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グローバルに働く女子のブログ

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フィレンツェひとり旅 職人工房めぐりメタル細工職人を訪れる

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金属系の硬いものにあまり興味を示さないわたし。

 

フィレンツェの現地ガイドさんから「とても素敵なので、ぜひ行ってみましょうよー。」と、メタル職人工房の見学を強く勧められて見に行くことになったのですが、 なんとなく気が乗らず、あまり心が踊りませんでした。工房を訪れるまでは、、、。

 

「まぁ、せっかくだし、いってみるかぁ~」ぐらいのノリで工房を訪れたわたしですが、作品を見た途端、その繊細なデザインとチャーミングな形にすっかりハートを奪われました

 

また、メタル職人のおじさんの、飾りっ気のない、商売っ気のないお人柄にも惹かれました。

 

 時間が止まったような工房は異次元空間

 

お店に入った時には目の前に広がるメタル細工のキラキラした作品に「わぁ〜♪」っとときめいたのですが、その後、地下に向かって細い階段を下りていくと、そこは異次元空間が広がっていました。

 

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まるでルネサンスの時代から時計の針が止まってしまったかのような、超アナログ的なゴツゴツした物で囲まれた空間、なんというんでしょうか・・・とにかく、すごく昔にタイムトリップした感じ。

 

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デジタルなものが一切なく、ふる~~~いものしかないんです。

 

その異次元空間にあっけに取られていると、「ジリジリ-!ジリジリ-!」というけたたましい電話の音が。

 

2000年以降に生まれスマホで育った世代の人には聞きなれない音で、その音を聞いたら、びっくりして飛び上がっちゃうかもしれません^^

 

わたしと同じ世代、もしくはそれより前に生まれた世代の人には聞きなれた音、昭和の時代にあった「ダイアル式の緑や黒電話」、、、あのジーコロコロコロ、ジーコロコローの着信(受信?)音です。

 

めっちゃホコリ被ってるし^^;

 

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電話が鳴っても話に夢中で、なかなか電話にでないメタルおじさん^^;

 

しびれを切らしたガイドさんに「電話なってるよー!!!」とイタリア語で叫ばれ、「あー、わかってる、わかってる、出るよー!」と、渋渋電話に出るメタルおじさん笑

 

なんだか、とてもマイペースで、いかにも職人って感じがもろに出てて、くすっと笑っちゃいます。

 

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はじめて触れたメタル細工の世界

 

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これ、なんだかわかりますか?

 

公衆トイレを使うときに必要になるコイン、1ユーロ硬貨です^^

 

ガイドさんに、面白いものを見せたいので「1ユーロをいただけますか?後で使えなくなっちゃうんだけど・・・」と言われ、なんだろう???と思いながらも1ユーロを手渡すと、なんやらメタルおじさんにイタリア語でペラペラ~と説明し、メタルおじさんが「Si! Si! (うん、わかった!了解)」的な感じで受け答えし、「えーこれ、まだ動くのぉ?」と思われる、超アナログ的な大きな機械をブイーンと動かしはじめました。

 

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この、ものすごーく、古めかしい機械、、、ちゃんと動くんです、バリバリの現役なんだそうです^^;

 

金属感がバリバリでているこの機械、普通だったら完全無関心に陥りそうなところですが、あまりにアナログなヴィジュアルで、機械のいたるところがオイルでべたべたしてそうなこの機械が動き出した瞬間、興味深深で凝視するわたし。

 

「えー、マジ、動くんだぁぁぁ。。。すごい」、の一言。

 

一緒に見学していた芸術関係の学生さんたちも、わくわくした顔をして、「何が始まるんだろうね~!」と、メタルおじさんの動きと、ウィーンウイーンいって動いているこの大きな機械にみんな目が釘付け

 

わたしの1ユーロ硬貨がこの機械に取り込まれ、あっという間にぺったんこ!それもだ楕円形!!

 

1ユーロ硬貨って言われないと、なんだかわからない形に変身してしまいました。

 

一瞬の出来事で、まるでマジックを見せられたような気分でした。

 

その後、メタルおじさんが丁寧にイタリア語で、メタル細工の製作工程を説明してくれて、メタル細工の細かいデザインは、ロウを細かく削った形をメタルに入れることでつくられるということを教えて頂き、小さなカエル、蝶々、猫などの作品を見せて頂きました。

 

フィレンツエに心惹かれた答えがここにあった

 

わたしはずっと前から(たぶん20年ぐらい前から^^;)、なぜか、ここフィレンツエ、イタリアに心惹かれるものがありました

 

その理由は、自分でもよくわからなくて、わからないまま時が流れ、イタリアに行きたいと思いながらも、日々の忙しさにかまけて、ずっと夢のままで20年近くもほったらかしにしてました。

 

でも、この度、意を決してフィレンツエに訪れ、フィレンツエで1週間を過ごしている間に、見えてきた、というか、感じてきたものがあります。

 

このような職人工房を訪れることで、自分がなぜイタリアに心惹かれるのか、なんとなく、理由が分かった気がしました。

 

メタル工房の中(地下の作業場)は、まるでルネッサンスの時代から時計の針が止まったような空間で、時代の流れとは関係なく、ここでは時間が流れている気がして、なんだかほっとする空間なのです。

 

これは、わたしが個人的に感じていることですが、現代は豊かさを求めて、あまりにも時短、効率、利便性を追求し過ぎて、新しく生み出されるハイテク技術の渦に巻かれて生活している気がします。

 

まぁ、こういって、ネットを介してブログを書いてるわたしが言うのもなんですが。

 

世の中が利便性を求めれば求めるほど、なぜか人々の生活はより忙しく、より複雑になり、不便なことも逆に増えている気がしているわたしは、時代の流れに影響されず、「わが道を、自分のペースで、自分が選んだ世界の中で、生きていくことを選択」しているフィレンツエの職人工房の空間に安堵感を覚えるのです。

 

なんというか、人間らしいというか、大人なのに子どもというか、良い意味で我がまま、気ままに生きているイタリア人に惹かれますし、自由奔放でありながら、素晴らしいモノづくりをしているイタリアが好きなんだと思います。

 

ある意味、日本に通ずるものがあると感じています。

 

また、中世から残されている建築物に囲まれた環境にもほっとするところがありますし、変わらぬまま、美しくメンテナンスをし続けている(そこにあるものを大事にする)ということも好きです。

 

そういった環境に住んでいるイタリア人の衣食住や気質に惹かれるんだと思います。

うまく表現できないのですが、そんなところです。

 

センスがキラリと光るメタル作品

 

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わたしはお買物があまり得意じゃなくて、実用的なもの以外はあまり買わないほうなのですが、メタルおじさんの素朴さと温厚なお人柄、そして何よりメタルおじさんがつくったメタル細工の作品が美しくて、愛らしくて、思わず衝動買いをしてしまいました。

 

こちら、シンプルな名刺入れ。

 

海外出張に出かけると必要になる名刺入れ。

 

今まで使っていたのは10年以上前に買ったもので気に入ってはいるのですが、ちょっとがさばるので、もっとスリムでコンパクト、そして名刺の出し入れがしやすいこちらの名刺入れが気に入り購入しました。30ユーロです。

 

それと、てんとう虫のキーホルダー

 

こちらは、まったく実用的でもなんでもない品物ですが、この愛らしい丸っこい形と手触り、そして色合いにすっかり胸がキュンっとしてしまい、買わずにはいられない、できることならショーケースごと持って帰りたい、と思ったほど心惹かれました。

 

全部を買えるわけもなく、、、なんとか1つを選びだし、こちらの緑のてんとう虫を頂きました。

 

こちらは20ユーロです。

 

このテントウ虫のキーホルダーを仕事用のカバンにつけてます。

 

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てんとう虫を見る度に、ほっこりした気持ちになり、メタルおじさんを思い出します(^o^)

 

メタル工房の見学は日本人ガイドさんに依頼

 

こちらのメタル職人工房もフィレンツエ在住の日本人ガイドさん(五十嵐陽子さん)Deep in Italy / イタリア好き@個人旅行にお願いしました。

 

五十嵐さんは、とても気さくで、英語もイタリア語も堪能で、もちろん日本語で何でも相談できますので、任せて安心!信頼できるガイドさんです。

 

フィレンツェトスカーナで観たいこと、経験したいことなどお伝えすると、いろいろと調べてくれて相談にのってくれます。

 

メタル工房見学にご興味ある方は、ぜひお気軽にコンタクトしてみてくださいね。

 

メタルおじさんはイタリア語しかしゃべれませんので、ガイドさんの通訳が必要です。

おすすめのガイドんさんです^^

 

メタルおじさんの紹介は下記リンク(英語)をご覧下さい。

 

Ditta Carlo Cecchi

P.za S. Spirito, 12, 50125 Firenze

 

by ちびまる

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