空飛ぶちびまる

グローバルに働く女子のブログ

MENU

社員の英語力を伸ばす5つの具体的な方法

スポンサーリンク

広告

 

 f:id:globalcat:20181009054956j:plain

 画像:photoACクリエイター:akizouさん

 

最近、国内市場の売上が尻つぼみ・・・

 

海外事業を早く展開して売上増加につなげたいっ!

 

そのためには、なんとか社員の英語力を手っ取り早く伸ばしたい!と思っている日系中小企業の社長さんや部長さんクラスの管理職の方々は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも、残念ながら、『英語力を伸ばすための手っ取り早い方法』はありません。

 

語学習得に特別な能力を有している天才以外、わたしのような凡人には、ビジネスの英語習得にウルトラCの必殺技はありません_| ̄|○

 

語学の習得には、それなりに、時間も労力も当然かかります

 

わたしが知っている限り、

 

〇英語を聞き流すだけ

〇努力をせずにして

英語がペラペラになるような、魔法はありません。

 

全然英語ができない人にとっては、芸能人の海外ロケのテレビ番組で見聞きする英会話を聞くと『わぁ-すごーい♪英語ペラペラ~』と思ってしまうかもしれません。

 

旅行先で、アイスクリームを買う時ぐらいの英会話であれば、聞き流すだけでも英語教材でも、十分効果は期待できるかもしれません。

 

でも、ビジネス現場で結果を出すために必要とされる英語力は、海外ロケ中の芸能人のそれとは、雲泥の差です。

 

『ビジネス現場で使える英語』を社員に身につけさせたいのならば、時間も労力もそれなりにかかる覚悟で、社員教育に投資をしていかなければならないでしょう。

  

社員の英語力を伸ばす5つの具体的な方法

 

f:id:globalcat:20181010131237j:plain

 画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

もしも、社員の英語力を伸ばすための方法を考えよというテーマを託されたとしたら、『わたしだったらどうするだろう?』という視点で考えてみました。

 

わたしは、英語が全くできなかった自分を今でもよく覚えています。

 

そして、英語が全くできなかった自分から、徐々に英語ができるようになっていった自分の感覚も覚えています。

 

わたしの場合は、英語を使って海外ビジネスを最前線で出来るようになるには、約10年かかりました

 

それも海外生活11年を通じてです。

 

海外生活1年目は、英語は『ただの音』にしか聞こえず対応不可でした。

 

海外生活3年目にして、ただの音にしか聞こえなかった英語が、『断片的に理解できる音』になってきます。

 

海外生活5年目にして、仕事で外線電話の対応や、同僚と飲みに行って英会話を楽しめるようになりました。

 

海外生活10年目にして、トラブルシューティング、契約書絡みの折衝、外国企業の商談のファシリテイトなど、国際ビジネスがまともにできるようになりました。

 

このように、わたしの場合は、英語習得には、たくさんの時間を要しました。

 

段階的に自分の英語力が伸びていくのを実感しながら、英語を習得していきました。

 

わたしの実体験ベースではありますが、わたしなりに『社員の英語力を伸ばすには、どうしたらよいか』を考えてみました。

 

 

わたしがもしも、社員の英語力を伸ばすミッションを与えられたとしたら、下記の5つの具体的な実践方法をやってみます。 

 

 1.社員に優先順位をつける

 

f:id:globalcat:20181010192535j:plain

 画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

まずは、全社員の英語能力アップを期待しないことです。

 

社員の英語力を伸ばすことについて、社員の優先順位をつける必要があります。

 

社員の英語力を大きく区分するために、通常のTOEICに加えて、スピーキングとライティングのTOEICを全社員に受験させます。

 

そして、社員を3つのセグメントにわけます。

 

(1)国際派の選抜グループ

 

目安として、

 

TOEIC 600点以上

TOEIC スピーキングとライティングが4以上

 

ある程度、英語の読み書きと会話ができるレベルと仮定します。

 

そして、 簡単なメールでの対応や日常会話ができる程度です。

 

このレベルにいる社員を最優先でビジネス英語ができるように訓練するプログラムを作ります。

 

ある程度の英語でやり取りが可能なレベルであれば、完全英語環境に置いての訓練をする意義が出てきますので、特定のグループの社員間で話をする場合に限り、社内公用語は英語にしても良いかもしれません。

 

(2) 読み書き重点グループ

 

目安として、

 

TOEIC 500点以上

TOEIC スピーキングとライティングのレベルが3以上

 

基本的な英語の文法などは理解をしており、簡単な英語の読み書きができますが、英語の能力は非常に限定的です。

 

また、英語で聞く・話す、英会話がほとんどできないレベルと仮定します。

 

文章が読めれば、文章を書く訓練はできますので、このレベルの社員は、まずは英文書におけるビジネスができるようにもっていきます。 

 

通常メールでのやりとりがオフィスワークのビジネスにおいてはメインの仕事になってきますので、英文メールでの意思の疎通ができれば十分な即戦力となります。

 

読み書きが日本語同様のスピードでできるようになってきたら、英語を聞く・話す、の訓練もスタートさせます。

 

英会話ができるようになるには時間がかかりますが、読み書きが高いレベルでできるようになれば、上達も早いと思います。

 

(3) 本業に専念グループ

 

目安としては、

 

TOEIC 500点未満

TOEIC スピーキングとライティングが2以下

 

簡単な1英文も理解できない、まともに書けないレベルと仮定します。

 

まったく英語ができない社員をビジネス英語ができるまでに引き上げるには、10年以上は最低でも訓練が必要になります。

 

わたしの場合は、海外生活をしていて10年以上かかっていますので、日本に居ながらとなると、10年かけても、英語の習得は難しいかもしれません。

 

現実的な話でいえば、英語が全くできない社員に英語の習得を優先させることは、通常業務に支障がでてしまい、非生産的であり非効率的です。

 

また、何より本人の精神的な負担が非常に大きいです。

 

英語学習のために、本業がおろそかになるようでは、本末転倒です。

 

英語ができなくても、優秀な人はたくさんいますので、そういう人たちには本業にて腕に磨きをかけてもらうことを最優先にしたほうが賢明と思います。

 

このグループは、本業に専念させ、英語能力は後回しにます。

 

2.優先グループに最優先で投資する

 

f:id:globalcat:20181010193547j:plain

画像:photoACクリエイター:photoBさん

 

海外事業を拡大するにあたり、英語での円滑かつ効果的なコミュニケーションは必須となります。

 

英語が話せるだけでは不十分です。

 

英語が話せても、仕事ができなければ話になりません

 

本業ありきの英語力を習得してもらう必要があります。

 

(1) 英語以外の課題でロールプレイ

 

英語学習を目的にした課題よりも、英語以外の課題を目的として、英語でアウトプットさせる訓練をとにかくたくさんやらせます。

 

たとえば、

 

〇取引先へのプレゼン

〇取引先との商談

〇取引先との折衝

〇トラブルシューティング

〇社内会議

 

ロールプレイをさせる機会を設けます。

 

課題の内容は、本業における自身のポジションにおいて、実際に現場で起こりえるロールプレイの内容を考えます。

 

自分が実際に毎日かかわる内容を英語で考える習慣をつけさせるため、最優先グループの社員同士での会話は基本的に英語とします。

 

(2) 外国人コーチを採用する

 

日本人同士ですと、どうしても照れてしまって英語で話しづらいものです。

 

でも、外国人が一人でも輪の中にいれば、英語で話さざるを得ません

 

外国人コーチは、

 

〇ビジネス現場で豊富な経験を持つ

〇実際に部下を育てた経験がある

〇管理職経験者

 

が望ましいです。

 

英語での会話を通じながら、

 

〇商談の流れの作り方

〇会議のファシリテイトの仕方

〇インパクトのあるプレゼンの仕方

 

なども同時に学べます。

 

(3) 本番で実践させる

 

社内での練習ばかりでは、甘えが出ますし緊張感に欠けてしまいます

 

1か月に一度のペースにて、本番の設定にて実践を通じて訓練させます。

 

可能であれば、少々失敗しても差し支えない(許してもらえる)相手先を選び、会議や商談に出席させ、彼(彼女)自身に会議と商談の進行を仕切らせます

 

そうすれば、自分事として英語を習得しなければならないという実感もわきますし、なかなか上手くいかないもどかしさも痛感でき、学ぶモチベーションにもつながります。

 

そして訓練の後は、英語ができる人とレビューを行い改善点を確認していきます。

 

また、英語ができる人と海外出張を同行させ、海外の空気に触れさせ場数を踏ませることも大切です。

 

日本に居ながらの英語の学びは、圧倒的に実践の場が少ないという問題があります。

 

よって、これらの人材に投資をし、なるべく海外のビジネス現場を経験させることはとても大事と思います。

 

3.英文を実務で書かせる

 

f:id:globalcat:20181010194200j:plain

画像:photoACクリエイター:acworksさん 

 

英語の読み書きを優先的に訓練するグループにも、TOEICなどの勉強はさせずに、ひたすら実務で実践にて英文書の作成をさせます。

  

外国取引先宛の英文メールから、社内のメモランダム、自社商材に関するマーケティング資料から、英文契約書作成も含めて、英語を日本語にするのではなく、英語で全てをアウトプットする訓練をします。

 

英文のアウトプットがまったく上手くできない社員には、簡単なメモランダムの作成にて、すでに手元にある英文を何度も同じ文章を繰り返し書かせ、刷り込み効果を狙います

 

そうすることで、例文の引き出しが増えていくので、簡単なメモランダムの作成ができるようになり、簡単な英文メールが書けるようになり、最後には長文の英文を自身で書けるように訓練を重ねます

 

語学を身につけるには、何度も同じことを繰り返し、例文の小さな引き出しをたくさんもつことが大切です。

 

まずは自身で英文を書かせて、英語ができる人に添削させ、どのような英語表現が適切なのかを繰り返しトライ&エラーで学ばせます。

 

4.音読で英文のリズムを覚える

 

f:id:globalcat:20181005144238j:plain

画像:photoACクリエイター:photoBさん

 

言語は音とリズムで覚えたほうが楽しいですし、話せてる気にもなりますし、習得も早いように思います。

 

字面で覚えるよりも、音とリズムで覚えることで、忘れにくくもなります

 

そして、黙って覚えるより、自ら音を発することにより、英語を話すことを習慣化でき、英語を話す抵抗感や気恥ずかしさも吹き飛ばすこともできます。

 

例えば、英文メモランダムでも、契約書でも良いので、手元にある文章を英語が話せる相手に続きながら一緒に音読することで、英文の区切り方や読み方を音で覚えさせます。

  

5.外国人と社交の場をつくる

 

f:id:globalcat:20181010195006j:plain

画像:photoACクリエイター:acworksさん

 

 

日本にいながら英語を身につけるには、やはり外国人と定期的に接点を持たせて、生の英語を耳で聞き、自分の言葉で英語をアウトプットさせる訓練が必要不可欠です。

 

優先的にビジネス英語を身につけるグループには、身近にいる外国人複数人とソーシャルな場を設け、日常の話から仕事の話まで、多岐にわたるジャンルの話を英語でできるように仕向けます。

 

ペース的には週1回程度で、フライデードリンクなどアフター5に会食しながら英会話を実践する機会を提供します。

 

社交の場での立ち振る舞いや話題の提供に慣れることで、実際の国際ビジネス現場における社交パーティでも臆することなく輪の中に入っていく訓練にもなります。

 

こういった国際的な社交の場において、時折見かける光景が、日本人同士で固まり、日本語だけで談笑しているケースです。

 

非常に残念な光景です。

 

国際ビジネスを仕事とするのであれば、多くの国の人々とさまざまな話をし、フレンドシップや信頼関係を構築することはとても大事になってきます。

 

個々人の信頼関係や良好なネットワークにより、人が人をつなぎ、大きなビジネス展開に結びつくこともたくさんあります。

 

国際ビジネスにおいても、こういった交友関係の構築も重要なお仕事になります。

 

注意点:TOEICに重点を置き過ぎない

 

f:id:globalcat:20181010191544j:plain

画像:photoACクリエイター:yumeyumeさん

 

TOEICのスコアを重視し過ぎると、欲しい結果『社員の英語力を伸ばすこと』は、得られないと懸念します。

 

TOEICのスコアを上げるのが目的ではなく、本来は、英語環境でビジネスをできる力を養うのが目的のはずです。

 

しかしながら、多くの企業においてTOEICは『英語ができる社員の指標』にされています。

 

TOEICのスコアが上がれば報酬を出す企業もあります。

 

逆にスコアが上がらなければ昇進させない企業もあるようです。

 

確かにTOEICは、最低限の英語力を測る指標になります。

 

でも、正直なところ、TOEICのスコアだけでは、なかなか、実践で使える英語力を測れないのではと考えています。

 

理由は、TOEICは、実際に英語が使えなくても、テクニックさえあればスコアだけは上げられるからです。

 

現在、多くの企業が指標にしているTOEIC試験のスコアは主に、聞く・読むだけです。

 

それも、穴埋めと選択問題です。

 

ゲームが得意で、ある程度賢い人であればTOEICはテクニックで加点できます。 

 

わたし自身、900点を突破するために、実際にTOIECを4回受けて思ったことですが、TOEICは、試験解答テクニックに大きく左右されるということです。

 

実際の英語力と、打ち出されるスコアにはズレが生じるリスクが高いです。

 

だから、わたしはTOEICのスコアだけを英語力の指標にするのは反対です。

 

数値で測る指標が必要であれば、TOEICのスピーキングとラィテイングの試験も受けさせ、読む・書く・聞く・話す、4つの分野の総合点で評価するのが良いと思います。

 

能力レベル別評価の一覧表|TOEIC Speaking & Writing Tests|TOEIC Program|IIBC

 

英語で文章を書くこと、そして英語で話すことは、本当に使える英語力を持っていないとできないですし、限られた時間で自分の意見をまとめる力も同時に試されます。

  

英語ができない人には、英語習得の戦略は立てられない

 

f:id:globalcat:20181002070241j:plain

画像:photoACクリエイター:チョコラテさん

 

英語ができない人が、社員の英語をどのように伸ばすかと、いくら頭をひねったところで効果的な解決策は見いだせないとわたしは思っています。

 

だって、自分が習得していなければ、習得するための効果的なプロセスなんて、わかりっこないのですから。

 

社員に英語を習得させるための戦略やプランは、英語がそれなりにできる人が自分の実体験をベースに考える方が、どのあたりで伸び悩むのか、問題を抱えるのか、自分が経験していることなので想像することができます。

 

問題点が理解できれば、対処の方法を見出せます。

 

そして、英語を習得するプロセスにおいて、実際に成功体験を持っていますから、どこをどのように工夫をすればよいか、伸ばすためのアイデイアも出てくるかと思います。

 

まとめ

 

f:id:globalcat:20181001061731j:plain

画像:photoACクリエイター:cicadashellさん
 

語学を習得するには、英語を学ぶことを目的にしてはダメです。

 

他のことを学ぶ際に英語を使わざるを得ない状況を作り、英語を学ぶことを主役にしないほうが、英語を習得しやすいと思います。

 

また、実際に自分事として英語を習得するには、自分が実際に関わる仕事で英語を覚えるほうが近道です。

 

一般的な英語教材を使うのではなく、ビジネス現場で必要な英語を実践で覚え、反復することで習慣化していくことが大事です。

 

わたしは、海外生活を通じて、長い時間をかけて英語を習得してきましたので、正直なところ、自分のアイディアが果たして、日本に居ながら効果的に英語が習得できるか否かは、検証していないのでわかりません

 

でも、ビジネス現場で使える英語は、文法うんぬんから入るより、まずは音と形を覚えて、引き出しを増やしていくほうが、実際に使えるチャンスは高いと思っています。

  

少しはお役に立つ内容であれば幸いです^^

 

それではみなさま良い一日を!

 

byちびまる

フッターの欄