空飛ぶちびまる (自由気ままに)

おひとり様女子のエッセイ

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海外の取引先が来日そして接待! おもてなしの心で歓迎したい

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社長だけではなく、営業の現場責任者も呼ぶ理由

 

今年2018年4月中旬に米国の代理店が来日(来社)することになりました。

 

米国の代理店とは長いお付き合いで、先方の社長は何度か来日、そして来社しているのですが、今回は営業トップのAさん(女性)も同行です。

 

来社の目的は、

 

〇社長の表敬訪問

〇次年度の営業&マーケティング戦略の共有

〇関係強化

 

この3つです。

 

いつもは、社長がひとりでやってきて、3日間ぐらいの滞在で米国に帰られるので、ランチとディナーのお付き合いだけで済むのですが、この度は約1週間来日しますが、そのうち仕事は2日だけ。

 

今回は、社長だけではなく、わたしの希望で先方の営業の現場責任者のAさんも呼び寄せました。

 

彼らには、自社の商材を米国で販売してもらっています。

 

Aさんは、来日も来社もはじめてで、日本どころか、アジアもはじめて。

 

自社の商材とサービスの理解はもちろんのこと、日本という国、そしてわたしが勤める会社の組織を肌で感じてもらって、その上での関係構築がしたいと思っていたので、先方の社長にお願いして、営業の現場責任者をこの度一緒に連れてきてもらうことになりました。

 

理由は、もちろん、社長との関係強化は大切ですが、わたしにとっては、現場の営業の人との関係強化のほうがもっと大切だからです。

  

わたしは、年に3回ほど米国に出張し、その都度、米国各地において、彼らと国際展示会を共に企画し共に働きます。

 

米国出張の際に、彼らには大変お世話になっていることもあり、来日の際には、最高のおもてなしで心から歓迎したいと考えています。

 

Aさんとは、ほぼ毎週スカイプで顔をみながら話をし、そして、わたしが米国出張の際には、朝から晩まで1週間ほど、一緒に時間を過ごします。

 

Aさんは、2児(まだ幼児)のママですが、バリバリのキャリアウーマンです。

 

Aさんは、先方の社長が数年かけてヘッドハンティングした人材です。

 

わたしより10歳ほど年下ですが、彼女の仕事の仕方からは学ぶことが多く、また、わたしとちょっと似たような性質の持ち主で、

 

〇仕事大好き

〇わかりやすい

〇心配性・慎重

 

な彼女とは、ここ1年で、ものすごいスピードで関係構築をしてきました。

 

フィーリングが合うので、お互い、仕事の話しも、雑談も、何でも惜しみなくできる間柄となりました。

 

ただ、ビジネスパートナーとは言え、お互い異なる会社に勤めていますし、お互いプロフェッショナルに仕事をするスタンスを大事にしているので、お互いの会社にとってWIN WINの関係構築に貢献することを最優先、そして時には、お互いの会社を守るために対岸で厳しい話をしなければならないこともあります。

 

厳しい話をしなければならない時、関係を維持できるかどうかは、窓口として対応する現場の人たち(この場合は、わたしとAさん)の個としての信頼関係がとても重要になってきます。

 

それをわたしも、Aさんも心より理解しているからこそ、お互いの信頼関係維持と強化に力を注ぐことを惜しみません。

 

そんなわけで、米国代理店の営業の現場責任者であるAさんがはじめて日本にやってくることになりました。

 

仕事を超えて、おもてなし

 

彼らは、うちの会社よりもずっと小さなオーナー企業です。

 

社長一代で、年商〇億円の会社を築いて、アットホームなファミリービジネスを何十年もビジネスを続けてきています。

 

わたしは、彼らのビジネススタイルが好きです。

 

急成長はしないけど、健全で堅実なビジネスを、大事なファミリーと社員を守るために続けているビジネススタイル。

 

オーナー企業なので、社長の一声でなんでもできる組織。

 

オーナーが愛を持って社員に接する会社は、そこで働く人々も元気でイキイキしています。

 

わたしは、彼らから、米国なりのおもてなしをたくさん受けてきました。

 

おもてなし、相手を思って接する気持ちは、どこの国でもさほど変わりません。

 

たくさん一緒に遊びにも連れて行ってもらいましたし、美味しいごはんも惜しみなくご馳走してくれ、まるでファミリーの一員のような待遇を受けました。

 

米国人は、ドライで、サバサバしていて、表面的な付き合いしかいしなくて、究極の個人主義、という勝手なイメージを抱いていましたが、彼らと付き合いようになって、その印象はガラリと変わりました。

 

個人主義ということは、想像通りでしたが、彼らは、わたしたち日本人以上に、人とのつながり、人情を大事にしています。

 

米国人を一括りにはできないですが、彼らと付き合っていると、人情をとても大事にしていることを、付き合えば、付き合うほど、そのことを肌で感じます。

 

だからこそ、彼らとの関係を大事にしなければならないと思うし、わたしも彼らの期待に応えられるような存在でいようと思えるのです。

 

この度、1週間のうち仕事は2日だけですが、残りの時間は、有休をとってでも、自腹を切ってでも、彼らと時間を過ごし、日本という国を堪能してもらえるように、彼らと一緒に遊ぼうと思っています。

 

わたしなりの、おもてなしです^^

 

大きな会社だったらあり得ない行動かもしれませんが、わたしは、組織人である前に、個でありたい。

 

個人として、やりたいと思うことをやることにしています。

 

もちろん、会社にもちゃんと理解をしてもらう努力をした上で。

 

会社のお金を使うのであれば、いろいろ面倒ですが、個人として自腹を切って、おもてなしをする分には、会社も特別何もいいません。

 

うちの会社の良いところは、わたしのそんな勝手な想いに付き合ってくれる、上司や同僚がいることです。

 

それも、快く^^

 

もちろん、わたしも、上司も、同僚も、できる範囲で無理をせず、自分たちがそれぞれできる範囲で「おもてなし」です。

 

「おもてなし」は、何も、豪華絢爛に接待することだけではありません。

 

それは、おもてなしをされる側も理解していて、大事なのは、どれだけ、自分たちのことを考えてくれたり、配慮してくれたり、一緒に時間を過ごそうとしてくれているか、その気持ちです。

 

その気持ちが、人と人との信頼関係を構築します。

 

一緒に、どんなおもてなしをするか、ただいま、あれこれ考え中なのです。

 

会社のお金を使うには、線引きをしなければなりませんが、個人が個人の思いで自分のお金を使うのは自由です。

 

おもてなしの難しさ

 

おもてなしをしたい気持ちは、たくさんありますが、独りよがりになって、相手にその気持ちを押し付けるのはよくありません。

 

最優先すべきことは、彼らが心地よく、リラックスして、日本を楽しむこと。

 

まずは、彼らに、フリータイムに何をしたいか聞いてみたのですが、どうやら無計画のようで、「任せるよ~」とのこと。

 

そうなると、考えなければならないことはたくさん!!!

 

彼らは羽田発着便の飛行機でやってくるのですが、まずは、お迎えに行くかどうか。

 

到着は平日の午後。

 

わたしが住んでいる地域は、東京都内から新幹線で1時間弱のところ。

 

自腹を切るとは言え、これからの1週間を考えると、自分の生活もあるので、滞在中に何万円もお金を使うわけにもいかず、自分たちでできることは、自分たちでやってもらうことに。

 

なので、とりあえず、わたしの住んでいる地域までは、自力で来てもらうことに^^;

 

交通費というのは、結構ばかにならない。

 

交通費を浮かす分、それをエンターテインメントに使おう。

 

到着初日と帰国日は、自分たちで過ごしてもらうことにしました。

 

温泉で裸の付き合いがしたい、でも・・・

 

日本と言えば温泉♨

 

日本人のわたしは温泉大好きなので、できれば彼らとも温泉に一緒に入って、裸の付き合いもしたいところだし、温泉を通じての日本を知ってほしいという気持ちもあります。 

 

話しをしたりする時はシャイで、恥じらいや奥行き深さを感じる日本人なのに、公共浴場では、どんなにシャイな人でも、平気で素っ裸になれるという面白い日本人。

 

言いたいことは、なんでも大げさに、手ぶり身振りで話をし自己主張が強いのが欧米人。

 

でも、公共浴場では恥ずかしくて、生まれたての素っ裸になんてなれない、なんていう外国人も少なからずおります。

 

そう思うと、日本が初めてのAさんを温泉に連れて行きたいところだが、温泉に行ったはいいけど、恥ずかしくて入れない可能性もあるので、かなり悩むところです。

 

実際に、社長の奥様が来日した際に、温泉に連れて行ったらしいけど、やはり恥ずかしくて、上は脱げても、どうしてもパンツ脱げないという状態に陥ったらしい。

 

足湯ぐらいならいけそうだけど、一緒に連れていく(お付き合い頂く)会社のおじさんたちは、温泉入りたいだろうし・・・。

 

ということで、まだ悩み中です^^;

 

ファッションタトゥ(入れ墨)が当たり前の外国人

 

日本ではタブー、完全NGのファッションタトゥTATOO。

 

どうしても極道なイメージがついてまわっちゃう日本語の入れ墨。

 

そして、温泉施設においては、入れ墨のお客様は完全にシャットアウト

 

外国人、特に欧米においては、お絵かきぐらいのイメージで、体に入れ墨を掘っちゃう人が多く、Tatooがあっても、「わ~蝶々、かわいいね~♬」なんて、まるで、「あら、このコーヒーおいしいわね~」ぐらいのトーンと同じぐらい重み(軽い)で、Tatooをみてもなんとも感じないのですが、残念なことに、日本の温泉施設ではまだ受け入れられません。

 

わたしの元彼(オージーボーイ)も、両肩そして両足首に立派なファッションタトゥ―を持ってましたので、わたしも慣れっこです。

 

人によっては、何か人生において大きなイベントがあった時に、それを忘れないという意味合いで入れ墨を入れる人もいます。

 

そして、米国代理店の社長も同じく、派手にファッションタトゥ―が入っちゃってます^^;

 

両腕そして胸辺りに、結構派手にはいってる笑

 

前回来社した時に、最寄りのバス停まで迎えにいって、お出迎えのハグをしてご挨拶したのですが、その時の装いが、Tシャツそして短パンツであったので、彼のファッションタトゥーはもろみえ。

 

彼自身も、若干気にしていたようで、「これじゃ、おたくの社長に会うのだめだよね?」と一応確認、という感じて聞いてきました。

 

さすがに、ちょっとダメだろうなぁ~と思ったので、

 

「そう、だね、ダメだね、きっと」とお伝えし、

 

一旦ホテルに連れて行き、長袖シャツとスラックスにお着換えしてもらいました。

 

こんなわけで、まっとうに生きている会社の社長たちでさえ、体のいたるところに、お絵かきしちゃっている人もたくさんいるので、まずは、ある程度カラダをちらみさせてもらえるほど、ざっくばらんにお付き合いできれば(変な意味ではなく^^;)、あれこれ悩まずに済むかもしれません。

 

というわけで、温泉に行くなら個室温泉があるところでなきゃダメということに。

 

おもてなしと言えばお食事会

 

先方の社長に、「日本で何がしたい?」と聞くと、「寿司さえ食べられれば満足」と、希望はそれだけ。

 

たしかに、海外で食べるお寿司は、日本人板前ではないことも多く、韓国人や中国人が経営している日本食レストランも多いので、握られて出てくるお寿司は、「ナニコレ?」という代物の場合も。

 

南米のほうだと、寿司ロールと言えば、マンゴー、イチゴにホイップなど、なぜかくだものが一緒に海苔巻きに巻かれて出てくるというのだから驚き。

 

お寿司がデザート化しているお国も。

 

わたしがシドニーにいたころは、まだましなもの、例えばサーモンアボカド、カリフォルニアロールなどが普通に食べられたので良かったのですが、漫画の「美味しんぼ」で紹介された高級日本食レストランにおいても、ネタは少なく、出てくる寿司といったら、マグロ、サーモン、ホタテのオンパレードというところもありました。

 

ひとり150AUSぐらいでしたが、出てくるネタはほとんど一緒なので、なんとなく不完全燃焼で終えた記憶もあります。

 

そう考えると、日本で美味しいお寿司が食べたい!という外国人の気持ちがわからないでもありません。

 

なので、社長にはお寿司をたらふく食べさせればそれでいいのですが、問題は、社長と一緒にくるAさん。

 

かなりの偏食です。

 

ママだけど、料理が一切できないガールなのです。

 

肉は一切ダメ(食べられないというより嫌いらしい)。

 

サラダのドレッシング類も嫌い(マヨネーズも含めて)。

 

基本的に、食に興味がない女性なので、朝は食べない、ランチはアーモンドなどのナッツ類をスナックし、夜はサラダなどと、基本、食べられればなんでもOK,みたいなところがあります。

 

幸い刺身やお寿司は大丈夫ということなので、寿司ざんまいな1週間になりそうです。

 

ここでありがたいのが米国人の個人主義

 

基本、まわりにどんな類の人がいても、「わたしは肉が食べたいから、あなたは、あなたで勝手に食べて」ということが、なんの意地悪でもなんでもなく、当たり前に、それも言った方も言われた方も、心地よく、同じテーブルで勝手に食事をしてくれるというのはありがたい。

 

なので、日本の居酒屋やバイキングなども、自分で勝手に好きなものを食べたい彼らにとってはもってこいの会食スタイルだと思います。

 

日本の歴史をざっくり勉強しておかなきゃ!

 

わたしのダメなところ、さっぱり教養がないところ。 

 

小学・中学・高校と勉強した知識はいったいどこへやら。

 

びっくりするほど、覚えていません。

 

おそらく、今、実際にお勉強中の小学生、中学生、高校生のほうが何倍も、いろいろとよく知っていると思うので、教えてもらいたいぐらいです^^;

 

わたしは大学には進学せずに、社会人になってからMBAコースを受けるためにオンラインの大学院で勉強したものの、どうも、このわたしの頭は学んだことを記憶するという能力が圧倒的に劣っているようで、まるで頭の中に消しゴムがあるように、すっからかんに忘れ去ってしまいます。

 

記憶に残っていて、実際に使える知識とスキルは片手で数えられるぐらいです、たぶん。

 

そんなわけで、わたしは、日本という国についても、あんまり理解しておらず、日本史について、ざっくりでもおさらいしないと、お・も・て・な・し の、お!でさえも、できないかも、と危機感を募らせているわけです。

 

例えば、都内や近郊(例えば鎌倉など)の観光に連れて行こうものなら、皇居?とか、鎌倉大仏?とか、その辺りに連れて行くことになるのだろうと思うのですが、今現時点で、わたしが、すらすらと、説明できる頭の中の原稿は1つもありません。

 

そういう時に、持つべきものは、歴史好きのおじさん!

 

そう、わたしの上司は教養が高く、それも歴史好きときている。

 

彼に同行してもらわない手はないです。(完全に他力本願!)

 

もちろん、これを機会に私自身もニッポンを学び、ちゃんと、日本人として日本を説明できる自分になりたいなと思っています。

 

 

わたしの頭はさっぱり使えず、スマートに日本の歴史など説明できないのですが、それでもわたしは日本が大好きなので、気持ちだけでも、おもてなしをしたいと思っています^^

 

byちびまる