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青天の霹靂(へきれき)、1年半かけてきたプロジェクトがとん挫、振出しに戻る

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突然のプロジェクトのとん挫

 

昨日、わたしにとって、Disaster (大惨事)が起きました。

 

欧州の企業と1年半かけて進めてきたプロジェクトがとん挫しました。

 

先方の窓口担当とわたしで、お互いの社長がコンセンサスを得ながら、プロジェクトを進められるよう、プレゼン資料から、議事録、覚書まですべて、日本語・英語のバイリンガルで丁寧に進めてきたプロジェクトの突然のとん挫。

 

しばし茫然・・・。

 

先方が当方の社長にプレゼンするために準備してきた期間は3か月。

 

おととしの冬。

 

この3か月間の間に、市場調査から、販売戦略の仮説、販売戦略の仮説をビジュアル化しプレゼン資料を作成し、20ページ以上にのぼるプレゼン資料をすべて日本語に訳し、事前に、大筋の合意を双方で確認してから、わざわざドイツから来日してもらって、進めてきたプロジェクト。

 

やっとの思いで、計画していた内容を、第三者も絡めて情報収集し、調整してきて、形になってきたので、先方の計画を当方の社長に報告した矢先の事件。

 

「すごく違和感がある」との一言。

 

どの辺に違和感があるのか、わたしには理解できなかったので、単刀直入に社長に伺ってみたところ、どうも、本プロジェクトのコアとなる戦略に疑問を感じ始めており、「えっ!?そこ???、えっ!??今?このタイミングで???」というところが問題の様子。。。

 

販売戦略のかなめとなるポイントに疑念があり同意できないということは、「はい、同意します」とLetter of Intend (LOI) 『覚書』にサインした内容に異議申し立て、ということになります。

 

詳細については言及を避けますが、わたしとしては、青天の霹靂(へきれき)状態で、まさか、そのポイントに今更疑問や疑念を持つとは思いもせず、すごろくで言えば、まさに、

 

振出しに戻る

 

という状態。。。

 

先方が1年前にプレゼンした資料を見る限り、わたし個人的には、先方が進めていることは、確かにプレゼン資料に書いてある通り、でも、それが違う、そんなはずじゃなかったというギャップが生まれるということは、おそらく、同じ絵をみていても、違う絵に見えるというのと同じで、同じ資料を見ていても、とらえ方が違っていた、ということになる。

 

正しい例えかどうかはわからないけれど、わたしが感じた感覚としては、だまし絵。。。

 

 

錯覚すげー!ってなる 、 だまし絵 ・ トリックアート 95選 - NAVER まとめ

 

少女か老婆か、みたいな。。。

 

どちらにも見える絵を、一方では少女、もう一方では老婆を見ていた、みたいな感じです。

 

 

外国企業とプロジェクトを進める難しさ

 

わたしが会社を通じてお付き合いしている外国企業の社長も社員も、ロジカルな分析を通じて打ち立てた販売戦略や計画に基づき、仕事を進めます。

 

また、わたしがMBAコースで学んだようなこと、例えば、SWOT分析(企業の強み、弱み、機会、脅威)などを行い、当たり前ですが、実践することを前提にした戦略と計画を立て、それをプレゼンします。

 

そして、彼らは、ブランディング戦略、マーケティング戦略、販売(営業)戦略はそれぞれ別々の概念で成り立ち、いずれにしても大事なものであり、ある程度の先行投資が必須と考えています。

 

そして、内容にマネジメントが同意すれば、あとは着実に実行する、それが仕事と思っていますし、そこに投資した分を回収するべき利益ROI(Return of Investment)を念頭に置き、仕事を進めます。 

 

すごく当たり前のことなのですが、これらの考え方は、どうも日系企業、特に、中小のオーナーワンマン企業の場合、受け入れてもらいづらい、理解してもらいづらい、と感じています。

 

例えばですが、

 

「ブランディングにそんなにかけたところで、本当に売上上がるの?」とかです。

 

誰も100%の答えは持っているはずがなく、実際に取り組んでみてPDCAを回してみないと見えてこないこともあり、やらなければ先がない、だからこそベストな投資ができるよう頭をひねってトライする(投資する)ということを理解している外国企業は多く感じますが、日系企業の場合(というより、わたしが勤める日系企業においては)理解を得るには、とても難しいと感じてます。

 

協業先とMake Sense と思ってやることが、社内からナンセンスな回答で戻ってくることも多く、私自身その狭間に苦しむこともしばしば。

 

おそらく、日本と海外のビジネス文化的な背景も大きく影響するのかもしれないですね。

 

憶測ですが、事業戦略、マーケティング、ブランディング、営業という役割を担う人材と組織をしっかりと持っている日系企業はそれほど多くはないのではないかなと、思います。

 

少なくとも、わたしが勤める会社には、マーケティングやブランディングについては理解は得られず、営業すら、なかなか理解してもらえない感もなきにしもあらず・・・。

 

難しさを感じています。

 

ロジカルに戦略を実行に進める外国企業と、SWOT分析?マーケティング??と、その言葉のコンセプトや意味さえも???な企業との協業は難しいものです。

 

潔く諦めるのか、粘るのか

 

難しい選択です。

 

自分は変えられても人を変えることも、外的環境を変えることも困難です。

 

価値を見出すところに大きなギャップがある企業同士が、コンセンサスを得て何かを一緒に共同で進めていくというのは、よほど個人的なトップ同士の信頼関係、なんでも言い合える仲でなければ難しいと考えています。

 

ただ、なんの工夫もなくGive upというのも能がないなと思うので、何か手立てがあるかどうか、妥協案はないだろうか、いろいろ考えてみることにします。

 

すんなりいくことのほうが稀、困難があってこそ仕事というもの。

 

今日も一日がんばろう

 

みなさまにとっても良い一日でありますように。

 

have a nice day

 

by ちびまる

 

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