖質を口にしてみる。

 

ごはんやパンも、時々は美味しくいただいて、お酒も、スイーツもやめられないのだけれど、まずは上記の食材でお腹を満たすことに注力してみようかなと。

 

いつまで続くかまだわかりませんが、無理せず、ゆる~く、体重2kg減を目指したいと思います。

 

まずは2kg減!

 

ず~~~~っと前から目標に掲げているけど、達成できてないので、がんばろう。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

by ちびまる

 

誰のための営業会議なのか。会議運営をメンバー持ち回りとする。

画像:photoACまんだむさん

 

受身の姿勢の会議メンバー

 

わたしは、営業部の次長という立場で仕事してます。

 

もちろん部長がいて、その次がわたし。

 

営業会議に出席するメンバーは、わたしと部長を含めて7名。

 

わたしが次長に就任してから、営業会議とやらを、だいたい隔週で開催するようになり、その段取りや調整、会議進行そして議事録作成などを、なんとなくの流れで、わたしがずっと担当してきました。

 

わたしが全部仕切って段取りしてしまうものだから、部長も含めた会議メンバーは楽ちんで、招集がかけられたら出席し、自分が報連相したいことだけを持ってくるだけで、会議の開催や進行などについては、おかまいなし。

 

誰かにフォローするだけというのは楽ですし、大きなエネルギーを必要としません。

 

わたしがちゃっちゃと仕切ってしまう性質も要因ではあるのですが、あまりにメンバーが会議運営に受身であり、また、わたしが全部段取りする必要性もないなと思い、思い切って、営業会議の開催・運営をメンバー持ち回りとしました。

 

以外と時間を要す会議段取り

 

おそらく、会議の段取りを実際に任されている人は「わかる~」と言ってくれると思いますが、会議の段取りをするというのは、意外と時間が取られるものです。

 

会議段取りの流れとして、

 

1.全員のスケジュールを確認し会議予定日時を選定

2.会議参加者に開催の連絡(Webリンク)メール送信

3.メンバーから上がってきた報連相事項を整理

4.時間配分を考え報連相事項の順番を決定し連絡

5.会議の進行(時間が押したら進行調整)

6.決定事項の決議と課題の整理

7.議事録作成し回覧・最終FIX

 

があります。

 

以外と大変なのが、限られた時間で、時間配分しながら報連相事項の相談を複数名で行い、決定まで持ち込むこと。

 

会議のファシリテイトが上手くないと、だらだらといつまでも脱線したまま話が続き、何一つ決まらない、他の議題にも移れないまま時間切れになりますので、会議のファシリテイトというのは、結構大変な任務です。

 

みんな、当たり前のように、わたしが会議を設定し、会議を進行し、議事録作って回覧するものだと思っているので、その流れを一旦止めます。

 

いってみれば、お母さんが、自動的に朝ごはん作って、掃除・洗濯、食器洗いなどしてくれて、ごみの分別・ゴミ出しやお風呂掃除などしてくれるのを、ありがたみもなく、当たり前と思っている状況に似ています。

 

わたしは、そんなの嫌なので、止めにしました。

 

会議の色は議長で決まる

 

営業会議を持ち回りにしたのは、わたし自身の時間が多く取られるという問題回避のためでもありますが、その他にも理由はあります。

 

会議メンバーに、主体性をもって参加してもらいたいというのがひとつ、そして、自分が中心となり会を運営するというのがどういうものなのかを経験してらいたいということ、そして何より、会議の色は議長により大きく変わると思うので、わたし色だけにしてはならないという想いももあります。

 

もしかしたら、わたしが議長をするよりも、他のメンバーのほうがもっと会が活発になるかもしれないし、もっと発言しやすいかもしれないなと、思ったりもします。

 

また、会を運営するというのは、主体性なくしてできないことなので、自分の頭でよく考えて行動する習慣をつけてもらいたいという気持ちもあります。

 

受身すぎる部長にもの申す

 

今回の「持ち回り」の話を議題に挙げた際に、一番難色を示したのが部長です。

 

おそらく理由は「メンドクサイ」の一言に尽きるでしょう。

 

メンバー持ち回りがメンバーにとって負担が大きいようなら、わたしは、自分と部長の二人で交互に担当するのでも良いと思っていましたが、「なんで俺なの?」と頑なに拒否られたので、「部長だからです」と物申しました。

 

一番トップは鎮座するだけ、という会社もあるかもしれませんが、部門のメンバーにとっては、「会議の進行は責任者がするもの」と考える人も多くいます。

 

それもどうかと思いますが、部長が自ら、部内の会議運営の議長を務めることに大きく難色を示すというのは、正直不愉快でした。

 

メンバー持ち回りというのも、自分の負担が増えるよりもマシということなのでしょう。

 

しぶしぶ了解した感じです。

 

誰のための会議なのか

 

営業部で開く会議、営業会議はいったい誰のための会議なのか。

 

参加者全員のためです。

 

参加者全員が自身の任務をスムーズに遂行にあたり、報告、連絡、相談する場が営業会議であり、一歩上をいくならば、自分の任務だけではなく、部内のメンバーの仕事がスムーズにいくように配慮し、支援する場でもあります。

 

提案があれば積極的に「こうしてみてはどうか」と提案しても良いし、正解も不正解もありません。

 

なので、ある意味、メンバー全員にとって自由に発言する場でもあり、チャンスでもあります。

 

「上司に招集かけられたから参加する」のじゃなくて、自分がその場にいて価値を提供するために、その場に居合わせるということを考えて欲しいものです。

 

また、自分が報連相あるのであれば、自ら営業会議を臨時で段取りして、みんなに時間を割いてもらうようお願いしたって良いのです。

 

みんなが同じ場所に集まり協議するというのは、そういうことだと思います。

 

メンバーのみんなは今回の決定について「えーメンドクサイ」と不服かもしれませんが、それでも、経験してもらう価値があると、わたしは考えています。

 

文句を言われようとなんであろうと、まずは、経験してもらう。

 

それが大事かなと思っています。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

 

 

突然過去に想いを馳せる。13年ぶりに恩人と再会

画像:photoAC 日和ライフさん

 

過去に想いを馳せる

 

20~40代にやりたかったこと50歳を手前にして、ほとんどやり尽くして、ある意味落着いた毎日を過ごしている今、人生ではじめて、過去に想いを馳せるという経験をしました。

 

わたしは基本、あまり過去を振り返らないし、過ぎ去ったものに未練を持たないし、過去に出会った人たちに自分から連絡を取ったりはあまりしないのですが、それはきっと、あまりに自分の欲望を満たすことに忙しすぎたからかもしれません。

 

でも、そんなわたしにある変化が訪れました。

 

わたしの人生において、重要だった人たちを、ほんと、何気ないふとした瞬間に急に思い出し、そして、「〇〇さん、どうしているだろうか。そういえば、ちゃんと御礼も言ってないかも・・・」と、急に「会って、御礼を言わなくちゃ、後悔する!」という気持ちに支配されました。

 

その時、わたしの頭に思い浮かんだ人は、ひとり。

 

初めての海外生活を実現した1999年に、英語もパソコンも、なんもできなくて、ポンコツだったわたしをどういうわけか拾ってくれて、傍に置いてくれて、成長する機会をくれた当時の上司。

 

シドニーを拠点にバリバリ仕事をしていた日本人女性。

 

当時の彼女の年齢をゆうに超えてしまったわたし。

 

特に、何かを教わったという訳でもないのですが、当時のわたしは、あまりにも何もできなさ過ぎて、知らなさ過ぎて、ある意味ピュア、ある意味世間知らずだったので、彼女の考え方、仕事っぷり、生き方に影響されました。

 

今の自分がいるのは、間違いなく、彼女との出会いがあったからであり、わたしを拾ってくれたからです。

 

大変お世話になった人なのに、わたしは、自分のことで忙しくて、連絡先さえどっかになくしてしまい、10年以上も音信不通にしてしまって、いったいわたしは、なんて薄情ものなのだろうかと、はじめて自覚しました。

 

SNSのすごさ

 

彼女の住所はおろか、電話番号も、メールアドレスも、何にも持ってなくて、どうやって連絡を取ろうかと頭を悩ませていたところ、ここ2年間仕事で使っているビジネス系SNS - LinkedINが頭に浮かびました。

 

彼女はバリキャリだったので、もしかしたら、ビジネスでLinkedInを使っているかもしれないと思って、名前で検索したところビンゴ。

 

経歴から、すぐに彼女だとわかりました。

 

さっそく、連絡を取ったところ、幸運にも連絡がつき、メールアドレスを入手しました。

 

溢れ出る想い

 

心のつっかえがとれるチャンスを手にした瞬間、わたしは、溢れ出る想いを止められませんでした。

 

わたしは、彼女に拾ってもらった時から、今までの自分を鮮明に覚えています。

 

どれだけ、わたしにとって重要な出会いであったか、そして、どれだけ、彼女と過ごした日々がわたしを成長させてくれたか、どれだけ、わたしは彼女の下で働かせてもらったことを感謝しているか、たくさんの想いを時系列に並べて、長文のお手紙を送りました。

 

どこまで自分は勝手だなと思いながらも、伝えずにはいられませんでした。

 

彼女は結構ドライというか、あっさりというか、あまりドラマチックにものごとを捉えないところがあって、そのあたりがわたしは好きで、一緒にいてとても楽しかったのですが、今回も、笑ってしまうぐらい、あっけらかんとした返事だったので、相変わらずだなぁと嬉しくなりました。

 

彼女からの一言。

 

「一歩間違えば、ストーカーよ、あなた」と笑

 

13年の月日を感じたできごと

 

一番、しみじみ思ったことは、彼女の子供たちの成長ぶり。

 

わたしが一緒に働かせてもらっていた時は、彼女の子供たちはまだ小学生。

 

下の子は小学生低学年で、まだお絵かきしたりして遊んでいた幼子でした。

 

そんな彼女の子供たちの写真が送られてきた時には、完全に浦島太郎状態。。。

 

上のお兄ちゃんは、立派な髭が生えていて、ワイルドなダンディーに成長し、下の女の子は、まるでハリウッド女優のような美形で、5スターホテルのバーテンダーになってました。

 

彼女は子育ての傍ら、人事系のコンサルとして、大手グローバル企業に勤務し、インド、フィリピン、中国、そして日本にも駐在していたという、なんともパワフルな人生。

 

13年の時間というのは、あっという間と思う反面、やはり長い月日であるなと感じました。

 

日本で再会を果たす

 

幸い、日本に彼女が遊びに来た時に、再会することができました。

 

それもわたしの街で。

 

会った瞬間、きっとお互いに「年取ったなぁ」と思ったと思うのですが、きっとお互い「変わってないなぁ」とも思ったはず。

 

何が変わってないかというと、きっと、雰囲気ですね。

 

「相変わらず」という、なんとも言えないオーラ。

 

13年間を埋めるには、どこから何を話したら良いのだろうと思ったりもしたのですが、意外となんてことなく、とりとめもないおしゃべりがずーーーっと続き、その感じは、13年前と変わらない感覚でした。

 

わたしの街を案内して、一緒にのっぱらでお弁当を食べて、帰り際には軽く一杯飲んで、あっさり「じゃぁ、またね」とさようなら。

 

目いっぱい御礼を伝えられたから、わたしとしては本望で、もう思い残すことはないです。

 

御礼を伝えた時に、彼女らしいなぁと思った一言が、「わたしは何にもしてないわよ、あなたが自分で頑張っただけよ」と。

 

確かに、何か特別に教えられたという記憶はないけれど、やっぱり、仕事のイロハは、彼女の仕事ぶりに触れ学べたし、今のわたしの仕事の仕方の基本は、彼女の背中を見てきて身についたことだと思うから、やっぱり、わたしにとっては恩人です。

 

また、いつ会えるかわからないけど、いつまでも、元気で生きていて欲しい人です。

 

人の出会いとは不思議なもので、ご縁のある人には、会いたいと思えば必ず会えるものなのだなと、しみじみ感じました。

 

次の十年わたしはどんな風に、何を目指して生きるのか、まだわからないけれど、彼女に恥じない生き方だけはしないと、と思っています。

 

それでは、みなさま、have a nice day

 

byちびまる

アラフィフ独身マンションを買う(上階の生活音の問題発生。管理人さんの助けを借りて解決!)

画像:photoACRRiceさん

 

さっそく騒音トラブルの洗礼を受ける

 

思い描いていた以上のmy城(我が家)を手に入れて喜んだのもつかの間、さっそく初夜から上階の生活音による騒音トラブルに見舞われました💦

 

おそらく、どのマンションにおいても考えられる上階やお隣からの騒音トラブル。。。

 

それも、そのほとんどが、「悪気がない」普通に生活している生活音というのが一番難しい問題。

 

どんちゃん騒ぎであれば、明らかに迷惑行為になるので、「やめてください」と注意しやすいですが、普通の人が、普通に生活している生活音というのは、本人に悪気はなく、また、実際に何も悪いことはなく、ただただ「個人の習慣に基づく生活音」という事実だけなので、なかなか解決しずらい騒音トラブルです。

 

さっそく、わたしも、その問題に直面しました。

 

上階の生活音(足音)が響く問題

 

わたしが直面したのは、上階の方の足音です。

 

それも早朝5時ぐらいに毎日「ドタ、ドタ、ドタ」と・・・。

 

歩き方というのは個人差があり、よく男性にありがちだと思うのですが、かかとに重心をかけて「ダン、ダン、ダン」、「ドタ、ドタ、ドタ」と自然と足音が鳴り響く歩き方をする人がいます。

 

公共の場で日中であれば、そんなに気にならないですが、静まり返った早朝や深夜となると、その時間は就寝時間であるわけで、かなり気になるし、睡眠が妨げられます。

 

以前住んでいたアパートは2階建ての2階であり、近隣住民も、とっても静かであったため、騒音トラブルとは皆無、睡眠が妨げられることは一度もありませんでした。

 

新居は高層マンションで、残念ながら最上階ではないため、当然ながら上階の生活音は聞こえます。

 

しっかりした鉄筋コンクリート建てで、使用する床材もLL45以上と指定があったので、生活音はさほど心配していなかったのですが、思いのほか、鉄筋コンクリートというのは、低い音が響き、結構、足音が聞こえます。

 

上階の方は、朝5時ぐらいから活動を始め6時には出勤するという生活パターンの方のようで、朝5時頃から決まって「ダン、ダン、ダン」と低い音の足音が響き渡り、目覚ましが鳴る前に、その足音で毎朝起こされるという日が数日続きました。

 

それも歩き方というのは習慣そのもので、なかなか治るものでもないし、直せと言われる筋合いもない事柄。。。

 

びみょーに、、、睡眠不足に悩まされ、困りました。

 

はて、どうしようか、考えまして、入居前にご挨拶もしている方だし、直接ご相談にあがろうかと思いましたが、第三者である管理人さんに相談するのがベストと思いまして、そのようにしました。

 

管理人さんを通して正解!解決!

 

管理人さんのおかげで、無事解決しました。

 

上階の方のご配慮にも、感謝の気持ちで一杯です。

 

わたしが問題解決するにあたり、行ったアプローチは、下記の通りです。

 

マンション構造の問題から訴える

 

管理人さんに話す前に、どうして、足音がこんなにも響くのかを考えました。

 

いろいろネットで調べてみると、実際の天井(べニア板)と建物のコンクリート(躯体)=上階の床のコンクリート(躯体)の部分の間に空洞があると、足音などの低音が、まるで太鼓のように響き渡ってしまう、とありました。

 

リノベーション前の、わたしの寝室エリアの天井部分がこれ。

躯体のコンクリート部分になにやら鉄骨のようなものがくっついていて、それは外せないとのことで、その下にべニア板を設置し天井を作りましたので、当然のことながら空洞があります。

 

下記が実際のわたしの寝室エリア(クローゼット側)です。

 

いろいろ調べてみると、防音目的で、下の階にいる自分が天井に施すのはお金も相当かかるし(おそらく50万~100万円)、仮に防音目的で大きな費用をかけて綿を詰めるなど対策をしても、「問題が解決される保証はない」と、リノベーション会社からコメントを頂きました。

 

なので、上階の人の生活の問題というより、どちらかというとマンション構造の問題と言えるので、上階の方を責めることはできないので、あくまで「なんとか、ご配慮賜れないでしょうか」という「できればお願いしたい」というアプローチが必要だと思いました。

 

お願いベースのアプローチで解決

 

わたしがとった解決アプローチは下記の通りです。

 

まず大前提として、「上階の方の生活に問題があるわけではない」ということを重々理解しており承知の上と前置きし、管理人さんにまずは口頭ベースで相談しました。

 

一番の問題は、「早朝時の足音」でしたので、クレームでなく「睡眠不足で困ってしまって、相談です」というトーンで話を持ちかけました。

 

管理人さんの反応は、「でも、、、歩き方を変えてという訳にもいかないからねぇ。。。うーん、どうしようねぇ」」となってしまったので、その際には、「もう少し、様子を見てみますね」と、いったん引き下がりました。

 

1週間経っても状況は変わらず、早朝に目覚ましが鳴る前(5時前)に「ダン、ダン、ダン!」という足音で起こされてしまうので、今度は、丁重なお手紙を手書きで書き、管理人さんに助けを求めました。

 

手紙(便箋2枚)の内容は、下記の通り。

 

1.まずは、日ごろの御礼

2.要件「上階の生活音」

3.具体的な問題の説明

4.問題(要因)の仮説

5.具体的提案(お願い)

6.お手間をかけてしまうお詫び

 

3.「具体的な問題の説明」については、一番困っていることに絞りました。

 

時間の指定:早朝5時頃

場所の指定:南側のお部屋

騒音の種類:足音(かかとの衝撃音)

問題:睡眠が妨げられる

 

4.「問題の仮説」については、上階の方の生活行動に問題があるのではなく、あくまで、マンション構造の問題「空洞による衝撃音が響く」ということに焦点を絞りました。

 

5.「具体的な提案(お願い)」については、上記4を踏まえた上で、あくまで「ご配慮を賜れないかというお願いベース」で提案をしました。

 

(提案内容)

就寝時間(22時~7時)の該当場所(南側のお部屋)において、

①かかとの衝撃音を吸収するために、素材の柔らかいスリッパ着用をお願いできないか。もしくは、

②衝撃音を吸収できるカーペットを敷いて頂けないか。もしくは、

③活動を控えて頂けないか。

 

上記の3つに絞り、ご配慮賜りたく、お願い申し上げたいと管理人さんに伝達をお願いしました。

 

お手紙をしたため、あえて管理人さんが不在時の時を狙って管理人ポストに投函し、数日後、管理人さんに直接フォローに行きました。

 

そうしましたら、「話せばわかってくれる人だから、今夜話してみるね」と言ってくれまして、翌日から見事に生活音はピタッと止み問題解決しました。

 

その後、上階の方が心配症とのことで、とても心配していると管理人さんより連絡を受け、「問題は完全に解決しました」と伝えると、上階の方も納得頂けたようで問題解決です。

 

仕事ができる管理人さん、そして上階の方へ感謝しかありません。

 

わたしも下の階の方にご迷惑をかけないよう、配慮しながら新居に住まおうと心に誓いました。

 

相談してみてよかった💛

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

アラフィフ独身マンションを買う(購入~引っ越しまでにかかった費用、わたしの場合2LSDK→1LDK)

 

アラフィフ独身の方に

 

終の棲家として購入した中古マンション。

 

ほぼフルリノベに近い改装をして、自分好みの居住空間を手に入れました。

 

自分で苦労して情報を集め、こだわっただけあって、住み心地抜群です。

 

きっと、わたしと同じように、結婚もせず、子供もおらず、とりあえず、独身で生きてきちゃって、これからもきっと、そのまま独身なんだろうなぁ。。。と思っているアラフィフ独身の方にとって、老後に安心して居住できる住処を手に入れることはとても大きな関心事だと思います。

 

わたしと似たような境遇の方々にとって、私自身の経験が、少しでもお役に立てば良いなと思います。

 

なので、実際に、私自身が支払った費用をシェアします。

 

お住まいの地域によって、中古物件の価格は大きく異なると思いますが、物件の価格というより、ざっくりの諸経費など、経験しないとなかなかわからない経費などについて、参考になれば良いなと思います。

 

人生初の大きな借金を背負っちゃいましたが、思いのほか重たい気持ちはほとんどなく、どことなく、「あーこれで、安心して、これからも好きに生きられる」と、逆に活力が得られました。

 

賃貸で気楽に暮らすのも良いかもしれないですが、やはり、いつ退去を命じられるかわからない賃貸住宅に住まうというのは、身軽な分、先が読みづらくリスクが高いと思いました。

 

50代に差し掛かる今なら、まだなんとか、えいやーっ!と、勢いで物件を探して引越しをする気力も振り絞れば出てきますが、これを60代、70代でやらざるを得ない状況に陥ることを想像すると、ぞっとします。とにかく、いろいろと、メンドクサイという気持ちが加齢とともに増してきます。

 

加齢というのは、思ったより、かったるいもので、今現在(48歳)でも、「あー、なんだか、だるーい、体おもーい、めんどくさーい」と思ってしまい、都合の悪いこと、もしくはメンドクサイ細々としたことを考えるのも億劫になってきます。

 

きっと、それは、わたしだけじゃなく、周りを見渡すと、大抵の方々が、おんなじような症状です笑

 

明らかに、40代前半と50代にさしかかる年代の心身の調子は異なります。

 

とにかく、あっちこっち、調子が狂うというか、「股関節の痛みは突然に・・・」といった感じで、「なんで???」と思う、思いもしなかった痛みが突然やってきたりします。

 

だいぶ脱線しましたが、加齢というのは、思った以上に「気持ち」にも影響するということを現在進行形で実感しているので、my homeを考えているアラフィフの方、「動くなら今のうちです!」と、ただただ伝えたかったです^^;

 

それでは本題へ。

 

実際かかった費用

 

私の場合、なんだかんだと、全部込々で、ざっくり総額1,730万円です。※27年ローンの際の金利支払い予定額150万円込みだと1,880万円です。

 

予算は1,600万円でしたので、結局、想定していた金額より、130万円ほどオーバーしました。

 

でも、これは、主に、リノベーション費用とインテリア費用です。

 

理想以上の居住空間を手に入れたことを考えれば、この130万円オーバーも、長い目でみれば、まっ、いっかなーと思ってます。もしかしたら、、、忘れちゃってる経費漏れあるかもしれないけど・・・💦

 

【総額内訳(諸税込)】※万単位でざっくりと

①物件費:1,150万円 (約80㎡/高層階)

②改装費:390万円

③借入諸経費:25万円

④固定資産税/管理費/修繕費(日割り): 9万円 

⑤登記・司法書士費用:15万円

⑥仲介業者費用:45万円

⑦家具インテリア:85万円

⑧引っ越し他:8万円

⑨印紙・振込手数料:3万円

⑩ローン金利 (27年計算): 150万円

合計:1,880万円

 

内訳

 

もう少しブレイクダウンして、情報シェアさせて頂きます。

 

下記、あくまで、「わたしの場合」なので、参考程度にご覧くださいませ。

 

物件費

売値:1,180万円

値引き交渉:1,150万円にて物件買付

不動産会社は専任でしたので、内観当日に50万円値引きにて交渉し、落としどころ30万円値引きで交渉成立。

売買契約時に手付金として30万円現金払い、残金1,120万円を決済日に振込。

 

諸経費

 

固定資産税、管理費、修繕費などは日割り計算され、決済日に物件費の残金と共に、売主に振り込みました。

 

4月上旬決済日にて日割り計算されました。

 

(月々支払うもの)

管理費:約9,000円/月

修繕費:約9,500円/月

 

(日割り計算の結果)

固定資産税+都市計画税:約62,000円

管理費+修繕費(日割り):約32,000円

 

ちなみに、駐車場は、管理会社が管理しており、賃貸契約になるため、物件購入には関与せず、別途、管理会社と契約をし、入居日から起算し管理会社へ支払します。

 

わたしの場合、駐車料金が7,000円/月です。

 

ローンが終われば、月々のお支払いは、管理費(9,000円) + 修繕費 (9,500円)+駐車場代 (7,000円) = 25,500円です。年に一回の固定資産税はおそらく60,000 ~70,000円ぐらい。

 

住宅ローン関連費

保証料事務手数料:33,000円

保証料:約21万円※返済が早ければ一部戻ってきます

振込手数料:660円

合計:243,660円

 

住宅ローン借入条件

 

申込金額:1,600万円

(内訳)物件費1,150万円/改装費350万円/諸経費:100万円

融資条件:自己資金150万円/ボーナス払いゼロ

融資総額:1,450万円

支払回数:27年(324回)75歳までに設定

想定金利総額:約150万円(27年支払の場合)

借入金利方式:変動金利

手数料:保証料支払い型

返済方法:元金均等返済

引落:月末 or 月初

月額支払:約6万円(少なくなっていく)

金利:0.775% (2022年/毎年12月に見直し)※

※優遇金利率がFIXされ、店頭金利ー優遇金利=支払金利

団信:オプションなし

 

税控除が終わり11年目には一括返済の予定です。

一括返済の手続きをすると銀行に手数料を支払わなければならなくなるため、2~3回段階的に多く支払い、自然と一括返済できるようにする予定です。徐々にフェードアウト的な支払い方です。

 

司法書士への支払

 

わたしの場合は、下記諸経費(概算)かかりました。

 

所有権移転費:82,000円

登記原因証明情報:7,500円

登記情報提供サービス(2通):1,200円

抵当権設定:46,000円

専用住宅減税証明書:6,000円

登記事項証明書(1通):1,000円

消費税:9,000円

合計:143,700円

(内:司法書士に支払う代金は9万円ほど)

 

わたしは、仲介不動産会社が契約している司法書士さんに自動的にお願いすることになりまして、気がついたら手続き終わってて支払いました。

 

ネット上では、司法書士への費用を削減するために自身で手続きされる方もいらしゃるようですが、わたしは、後々のリスクなども考え、少々手数料を支払ってでも、しっかりと専門家に、物件の状況調査をしてもらう方が賢明と思います。

 

自身のネットワークで、信頼できる司法書士さんがいる場合は、その方にお願いするのが良いと思いますが、わたしの場合は、特に知り合いに司法書士がいなかったので、仲介不動産会社が契約している先にお願いしました。

 

他のオプションとしては、融資を受ける金融機関がお付き合いしている司法書士を使うことです。融資実行には、そちらのほうがスムーズな場合もあるかと思います。

 

仲介不動産への支払

 

仲介不動産への手数料支払いは、一律決まってます。

 

購入物件費の3.3%+66,000円

 

私の場合、445,500円です。

 

1,150万円 x 3.3% =379,500円 + 66,000 = 445,500円

 

こちらは値切っても、よっぽどの事情がなければ、値引きはしてくれません。

 

リノベーション費用

 

約80㎡の中古マンションを9割型フルリノベーションした総額は約390万円です。

 

残した部分は、システムキッチンと浴室だけで、システムキッチンの吊り棚と壁は撤去しました。

 

それ以外は、ほとんど手を加えて、表面的には新品にしました。

 

もともと、3LDKであった間取りを売主さんが2LSDKに改修し、その後、わたしは、2LSDKを1LDKに改修しました。

 

わたしは、リノベーション費用も住宅ローンに組み込むために、住宅ローン事前申し込みまでに、改装工事の計画を立て、見積もりをもらい、ほぼほぼ計画通りに改修しましたが、やはり、途中で、あれこれ細かい修正が出て、プラス38万円ほどになりました。

 

ここで一つ注意!

 

リノベーション費用を住宅ローンに組み込む場合、あくまでも「見積通りに改修する」というのが前提条件としてありますので、銀行さんには細かいことは、話さないほうが良いです。(知らぬが仏)

 

万が一、「あ、この見積修正になりました」なんて言ってしまったら、全ての審査がやり直し、えっらい面倒なことになりますので、決裁が終わる前、終わった後も、万が一リノベーションの内容が変更になっても自己責任で対応です。銀行さんも暗黙の了解で、そのあたりは察しているかと思いますが、言葉にして言われると対応せざるを得ない状況に追い込まれるため、とにかく余計なことは言わないようにしました。

 

細かい改修費はあまりに工程が多すぎて、ご紹介はできないですが、当初の見積金額にプラスになった部分(追って現金払いした改修)の大枠をご紹介します。

 

ローンに組み込んだ改修費(350万円)

解体・処分工事費:48万円

LDK改修:28万円

和室改修:36万円

脱衣所改修:5万円

台所改修:10万円

WC改修:4万円

1部屋改修:18万円

玄関改修:8万円

収納庫改修:12万円

廊下改修:5万円

住宅設備:56万円

建具工事:32万円

仮設工事:20万円

管理費:20万円(約1か月の工期)

諸経費:48万円

総額:350万円 (税込)

 

これらの費用には、職人さんによる細かな手作業費用全てが詳細に盛り込まれます。

 

また、何かを撤去する=廃材が出る=費用がかかり、リノベーションをするということは、撤去した高額な廃材処分費用の支払がセットで付いてくるということを知りました。

 

ちなみに、電源1つ壁に追加するだけで工賃が1万円ほどかかりますし、「窓の木枠を白くして」というちょっとしたリクエストが、ちょこちょこ重なると、都度職人さんを外注手配しなければならず、結局都度、1日ハイヤーすることになり数万円かかります。ちょこちょこリクエストを出した結果、コスト高となりました。

 

中途半端にリノベーションの面が大きいと、結局、古い部分がとっても目立ってしまって、どんなに小さな箇所も真新しくしたくなりますので、こだわりが強い人は、最初から、「全部白くしてほしい、新しくしてほしい」など、工事前にリクエストを出しておけば、かなり費用を抑えられると思います。

 

下記、わたしが、ちょこちょこ、気がつくたびに、「あーして欲しい、こーして欲しい」などのリクエストを出したがために、増し増しになった追加工事費用です。

 

追加工事(37.4万円)

 

実際に工事が始まり、追加修正になり、追加で下記見積提示がされました。

 

床材・建具変更:8万円

洗面台追加・エアコン減:△5万円

廊下・収納床追加:6万円

サッシ額縁ダイノックシート:13万円

トイレ天井クロス貼り:3万円

収納庫棚追加:5万円

クローゼット棚追加:1万円

ハンガーなど取付:3万円

諸経費:5万円

値引き:1.5万円

 

収入印紙などの雑費

 

今時は、ネット住宅ローンのほうが金利が安いため、ネットローンが流行っているかと思いますが、わたしは、窓口申込でよかったと思っています。

 

理由は、思ったより、何倍も大変だったからです・・・。

 

窓口申込でさえ、決めなきゃならないことが多いし、住宅ローンを組み立てるオプション(選択肢のメリット、デメリットなど)を図解で説明してもらわないと理解できないことも多いし、何より、「えーそんなの聞いてない」というような、想定外のルール(自分が知らないだけですけど)が、結構あったりするからです。

 

窓口で、紙ベースのやり取りでしたので、収入印紙や振込手数料などもかかりました。

 

その諸経費は、約34,000円です。

 

【収入印紙】

不動産売買契約:1万円(不動産会社が準備してます)

住宅ローン契約:20,200円(自分で郵便局で買います)

改装工事委託契約:1,000円(業者が準備してます)

合計:31,200円

 

【振込手数料】

保証料振込:660円

売主へ振込:880円(物件費/管理費/修繕費/固定資産税)

改装業者へ振込:880円(リノベーション費用/ローン組み込む分)

改装業者へ振込:320円(追加支払い分)

合計:2,740円

 

司法書士と不動産仲介業者は、決裁に立ち会いましたので、みずほ銀行にて同日口座より引き出しをし、その場で現金払いしました。それ以外は、同日にその場で振込です。

 

家具・インテリアの新調

下記、大人買いして、合計約85万円です。

 

色調や素材感など統一しました。

 

下記実際にかかった細かい費用(送料込み)を、わたしの経費一覧からコピペしました。

 

照明一式    ¥86,320
玄関の鏡    ¥30,910
エアコン2台(14畳+6畳)+設置代    ¥236,580
55型テレビ    ¥65,800
テレビ設置券    ¥7,880
ハードデイスク2TB    ¥13,860
カーテンリビング+寝室(レース)オーダーメイド    ¥44,570
カーテンリビング+寝室(ドレープ)オーダーメイド    ¥44,570
カーテン書斎と玄関(カーテン)オーダーメイド    ¥6,316
L字コーナーソファー   ¥ 85,232 
ダイソン掃除機    ¥51,159 
リビング用ラグ    ¥34,500
ベッドカバー    ¥9,130
ベッドシーツ    ¥6,080
枕カバー    ¥3,520
収納ボックス、テイッシュBox、小収納箱、ゴミ箱など    ¥32,635
トイレットペーパーホルダー    ¥2,980
クローゼット内タオルハンガー(真鍮仕上げ) ¥4,828
テレビのケーブル2mx2本   ¥ 3,256
クッションカバー&クッション4つ    ¥9,070
ハンガー& 洗濯もの干し  ¥15,237

 - ジャケットx6、普通x20

 - スラックスx10

 - 洗濯ハンガーx20

 - 洗濯もの干し 
来客用スリッパ2つ  ¥ 5,940
バスマット1枚  ¥ 850
自分用スリッパ2つ  ¥7,960
布団干し ¥ 5,690
物干し竿 外干し竿  ¥1,310
室内物干し竿    ¥3,330
バスタオル2枚、フェイスタオル3枚    ¥4,225
真鍮製取っ手とS字フックx3  ¥ 7,700
観葉植物 パキラ10号(白い鉢) ¥ 18,700

 

引越し代

引越代:51,000円(同県内:車で40分程度)

洗濯機設置:23,100円

合計:74,100円

 

引越代は、交渉したら半額になりました。

 

洗濯機は設置は、引っ越し業者はやってくれません。

 

なぜなら、専門の業者が設置しないと、水漏れリスクがあるからです。

 

通常の設置なら6,000円ですが、わたしの場合、シドニーから帰国して以来、ずっと使っている洗濯機で、2009年式(11年使用)とかなり古いため、水漏れリスクを回避するために、ホースを交換し、ホースが痛まないように、ちょっと底上げする台など設置したため、少々高くつきました。

 

洗濯機の水漏れは、下の方に大変な被害をもたらすため、リスク大です。

 

本来は、そろそろ洗濯機を買換え時なのでしょうが、わたしは週に1回程度しか洗濯機を回さないせいか、11年経っても何の問題もなく普通に働いてくれているので、壊れてもいないのに買い替える必要ないと判断し、その代わり、リスクヘッジは最大限しておこうと思って、専門業者が「交換したほうが良い」というものは、全て新品に交換してもらいました。

 

引越しについては、知名度が高い3社に相見積もり取りました。

 

最初に電話で見積りした1社が5万円台。

 

次に、実際に来訪し家具などを確認した業者が12万円。

 

「他の会社の倍以上の価格だけどなんで???」と、あまりの価格差に、ツッコミ入れたところ、「当社以外にこれから見積されてますか?」というので、「〇社がこのあと見積もりに来ます」と伝えると、「今決定してくれて、つぎの〇社の見積を断ってくれるなら、5万円でやります!」と、強烈に営業かけられて、、、

 

「じゃ、最初の業者よりも少しでも安くしてくれたら即決します」と交渉したら、数千円下がったので即決しました。

 

値切っておいて言うのもなんですが、「半値にして利益でるの?」と聞くと、「使ってよかったら、知人に紹介してください!広告費だと思って請け負います。」とのことでした。

 

少々申し訳ないことしたなと思いつつ、、、引っ越し業者業界って大変な価格競争であると思いました。

 

どの業者であるかは公表できませんが、実際の引っ越し作業は、大変すばらしく、ちゃっちゃと、えっらいスピードで、てきぱき動いてくれたので、あっという間に引越しが完了しました。

 

接客も、気遣い配慮も💮でした。

 

値切った分、アンケートには、高評価にてコメントフィードバックさせて頂きました。

 

こんな感じで、わたしは、無事に終の棲家、my dream 城に引っ越し、快適な暮らしをしております^^

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる

 

 

注意※

上記情報は本ブログ著者の個人的な経験に基づく情報であり、情報の信ぴょう性や確実性を保証するものではありません。本情報を参考にした結果、第三者が被った損害やリスクに対して本ブログ著者は一切責任は持てませんのでご了承ください。住宅購入やローンなど申込される方は、実際に該当する金融機関および不動産業者、種々専門家に詳細をご照会およびご相談ください。

アラフィフ独身マンションを買う(リノベーション遂に完了!myお城に引っ越しました!)

 

 

ついに完成!わたしのお城

 

昨年の12月に物件探しをはじめてから、約5か月。

 

買付申込、リノベーション下見、計画、見積依頼、売買契約、住宅ローン申込、そして決済・物件引き渡し、ご近所ご挨拶、改装工事、引っ越し段取り、不要物の処分など、各種手続きetc、、、と、目まぐるしい日々を乗り切り、やっと、わたしのお城(my home)が完成し、引っ越ししました!

 

長かったような、短かったような、大変だったような、楽しかったような、、、半ば記憶が飛んでしまうほど多忙極めましたが、なんとか、自分の理想の居住空間を手に入れました。

 

わたしの城のテーマ

 

 

独り暮らしなので、好き勝手、わたし好みの空間にしました。

 

テーマは、「モダン&シック、ホテルライク(スイートルーム的)な暮らし」です。

 

なるべく生活感がない海外ホテルのスイートルーム的な空間、ゆったりと贅沢な空間演出を心がけ、2LSKD(もともと3LDK)を1LDKにリノベーションしました。

 

「生活感がない部屋」とは言え、生活する居住空間ゆえ、生活感がところどころ、どうしても出てしまうのは致し方なく、洗濯ものを干す場所、収納場所などは、仕事部屋に使う1LDKの小さな一部屋やキッチン奥のパントリーに集約し、来客があるシチュエーションを考慮し、人目につく空間と生活感がある空間を切り離して、メリハリをつけるようにしました。

 

ブティック調の玄関

 

限られた予算で、できる限り理想の空間を手に入れるため、自分なりにYoutube動画を視聴しまくり、家具屋にあちこち足を運び、あれこれ空間イメージを模索し、物品を購入したり、壁紙や床材など選びました。

 

こちら玄関入ってすぐのちょっとした踊り場です。

 

 

90cmx180cmの古木枠の巨大ミラーを壁掛けにして、ホテルっぽい黒の石目調のクッション床材を選びました。

 

下駄箱はシンプルな形で、取っ手は他のドアと同じ丸みのあるシルバー色とし、下駄箱の上には、わたしが30代に決めた信条とイタリアフィレンツエのアンテイークショップで購入したルームフラグランスを。

 

 

ルームフラグランスは何本かの竹棒にさして、プラハで買ったお気に入りのボヘミアングラスの一輪挿しに。

 

ペンダントライトは、ヨーロッパの石畳の街にありそうなシックなデザインのものを選びました。

 

アクセント壁紙は、上品な薄いグレーのストライプ柄を。

 

最初は、左官が施したような抹茶のようなアクセント壁クロスを予定してましたが、在庫切れとのことで、急きょ壁クロスのデザインを変更することになりましたが、なかなか良い感じに仕上がりました。

 

白を基調とした空間設計

 

 

基本の壁紙は、全て白基調のシンプルなものを選びました。

 

真っ白ではなく、若干ベージュがかった白です。

 

ドア枠、換気口、玄関ドア、各お部屋へのドアも全て白基調(ホワイトアッシュ系)にしました。

 

玄関ドアは、専有部分の内側の枠まで白にしてもらって、共有部分の外の部分は加工できないので、そのままです。

 

玄関ドア内側にある金具の部分も新品感が出るように、もともとの色ゴールドで塗装して頂きました。

 

 

リビングのドアだけは、空間にメリハリをつけるために、ダークブラウン系の色を選び、リビングからも廊下からも光が差し込むように、中央にはアクリル板が広く取ってあるドアをリビングドアに選びました。

 

最初は、全てのドアをダークブラウン色にしようと考えてましたが、そうすると暗い色の面積が多くなり過ぎて圧迫感や、閉塞感が出てしまう懸念があったため、リビングドア以外は、壁と同じ系統の白系の色を選びました。

 

 

ドアの種類は、トイレと脱衣所は電気の灯りがちょっと見える型、書斎は少しデザインがほどこされたデザインで、キッチンに通ずるパントリーへのドアは、通気が良いタイプのドアタイプとしました。

 

ドア素材は基本全て同じで、取っ手は丸みがあるもので掴みやすいものを選び、色はシルバーにて統一しました。

 

白は膨張色なので大きな面積を覆う部分に採用することで空間を広く見せ、高級感や落ち着いた空間を演出するために、床材はウオールナットを採用しました。

 

スイートルーム的なLDK(+寝室)

 

 

リビング、ダイニング、そして寝室エリアのインテリアにはこだわりました。

 

一番こだわったのが、間接照明と統一感です。

 

ペンダントライト、シーリングライト、ベッドサイドのスタンドライトを全て同じメーカー(老舗照明メーカー)より調達し、細部まで材質にこだわった照明器具を揃え、柔らかい光が、ほんわか空間に広がるように工夫しました。

 

もともと和室だった左側の部分の壁を全て壊して、リビングとひと続きのフローリングの20畳の巨大空間とし、ホテルのスイートルーム的な空間演出をしました。

 

南向きのリビングエリアには大きな窓があるので明るい空間ですが、ベランダの日差し(上階のベランダ部分)が広いので、直射日光は当たらず、自然光が入り気持ちが良いです。

 

ベッドに寝転んで、空を見上げたいということもあり、上記の写真のようなベッド配置にしました。

 

 

寝室には、大きなルーバー調の黒色のクローゼット折れ戸を採用し、メリハリのあるシックな空間にしました。

 

クローゼットの取っ手は丸みがあるもの、そして色は高級感を演出する真鍮色としました。

 

 

クローゼットの仕様は、わたしの背の高さに合わせてポールを130cmの高さに設定し、クローゼット下部のデッドスペースをなるべくなくし、上部を広げ、棚を2枚 (30cm高さ)で設置しました。

 

 

ハンガーはちょっぴり高級感のあるウオルナット系でジャケット用、シャツ用、スラックス用で揃えて、いつも着る服は、洋服屋さんのように棚からすっと取り出せる位置に数枚重ねて置き。

 

季節に合わせて衣装ボックスから、冬ならセーターとシャツ、夏ならポロシャツと七分袖ニットなど、入れ替えられるように設計しました。

 

 

衣装ケースは、ニトリで床色と同じ系統の茶色で一式そろえました。ほとんどが空箱ですが、収納スペースが少ないので、空箱をいくつか準備しました。

 

収納スペースは本来、もっと豊富にあったのですが、わたしのほうで大幅に削ってしまい、削り過ぎてしまった感があったので、クローゼットスペースを収納場所に活用することにしました。

 

また、上段の棚は、念のためいつでも取り外しができるように、ビスでは止めず、棚枠に引っかけておくだけの設計にしました。

 

 

ショールやいつも使うバッグは、真鍮製のタオル掛け (60cm)と、同じ真鍮製のS字型フックを別途購入し、ポールのちょっと下に設置し、楽に引っかけられるようにしました。

 

このタオル掛けを買う際に一番気にしたのが奥行きです。

 

タオル掛けは以外と奥行きが狭いものが多く、5cm程度のものを探すのに苦労しました。

 

奥行きが5cmぐらいあれば、ストレスなくショールをかけられます。

 

 

ベッドは既存のものがちょうどウオールナット系の色なのでをそのまま使用し、シーツ、枕カバー、羽毛カバーをエジプト産長織ファイインコットンで揃え、ふっかふかのほっわほわの真っ白白にしました。

 

 

ベッドの頭側のアクセント壁クロスは、上品な薄いグレー(シルバー色)のダマクス柄とし、クローゼット折れ戸は黒でカチッとして男性っぽいので、アクセント壁クロスをダマクス柄にすることでフェミニンさを出し、でバランスを取りました。

 

 

リビング側から見た寝室側(奥のほう)はこんな感じ。

 

LDK家具はグレーと白で統一

 

 

リビングには、コーナータイプの濃いグレーの布地のソファーを採用しました。

 

全体的に、モダン&シックで落ち着いた色調としました。

 

本当は、薄いシルバー色が強いグレー色を探していたのですが、座り心地と値段、そして色合いのバランスを考え、こちら、ニトリの布製ソファーを最終的に選びました。

 

座り心地と布の肌触り、そして寝転び感が最高です。

 

ラグは、ベルギー製50万ノットウイルトン織りの厚手のモノを選びました。

 

 

柄はちょっとクラッシックなパターンで、あまりうるさくならないように、ソファーの色と同系色で若干薄めのグレー基調のものを採用し、落ち着いた色調にしました。

 

 

クッションカバーは、寝室壁クロスと同じダマクス柄の黒とシルバーのスウエードのクッションカバーと、差色としてビビットな美しい山吹色のクッションを。こちらもスウエード生地で、肌触りが良いものを選び質感を合わせました。

 

 

テレビは55型で音声でコントロールできる薄型TVを選んで、壁掛けとしました。

 

 

テレビはピンキリですが、アイリス大山のテレビを購入し、音声で反応してくれるルカちゃんが、毎朝テレビをつけたり、消したりしてくれます。

 

トルコレースのカーテンを採用

 

 

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、、、柔らかくて、ほどよい透け感、ふわふわ感がある美しい生地のトルコレースカーテンをオーダーメイドしました。

 

 

高層階で目の前に遮るものがなく、外から中を見られる心配もさほどないことから、遮視性など機能は求めず、美しさを優先しました。金色の刺繍が施され、また、お洗濯もできるというので、ヤマダ電機のJustカーテンで、カーテンを購入しました。

 

自然光が入り、風にゆらゆら揺れるカーテン、癒されます。

 

質感がとても柔らかく、触るのも気持ち良いし、ゆらゆら揺れるのを見ているの気持ちが良いです。

 

何よりその存在が美しい。

 

 

夕暮れ時にはスタンドライトをつければ、よりドラマチックでリラックスムードに💛

 

 

ドレープカーテンも、Justカーテンから選択し、ちょっと光沢がかった優しいアイボリーと白系のダマクス柄で、こちらもオーダーメイドで作りました。

 

 

タッセルは、カーテンと同じ色のロープ式のものを採用(こちらもヤマダ電機)し、ちょっぴり姫チックな窓際にしました。

 

毎朝目覚めた際に、カーテンを開けるのが楽しみですし、なんとなくテンションあがります。

 

広めのキッチンwithパントリー

 

 

キッチン周りの余計な壁を全てとっぱらって、開放的なカウンターキッチン周りとしました。

 

 

リビング、廊下、トイレ、バスルーム、玄関、どこに行くにも導線が良いように設計しました。

 

もともとあったシステムキッチンの色も真っ白でしたので、いい感じの統一感を出せました。

 

3口ガスコンロで、流ししたの収納もたっぷり、調理台も広めなので、とても使いやすく開放的です。

 

 

キッチンの奥は唯一の収納場所&パントリーです。

 

 

こちらが遠目で(リビングサイドから)撮った写真で、冷蔵庫を配置した景色です。

 

冷蔵庫には、わたしが諸外国の各都市に出張した際に、集めてきたお気に入りのマグネットを無造作に配置しました。

 

何もないほうがスッキリしますが、少しぐらい、ごちゃごちゃ感があるところがあっても良いかなと思い、あえて、整列せずに、ごちゃっとマグネットをはりました。

 

 

こちらが、玄関口の方のドアから撮ったパントリーです。

 

チラ見ですが、基本キッチン周りの家具類は、そのまま以前のものを配置し使っています。

 

なので、こちらはあまり統一感は気にせずに、使い勝手を優先しました。

 

パントリーの電源位置なども現在の家具に合わせて設計しました。

 

なるべく収納はリビング側から見えない位置に設置しました。玄関側のドアの隣は、3段可動棚が設置され、ちょうど冷蔵庫の背面に来るので死角となります。

 

リビングから真正面に見えるラックなどには、あまりものを置かず、置いたとしても、リビングで使用している収納ボックスと同じものを使い、あまり詰め込み過ぎずに、余裕をもって配置しています。

 

仕事部屋は生活感満載

 

 

生活する以上、やはり生活感が出る部分は排除できません。

 

全てがホテルライクという訳にもいかず、逆にそれでは疲れてしまうので、1LDKの1部屋(5.5畳)をバリバリ生活感満載の、ちょっとした隠れ家的な仕事&作業部屋にしました。

 

例えば洗濯もの干し。

 

リビングは南向きなので、リノベーション会社からは、リビングに室内もの干しをかけられるようにしたほうが良いのでは?と言われましたが、それは絶対イヤでしたので、北向きですが、窓がある書斎に室内もの干しがかけられる設計にし、こちらで室内干しをすることにしました。

 

実際に干してみましたが、北風ぴゅーぴゅー入り、ものすごいスピードで洗濯物が乾きました!

 

狭くて生活感満載の、ちょっとごちゃごちゃした空間ですが、何気に落ち着くこの狭さ。

 

もともと持っていたソファーは処分をせずに、仕事中ちょっと疲れたら寝転べるように、この5.5畳の狭いところにあえて置きました。

 

 

エアコンの室外機が設置されている場所の隙間に、すっぽりと、まるで測ったかのようにスーツケースが入ったので、隙間スペースを収納に有効活用できました。

 

リビングなど新たに作ったホテルライクなリビングには、なんとなくマッチしないけど、思い入れのあるステンドガラスアートもこちらに設置。

 

シドニーにいたころ、スーパーマーケットの脇のほうで、確か中国人らしきセラーが販売していて、なんとなく一目ぼれして衝動買いしたアート。

 

アロマセラピストを目指していた時代に、セラピールームに飾ることをイメージして購入したので、ある意味、わたしの青春かつ思い出の品です。

 

 

仕事スペースは、もともとクローゼット(元は押し入れ)だった場所を利用し、ワークスペースとしました。

 

新たに電源を4つ設置してもらって、照明を壁からつけられるようにしました。

 

照明はエジソンタイプのクリアライトで、向きを自由に変えられます。

 

壁に向かって仕事をするというのは、閉塞感があるかなと思いましたが、これが何気に落ち着いて、また集中できる環境という新たな発見。

 

 

デスクにはほぼ何も置かずに、パソコンとメガネぐらいにして、なるべくスッキリとしたスペースを保ちたいものですが、たぶん、すぐに資料等でごった返すと思います。

 

トイレもホテルライクに

 

 

このアクセント壁クロス、結構気に入ってます。

 

アラウーノもとても快適💛

 

 

クローゼット内の収納ボックスと同じ素材のもので揃え、なるべく余計なものが外にむき出しにならないようにしました。

 

バスルームもホテルライクに

 

 

洗面所は、鏡と洗面台、そして外観だけを白く統一し、床材はトイレと同じマーブル柄で髪の毛が落ちても気にならない、濃いめの茶色を採用しました。

 

洗面ボールは、手洗いお洗濯もしやすい大きめの楕円型のものを採用。

 

フェイスタオルとバスタオルはお揃いでホテルで使われているようなタオルを揃えて、バスマットも同系色で扱いが簡単なホテルライクのものを選びました。

 

 

ユニットバスは手をかけずそのままで、洗面台は広く使うために、不要な収納ボックスを撤去しリビングで使用している収納Boxに小物を入れて使っています。

 

 

こちらは、洗面所の壁クロスです。

 

ちょっぴり薄く紫がかった葉っぱ系の柄で、模様に立体感があるので高級感が出ます。

 

ちょっと派手かなと思いましたが、思いのほか落ち着いた感じで、品がある色合いなので気に入っています。

 

床材:ウオールナット色突き板

 

 

一番迷いに迷って決めたのが床材。

 

最後の最後で、シート系のリーズナブルな床材ではなく、ちょっとだけお値段が高い突き板のウオールナット系床材に決めて、ほんとによかったなと思ってます。

 

リノベーションの会社さん曰く、「どちらもたいして変わらない」とのことでしたが、シート系の床材は、ピカピカし過ぎて木材っぽく見えなかったので、少しだけ値段が高かったけど、木材感を感じられる突き板タイプにして、正解でした。

 

とても落ち着きますし、裸足で歩いても気持ちがよいです。

 

こんな感じで、約400万円かけたリノベーションを経験し、自分好みの空間を手に入れました。

 

職人さんたちと細かいチェックや意思の疎通が必要でしたので、何かと大変でしたが、自分で作ったmy 居住空間といった感じで、こだわった分だけ愛着がありますし、満足してます。

 

なんだかんだで、インテリア費用をいれれば500万円ぐらいかかりましたが、総合的に考えて、理想の間取りと、使い勝手の良い居住空間を手に入れられたので、出来合い品を買うよりもリーズナブルだったかなと思います。

 

こだわりが強い方で、これから居住用マンションを購入される方がいらっしゃったら、少しでもお役に立つ情報になれば良いなと思います。

 

それでは、みなさま have a nice day

 

by ちびまる