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北欧スウェーデンの現地事情いろいろ 現地の人のはなし

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↑ わたしのお気に入りの写真のひとつ^^

 

ノーベル賞受賞者の晩餐会会場、スウェーデンストックホルムにあるストックホルム市庁舎の庭の歩道にあったアート。

 

マンホールのような大きさでしたが、ただのまぁ~るいアート。

 

怖いのか、面白いのか、イマイチよくわからないアートなんですが、なんとなく、にくめないこの顔が好き。

 

スゥエーデン、マルメからのお客様

 

おととい(2018年1月22日、大雪の日!)、スゥエーデンのマルメ(Malmö)から取引先のマーケティング担当者(女性)がご来社。

 

商談をしたのですが、仕事の話はそこそこに、スゥエーデンの現地事情について、いろいろ伺いました。

  

彼女はかれこれ10年以上、スゥエーデン、マルメ地区にお住まいのようで、個人事業主として、複数の企業のマーケット調査や日本市場向けの商売をしているお客様相手にお仕事をしています。

 

彼女は10年以上スゥエーデンに住んでいるだけあって、現地事情について詳しいので、興味のあることをあれこれ聞いてみました。

 

わたしも11年オーストラリアに住んでいたのですが、10年以上の滞在歴になると、それなりにその国の現地事情については情報が蓄積されるものです。

 

わたしは2018年5月にコペンハーゲンへの出張を控えており、その際に、コペンハーゲンからスウエーデンのマルメ周辺までは車で30分でいけるということなので、現地調査もするつもりです。

 

なので、聞きたいことがたくさん!

 

現地に実際に入る前に、現地事情を現地の人に伺えるというのは、ありがたいです。

 

現地事情を理解してから出張計画を立てたほうが、何かと効率良く時間も使えますし、たとえ仕事に関係のない知識であっても、現地の人との関係作りの際に、話題作りに便利です。

 

税金が高い!VAT(付加価値税)は25%

 

北欧諸国は、社会保障がしっかりしている分、税金が高いという印象は多くの人が持っている共通認識だと思います。

 

でも、実際にどんな感じなの? というのは、現地で生活している人の話しなどは参考になります。

 

日本でいう消費税のようなもの、欧州ではVAT (Value Added Tax = 付加価値税とい税金がかかります。

 

スゥエーデンの付加価値税は、だいたい25%らしい。

 

品物代の4分の1が税金!

 

彼女曰く、庶民に必要なディリーフード、例えば牛乳やバターなど、そういったものは、比較的VAT税率は低いらしいのですが、それ以外は基本25%なんだそう。

 

日本の場合、消費税を8%から10%引き上げるだけでも、えらい騒ぎなのに、日本の消費税が25%になったら、どんな社会になっちゃうんだろう???か。

 

物の価値自体は、それほど高くないらしいのですが、なんせ税金が高い。

 

VAT税率が低い食品類を買い込んで、自宅で自炊する分には、それほど高いとは思わないそうですが、外食となるとかなり割高になります。

 

3年前、わたしもストックホルムに出張で訪れた時に、現地での食費が高くて、出張貧乏になりました。

 

1回の食事代がランチでも2,000 ~ 3,000円、ディナーになると5,000 ~ 10,000円ぐらいを軽く費やしてしまうので、とても日当ではやりくりできず(_ _)・・・。

 

税金が高い!所得税率は最低でも30%最高で60%

 

次に所得税のおはなし。

 

わたしの出張時のお仕事とは、ほとんど関係のない話ではありますが、現地事情を知っておくというのは、どんな情報でも大事。

 

なんと、スゥエーデンでは所得税率が最低でも30%ぐらいかかるらしいです。

 

高給取りの場合は、60%ぐらい所得税で持っていかれるそうです。

 

なんとなく、、、社会主義国っぽいですねぇー」と彼女に言うと、「そうなんですよ、ホントにそう思う。」との返答が。

 

北欧というと、自由な国というか、良いイメージしか浮かばないけど、物事には、なんでも裏と表があるから、裏(デメリット)事情も知っておいたほうが良いと思っています。

 

実際に、高給取りだったスゥエーデン人に所得税についてのご意見を伺ったところ、「まぁ、考え方次第だよね、税金が高い分、社会保障が万全だからね」と。

 

確かにそうなんだけど、60%って。。。

 

ちなみに、日本の所得税最高税率は45%のようです。

 

所得が年間4,000万円超の場合、最高税率45%です。

 

詳細は国税庁の公式サイトからどうぞ。

 

わたしが長年住んでいたオーストラリアでは、非移住者の所得税率は高く、例えばわたしがワーキングホリデーVISAで、シドニーで働いていた時の所得税率は30%でした。

 

下記のサイトを参考にする限り、2016年11月以降は、ワーキングホリデーVISAで就労した場合の所得税率は15%なんだそうですが、2017年7月以降に積み立て年金の払い戻しをする場合の税率は30%から、なんと65%に引き上げ!!!なんだそうです。

 

わたしも11年間シドニーで仕事をしてきたので、それなりに年金が積み上がりましたが、確かに、2009年返金額は、3分の1以上差っ引かれた金額だったような。。。

 

オーストラリアでの非居住者が支払う税率について、下記のブログ English Pediaさんの記事がわかりやすいです。

オーストラリアワーホリの税金事情、2017年版【損せず稼ごう】 | EnglishPedia

 

話しはスゥエーデンに戻りますが、税金が高い分、生きていく上で必要な経費、例えば医療費に教育費はほぼ無料で、税金でまかなわれるようです。

 

健康診断は最低限のサポート

 

健康診断はというと、基本的にはよっぽど病気、もしくは体に異変が見受けられない限り定期的に健康診断を受ける習慣がないそうです。

 

ある一定の年齢(高齢)になれば、女性なら乳がんや子宮頸がん検診、男性ならば前立腺がんの検診を無料で受けられるようですが、例えば乳がん検診などは3年に一度程度の間隔で検診を受けるようです。

 

日本のように雇用されていれば、毎年社会保険と会社負担により健康診断を受けるという習慣も風習もなく、もしも毎年自分で受けたい場合は、自身でプライベート保険に加入し、実費精算で検診を受けるようです。

 

よって、がんの早期発見などは難しいらしく、具合が悪くて病院に行った際にはすでに手遅れと言うケースも多く、そのままホスピス緩和ケアに入るだけという人が多いというのが現状のようです。

 

個人の健康データは国の研究に役立てられる

 

スゥエーデンでは医療費が無料ですが、その分、国民の個人データは、国の研究に使えるようにデータをストックされています。

 

また、継続的に将来的にもデータがストックされていきます。

 

地域限定のさまざまな疾患の追跡リサーチ、曝露(ばくろ)から疾病発生までの過程を時間を追って観察する(前向きコホート、後ろ向きコホート研究)に役立てることができます。

 

検体データも集めやすいということもあり、治験をしやすい環境でもあるようです。

  

日本のシャンプーじゃ泡立たないほどの硬水

 

j女性の旅行者や出張者にとっては、重要な情報!

 

スウエーデンの水のかなりの硬水のようで、日本のシャンプーでは、なかなか泡立たないらしいです。

 

また、スゥエーデンでは飲料水の料金は高く、現地の人はまず水道水を飲むようです。

 

わたしもストックホルムに出張で滞在していた際には、飲み水が高いので、ホテルのバスルームから水道水をペットボトルに入れて飲んでました。

 

Medicon Valley (メディコン・バレー)について

 

スゥエーデンのマルメ(Malmö)とデンマークコペンハーゲン(Copemhagen) の水辺のあたり一帯には、ライフバイオサイエンス系のベンチャー企業が密集しており、その一帯はMedicon Valleyと呼ばれています。

 

わたしがこの度北欧に出張する目的のひとつとして、現地取引先を通じて、Medicon Valley一帯の市場を理解し、潜在顧客の開拓ができるかどうかを調査するということがあります。

 

彼女曰く、Medicon Valley一帯には、現地の小さなベンチャー企業が多いようで、主に医療機器関係のベンチャーが数多く存在するようです。

 

わたしが扱う商材は、臨床試験や研究現場で使われる資材なので、臨床研究や治験を行う企業や機関がターゲットの顧客となるのですが、どうやら、そういった需要は、スゥエーデン政府管轄の研究機関、大学、そして公立病院が主のようなので、現地入りした際には、そういった政府管轄の機関への訪問を計画するほうが良さそうです。

 

こういった情報も、同業界で働く現地の人に聞けば、生きた情報を拾うことができます。

 

現地のことは、実際に現地の一次情報に触れている人に聞いてみて、その上で、自分自身で現地で情報収集をして、その事実確認を行うと、より価値のある一次情報になるかと思います。

 

もっと、たくさん雑談したかったのですが、大雪注意報も出ていたこともあり、time out 時間切れ。

 

いろんな国の人とつながることは、さまざまな国の知識が蓄積できることにつながるので、なるべく、いろんな国の人たちと仲良しになって、現地情報を入手できるようにしたいと思います。

 

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